ケータイ刑事銭形海24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
「銭形海」の第24話(2nd.11話)「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」の裏ネタ編・増補の5回目となる今回も前回同様に「シンデレラ」に関する事柄から、「舞踏会」について、「王子」について、「国王」について、「魔法使い」について、「馬車」について記します。尚、「王子」は「泪・21話(2nd.8話)[裏ネタ編]PART 5」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/14付です。
「舞踏会」:斜行のために行われるダンスを中心としたパーティのことである。「ダンス・パーティ」または「ダンス会」と言うこともある。西洋ではダンス・パーティの中でも格式のある正式のもののことを特にこのように言う。
中世以後、ヨーロッパでは諸国で盛んに行われ、同時にこれは王侯貴族の華やかな生活を象徴するものとして頻繁に行われるようになった。特に王家が行うものは「宮廷舞踏会」と呼ばれ、これは典礼、儀式の一つという位置づけで、何かと行われた。また、それが社交界として交流の場となり、後に「社交ダンス」と呼ばれるものを生むことになった。
これは正式なダンス・パーティであるため、参加者は正装で参加することになる。現在でもそれが受け継がれていて、燕尾服やイブニングドレスなどの夜会服で参加することになる。
英語では「Ball」、ドイツ語では「Tanzball」、フランス語では「Bal」、イタリア語では「Ballo」、スペイン語、ポルトガル語では「Baile」(但し、発音は異なる。)、中国語では「舞會」と言う。
「王子」:一般には、王様の息子であり、王として即位していない男子の王位継承者のことをいう。尚、王様の息子であれば、王位に即いていなければ、例え赤ちゃんや子供であっても、高齢であっても「王子」であることに変わりは無い。また、次期王位継承者(=王位継承順位第1位)となると「王子」と呼ばれることもあるが他の王子と区別することもあって、「皇太子」と呼ばれるようになる。
現在では、イギリスやデンマーク、ベルギーなど、ヨーロッパでは王家が続いている国があり、そういう国には必ずいるのが王子である。(やはり、イギリスのウィリアム王子とヘンリー王子が現在の「王子」としては最も有名でしょう。)
また、それ以外では、「王子」という地名がいくつかある。東京都北区の「王子」は、1932年に東京市に編入された時には王子区となり、1947年に滝野川区と一緒になって現在の「北区」になった。また、奈良県の「王子」は、北葛城郡王寺町であり、聖徳太子が建立した達磨寺があることでも知られている町でもある。現在は大阪のベッドタウンとなっている。
英語、フランス語では「Prince」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Prinz」、イタリア語では「Principe」、スペイン語、ポルトガル語では「Príncipe」(但し、発音は異なる。)、中国語では「王子」と言う。
「国王」:「王」を称する一国の元首のこと、または一国の君主のことを言う。また、基本的には男性の場合を指す。(女性の場合は「女王」と言うのが一般的である。)
尚、君主ということでは「皇帝」や「プリンス」と呼ばれる人もいるが、「国王」はそれらの中で標準的な男性君主である。(「皇帝」は「国王」よりも格上の扱いで、帝政を採っている国の国王であり、「プリンス」はローマ教皇から承認を受けていない小国の君主のことを指す。)
尚、西洋では「国王」と言うが、東洋では「帝(みかど)」という言い方が多く、「帝」は西洋では「帝王」に相当するものと見なされる。ただ、中国で戦国時代になって小国が乱立するようになると、君主は「王」と呼ばれるのが一般的になるが、西洋ではこれが「国王」に相当すると見なされる。戦国時代が終わって国が統一されると、その君主は「皇帝」と呼ばれるようになった。
英語では「King」、ドイツ語では「König」、フランス語では「Roi」、イタリア語では「Re」、スペイン語では「Rey」、ポルトガル語では「Rei」、中国語では「國王」と言う。
「魔法使い」:魔法、妖術、幻術、呪術などの術を使う人のことである。「魔術師」と言うこともある。また、女性の場合は特に「魔女」と言うが、「魔法使い」と言った場合は性別は関係ない。
日本では、特に「魔法」を使う人のことという認識であるが、西洋では「錬金術」「妖術」「占術」などを使う人も魔法使いとして扱われる。
また、神話や伝説にも多々登場しており、小説、お伽噺、童話などにも登場している。そのため、現在でも空想の世界では多々登場している。また、それらのフィクションの世界では、魔法使いというと、良い人(この物語(「シンデレラ」)の場合はこれに該当する。)として登場する場合と、悪者として登場するものとがある。(当然、その両者が登場する作品もある。)
近年では「ハリー・ポッター」シリーズが魔法使いが登場する作品の代表的なものとして、世界中で大ヒットを記録している。(「ロード・オブ・ザ・リング」もそうだが、近年のファンタジックな作品には魔法使いが登場していて、そういう作品が近年は多い気がしますが...)
古い作品では小説「オズの魔法使い」とその映画化作品の「オズの魔法使」(映画の邦題では送り仮名の「い」が無いのが正式タイトルである。)が有名である。
日本では'60年代のアニメ「魔法使いサリー」から、魔法使いの少女が主人公の、所謂「魔女っ子もの」と呼ばれる作品が多数生まれている。(実写作品では「コメットさん」「5年3組魔法組」などがある。)
英語では「Magician」、ドイツ語では「Magier」、フランス語では「Magicien」、イタリア語では「Mago」、スペイン語では「Mago」、ポルトガル語では「Mágico」、中国語では「魔術師」と言う。
「馬車」:人が乗った車、または貨物を乗せた車を馬が引くことで移動するようにした交通手段のこと、またはそのようにして用いる車両のことを言う。
現代では自動車に取って代わられているが、自動車が登場する前の19世紀までは人々の間では最も身近な交通手段であった。(実際は20世紀に入って暫くの間は馬車が主役であり、大衆車が登場した1910年代から交代していくようになり、1920年代には自動車に主役を譲ることになった。但し、鉄道の分野では、上記期間が登場した19世紀終盤に、そちらに主役の座を譲っている。)
歴史は古いが、いつから使われているものなのかははっきりしていない。紀元前30世紀頃の時代から、戦場で戦車として馬車が使用されていることが分かっているので、少なくとも現在では5000年の歴史があることになる。また、荷物の運搬用としての利用もされた。
また、古代ローマでは、戦車の一つと言うことになるが、(馬車)戦車による競争競技が行われていたことが分かっている。(映画「ベン・ハー」が有名ですね。)
その後も馬車は荷物の運搬用として利用されていたが、17世紀になってロンドンで辻馬車が登場し、現在のタクシーの様な使用がされるようになった。更に17世紀後半には「乗合馬車」が登場し、これは公共交通機関の原形とされている。更に、18世紀になると、欧州の主要都市間を結ぶ駅馬車が登場している。(アメリカでも19世紀の西部開拓時代には駅馬車が交通機関の中心となった。)また、19世紀になると、「馬車鉄道」と呼ばれるものが登場した。
しかし、後に蒸気機関車が馬車鉄道を淘汰して、鉄道システムが確立することになる。また、府玻世紀になると、自動車の大衆化と普及によって、馬車は公共交通機関からは消えていった。
現在では、一部で観光用として馬車が交通機関として利用されているのと、一部の王族の儀式として馬車が利用されることがある程度になっている。但し、現代でも僻地での荷物の運搬として、ローカル的に使用されている地域もあることはある。(ただ、馬ではなく、ロバなどが使われている場合もある。)
英語では「Carriage」、ドイツ語では「Kutsche」、フランス語では「Voiture」、イタリア語では「Carrozza」、スペイン語では「Carruaje」、ポルトガル語では「Carruagem」、中国語では「馬車」と言う。
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