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ケータイ刑事銭形海23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 3 [ケータイ刑事]

今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、通算では23話となる2nd.10話の「BS初のサイレント! ~パントマイム爆弾事件」に突入です。この物語については以前にPART 2まで記しているので、PART 3からということになります。で、初回となる今回はサブタイトルにある言葉から、「BS」について、「」について、「サイレント」について、「パントマイム」について、「爆弾」について記します。尚、「BS」は「・13話[裏ネタ編]PART 4」で「放送衛星」として、「サイレント」は「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]」で「サイレント映画」として記したものをベースに、「パントマイム」は「・23話(2nd.10話)[裏ネタ編]PART 2」で、「爆弾」は「・22話[裏ネタ編]PART 6」で記したものをベースに、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/7、12付です。

BS」:「放送衛星」を意味する英語の「Broadcasting Satellite」の頭文字をとった略語である。が、それだけでなく、放送衛星を用いたテレビ放送のことを「BS放送」と言うが、その意味での略語でもある。尚、ややこしい話であるが、「放送衛星」の英語では「Broadcasting Satellite」といい、衛星放送のことは「Satellite Broadcasting」という。2つの単語の順番が異なると、一応違った意味になります。また、「BS放送」という言葉を英語に当てはめると「Broadcasting Satellite Broadcasting」ということになるが、BSBと言うような言い方はされない。これを考えると「BS(ビーエス)」という言葉は和製英語であると言っても良い一面もある。

使用される放送衛星は、赤道上空の高度約36000km(正確に記すと35786kmである。)の円軌道を地球の自転と同じ周期で公転している静止衛星である。静止衛星であるので、受信アンテナの方向を固定することが出来る。

日本では、1978年に実験用放送衛星の「ゆり」が打ち上げられたのが最初であり、ここから衛星放送の歴史が始まる。初期は衛星に搭載した中継器の故障もあって、計画通り進まず、1984年に衛星試験放送が1チャンネルで始まる。(言うまでもなく、アナログ放送である。)1986年に「ゆり2号b」が打ち上げられて、NHKの2チャンネル体制がスタートする。1990年に「ゆり3号a」が打ち上げられ、初の民放JSB(=WOWOW)の放送が始まり、1991年4月からはJSBはスクランブルを書けた有料の本放送となる。1997年に現在も使用されているBSAT-1aが打ち上げられ、衛星放送の24時間放送が始まる。また、その予備機が1998年に打ち上げられ、2000年12月からBSデジタル放送がスタートする。2007年9月末でNHKのアナログ・ハイビジョン放送が終了し、12月に新局が加わり、2011年4月にNHKがHDの2波に改編され、同年7月にアナログBS放送が終了、10月にWOWOWのHD放送の3チャンネル化と新局の開局があり、2012年3月に更に新局が加わった。現在は無料放送、有料放送を含めて29チャンネル(内1チャンネルはSDの3ch放送を行う時には31チャンネルになる)が放送されている。

英語では「Satellite Broadcasting」、ドイツ語では「Satellite, der Ausstrahlt」、フランス語では「Radiodiffusion du Satellite」、イタリア語では「Radiodiffusione di Satellite」、スペイン語では「Radiodifusión del Satélite」、ポルトガル語では「Radiodifusão de Satélite」、中国語では「衛星廣播」と言う。

」:はじめてであること、さいしょであることである。また、接頭語としても使われて、その後に続く言葉が「はじめての」または「新しい」という意味を添えることになる。

「コロンブスの卵」の逸話で語られているが、物事を一番最初に行うことはとても難しいことであるだけに、「初」ということは特別な意味合いがある。スポーツでも、「初優勝」というものは、何度も優勝しても、特別な扱いを受けることになる。

「ケータイ刑事」では「BS初」ということに拘っているが、最初の頃はアイデアといい、表現方法といい、物語も面白くなっていたが、分家も後の方になると、「BS初」ということが先にあって、内容的には不十分であったり、技術に走ったりとして空回りしていましたね...

英語では「For the First Time」、ドイツ語では「Zum ersten Mal」、フランス語では「Pour la Première Fois」、イタリア語では「Per la Prima Volta」、スペイン語では「Para la Primera Vez」、ポルトガル語では「Pela Primeira Vez」、中国語では「首次」と言う。

サイレント」:「サイレント映画」の省略した言い方である。「無声映画」と言うこともある。台詞をはじめ、音声の無い映画のことである。音楽は、映像とは別に、オーケストラなどが上映中に同時演奏を行うことがあるが、劇中の台詞は字幕として画面に表示されるか、活動弁士と呼ばれる人が、上映時に語るという手法が採られていた。

映画が発明されたのは1895年であって、フランスのリュミエールが発明したシネマトグラフが原形である。当時は音声は無く、全て無声映画であった。(また、言うまでも無く白黒である。)則ち、映画創生期から30年ほどの間の映画は全て無声映画であった。

状況が変わったのは、1927年に「ジャズシンガー」という作品が世界で初めて、音声のある映画(「トーキー」と言う。)として登場した時である。以後、あっという間にトーキーが主流になり、トーキーが当たり前となった。尚、現在では、表現や演出の工夫の一手法として、音声のない映画が製作される場合があるにはあるが、ごく一部である。但し、2012年2月に発表された第84回アカデミー賞では、サイレント映画が作品賞を受賞しました。

サイレント映画の特徴は、台詞は字幕で表現するということ、見た目で何をしているのかがわかるようにするため、登場人物の動きが大袈裟になっている、ということが挙げられる。

有名なサイレント映画としては、1902年の「月世界旅行」、1903年の「大列車強盗」は歴史に残る作品として有名である。また、D・W・グリフィス監督の「国民の創世」や「イントレランス」、チャップリンの作品群、キートンやロイドのコメディ作品は見ておきたい所である。

英語では「Silent Film」、ドイツ語では「Schweigsamer Film」、フランス語では「Film Muet」、イタリア語では「Film Muto」、スペイン語では「Película Silenciosa」、ポルトガル語では「Filme Silencioso」、中国語では「無聲電影」と言う。

パントマイム」:演劇形態の一つであって、言葉(台詞)を使わずに、身振りと表情のみで表現を行う芸能である。大道芸として多くが見られる。また、「黙劇」「無言劇」「マイム」と言われることもある。

歴史は古く、古代ギリシャ時代にまで遡り、ミモス劇と呼ばれる座興芝居が起源である。(物まね風に扱った芸である。)これがローマ時代に発展する。更に、16世紀のイタリアのコメディア・デラルテ(仮面を使った即興演劇)に取り入れられ、一つの芸能ジャンルとして確立し、欧州各地に広がる。18世紀になるとコメディア・デラルテは衰退していくが、フランスの道化芝居で、ドビュローたちがピエロを演じたことで、全盛期を迎えることになった。(現在、パントマイムでは白塗りで、笑いを誘うものになっているのは、この時期のピエロの道化芝居がベースになっている。)

20世紀になると、チャップリンが映画でこの動きを用い、サイレント映画時代に再び流行する。また、そのチャップリンを見たマルセル・マルソーが受け継ぎ、今日のパントマイムの浸透に大きく貢献した。

尚、バレエ用語に「マイム」という言葉があるが、やはり「黙劇」のことを指している。ストーリー性のあるバレエの中で、身振りによって物語の筋を語る手法で、19世紀以前に多く見られる。これも19世紀のフランスの道化芝居に影響したものである。

英語、ドイツ語、フランス語では「Pantomime」(但し、発音は異なる。)、イタリア語では「Pantomima」、スペイン語、ポルトガル語では「Pantomima」(但し、発音は異なる。)、中国語では「啞劇」と言う。

爆弾」:殺傷や破壊を目的とした爆発物の総称である。爆薬を容器内に充填し、それを爆発させることで目的を達する兵器、武器である。色んな種類の爆弾があるが、狭義の爆弾は、航空機から投下して使用する炸裂弾のことを言う。

大別すると「通常爆弾」と「核爆弾」とに分けられる。また、使い方で分類すると、人が投げて使用するような小形のものを「手榴弾」、水中に投下するものを「爆雷」、大砲から投射するものを「榴弾」、推進装置を備えたものを「ロケット弾」、誘導装置を備えて目標に向かっていくものを「ミサイル」と呼んでいて、様々なタイプのものが存在している。

また、焼夷弾、毒ガス爆弾、細菌爆弾、照明弾、ナパーム弾、ボール爆弾、などという種類があって、それぞれの爆弾の使い方に応じて使用される。(手榴弾に関しては、使用者にも影響が出ることから、毒ガス爆弾や細菌爆弾が使われることはまず無い。)

爆弾は内部に充填された火薬を爆発させることで、殺傷や破壊が行われることになるが、爆弾を爆発させるには起爆装置が使われる。(爆薬に点火するのは信管が行う。)信管が動作すると、急速な化学反応が起こり、爆薬が爆発する仕組みになっている。(タイマーなどを用いて、ある時間が経過してから信管が動作する用にしたりすることもある。)

しかし、爆弾は機械的に作られたものであるため、信管が動作しても爆発を起こさない場合がある。このように爆発しなかった爆弾のことを「不発弾」と言う。これは、何らかの原因で、化学反応で進行せずに火薬に着火しなかったものと、信管が正しく動作しなかったということがその原因である。現在でも第二次大戦中に投下された「不発弾」が発見された、というニュースが時々流れることがある。不発弾は、安全装置が解除された状態であるため、いつ爆発を起こしてもおかしくない状態にあるものである。(→何らかの衝撃を与えると、直ちに爆発する可能性がある。)とても危険なものであるため、不発弾を発見した場合は勝手に処理をすることは厳禁である。日本で不発弾が発見されると、その不発弾のある位置から一定範囲内を立入禁止とし、その中に住む人を一時的に非難させ、自衛隊が解体処理を行うことになる。また、その一定範囲内に鉄道路線が通っていた場合は、その鉄道は一時的に運休される。また、高速道路なども通行止めになる。

殺傷兵器以外の「爆弾」としては、第二次大戦中に出回った粗悪な密造焼酎のことを指す俗称として用いられたり、米やトウモロコシなどを加圧加熱して急激に大気圧に戻すことで破裂させて作るお菓子のことを指して言う。(「ポン菓子」「爆弾あられ」とも呼ばれている。)また、突然起こる非常に恐ろしいことの例えとして使われることもある。(「爆弾発言」という言葉があるが、これは兵器の爆弾が破裂した場合のように周囲を大混乱に陥れる発言のことであって、爆弾が爆発した時の様な状態となって恐ろしい状態になることから使われている言葉である。)

英語では「Bomb」、ドイツ語とフランス語では「Bombe」(但し、発音は異なる。)、イタリア語とスペイン語、ポルトガル語では「Bomba」(但し、発音は異なる。)、オランダ語では「Bom」、中国語では「炸弾」と言う。

 

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