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「CLUE」 [映画(洋画)]

表題の作品は1985年年のアメリカ映画「殺人ゲームへの招待」である。日本での劇場公開は1986年10月であった。ミステリーものであるが、結末が3通りあるという作品で、劇場公開時は劇場によって3つの異なる結末が上映されたことで話題になった作品である。

作品データを記しておくと、時間は97分、原案はジョン・ランディスとジョナサン・リンの2人、監督と脚本はジョナサン・リン、撮影はヴィクター・J・ケンパー、音楽はジョン・モリスである。そして出演は、アイリーン・ブレナン、ティム・カリー、マデリーン・カーン、クリストファー・ロイド、マイケル・マッキーン、マーティン・マル、レスリー・アン・ウォーレン、コリーン・キャンプ、リー・ヴィング、ビル・ヘンダーソン、ケリー・ナカハラ、ジェフリー・クレイマー、たちである。

時は1954年、ニュー・イングランドのある場所にあるゴシック風の大邸宅。そこで豪華なディナー・パーティが開催された。招待客は、上院議員のピーコック夫人、ワシントンの豪腕ホステスのワズワース、ある重要人物の未亡人のホワイト夫人、精神料医のプラム教授、官僚のグリーン、軍人のマスタード大佐、セクシーでずる賢い女のスカーレット、そしてボディという男だった。また、そこにフランス人のメイド・イヴェットがいた。パーティが始まると、出席者の秘密が順番に暴かれていく。そして、1人、また1人と参加者が殺されていく。半数の人間が殺され、残った人たちも恐怖に包まれる中、ワズワースがそれぞれの殺人の詳細を語る。彼はFBIの人間だった。しかも彼は過去にそれぞれの人物と関わりがあり、しかも忘れてしまいたい過去があった。ワズワースはそういう面々をパーティと称して集め、必然的に殺人を犯せるように仕組んでいたのだった。そして、秘密にしたい過去の犯罪が明らかにされる...

結末が3つあるということなので、1つの作品でも3倍楽しめる。但し、展開次第では、更に違った結末も出来ますね。それだけに、一度ではなく、複数回楽しめる作品である。(が、異なる結末を楽しむのには、ソフトで楽しむのが最適であるのは言うまでも無い。)

また、一癖も二癖もあるキャストが揃っているため、この手の作品では、違った結末もあり得ると思う作品も中にはあったが、そういう所を満足させてくれる作品でもある。

ボードゲームの「CLUE」というゲームがあるが、本作はそのゲームを映像化した作品ということで、発想もユニークであって、一度は体験しておきたいという独自の作品世界を構築している。たっぷりと楽しみましょう。

 

殺人ゲームへの招待 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ジャパン
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