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ケータイ刑事銭形海24話(2nd.11話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形海」の第24話(2nd.11話)「歌だ!祭りだ!芸術だ! ~ケータイ刑事文化祭 in ゴルゴダの森(前編)」の裏ネタ編・増補は今回限りです。で、「大喜利」のコーナーに関するところから、みんなはこれを着ていたことから「法被」について、お題から「さかなへん」について、「漢字」について、そしてちゃんはこれを貰っていたことから「座布団」について記します。尚、「漢字」は「・2話[裏ネタ編]PART 3」で、「座布団」は「・32話(2nd.19話)[裏ネタ編]PART 8」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/9/14付です。

法被」:「はっぴ」と読む。(難読漢字の一つであって、漢字の読みの問題への出題が多いものの一つでもある。)また、漢字表記では「半被」というものもある。元々は「法被(はふひ)」若しくは「半臂(はんぴ)」の読みが転じて「はっぴ」と読むようになったとされている。

日本の伝統衣装であって、現在では主に祭などの時に着用するものとなっている。または、日本の伝統職人が着用する印半纏でもある。江戸時代までは、職人や商売人の制服の様になっていたものでもある。いずれにしても、裾の短い薄手の生地(主に、木綿、または麻を使用している。)でできた上着である。襟の部分は折り返らず、襠が無い。

または、禅宗では、高僧の椅子の背にかける裂(きれ)のことでもある。

英語では「Happi Coat」、ドイツ語では「Happi-Mantel」、フランス語では「Happi Enduisent」、イタリア語では「Happi Riveste」、スペイン語では「Happi Cubren」、ポルトガル語では「Happi Cobrem」と言うが、近年では単に「Happi」と言うことも増えている。また、中国語では「號衣」と言う。

さかなへん」:漢字では「魚部」と表記して、「ぎょぶ」というが、「うお」または「うおへん」と言うこともある。

漢字の部首の一つであって、漢字の左側(「へん」)が「魚」という漢字となっているもののことである。康熙字典214部首では195番目に置かれている。(11画の最初に、または亥集の9番目でもある。)

この部首をもっている感じは、基本的に水生動物の魚類を意味する。(一部の例外として、「鯨」のような哺乳類、「鰐」のような爬虫類も含まれているが、「水生動物」または水辺で生活している動物を指す。)それ以外では、魚を使った加工品を指している。そして、右側の「つくり」の部分にそれを表す漢字(部首)を持ってくることで、「さかなへん」によって、魚の仲間であることを意味している。(表意文字である漢字の特長が良く出ている漢字群と言うことになる。)

ただ、寿司店(廻らない方)などに行けば、さかなへんの漢字は良く目にするが、普通の生活をしている範囲では、その割りにさかなへんの漢字は目にすることは少ない。(スーパーなどでは、魚の名前は漢字ではなく、カタカナ表記としている所が多いですから...→カタカナ/ひらがな表記にするのは、漢字の読み間違いから生じるトラブルを避けるためでもあって、読み間違いが殆どな文字を使うことで分かりやすくする狙いがある。)

英語では「Radical Fish」、ドイツ語では「Radikal Fisch」というが、康熙字典214部首では195番目に於かれていることから「Radical 195」と言う言い方もある。また、中国語では「魚字旁」または「魚字頭」と言う。

漢字」:古代中国に発生した文字であり、中国語を表記するための伝統的な文字である。また中国から朝鮮半島を経て日本に伝わり、朝鮮、日本でも使われている文字である。また、現在は使われなくなったが、モンゴルとベトナムにも伝わっていて、使用されていた時代がある。尚、漢字の文化を持つ地域(「漢字文化圏」と言う)としては、中国、日本、韓国、北朝鮮、台湾、モンゴル、ベトナム、そしてシンガポールが含まれている。(人口では16億人程度になるため、世界人口の20%以上に達していることになるが、同一言語ではなく、言語によって文字は変化しているので、文化圏は同一であっても、使用される文字(漢字)は完全に一致していない。しかし、表意文字であることは同じである。)

歴史は古く、紀元前十数世紀の頃から用いられているものである。文字数が極端に多い文字体系であって、その数は15万字以上と言われている。(但し、通常使用する漢字はそこまで多くなく、多くても5000字程度であって、普通に使用される漢字の数は2000~3000字ほどとされている。)尚、同じ文字でも「異字体」と呼ばれるものがある。これは、同じ語を表す漢字であるが、1つだけではなく異なった字体の漢字があるということである。(当て字はこれには含まれない。)

また、異字体であるが、旧字体と呼ばれるもの、簡略化した「簡体字」と呼ばれるものもある。旧字体の漢字は、昔は使用されていたが、画数が多いなどでより簡略化した漢字に置き換えられていて、現在では余り使用されることに無い文字である。また、「簡体字」は、画数の多い漢字をより簡略化したものであって、中国では簡体字が一般的に使用されるようになっている。「旧字体」も「簡体字」も「異字体」の一つで有り、これらを含めると、漢字の文字数は大きく増えることになる。

漢字は、当初は甲骨文字であったが、象形文字、指事文字などから新しい文字が次々と生み出されて文字数が増えていった。基本的に、表意文字であるため、言葉の語彙が増えると漢字の方も増えていくことになった。(一部には表音文字として使用されるものもある。)尚、「表意文字」であるため、漢字の読みがあやふや(分からない場合も含む。)であっても、漢字の構成要素(「へん」や「つくり」など)から、ある程度の意味が伝わるというメリットがある。特に同音の読みであっても、文字を見ただけでその違いが分かると言うところは便利なところである。

日本に伝わったのは1世紀になってからとされていて、当時は漢字のみが使われることになった。(カタカナとひらがなは9世紀になって日本で独自に生まれることになるが、漢字が入ってきた時にはまだ存在していなかった。)

英語では「Chinese character」、ドイツ語では「Chinesische Schriftzeichen」、フランス語では「Sinogramme」、イタリア語では「Carattere Cinese」、スペイン語では「Escritura China」、ポルトガル語では「Caracteres Chineses」、オランダ語では「Hanzi」というが、近年ではどの言語でも「Kanji」と言うようになってきている。尚、中国語では「漢字」と言う。

座布団」:「ざぶとん」と読む。漢字では「座蒲団」と表記されることもある。

床や畳の上に座る場合、下に敷く小形の布団のことである。日本の日常生活では広く使われるものである。厚さは数cm程度であって、大きさは50cm四方前後の正方形に近い形をしているのが一般的である。(一応、大きさによってそれぞれ名前が付けられている。茶席判(43cm×47cm)、木綿判(51cm×55cm)、銘仙判(55cm×59cm)、八端判(59cm×63cm)、緞子判(63cm×68cm)、夫婦判(67cm×72cm)などがあるが、一般的なものは木綿判、銘仙判、八端判であり、これらがS、M、Lサイズといったら良いでしょう。)また、近年では、床や畳の上に座る場合だけでなく、椅子に座る際にも使用されるようになっいる。但し、椅子に使用する場合、前記のものよりも小さいものが主流であって、形は円形のものなどもある。

座布団は、座る際の緩衝材という役割をしているが、それ以外の役割としては、(冬場の)冷たい床に直接触れることを防ぐという役割がある。また、畳の上で寝る場合には、半分に折って枕の代用品として用いられることもある。更に、第二次世界大戦中には2枚の座布団を頭に乗せて、頭部を守るための保護具として使われ、これが防空頭巾を産むことになった。現代では防災頭巾の代用になるということでも知られている。

構造は簡単なものであって、布製の袋の中に綿やスポンジなどを入れたものである。尚、ソファに用いるクッションのような弾力性は基本的に持っていないため、構造も簡単であって、修理などの手入れも簡単に行うことが出来る。

歴史は古く、起源は鎌倉時代にまで遡る。が、当時は権力者や僧侶が使うものであって、一般の人が使用するものではなかった。権力者が使用するものということで、実用性よりも見栄えを良くすることが優先され、その結果、様々な装飾がなされたものが多く使われていた。一方、僧が使うものは仏教の中に溶け込み、宗教的な儀式で使用する物という位置づけとなっていった。特に木魚を置く際にも専用の座布団が用いられるようになった。そんな座布団が一般人の間に普及するようになるのは江戸時代になってからであって、その時には現在のようなほぼ正方形の形にもなった。

日本的なものの一つであるため、日本の伝統を受け継いでいる所(茶道、華道など)では、座布団に対しても様々な作法がある。また、大相撲でも力士が土俵下で自分の取組を待つ時に使う座布団にも作法がある。(関取(十両以上)になると自分専用の座布団を使うことが出来る。)

大相撲では座布団が舞うということが度々あるが、これは横綱が幕内力士に敗れて金星を配給した時、桟敷席の観客が座布団を投げることから始まったとされる。(平幕力士が横綱に勝つというのは番狂わせであり、興奮した観客が行うことである。)されが次第に他の場面でも行われるようになり、番狂わせが起こった際には座布団が舞うのは当たり前のようになった。これに対して相撲協会では、座布団を投げることは危険なため、禁止しているが、それでも座布団が投げられることが起こる。で、一部では座布団を投げられないような形にするという工夫が行われている。(例えば、1つの桟敷席にある4枚の座布団を繋いで大きくして、投げにくくする、などがその工夫である。)

また、落語では、高座で落語家が噺をする時に、座布団の上に座って行う。そこから、「笑点」の大喜利のコーナーで、座布団を得点代わりとして使うようになって、座布団を重ねて使うという姿が一般にも広がった。

尚、英語では「Japanese Cushion」または単に「Cushion」と言い、ドイツ語では「Polster」、フランス語では「Coussin」、イタリア語では「Cuscino」、スペイン語では「Cojín」、ポルトガル語では「Almofada」と言っていたが、最近では日本文化に対する認識が広がったこともあって、どの言語でも「Zabuton」と言うようになってきている。尚、中国語では「坐墊」と言う。

 

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