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ケータイ刑事銭形海24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 5 [ケータイ刑事]

銭形海」の第24話(2nd.11話)「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」の裏ネタ編・増補の4回目となる今回は、「シンデレラ」に出てきた小物から「」について、「ドレス」について、「マント」について、「」について、「マウンテンバイク」について記します。尚、「箒」は「・20話(2nd.7話)[裏ネタ編]PART 6」で「ほうき」として、「マント」は「・22話(2nd.9話)[裏ネタ編]PART 7」で、「杖」は「・17話(2nd.4話)[裏ネタ編]PART 10」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/14付です。

」:「ほうき」と読む。「帚」という表記もある。掃除道具の一つであり、塵や埃を掃き集めるのに使用されるものである。繊維状のものでブラシを形成し、それを柄の先端に取り付け、床や地面の上にある塵や埃を掃いて集める。尚、表で主に落葉などを掃き集めるのに使用されるものは、植物の小枝や葉、或いは竹などを使ったブラシ(要するに細い繊維以外を用いていると言うことである。)を形成しているものも多々ある。

歴史は古く、5世紀後半には小枝を束ねた箒が既に存在していた。平安時代には掃除道具として使用されていて、それが長い間使われてきた。戦後になって、電気掃除機が普及するにつれて、室内の清掃には箒が使われることが減ってきたが、畳の部屋や板張り(フローリング)の床であれば、電気掃除機を使わなくても十分である。(流石に、家の外では電気掃除機ではなくて箒が主役である。)

尚、集めた塵や埃、ゴミは、普通は(後述する)「ちりとり」を使って集めて、ゴミとして捨てられることになる。

また、箒は単なる掃除道具でははなく、古来より祭祀で使用される神聖な道具として扱われており、民間信仰として現在でも箒を大事にするところがある。特に、「掃き出す」ということが「出産」に結びつくと考えられていることから「産神」として奉られている。これを考えたら、箒でチャンバラごっこをするというのはもってのほかである。(ただ、小学校時代には、誰もが一度は箒でチャンバラをという経験があるのでは...???)

また、西洋では、箒は魔法使い(魔女)が移動に使う道具(乗物)という考えもあって、やはり、ただの掃除道具ではない、不思議な力を秘めたものという認識がある。古い時代では、日本と西洋の交流など無かったのだが、同じ様な所があるというのは、面白い所である。

(電気の)節約の観点からは、室内の掃除を行う際、カーペットの床の部屋はともかく、畳やフローリングの床であれば、箒を使ってある程度のゴミを集めておくと、電気掃除機の使用時間が短くて済むので、電気代の節約になる。

英語では「Broom」、ドイツ語では「Besen」、フランス語では「Balai」、イタリア語では「Ginestra」、スペイン語では「Escoba」、ポルトガル語では「Vassoura」、中国語では「掃帚」と言う。

ドレス」:衣服、衣装のことを指すが、特に女性用の礼装衣服(洋服、ワンピース型のもの)のことを指す。(特に中世で欧州で、男性用、女性用それぞれで礼服というものが確立すると、女性用礼服のことを「ドレス」と言うようになった。→そのため「Dress」という英単語には「正装する」という意味もある。)

特に、近代(19世紀)の西洋では「貴婦人の衣服」ということで、でなものが流行し、明治維新以後の日本にもそれらが入って来たことから、日本でも「ドレス」というと女性用の正装の衣服、礼服を指すようになった。

また、この物語では、舞踏会に着ていく服ということで語られているが、舞踏会には「正装」ということで礼服着て出席するというのは当たり前のことである。

英語では「Dress」、ドイツ語では「Kleid」、フランス語では「Robe」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Vestido」(但し、発音は異なる。)、中国語では「禮服」と言う。

マント」:衣服の一種であって、ゆったりとした外套のことを言う。日本に於いては、外套の中でも、袖のないもののみを指す。しかしフランスでは、袖のある外套も含んでいて、外套のこと全てを「マント」と呼んでいる。(元々はフランス語の「Manteau」から来ている。)

歴史は古く、狩猟時代に獲物の毛皮を防寒具として着用したものがその起源とされている。その後、古代ローマやギリシャでは、四角い布を体に巻くようにして使われるようになり、これが発展し、皇帝や王族が着用する飾りの付いた豪華なマントが登場し、これによって、マントは「防寒具」ではなく「権威」を象徴するものとなった。(更に王侯貴族の間ではより豪華なものを競い合うようになった。)

一方、庶民の間では装飾が施されることもなく、本来の使い方である防寒具として使われ続けられる。しかし、近代になって袖のある防寒具(所謂「コート」、「オーバー」と呼ばれるもの)が登場すると、(袖の無い)マントは防寒具としての地位を取って代わられるようになって廃れていった。また、その時期にフィクションの世界で、魔法使い、ドラキュラなどが身につけるものとして登場するようになり、主に悪役キャラが身に纏うアイテムとして色々な物語に登場することになる。その後も魔女、怪盗ルパン、怪人二十面相たちに受け継がれていき、ダークなものを象徴するものになった。

日本にマントが入って来たのは、明治の頭であって、当然のことながら「防寒具」として入ってきた。但し、軍隊で使用する防寒具であり、厚手の毛織物で作られていたものであった。そして防寒具として好評だったことから、後に一般の間でも広がっていくことになり、男女関係なく着用されるものとなった。

更に、フィクションの世界では、スーパーマンが空を飛ぶためのアイテムとして「マント」を使ったことから、「マント」のイメージは変わっていき、特殊能力を象徴するものになる。(魔法使いが着用しているということからの発想の飛躍と思われる。)現在では、善玉、悪玉のいずれにも着用されるアイテムとなったが、平凡なキャラではなく、特別な能力を持つキャラクターであったり、権力を持ったキャラクターなどが、それぞれのイメージを表すように広く使われている。→元々、身分の高い階層が着用していたものであるため、マントの着用は権威の象徴でもあり、悪玉キャラでもボス格のようなキャラクターが、また魔女や魔法使いのような特殊能力を持つキャラクターが持つアイテムということになった。

尚、正義のヒーローということでは、スーパーマン、バットマン、快傑ゾロ、月光仮面、パーマン、ゴレンジャーなどが「マント」を使用している。(スーパーマン、バットマン、パーマンはこれで空を飛ぶが、それ以外のヒーローは空を飛ばない。但し、ゴレンジャーは別のアイテム(バーディ)を装備していて、それによって飛行が可能となっている。)

現在では「防寒具」以外での方が色々と知られているが、元々は防寒具であることから、「マント」は冬の季語である。また、英語では「Cloak」または「Cape」(「Claok」は丈の長いもの、「Cape」は丈の短いものということで使い分けられている。但し、堺となる長さの基準は特にない。)、ドイツ語では「Umhang」、フランス語では「Manteau」、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語では「Manto」(但し、発音は異なる。)、中国語では「披風」と言う。

」:木や竹などで出来た細長い棒であって、人間の歩行を補助するための道具である。(主に、足腰が弱った高齢者、足を骨折などの負傷をした怪我人が使用するものである。特に高齢者へのプレゼントということでは、長寿の祝の品とされる代表的なものになっている。

世界各地で古くからあるものであって、昔は木製のものが殆どであった。長さは自分の足の長さ程度から腰丈程度のものが一般的であるが、中には自分の身長よりも長いものもある。

また、スフィンクスが出題するなぞなぞ(「朝は4本足、昼は2本足、夜は3本足であるく動物は何?」)で、3本足というものの1本は「杖」のことを指しているのも有名な話である。(このなぞなぞの答えは「人間」である。「朝」=「赤ちゃん」の時はハイハイをするので4本足、「昼」は少年期から青年期、大人の時代を指し、「夜」は晩年期、則ち高齢者となった自体を指していて、杖をついて3本足になるということである。)

特に、自分の身長よりも長い杖は、歩行の補助としての道具として使用されるよりも、権威を表すものという位置づけになっているものが多く、宗教的な儀式に使用されてきたという歴史がある。

日本でも古くからあった道具の一つであって、平安時代には、朝廷で長寿者に鳩杖が与えられていた。また、山伏が手にしている金剛杖や、僧侶が手にしている錫杖も杖の仲間である。(これは実用的な道具としての杖でもあるが、身分を表すものでもある。)

西欧では、歩行の補助として使用される道具としての歴史もあるが、王族が宝石などを埋め込んで、見栄えを良くして凝った装飾が施されるようになり、権威を象徴するものとして歩行補助具としての杖とは別物となって発展してきた歴史がある。その代表的なものとしてあるのが宗教の世界であって、キリスト教においては高位聖職者がその位を象徴する杖を用いるようになり、現在までも受け継がれている。(正教会では主教、掌院が権杖を持ち、カトリック教会では司教が司教杖を、聖公会では主教が牧杖を保持している。)

また、「杖」と言うと、物語に登場する魔法使いが使う魔法の杖や、伝説に出てくるような(例えば、モーゼの杖など、古代の賢者が持つ杖など)杖があり、これらは権威を象徴する「杖」から派生したものである。これらの杖は英語では「Stick」ではなくて「Wand」と呼ばれていて、「杖」とは区別されている。(日本語では「杖」と言うか、頭に「魔法使いの」と言うような言葉が付けられるため、特に歩行用補助具との区別は無い。)

杖の歴史は、元々は農具であったとされている。鋤や鍬の先端の金属部分は木製の杖の先端に取り付けることが出来る形であり、鋤や鍬が登場する前は、杖の様な棒を農夫たちは農作業に使っていたとされている。同時に、杖は農夫に取っては唯一の(暴力的な)武器として使われることにもなり、刀を持つことが許されなかった農工商民たちの間では「杖術」や「棒術」などの武術が生まれ、護身術の一つとして発展した。→杖では、刀のように人を斬ることは出来なくても、打撃と突きという攻撃が出来るので、有効な攻撃手段となるのは明かである。

また、見た目には単なる普通の杖にしか見えない「仕込み杖」と呼ばれる隠し武器は、杖の攻撃能力を高めたものとして生まれた。(武器を持つことが禁じられた時代に、殺傷能力のある武器を隠すために生まれたものである。)現在の日本では、銃刀法によって仕込み杖(それ以外にも、刃渡り15cm以上の刀、刃渡り5.5cm以上の剣(所謂「ナイフ」です))の所持所有は禁じられていて、違反すると拘留または科料に処せられるため、仕込み杖の所持は違法行為になる。

それ以外では、スキーで使うストック、登山で使用するピッケルも「杖」の仲間である。(それぞれ、用途が限定された専用の杖ということで発展したものである。)

近年では、アイデア商品として、折りたたみ式の杖や、腰掛けになるような杖も登場している。また、LEDライトが付いている杖というのも登場している。

英語では「Stick」、ドイツ語では「Stock」、フランス語では「Canne」、イタリア語では「Bastone」、スペイン語では「Baston」、ポルトガル語では「Vara」、中国語では「手杖」と言う。尚、日本語でも「ステッキ」という場合もあるが、日本語での「ステッキ」は洋風の杖のことを指して言う。

マウンテンバイク」:英語の「Mountain Bike」の省略した言い方として「MTB」と呼ばれることもある。自転車の一つであり、特にオフロード走行を考慮して設計された自転車である。悪路(荒野、山岳地帯)の走行を考慮して設計されているため、軽量化され、かつ堅牢なフレームを持ち、凹凸の大きく深い溝を持った幅広のタイヤ、強力なブレーキなどを備えているのが特徴である。

自転車の中では比較的歴史は浅く、1970年代になってアメリカで考案されたものである。日本には'80年代になってから紹介され、'80年代後半に第一次のブームがやってきて、1988年に第1回全日本マウンテンバイク選手権大会が開催されて、以後定着するようになった。

「ケータイ刑事」では、ちゃんから全員が利用していて、設定年令では自動車(四輪)の免許が持てないだけに、貴重な交通手段となっている。(但し、物語の中でこれが活躍する物語というのは殆ど無いのも事実ですが...)

英語では「Mountain Bike」、ドイツ語では「Gebirgsfahrrad」、フランス語では「Vélo tout Terrain」、イタリア語では「Bicicletta di Montagna」、スペイン語では「Bicicleta Montañesa」、ポルトガル語では「Bicicleta Montesa」、中国語では「山地車」と言う。

 

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