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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その261) [ケータイ刑事]

今回で丸5年となった本連載(1年52週で5年だと260回であるが、曜日の関係で1年53週という巡り合わせから、5年で261回になりました。)ですが、特別なことはせず、いつものように記していきます。「ケータイ刑事」の物語は「愛」~「結」で206話、それに映画3本と言うことなので、ボチボチ、ネタの方もというようになってきましたが、「007/スカイフォール」(2012/12公開予定のシリーズ第23作です。)までは続けて記していけるはずです。


今回のテーマは「駐車場」です。(当然、駐車場を舞台にした何かがあったということになります。)で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・3rd.6話」、「007」からは「トゥモロー・ネバー・ダイ」です。

ケータイ刑事」:「・3rd.6話」。「時を超えた指紋!? ~タイムスリップ殺人事件」という物語。ゲストが斉藤洋介と斉藤悠という実の親子ということで、キャスティングにも色々と拘る「ケー刑事」らしいキャスティングの物語でした。尚、現在では殺人事件は時効が廃止されたので、この物語は現在の法律では手を加える必要が生じることになりましたが...

渋谷南署の鳩山刑事が、重要な告発があると言って、ちゃんにアポを取ったが、本人は約束の時間になっても現れず、同僚の蟹江刑事だけがやってきた。蟹江と鳩山は15年前に伊佐山という高利貸しが殺害された事件を担当した。凶器と犯行声明はあったが、捜査は難航した。時効直前(今夜、時効が成立という事件である。)になった現在、鳩山は捜査を続けていたことから、犯人の尻尾を掴んだらしい。が、その鳩山が自宅マンションで殺害され、凶器のナイフからは、伊佐山殺害犯と同一の指紋が検出された。

そんな所に、海老沢という若い男が自首してきた。が、海老沢は15年前は5歳であり、ちゃんは犯人ではないと判断した。が、海老沢は「タイムスリップが出来るんだ」と告げて、15年前の事件も自分がやったと自供した。で、指紋を調べるように要求し、蟹江がそれを持って調べに行き、15年前の事件の指紋と一致したということだった。

しかし、タイムスリップということが信じられないちゃんだった。が、蟹江が事件現場に同行させることを提案し、ちゃんも同意した。で、海老沢を連れて行った蟹江刑事。

ちゃんと松山さんも駐車場に向かったが、柴田さんが「大変です」と言って飛んできた。で、地下駐車場に急行すると、車の側に蟹江が頭を押さえて倒れていて、海老沢の姿は無かった。そして、「未来に逃亡する」という文面の紙があった。松山さんは「タイムスリップしたのかなぁ?」と言っていたが、ちゃんは「嘘です。絶対に近くにいます」と言い、緊急配備をするために松山さんがその手配に走っていった。また、ちゃんは蟹江に事情を聴くと、海老沢を車に乗せようとしたら、後ろから襲われたいうことだった。

声明文の筆跡鑑定結果から、海老沢のものと判定されたが、ちゃんは警視庁から姿を消してしまうのは不可能と考えていて、何かトリックがあると考えていた。

蟹江は時効まであと45分だが、執念を燃やし「捜査を続けます」と言ったが、ちゃんがトリックに気づいた。で、地下駐車場に行き、ちゃんは蟹江を逮捕する、と告げた。で、タイムスリップ・トリック、15年前の事件からの一連の事件について説明を始めた。

15年前、高利貸しの伊佐山を殺害した蟹江は、凶器に付いた指紋を拭き忘れたまま現場を立ち去ってしまい、鳩山が時効間近になってそれに気づいた。で、鳩山を殺害するために海老沢を雇った。また、海老沢の指紋を鑑識に届けたのは蟹江であるが、この時に予め用意していた自分の指紋と差し替えたため、15年前の事件の指紋と海老沢の指紋が一致する結果が出た。そして、邪魔な海老沢を蟹江が殺害したというのだった。そして、車のトランクを調べると、そこに海老沢の死体が発見された。ということで、蟹江が仕組んだ芝居を駐車場で行ったということだった。

尚、蟹江を逮捕したのは時効成立1分前の23時59分だった。

007」:「トゥモロー・ネバー・ダイ」。1997年のシリーズ第18作で、5代目ボンドの第2作である。初代ボンドのシリーズ第5作「007は二度死ぬ」以来となる2時間を割る作品(119分でした。)となったが、時間的には特に不満となることの無い物語である。久しぶりに東洋が舞台となった作品である。

ボンドは調査のためにハンブルグに入り、空港のエイビス・レンタカー窓口で、レンタカー店員に扮したQからボンドカーのBMW 750iLを受け取った。(当然のことながら、秘密兵器としての改造が行われている。何と言っても、エリクソンの携帯電話を使ってリモコン運転が可能となっている。また、ミサイル、ケーブルカッター、鉄びしなどの武器を装備しており、タイヤは再膨張式の特殊タイヤを装備している。)

で、銀行員ということにして、カーヴァーの施設に潜入をして、調査を行う。そして、GPS装置を奪い、750iLのダッシュボードに隠した。当然、カーヴァーの手下たちは、取り返そうとして、駐車場に駐めてある750iLを襲う。が、防弾ガラスを装備している車は、ハンマーでガラスを割ろうとしてもビクともしない。更に、ドアノブには電流が流れ、泥棒を撃退する防犯装置が作動して、カーヴァーの手下たちを撃退する。

更に、携帯電話のタッチパッドから、エンジンをかけ、リモコン運転を始めた。そして、自分の側に車を運転して持ってくると、後部席に飛び乗った。

敵は何とかして奪われたGPSを取り返そうとして攻撃してくることもあって、ボンドは後部座席に身を隠したままで、エリクソン携帯の画面に映る前面の映像を見ながら、リモコン運転をする。実際、敵は次々と攻撃をしてくるのであった。

そんな中、車に取り付けられた危険運転を注意するナビゲーションが働き、ボンドの運転を注意する音声が流れる。それを無視してボンドは、リモコン運転を続けて、立体駐車場を上の階へと逃げ回っていく。敵も車に乗って追いかけてくるが、ボンドは装備された鉄びしをまき散らして追っ手の車をパンクさせたり、ミサイルを発射して撃退したりして、派手に暴れ回る。そして追っ手を倒しながら最上階の5階まで辿り着いたボンドは、ダッシュボードからGPSを取り出して走行中の車外に飛び出し、車の方は5階の壁を突破して落下していき、向かいのビルの1階に入っているエイビス・レンタカーのテンポに突っ込んだのだった。

共通点は、駐車場に於いての物語で、その場で人が殺されている(「ケータイ刑事」では犯人が口封じのために、「007」ではボンドが敵の追っ手から逃れるために)ということ、及び、登場した車に物を隠そうとしたこと(「ケータイ刑事」では蟹江が海老沢の死体をトランクに隠し、「007」ではボンドがGPSをダッシュボードに隠している。)である。

一方、相違点は、「ケータイ刑事」では駐車場を舞台にして、駐まっている車が絡んだ展開であったが、「007」は駐車場を舞台にして、動いている車、しかも派手なカーチェイスが行われている展開であったということである。

次回からは、6年目に突入です。が、特別なことはせず、「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

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