ケータイ刑事銭形愛7話[裏ネタ編]PART 6 [ケータイ刑事]
「銭形愛」の7話「ハートのエース殺人事件の「裏ネタ編」の増補の2回目となる今回は、事件が起こった劇団の名前(劇団イタリア座)に因んで「イタリア」について、愛ちゃんたちはこの人にこれがまだ、と言われたことから「座長」について、「開場」について、「親子」について、捜査が進むにつれて劇団イタリア座はこういう状態になっていったことから「空中分解」について記します。尚、「親子」は「泪・13話[裏ネタ編]PART 7」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/2/16、18、19、21付です。
「イタリア」:ヨーロッパの中央南部に地中海に南東に着き出したイタリア半島と、地中海に浮かぶシチリア、サルデーニャ、及びそれらの周辺の島々を国土とする共和国である。正式国名は「イタリア共和国」(現地語であるイタリア語では「Repubblica Italiana」)という。また、漢字では「伊太利亜」と記し、略した場合は「伊」と表記する。
面積は約30.1万平方キロ(日本の約8割)、人口は約6000万人(日本の半分弱)、首都はローマ(人口は約270万人であるため、大阪市と同程度である。)、通貨はユーロ、公用語はイタリア語である。歴史のある国であって、ギリシャ時代から既に都市国家として成立しており、その後、ローマ帝国が成立し、世界に巨大な力を持つ国家として君臨することになる。そのため、現在まで2800年ほどの歴史があることになる。(但し、現在のイタリア共和国として成立したのは1946年である。)ローマ帝国が力を誇った後、帝国は分裂し複数の王国が分立した状態となる。1861年にイタリア王国が成立、1922年にムッソリーニが政権を握るが、第二次大戦の時に分裂してイタリア社会共和国(サロ共和国とも呼ばれているが、国家承認されなかった国である。)とイタリア王国の時代を経て、1946年に共和制に移行し、現在の国名になった。
国土の北部は工業地帯、南部は農業地帯というようになっていて、南北格差が問題になっている。北部の都市では、機械、自動車、造船、化学、繊維工業などが重要なものになっている。南部の農産地では、小麦、玉蜀黍、葡萄、オリーブなどの生産が盛んである。また、僅かであるが米作、養蚕、酪農、放羊なども見られる。鉱物資源には恵まれていないが、戦後に大天然ガス田が発見されて、重要なエネルギー源になっている。
それ以外では、ファッション系の服飾業が世界的に有名となっていて、服飾ブランドのいくつかが世界的に知られる有名ブランドとなっているのと、ローマ時代からの遺跡などを中心とした観光産業も盛んである。
また、イタリアの国土の中には、バチカン市国、サンマリノ共和国というミニ国家が独立国として存在していることでも知られている。
「座長」:演劇の世界では、その一座の長のこと、統括者のことを言うが、一般的には、懇談会や座談会に於いて、その会の進行を司る人のこと(司会進行係)を言う。(どちらにしても、小集団に於ける仕切っている人ということになる。)
尚、前者の場合では「座頭(ざがしら)」という言い方もある。また、座長となる人の名前(「○○△△」とすると)を取って、その一座のことを「○○△△一座」または「○○一座」若しくは「△△一座」と呼ぶことが多い。基本的には座長が一座の看板で有り、同時に経営者としても最高責任者と言うことになる。(旅回りの一座であれば、座長が全てを手配して仕切っていることになる。)
尚、舞台公演の場合は、その公演で主役を務める人のことを「座長」と呼ぶのが一般的であって、経営(運営)に関しては別の人が責任者として担当することが多い。そのため、経験豊富で渉外交渉などに長けたベテランではなく、経験の浅い年少者が座長となる場合も珍しくない。
英語では「Chairperson」、ドイツ語では「Vorsitzender」、フランス語では「Président」、イタリア語では「Presidente」、スペイン語では「Presidente」、ポルトガル語では「Presidente」、中国語では「團長」と言う。
「開場」:「建物などを公開すること」と言う意味と、「会場を開いて(客を)入場させること」という意味とがある。が、一般的には後者のことを指すのが多い。
舞台公演やコンサートなどでは、「開場時間」が設定されていて、その時間になると開場を明けて客を入れることになる。また、近年では映画館も入替制が当たり前になっているため、各回ごとに開場して客を入れることになる。
また、客を入れる時間(=開場時間)と、講演が始まる時間(=開演時間)とは必ずズレがある。(映画では10~15分程度というように短時間であるが、舞台公演では30分~1時間程度、コンサートでは1時間ぐらいの時間差があるのが一般的である。)
英語では「The Opening」、ドイツ語では「Die Öffnung」、フランス語では「L'ouverture」、イタリア語では「L'apertura」、スペイン語では「La Apertura」、ポルトガル語では「A Abertura」、中国語では「開幕」と言う。
「親子」:「おやこ」と読むのが一般的であるが、「しんし」と読む場合もある。
親とその子供のことであって、最低でも同時に2人の人のことを指していることになる。親と子は一親等という間柄となり、最も近い肉親ということになる。
また、この関係は人間だけに当てはまるものではなく、全ての生物についても「親子」と言う言い方がされる。動物の場合は、人間と同様に生殖行為を行った個体の間に新たな個体が生まれることになるが、生殖行為を行った方が「親」となり、新たに生まれた方が「子」になる。また、植物の場合は生殖行為を行うということは無いが、受粉によって行われることで新たな「子」が誕生することになる。
基本的には、生殖行為によって子供が誕生することになるので、実際の血縁上の親子関係がある者同士のことを「親子」と言うが、実際の血縁関係が無くても、養子関係を結んだ親と子の場合であっても「親子」と言う。(またも「義理の」と言う言葉を付けて配偶者の親との関係も「親子」と言う。)
一般的には動物に於いて、血縁関係のある親子のことを指すが、それ以外にも「親子」と呼ばれるものがある。それは、人間や動物の親子関係から転じた言い方であって、複数の物の間に、親となって全体を統括するものと、それに従属するものという様な関係のある複数の物で構成されている物のことを「親子○○」と言うことがある。(例えば、電話で「親子電話」と言うものがあるが、これは親機と子機を含めたシステムのことを言っている。)
また、料理にも「親子」に因んだ名前がつけられている「親子丼」というものがあるが、これの省略した言い方として「親子」と言う場合がある。「親子丼」はだし汁で煮た鶏肉といくつかの野菜を卵(鶏卵)でとじ、それを丼に盛ったご飯の上に乗せた料理である。具材として鶏肉と鶏卵を必ず使っているが、この両者が親子関係にあることから「親子丼」と呼ばれる様になった。(鶏肉ではなくて豚肉などの肉を使い、卵(鶏卵)でとじて丼飯に乗せたものは「他人丼」と呼ばれるが、豚と鶏卵は赤の他人であることからこのような名称となった。当然、「他人丼」は豚肉を使ったものだけではなく、他の肉を使ったものも存在するが、豚肉を使ったものが「他人丼」と呼ばれることが多い。)→ちなみに「親子丼」のことを英語では「Bowl of Rice Topped with Chicken and Eggs」と、そのものを説明した言い方がされていたが、近年では日本食の認知度が高くなったこともあって「Oyako-Donburi」または「Oyako-Don」でも通じるようになってきている。(通じない所もまだまだありますが...)
尚、鶏肉と鶏卵を同時に使った料理は「親子丼」以外にも色々とある。例えば「親子鍋」「親子南蛮」「親子うどん(蕎麦)」などがあるが、これらの料理は短縮して「親子」ということは殆どない。ということで、料理で「親子」と言うと「親子丼」のことを指す。(但し、うどん屋、蕎麦屋で、メニューに「親子丼」が無い場合は、その店の従業員の間では「親子うどん(蕎麦)」の注文があった場合、「親子」ということはあるようですが...(これは特殊な場合であって一般的ではない。)
ところで、「親子丼」は鶏肉と鶏卵を同時に使っているが、例えばダチョウの肉とダチョウの卵を同時に使った料理も「親子○○」と言うことになるが、そう言う言い方はしないが、日本ではダチョウの肉や卵は一般的ではないので、当然ということでしょう。
しかし、鶏肉と鶏卵を使った料理として一般的な料理としては「茶碗蒸し」(当然、鶏肉を使っていない場合もあるが、そういう場合は除外する。)がある。(具として鶏肉を使うのは一般的であり、溶き卵にだし汁を合わせたものを使っている。)しかし、茶碗蒸しのことは「親子」ということはしないですね。(が、どうしてなのでしょうか?→鶏肉は「茶碗蒸し」の具材として使用されることが多いが、必須の具材ではない、というのが理由だと思いますが...(親子丼は鶏肉は必須の具材ですし...))
「親子」のことを英語では「Parent(s) and Child」と言うが、「Family」という言葉が「親子」という意味として使用されることもある。(基本的には「家族」という意味となりますけど...)また、ドイツ語では「Elternteil und Kind」、フランス語では「Parent et Enfant」、イタリア語では「Genitore e Bambino」、スペイン語では「Padre y Niño」、ポルトガル語では「O Pai e Criança」、中国語では「父母和子女」と言う。
「ケータイ刑事」では、本家四姉妹では、相棒(特に五代さんのこと)を「パパ」と呼び、自分のことを他人に対して「(五代の)娘」と言っていたことが何度かありましたね。まあ、銭形と高村さん/五代さんというば、血縁関係が無くても、年齢的には親子関係があってもおかしくなく、並んでいたら、見た目には「親子(のよう)」と言われても不思議では無いですからね。(「恋人」と言ったら、年の差がありすぎて不自然ですし、「赤の他人」と言ったら、どういう関係があるのか、更に問われることになってしまうので、「親子」と言って、その場を簡単に切り抜けるというのが正解でしょうね。→「親子」ということにしておけば、それ以上は追求されないのが普通ですし...(「似てない親子」と思われたら、「もう一方(=母親)の親に似た」と言えば、それ以上は追求されないのは確実ですし...実際、銭形がそう言った時もありましたね。))
「空中分解」:本来の意味は、航空機などの飛行するものが、事故のために空中でバラバラに分解することを言う。(航空機事故の一つであって、重大事故の一つとなるものである。)
そこから転じて、航空機以外の物がバラバラに分解して壊れることについても言われるようになり、更には、組織の団結が無くなって人心がバラバラになること、及び、計画などが途中で挫折してダメになってしまうことにも使われるようになった。(これらは、実際には空中を飛ぶということは無いが、比喩的に使われるようになった。)
この物語では、劇団イタリア座という組織で起こったことであるので、不信感などから劇団員の気持ちがバラバラになってしまったことである。
英語では「Disintegration in Midair」、ドイツ語では「Zerfall in Midair」、フランス語では「Désintégration Aans le Suspens」、イタリア語では「La Disintegrazione in Midair」、スペイン語では「Desintegración en Midair」、ポルトガル語では「Desintegração em Pleno ar」、中国語では「半途而廢」と言う。
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