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ケータイ刑事銭形愛6話[裏ネタ編]PART 7 [ケータイ刑事]

銭形愛」の6話「ステージママ・ダブルブッキング殺人事件」の「裏ネタ編」の増補は今回限りとなります。で、ちゃんが他殺と考えることになったものに関して、「グラス」について、「」について、「」について、ちゃんが事件を解くポイントになった「オブラート」について、元彦が息を吹き返して五代さんが叫んだ「幽霊」について記します。尚、「オブラート」は「・6話[裏ネタ編]PART 4」で、「幽霊」は「・10話[裏ネタ編]PART 2」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/2/9、12、14付(2/14付けは2つあります。)です。

グラス」:意味としては「ガラス(硝子)」のこと、「ガラス製のコップ」のこと、「眼鏡」のことという3つの意味がある。(この3つは英語では同じ単語である。)また、英語では異なる単語であるが、日本語でカタカナ表記した場合は同じ「グラス」となるものとして、「草、牧草、芝生」などの「草」と言う意味がある。

この物語では、飲み水を入れていた「グラス」であるので、ガラス製の透明なコップのことである。また、これは「コップ」(これは元々はオランダ語である。)と言うことも多々ある。

これは、取っ手の付いていない液体を入れる容器である。(取っ手が付いているものは「カップ」と言って、「コップ」とは区別されている。)

現在では、ガラス製以外にも、紙製、プラスチック製、金属製のものがあるが、日本ではオランダからガラスと共に伝わって入ったことから、ガラス製のものが一般的になっている。尚、日本では「湯飲み」と呼ばれる陶器製のコップも存在するが、一応「湯飲み」と「コップ」は、用途は基本的に同じであるが、名称としては区別されて呼ばれている。

英語では「Glass」、ドイツ語では「Glas」、フランス語では「Verre」、イタリア語では「Vetro」、スペイン語では「Vaso」、ポルトガル語では「Copo」、オランダ語では「Kop」、中国語では「玻璃酒杯」と言う。

」:「口唇(こうしん)」と言うこともある。哺乳類に於いて、口の周りにあって、柔らかく動かすことが出来る部分のことを言う。

人間の場合は、上下の2つに分かれていて、それぞれを「上唇」「下唇」と言う。また、これらは口裂の両側端で移行している。また、この部分が特に赤く見えるのは、この部分の皮膚が薄く、血流が見えているためである。(人間だけの特徴である。)また、内面は粘膜、外面は皮膚であるが、その間に筋肉が入っていて、その筋肉を動かすことで自由に動かすことが出来る。

英語では「Lips」、ドイツ語では「Lippen」、フランス語では「Lèvres」、イタリア語では「Labbra」、スペイン語では「Labios」、ポルトガル語では「Lábios」、中国語では「嘴唇」と言う。

」:「根を残す傷跡」のこと「傷によって出来た痣(あざ)」のこと、「ものの跡形」のことという意味がある。基本的に「傷」が原因となって後に残ったもののことを指す。(この意味では「瘢痕(はんこん)」と言うこともある。)また、心に受けた傷のことも「心の(傷)痕」と言うことがある。

尚、第三の意味としては「跡」という方が一般的に使われる(「足跡」「軌跡」「遺跡」「史跡」などのように、「跡」という漢字が使われる。)のだが、この物語のように、事件に関係した場合は、後に残ったものを「跡」ではなく「痕」を用いることもある。(但し、「足跡」などのような熟語は「足痕」というように感じを置き換えることはせず、「足跡」と表記される。)

英語では「Trace」、ドイツ語では「Spur」、フランス語では「Trace」、イタリア語では「Traccia」、スペイン語では「Rastro」、ポルトガル語では「Rastro」、中国語では「痕」と言う。

オブラート」:澱粉などで作った薄い半透明の膜であり、水に簡単に解けるという性質を持っている。飲みにくい薬を包んで飲むのに使われる。(=薬用オブラート。)また、一部の菓子を包むのにも利用されることがある。(そのまま食する。)

歴史は意外と古く、キリスト教の儀式で使用されていたウエハースに似たパンが原形とされている。そして、それに薬を包み、水に浸して柔らかくしてから服用する、という使われ方をしていた。(現在のような水溶性ではなく、硬質オブラートと呼ばれるものである。)日本に伝わったのは20世紀になってからで、1902年に三重県の小林政太郎医師が寒天とデンプンから柔軟オブラートを生成する方法を発明したのが最初である。(これは1910年の日英博覧会で金牌を受賞し、世界に広まることになる。)その後、これを改良して、柔軟剤が不要な製造法が生まれ、1922年には大量生産が可能になって、更に普及することになった。

現在では、薬用オブラートは円形となっていて、広く使われているが、菓子用オブラートは様々な形のもの(三角形、四角形、その他)がある。また、最近では何らかのフレーバーが付けられたものも出回っている。また、薬用オブラートの方が菓子用オブラートよりも薄く作られている。(15~20μmぐらいである。菓子用はその2~3倍程度である。)

尚、オブラート(「Oblate」)は元々はオランダ語であり、英語、イタリア語では「Wafer」(但し、発音は異なる。)、ドイツ語では「Waffel」、フランス語では「Gaufrette」、スペイン語では「Oblea」、ポルトガル語では「Bolacha」、中国語では「米紙」と言う。

幽霊」:日本の民間信仰で、人間が死んで肉体が消滅した後でも、現世に未練や恨みを持っているために成仏できず、浄土に行くことが出来ない魂が姿と声を持って因縁ある人の前に出現するもの、と定義されている。しかしその存在は科学的には証明されていない。(証明できないため、科学では存在が否定されている。)しかし、現在まで「怪談」という形で数多く語り継がれている。(幽霊の姿は、基本的には生前の姿と同じであるが、足がないというものが一般的である。)

また、それ以外でも、死者の魂、おばけ、という意味でも使われていて、これらから派生した意味としては、「実体を持たず、名前だけ存在しているものの頭に付ける接頭語としても使われている。(例えば、幽霊会社、幽霊部員、幽霊会員などはこのようなして生まれた言葉である。)

死者が現世に姿を現すという考えは、洋の東西を問わず、古来からあるものである。そのようなものを西洋では「Ghost」と呼んでいる。しかし西洋では幽霊屋敷、幽霊船、などのように、人間以外のもの(物)に魂が宿ったというものが多く、死者が生前の姿で現れる、というものは意外と少ない。(死者が現れるというものは、西洋では妖怪の類の方が多くなっている。)→この点が日本とは違っている所である。尚、東洋では、もの(物)に宿るのではなく、生前の姿で直接現れるという幽霊が一般的である。

日本の幽霊では、そのイメージとしては、乱れた髪(長髪が一般的)、頭には三角頭巾(「天冠」と言う。)、足が無い、白装束を着ている、というものが定着している。また、イメージとしては「女」というのが一般的である。これは江戸時代の浮世絵に記されたものであって、それが現代まで受け継がれている間に、広く浸透したためである。尚、江戸時代以前の幽霊には足があったとされている。(ちなみに、西洋の幽霊は足があるのが一般的であり、足がないというのは日本特有の幽霊の姿である。)

その「足がない幽霊」は、18世紀(江戸時代中期)の絵師・円山応挙(円山派の祖)が最初に記したとされているが、それ以前に足がない幽霊の絵は記されているので、これは間違った通説である。(彼の幽霊画が余りにも有名になったため、誤解されたということである。)

また、江戸時代には、百物語という形で怪談話が各地で語り継がれていて、ブームにもなり、いくつかの怪談話が生まれることになる。(「怪談新耳袋」の原作である「新耳袋」は江戸時代に「耳袋」という怪談話集を参考にして、原題の怪談話を集めたものであるが、「耳袋」も江戸時代の百物語の一例である。)「雨月物語」「牡丹燈籠」「四谷怪談」などは余りにも有名な怪談話となった。有名というのは江戸時代から芝居になっていたためでもあって、その代表的な「四谷怪談」は1825年7月26日に江戸・中村座という芝居小屋で「東海道四谷怪談」として初公演されていて、ここから芝居の世界でも幽霊が登場するようになった。現在では、これにちなんで、7月26日を「幽霊の日」ということになっている。(但し、1825年と言うと、旧暦であったので、現在の新暦では7/26ではないのですがね...)

また、日本の三大怪談として知られている「四谷怪談」(「東海道四谷怪談」)、「皿屋敷」(「播州皿屋敷」または「番町皿屋敷」)、「牡丹灯篭」にも幽霊は登場するが、「四谷怪談」と「皿屋敷」は怨念を残して死んだ女性が亡霊となって現れて、という物語であるが、「牡丹灯篭」は恋する男に焦がれ死にした女の亡霊と人間(男)との恋を描いたものである。よって、幽霊の全てが人間に対して恨みを晴らそうというものではない。また、数多くの幽霊が映画としても描かれていて、幽霊にも善悪がいる。日本映画では「四谷怪談」や「皿屋敷」のような幽霊が登場する作品が多いが、西洋では「牡丹灯篭」のような幽霊を描いた作品が多いという傾向がある。(例えば、1987年の香港映画「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」(ジョイ・ウォン(幽霊役が当たり役となり、他にも幽霊を演じた作品があることでも知られている。)主演)とその続編(「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2」(ジョイ・ウォン主演)は1990年、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3」(ジョイ・ウォン主演)は1991年)、アニメの「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー スーシン」(1997年)、1990年のアメリカ映画「ゴースト ニューヨークの幻」(デミ・ムーア主演)などが該当する。)→幽霊の怖い話も良いが、たまには後者の心温まる幽霊が登場する作品も見てみましょう。一般的に「幽霊」は恐怖の対象となっているが、少しはそうではなくなっていくことでしょう。

英語では「Ghost」、ドイツ語では「Geist」、フランス語では「Fantôme」、イタリア語では「Fantasma」、スペイン語では「Fantasma」、ポルトガル語では「Fantasma」、中国語では「幽靈」と言う。

 

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