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ケータイ刑事銭形愛4話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形愛」の4話「お面でゴメン殺人事件」の「裏ネタ編」の増補の3回目となる今回は、演劇関係の所で出てきた言葉から「代役」について、「留学」について、「慢心」について、そして五代さんがこれが嫌いと言った「黙秘」について記します。尚、「代役」は「・14話[裏ネタ編]PART 3」で、「留学」は「・8話[裏ネタ編]PART 5」で、「黙秘」は「・19話(2nd.6話)[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/1/24、26、29、30付です。

代役」:舞台劇、映画、TVドラマなどで、役を演じることになっていた役者が、何らかの理由によってその役を演じることが出来なくなってしまった場合、その役を代わりの役者が演じることになるが、その代わりの役者のことを言う。

尚、舞台の場合では稽古中であれば、一部の役を代役が演じて稽古を行うということは珍しいことではない。これは一部役者のスケジューの都合であったり、効率的な練習を行うためである。(出演者全員が全ての練習に参加できないことはよくあることである。→この稽古中の代役俳優のことは英語では一般的な「代役」を意味する「Substitute」とは区別していて、「Understudy」と言う。)

よくあるのは、演じていた俳優が事故に巻き込まれたり、急病で入院した場合、或いは急逝した場合など、またはその俳優が何らかの不祥事を起こして謹慎したり、逮捕されたりした場合などがある。

尚、映画やドラマのアクション作品の場合には、アクション・シーンの撮影の時だけ、スタントと称してアクション専門の俳優(「スタントマン」と呼ばれる)が演じるということがあるが、これも「代役」の一種である。この場合は危険度が高い、高度なアクションを要求されるなどの理由であって、安全面への配慮や、より本格的なアクションが出来るためである。で、これは当たり前のように行われていることである。ただ、この場合はアップになるとそれが本人ではなく代役と言うことが分かってしまうので、アップになることは少ない。

また、このことが転じて、日常生活でも、ある役割に決まった人が何らかの理由によってその役割を果たせなくなった場合、その代わりにその役割を務める人のことを「代役」と言うようになった。

英語では「Substitute」と言うが、映画では「Double」或いは「Stand-in」と言うこともある。また、ドイツ語では「Ersatz」、フランス語では「Remplaçant」、イタリア語では「Sostituto」、スペイン語では「Suplente」、ポルトガル語では「Substituto」、中国語では「替角」または「代理」と言う。

留学」:よその土地(基本的には外国ということになる。)に在留して、学術や技芸を勉強することを言う。現在の日本では、官費と私費による留学とがある。また、留学している人のことを「留学生」と言う。

日本では、古くは遣隋使、遣唐使に留学生を同行させており、この時から国が留学ということを行っていた。(飛鳥時代、奈良時代から留学生は存在していることになる。)また、外国でも古代から他国(特にギリシャやローマなど)に学びに行く学生が存在していることから、留学生の歴史というのはとても古いものである。但し、現在よりも「旅」ということが大変難しいという時代であったため、留学生はエリート中のエリートであり、選ばれた極一部の人間に限られていた。しかし、それでも旅の途中で死亡するという人も多くいた。

留学が一般的になったのは中世になって大学が確立してからである。特に14~16世紀のルネサンスの時代には、イタリアを中心に留学すると言うことが増えた。(しかし、それでも留学生はエリートであった。)

更に近代以降は、近代化を推し進める国が先進国である欧州の国を中心に留学するということが盛んに行われている。日本でも明治になって多くの留学生がヨーロッパに留学し、帰国後は日本の近代化に大きな役割を果たしている。

また、学問ではなくて技芸の場合は、留学する場所は、その技芸の本場となっている所というのが一般的である。例えば、音楽家が「音楽の都」と呼ばれるウィーンに、画家はパリに、などというのが当たり前である。

英語では「Going Abroad to Study」または「Study Abraod」といい、ドイツ語では「Studieren im Ausland」、フランス語では「Étudier à l'étranger」、イタリア語では「Studiando all'estero」、スペイン語では「Estudiando en el Extranjero」、ポルトガル語では「Estudando no Estrangeiro」、中国語では(日本語と同様に)「留学」という。

慢心」:おごりたかぶること、またはおごりたかぶった心のことである。「うぬぼれ」「思い上がり」と言うこともある。

また、仏教では、「慢」と言って、6つの煩悩の一つとされていることでもある。(他の5つは「貪」「瞋」「癡」「疑」「悪見」である。)

古くから言われているのは「災いを招くのは、ただこの慢心なり」ということで、慣れ、おごりということから「慢心」ということに繋がり、それが原因で大きな事故に繋がることが多々ある。特に、「人災」と呼ばれる災害は、「慢心」が原因となっていて、対策が後手に回ったり、そこまでのことを想定していなかった、ということなどで、それによってより大きな事故に発展していることが見られる。で、後からの事故原因調査で指摘され、後々でより大きな問題とされていることが多い。

スポーツでも、これは敗因の一つになることが多く、世の中には完璧なものは存在しないということを語る際、引き合いに出されている。

英語では「Self-Conceit」、ドイツ語では「Selbsteinbildung」、フランス語では「Vanité」、イタリア語では「Stesso-Presunzione」、スペイン語では「Presumido」、ポルトガル語では「Presunção」、中国語では「驕傲」と言う。

黙秘」:自分に不利益になるかに関わらず、刑事事件の捜査段階で、自己の意思に反して供述をすることを強要されず、終始沈黙し、または個々の質問に対し陳述を拒むことであり、秘して何も言わないことを言う。また、これらは「黙秘権」という権利として、刑事訴訟法に定められていることでもある。(憲法でも保障されているものである。)「供述拒否権」と呼ばれることもある。(正確には別ものであるが、実質的には同じようなものである。)

尚、黙秘権を行使したことを理由にして、処罰を行うことや、その他の法律上の不利益を与えることはできないが、日本では黙秘権を行使すると、不利益な事実を隠したものと邪推されて自白したとみなされることや、黙秘は否認と判断されて、反省の姿勢が無いとして情状酌量されなくなるという不利益を生じているのが実情である。→本来は、「推定無罪」という原則があるのだが、そうなっていないというのも事実でして...

また、判例では、氏名については黙秘権の保障が及ばないというものがあるため、取り調べで何もかも完全に黙っているということはできない。(氏名だけは語らなければならないことになる。が、それ以外については黙秘を通しても構わない。)

英語では「Silence」、ドイツ語では「Ruhe」、フランス語では「Silence」、イタリア語では「Silenzio」、スペイン語では「Silencio」、ポルトガル語では「Silêncio」、中国語では「緘默」と言う。

 

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