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「CONEY ISLAND」 [映画(洋画)]

表題の作品は1917年の映画「コニーアイランド」である。現在では邦題は「キートンのコニー・アイランド」というように修正されている。言うまでも無く、サイレント期の作品であって、その時代を代表するコメディアン・B・キートン主演のコメディ作品である。

作品データを記しておくと、白黒・サイレント作品であって、時間は現存しているものは20分(当時の資料によると、オリジナル版は24分となっている。)、監督と脚本はロスコー・アーバックル、出演は、バスター・キートン、ロスコー・アーバックル、アル・セント・ジョン、アグネス・ニールソン、アリス・マン、ジョー・ボードックス、アリス・レイク、たちである。

謝肉祭で、街ではパレードが行われている。キートンは恋人とデートということで、遊園地に彼女と一緒にやってきた。が、遊園地には恐妻家のデブの男が妻から逃げようとして、ゴーカートに乗って気分が悪くなったキートンの彼女にちょっかいを出し始める。キートンは他のゲームに夢中になっていて、それを利用してデブ男は彼女を遊泳場へ誘う。水着に着替えようとするが、デブ男に合うサイズがなく、仕方なく女モノの水着で女装をする。するとすのスタイルからか、周囲にいる男たちにもててしまう。やがて、暑くなったデブ男はカツラが脱げてしまって、恐妻に発見されてしまって...

キートンとR・アーバックルという、やせ男とデブ男が繰り広げる、キートン作品ではお馴染みの展開のドタバタ・コメディである。

本作は製作から90年以上が流れ、100年に近づいているが、100年近く前の世界を見ることが出来ると言うだけでも貴重なものである。展開としては、キートン作品の王道を行くものであって、何も考えずに笑って見られる作品である。時間的にも短い短編であるだけに、ちょっとした機会を作ってみておくことをお薦めする作品の一つである。

 

キートン「コニー・アイランド」/「自動車屋」/「馬鹿息子」 [DVD]

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