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「DAKOTA」 [映画(洋画)]

表題の作品は1945年のアメリカ映画「ダコタ高原」である。後にビデオ化された時に「ダコタ荒原」という邦題に変更されている。(「こうげん」の漢字が変更された。)日本での劇場公開は1950年7月であった。開拓時代の西部を舞台にした西部劇である。

作品データを記しておくと、時間は82分、白黒作品である。原作はカール・フォアマンとハワード・エスタブルックの2人、製作と監督はジョセフ・ケイン、脚本はローレンス・ハザード、撮影はジャック・マータ、音楽はウォルター・シャーフである。そして出演は、ジョン・ウェイン、ヴェラ・ラルストン、ウォルター・ブレナン、ウォード・ボンド、オナ・マンソン、ヒューゴ・ハース、ボビー・ブレイク、たちである。

1880年代、ダコタは鉄道建設による土地の値上がりが期待されて、人々が集まってくる。そん時、鉄道王の娘が駆け落ちしてダコタの地にやってきた。彼女が恋したのは流れ者の賭博師であった。が、駆け落ちで彼女がやってきたことを知らない人々は、いよいよ鉄道が出来、土地が値上がりできると期待した。で、土地を持っていると大儲けできると考えて、暴力で土地を奪おうとする連中が現れる。農民たちは土地を狙う悪者たちに立ち向かって行くが、歯が立たない。そんな中、駆け落ちしてやってきた賭博師はその争いに巻き込まれ、自ら立ち上がり、いつしか農民たちのリーダーとなって、悪漢たちに立ち向かっていくが...

物語としては実に分かりやすい展開であるが、登場人物が多いため、人物の相関関係を理解するのにちょっと苦しいところがある。相関関係が分かった頃には物語はほぼクライマックスというテンポの良さである。(時間的にも長くないことも影響している。)

J・ウェイン主演作と言うことで、ハズレではないのだが、もう一工夫欲しいと思う作品である。

 

↓ビデオです。

ダコタ荒原 [VHS]

  • 出版社/メーカー: 東北新社
  • メディア: VHS

 

↓DVDもあるようですが...

Dakota (John Wayne) [DVD]

  • 出版社/メーカー: Proc
  • メディア: DVD


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