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「CASEY'S SHADOW」 [映画(洋画)]

表題の作品は1977年のアメリカ映画「すばらしき仲間たち」である。日本での劇場公開は1978年9月であった。アメリカ南部を舞台にした馬の調教師のホームドラマである。

作品データを記しておくと、時間は116分、原作はジョン・マックフィー、監督はマーティン・リット、脚本はキャロル・ソビエスキー、撮影はジョン・A・アロンゾ、音楽はパトリック・ウィリアムズである。そして出演は、ウォルター・マッソー、アレクシス・スミス、ロバート・ウェッバー、マーレイ・ハミルトン、アンドリュー・A・ルービン、ステファン・バーンズ、スーザン・マイアーズ、マイケル・ハーシウィ、ハリー・シーザー、たちである。

ルイジアナで馬の調教師として暮らしているロイド・ブールデルは、数年前に妻に去られ、3人の息子たちと共に暮らしていた。二十歳の長男・バディは助手として働いていて、次男・ランディは旗手になろうとしていた。そして7歳の三男・ケーシーは動物たちと暮らす日々を送っていた。ある日、彼らの主人である黒人農夫のカルビンが、バディに金を預けて、ニューメキシコで1歳馬を買ってくるように命じた。で、バディは血統書付きの牝馬を買ってきた。その牝馬は子供を産むと死んでしまったが、生まれた子供は立派に成長した。そして、優秀な競走馬の片鱗を見せるようになる。ケーシーズ・シャドウと名付けられ、しかも買い取ろうという者が現れた。しかし、ロイドはその申し出を全て断った。というのは、自分の手で育ててレースに出場させて賞金を手に入れようと考えたためだった。レースが近づく中、ケーシーのミスでケーシーズ・シャドウは怪我をしてしまう。医者は回復するまでに1年かかるという。が、ロイドはレースに勝ちたいという思いから、出場させた。予選を通過したが、持病も出てしまい、決勝に出場させると廃馬になってしまうという。そのため、誰もがレースを棄権させようと言うが、ロイドは無理を押して出場させた。レースでは見事な走りをして優勝したケーシーズ・シャドウだったが、足の傷は悪化してしまった。で、息子たちはロイドに背を向けて去ってしまう。育てた馬がチャンピオンになったものの、ロイドは虚しさを感じることになる。一方、ケーシーズ・シャドウは廃馬として処分されることになる。が、ロイドは廃馬になっても命だけは助けて欲しいと医者に頼み、処分されることは無くなった。で、3人の息子たちもその話を聞いてロイドの元に戻ってきた。

父と3人の息子たちとの間のホームドラマであるが、アメリカ南部の本場の競馬を垣間見ることが出来るという所が本作の見所の一つとなっている。確かに、ストーリーとしては出来すぎているような所があるものの、動物を絡めた物語となっていては、何も言いようが無いですね...

かつてはLDでリリースされていたが、現在までDVD化されていないので、見ようとすると苦労することになる作品であるが、お涙頂戴ということが見え見えとなってしまうことを分かってのDVD未発売なのでしょうか...???

 

↓輸入版のビデオですが...

Casey's Shadow (Clam) [VHS] [Import]

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  • 出版社/メーカー: Sony Pictures
  • メディア: VHS

Casey's Shadow [VHS] [Import]

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