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アキバレンジャー#1 [特撮]

本家の現役戦隊が戦隊と言うよりもメタルヒーロー(特に「ブルースワット」)の様な感じになっていて、「戦隊」らしさをあまり感じないだけに、「非公認戦隊」という名前の本作の方がより「戦隊」らしさを出していて、これはこれで面白いですね。また、歴代作品に登場した戦士のパチモンに変身する「ゴーカイシャー」の後ということを考えると、全く別の切口からの歴代戦隊を意識した作りで、しかもゴーカイ銀の頭の中を描いた様な雰囲気もあって、実に楽しい世界となっていますね。

OPは「デカレンジャー」を意識していて「S.P.D.」(実は、主人公が務める「佐々木・ポンポコ・デリバリー」の略でもある。)で始まり、戦隊シリーズの玩具などが多数登場し、ネタが満載ということ。また、デカレン、マジレン、ボウケンのコスプレ衣装のキャラが出てくるなど、身近な所にあり、しかも誰でも接しやすい玩具などのグッズで繋がるということで、歴代戦隊を「フィクション」であり、しかも身近なところにあるものという位置づけは、「ゴーカイ」とは全く違った方向でのお楽しみですね。→一応、今回の物語には20近い歴代戦隊のネタ(展示してあった玩具も含む)が登場していたが、細かく数えたら、もっと出ていたかも...

ただ、こういう路線は、「ネタ」が中心になるだけに、元ネタをどれだけ分かるかということで楽しめる深さが変わってしまうため、決してメジャーにはなりきれない範疇のものでもある。まあ、深夜の、しかもBS放送ということで、特異な作品ということで宜しいかと...

物語の方は、1話ということで、お決まりのメンバー集め、初変身、勝利というオーソドックスな骨組みに、色んなネタを盛っていったということで、「戦隊」らしさを出した物語として纏まっていましたね。

今回の物語で、「やってくれた!」と感じられた所は、等身大の敵怪人を倒したら「巨大化する」と言ってそれを待っていて、結局巨大化しなかったというところ、名乗りの所の色爆発に対して青が驚いているのと黄か喜んでいるところ、でした。

ところで、基地(戦隊カフェ)に戻って来た3人に対して葉加瀬が「妄想」と言ってしまったが、そんな根幹に関わりそうな部分を1話でばらしてしまっていいのでしょうか?(これを更にひっくり返すようなネタが出てくる様な気もしますが... ただ、最終回で「実は赤の見た夢だった」というまとめ方もあり得る気もしますが...)

また、もっとZENの作品のような雰囲気が出るのか?と思っていたが、そんなことはなかったですね。(アクションチームは本家とは全く別であるが、スタッフに本家に関わった人たちが大勢いることで、やはりZENとはベースが違ってますね。)

 

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