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DEBORAH COX『ONE WISH』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1998年に発表された彼女の2nd.アルバムである。カナダ・トロント出身のR&Bシンガーであり、当時のアリスタ・レコード社長に見出されてデビューし、W・ヒューストンの再来と呼ばれることになったが、そんな彼女が前年の映画「MONEY TALKS」のサントラから大ヒット・シングルを生み、実力を発揮したのが本アルバムである。チャート成績は、Billboardでは最高位72位、R&Bチャートでは14位、ヒート・チャートでは1位を獲得しているが、カナダではチャートインしていない。

収録曲は以下の全14曲である。『September』『It's Over Now』『Nobody's Supposed To Be Here』『We Can't Be Friends』『Couldn't We』『One Wish』『I Won't Give Up』『Just When I Think I'm Over You』『Love Is On The Way』『I Never Knew』『One Day You Will』『Nobody's Supposed To Be Here (Dance Mix)』『Things Just Ain't The Same (Dance Mix)』『September (KayGee Mix)』。

この中からシングル・カットされたのは5曲である。サントラ盤からのシングルでもある『Things Just Ain't The Same』はBillboardで最高位56位、ダンス・チャートでは1譜、R&Bチャートでは28位、カナダで29位を記録している。そして、『Nobody's Supposed To Be Here』がBillboard(HOT 100)で最高位2位、R&Bチャートでは14週連続1位、ダンス・チャートでも1位、カナダで8位、イギリスでは55位を記録している。また、1998年のBillboard年間シングル・チャートでは99位にランクインしている。続く『It's Over Now』は、Billboardで70位、R&Bチャートで20位、、ダンス・チャートで1位、イギリスで49位を記録している。続く『We Can't Be Friends』はBillboardで最高位8位、R&Bチャートで1位を記録、『I Never Knew』はダンス・チャートで1位を記録している。

お薦め曲は、HOT 100ではないがBillboardのチャートで記録を樹立したことで知られる『Nobody's Supposed To Be Here』、シングル曲の『It's Over Now』と『We Can't Be Friends』、更にアルバム・タイトル・ナンバーの『One Wish』、そして『I Won't Give Up』『One Day You Will』をピックアップしておく。

ゴスペル系のしっかりとした歌唱力を備えている彼女であるだけに、ヒットしたのはダンス系のナンバーであるが、本アルバムではミディアム・テンポからゆったりとしたバラードまで、内容の方は幅広く、とても充実したものとなっている。(ダンス系のアップテンポの曲との緩急がまた面白い所である。)歌唱力はあり、表現力にも磨きが掛かったことで、アップテンポなダンス・ナンバー以外にもたっぷりと聴くことが出来るだけに、女性ボーカルがお好きな方、ソウル系のサウンドがお好きな方は聴いておきましょう!

 

One Wish

One Wish

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Sbme Special Mkts.
  • 発売日: 1998/09/29
  • メディア: CD

ワン・ウィッシュ

ワン・ウィッシュ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2003/02/26
  • メディア: CD

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