アキバレンジャー#3 [特撮]
今回はボウケンレッドの登場ということだったが、普通の(変身後の)レッドだけではなく、あの麦わら帽子を被ったとんでもない壊れたレッドが登場するところが本作らしい所ですね。
また、ブルーが「ボウケンジャー」のことを「ボウケンレンジャー」と言って譲らなかったり、「ジャー」って何だ?というのは、近年の戦隊のネーミングについて感じていた所でもあって、言ってくれました。(もはや、本家のネーミングで「ジャー」と言うのだったら「スイハンジャー」を登場させるしか無いでしょうし...)
また、今回のポイントは「酒」ということになっていたが、こういう展開は日曜の朝には剥かない所でもありますね。それにしても、酒の力で妄想の力がより強くなるというのは、面白い所であるが、「酔拳」の発想があるという所でしょうか?
しかも、葉加瀬までもが酒で潰れてしまうということで、戦隊の長官らしからぬ行動になったという所も、本家では見られないところですね。こういうことになった長官ポジションのキャラも見たいと思っていただけに、本作は本当にネタに関しては無尽蔵というパワーを感じます。
そして、何度も同じ手(さやかに化けたマルシーナにやられるレッド)を繰り返す所は、定番の繰り返しという「大いなるマンネリ」の中期までの戦隊を強く感じさせるところでした。
ボウケンジャー(レッド)の登場は変身後のみであったが、声はオリキャスということで、凝っている所は凝ってますね。しかも、一応は他番組である「ボウケンジャー」の主題歌を歌うという発想もやってくれるところでした。
そして、今回の戦隊カフェのお姉ちゃんのコスプレはギンガマン、ハリケンジャー、そしてラストの所ではデカレンジャーというところであったが、今回はボウケンジャーにすべきだったのでは、と思うのですが...
今回は、巨大ロボが登場せず、しかも、ごっこのような展開で同じことを繰り返していたことから、本当の初期戦隊(「ゴレンジャー」)のような雰囲気もあって、B級ならではのパワーを感じた物語でした。もはや、B級カルト作品として歴史に名前を残すことになるレベルですね。(但し、こういう作品は、大作志向の者には理解されないでしょうが...)
ところで、今回の係長(怪人)は、前々回と前回とは全く別の着ぐるみを使っていたが、製作費をケチるために全て同じ着ぐるみとして、名前だけ変えるということを通すのでは無かったのですね。(これもネタとしては面白い所であるが、再びということはしないということでしょうか...)
また、本作は1クールと言うことは分かっていたが、ソフト(BD/DVD)のリリースによって、全12話と言うことが判明しました。本来、「1クール」というと13話になるところであるのだが、最近は「1クール=13話」というものは少なくなってますね...(酷いものは1クールといって位ながら10話ぐらいのものまでありますし...)
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