ケータイ刑事銭形海24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 2 [ケータイ刑事]
今回からの「銭形海・裏ネタ編」の増補作業は、通算では24話となる2nd.11話の「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」に突入です。初回となる今回はサブタイトルにある言葉から、「歌」について、「祭り」について、「芸術」について、「文化祭」について、「ゴルゴダ」について、「森」について記します。尚、「祭り」は「零・18話(2nd.5話)[裏ネタ編]PART 2」で「まつり」として、「芸術」は「零・14話(2nd.1話)[裏ネタ編]PART 4」で、「文化祭」は「海・24話(2nd.11話)[裏ネタ編]」で、「ゴルゴダ」は「海・25話(2nd.12話)[裏ネタ編]」で「ゴルゴダの森」と「ゴルゴタの邱」として記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/14付です。
「歌」:「唄」と表記することもある。主に4つの意味があって、「音とリズムに乗せて詞を唱える音楽のこと」「声に節をつけて歌う詞のこと」「音律に会わせて(言葉の)数を整えた詞のこと」「流行り歌、長唄、小唄などの総称」である。第二の意味では「詩」と言うこともあり、第三の意味では「短歌」「和歌」「俳句」などが該当することになる。一般的に「歌」と呼ばれている音楽がついたものは第一の意味である。
尚、「唄」と表記する場合は、特に三味線を伴奏として使用する邦楽に対して用いられる。
英語では「Song」、ドイツ語では「Lied」、フランス語では「Chanson」、イタリア語では「Canzone」、スペイン語では「Canción」、ポルトガル語では「Canção」、中国語では「歌」と言う。
「祭り」:元々は宗教的な儀式であって、神を祀ること、及びそのための儀式のこと、則ち「祭祀」のことであった。古代で「祭」と言うと、宗教儀式のことを指していて、厳粛なものであった。現在では、日常から切り離された特別な葉所に人が集まり、各種の儀礼を通して経験することによって潜在的に持つ理念を実感として共有する行動様式のことを指している。(宗教的な要素は残っているものもあるが、薄くなっている。)
ただ、時代が下ってきても、基本的に「祭」は宗教的な意味のある儀式であった。平安時代になると「祭」と言うと京都・賀茂神社の祭礼のこと(陰暦の四月に行われるものであって、「葵祭」がこれに相当する。)を指すようになり、時代が下っていくにつれて、賀茂神社に限定されることなく、神社仏閣で行われる記念の行事という意味が加わり、祝典の儀式、更に祝祭の行事を指すようになった。
また、秋に行われる農作物の収穫を祝い、神に捧げる収穫祭のことを指す。(この儀式は本来の意味の「祭」ということが出来る。)現在では、宗教的な儀式、式典という要素が全くないようなイベントなども「祭」と呼ばれるようになっている。(「祭」という言葉は、「言葉は時代と共に変わっていく」ということを言いあらわしている代表的なものの一つと言うことが出来る。)
俳句の世界では、季節を付けずに「祭」と言うと「夏」の季語である。(また「祭獅子」「祭太鼓」「祭笛」「祭囃子」「山車」「御輿」なども全て夏の季語である。)しかし、「春祭」/「秋祭」というように季節を現す言葉が入った場合はそれぞれ春、秋の季語である。(「夏祭」は夏の季語であるのは言うまでもない。)
英語では「Festival」、ドイツ語では「Fest」、フランス語では「Festival」、イタリア語では「Festa」、スペイン語では「Fiesta」、ポルトガル語では「Festival」、中国語では「祭祀」と言う。
「芸術」:広く文芸、絵画、彫刻、音楽、演劇、舞踏など、それぞれの一定の形式によって美を追究して表現するために行われた創作活動全般のこと、及びそこで創作された作品のことを言う。また、建築物や庭園などのような大きな創作物も芸術の一ジャンルとされている。
人間の創作活動は幅広いが、同じ「芸術」という言葉で語られるため、ジャンルが違っていると表現方法も全く異なることになる。(例えば、絵画や彫刻は視覚で見ることが出来るが、音楽は視覚ではなく聴覚を使うことになる。また、文芸では言葉で表現するものであって、視覚や聴覚はそれの補助でしかない。)尚、狭義の「芸術」ということでは、視覚によって接することが出来るものとされている。
英語、フランス語では「Art」(但し、発音は異なる)、ドイツ語、オランダ語では「Kunst」、イタリア語とスペイン語、ポルトガル語では「Arte」、中国語では「藝術」という。
「文化祭」:学校行事の一つであって、生徒集団が独自に主題を選定し、各種展示、音楽、演劇などの発表を行う祭典のことである。一般的には「文化祭」と言うが、「学園祭」「学校祭」「学習発表会」と呼ばれることもある。また、小学校では「学芸会」、幼稚園では「生活発表会」と呼ばれることもある。
主に秋(9月から11月の間)に行われることが多いため、秋の行事という印象が強い学校行事である。(勿論、それ以外の時期に行っても問題はない。)
尚、大学の文化祭は課外活動であるが、小中学校では正規の教育課程の一つであるため、児童、生徒の履修が義務づけられている。(欠席は認められない。)この点が、同じ文化祭であっても、教育課程に応じて異なっている。また、高校では文化部の日頃の活動の発表の場という位置づけとなっている。
英語では「School Festival」または「Culture Festival」、ドイツ語では「Bilde Fest Aus」、フランス語では「Festival Scolaire」、イタリア語では「Festa di Scuola」、スペイン語では「Fiesta Escolar」、ポルトガル語では「Festival Escolar」、中国語では「文化節」と言う。
「ゴルゴダ」:この名称は、新約聖書において、イエス・キリストが弟子のイスカリオテのユダの裏切りのために十字架に磔にされたとされる場所である「ゴルゴタの邱(おか)」から来ている。「ゴルゴタの邱」はエルサレム近郊にある丘である。しかし、現在ではその正確な場所は不明である。(一応、聖墳墓教会のある場所がゴルゴタの邱であるといわれている。)
元々はギリシャ語の「Golgotha」であって、「ゴルゴタ」であるのだが、日本語では「ゴルゴダ」というように最後が濁るという言い方が中心になっている。また、ヘブライ語では「ドクロ」という意味である。「ケータイ刑事」では「M2」に初めて登場した地名であって、「ゴルゴダの森」として登場した。「ケータイ刑事ワールド」に登場する広大な森の名前である。所在地は港区赤坂である。(港区赤坂は、流域面積が世界一という大河(びーえすあい川)が流れ、ゴルゴダの森という広大な森があり、海あり山あり、秘境もあるというとんでもない所である。)
ゴルゴダの森で岡野さんが失踪し、それを探しに行った雷ちゃんも失踪。零ちゃんと松山さんがコンビを組んで捜査に乗り出すが、零ちゃんも捕らえられ、石川五右衛門の末裔である28代目石川五右衛門小百合に操られることになった、忌まわしい事件の舞台になった場所である。以後、シリーズではお馴染みの場所として名前が何度か登場している。
地名であるため、英語をはじめ、ドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語など殆ど言語で「Golgotha」と記す。尚、中国語では「各各他」と言う。
「森」:樹木が茂り立つ場所、密集して生えている場所のことである。「森林」または「樹林」と言うこともある。また、漢字では「杜」と表記する場合もある。(特に、神社に隣接する木立のある場所は、神が降下してくる神聖な場所とされていて、「杜」と言う。)
尚、木がたくさん生えている場所として「林」ということもあるが、「森」は「林」寄りも生えているの密度が高い場所を言う。(「林」は低密度、または全体の規模の小さいものをいう。但し、その基準となる明確な数値は無い。尚、「森林」というと、特に「森」と「林」の区別は無くなる。)また、「木立」は木が纏まって生えている場所のことを指すが、複数の木が生えていれば「木立」と言うように、極小数の複数の木々が生えている規模の小さいものを指す。
イメージ的には、「木立」<「林」<「森」<「森林」<「樹海」 というように、木の生い茂っている規模によって使い分けられていて、「木立」が小規模、「樹海」が大規模として定着している。
英語では「Forest」、ドイツ語では「Wald」、フランス語では「Forêt」、イタリア語では「Foresta」、スペイン語では「Bosque」、ポルトガル語では「Floresta」、中国語では「森林」と言う。
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