「CAR WASH」 [映画(洋画)]
表題の作品は1976年のアメリカ・コメディ映画の「カー・ウォッシュ」である。日本での劇場公開は1977年9月であった。ヒット音楽を使い、ギャグを作品中に散りばめた'70'sの実にアメリカンな映画であって、ある洗車場の一日を描いた作品である。
作品データを記しておくと、時間は97分、監督はマイケル・シュルツ、脚本はジョエル・シューマカー、撮影はフランク・スタンリー、音楽はノーマン・ホイットフィールドである。そして出演は、リチャード・プライアー、フランクリン・アジェイ、サリー・ボイヤー、ジョージ・カーリン、アーウィン・コーリイ、アイヴァン・ディクソン、ビル・デューク、アントニオ・ファーガス、ロレイン・ゲイリー、メラニー・メイロン、トレイシー・リード、ダニー・デヴィート、マイケル・フェネーリ、アーサー・フレンチ、ダロー・アイガス、レナード・ジャクソン、ドウェイン・ジェシー、ローレン・ジョーンズ、ジャック・キホー、ヘンリー・キンジ、クラレンス・ミューズ、ペペ・セルナ、ジェームズ・スピンクス、レイ・ヴィット、たちである。
ロサンゼルスのダウンタウンにある「デラックス・カー・ウォッシュ」という洗車場。経営するのは白人のミスターBで、一癖も二癖もあるような黒人たちを従業員として雇っている。洗車場の朝は、ソウル・ミュージックを流すラジオ局KGYSの番組から流れる音楽によって始まり、従業員たちが、そして経営者が出勤してくる。そして営業準備が始まり、時間になって営業が始まった。
ラジオから流れる音楽と、洗車場にやってくる客たちが繰り広げられる一日の騒動を軽快な音楽とギャグを交えながら綴られていく。そしてドタバタした一日も終わり、その日の営業が終了し、事後処理でも一波乱あって、誰も居なくなり、翌日を迎えることになる...
ある洗車場の一日を描いているが、それにしても一癖も二癖もある従業員たちが、それ以上にとんでもない客を交えて繰り広げられる物語。店をやっている者にとっては笑うに笑えない所もあるが、'70'sの音楽を楽しみながら、アメリカン・ジョークの連続劇場ということで、笑って楽しむと言うことで宜しいかと...
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