CHARLIE DANIELS BAND『MILLION MILE REFLECTIONS』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1979年に発表されたアルバムであり、彼らの放った最大のシングル曲が収録されており、またアルバムとしても最大のヒットになったものである。サザン・ロック/カントリー調の楽曲を突き詰めてきた彼らが'70'sも終わるという時期に発表した傑作である。本アルバムのチャート成績は、Billboardのカントリー・チャートでは1位、アルバム・チャートでは最高位5位を記録して、1979年の年間アルバム・チャートでは48いにランクインしている。また、カナダでもカントリー・チャートでは2位、アルバム・チャートでも9位を記録し、イギリスでは74位を記録している。
収録曲は以下の全9曲である。『Passing Lane』『Blue Star』『Jitterbug』『Behind Your Eyes』『Reflections』『The Devil Went Down To Georgia』『Mississippi』『Blind Man』『Rainbow Ride』。
この中からシングル・カットされたのは3曲である。1st.シングルの『The Devil Went Down To Georgia』が彼らの最大のシングル・ヒット曲になったが、アメリカではBillboardのカントリー・チャートでは1位、HOT 100では最高位3位を記録し、1979年の年間シングル・チャートでは50位にランクインしている。また、カナダでもカントリー・チャートでは1位、シングル・チャートでは5位を記録している。2nd.シングルの『Mississippi』はアメリカではカントリー・チャートで19位、カナダでもカントリー・チャートで3位を記録、3rd.シングルの『Behind Your Eyes』はアメリカのカントリー・チャートで最高位87位を記録している。
お薦め曲は、彼らの代表曲である『The Devil Went Down To Georgia』と、シングル曲の『Mississippi』、更に『Passing Lane』と『Blind Man』、そして7分半弱の大作で聴き応え十分の『Rainbow Ride』をピックアップしておく。
彼らのサウンドは、サザン・ロックであるが、カントリー・ロックである。しかも泥臭さの中にスケールの大きなカントリーであって、聴きやすいものである。また、代表曲の『The Devil Went Down To Georgia』(邦題:悪魔はジョージアへ)はグラミー賞(ベスト・カントリー・ボーカル賞)を受傷し、映画「アーバン・カウボーイ」に使用されているだけに、お馴染みの曲になっている。
時にはカントリー・ロックに浸るというのも良いものですよ。じっくりと聴き込みましょう。
コメント 0