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「DALLAS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1950年のアメリカ映画「ダラス」である。日本での劇場公開は1951年12月であった。南北戦争が終結して間もない時期のダラスを舞台にしたG・クーパー主演の西部劇らしい西部劇である。

作品データを記しておくと、時間は94分、監督はスチュアート・ヘイスラー、脚本はジョン・ツイスト、撮影はアーネスト・ホーラー、音楽はマックス・スタイナーである。そして出演は、ゲイリー・クーパー、ルース・ローマン、スティーヴ・コクラン、レイモンド・マッセイ、アントニオ・モレノ、モンテ・ブルー、リーフ・エリクソン、バーバラ・ペイトン、ジェローム・コウアン、リード・ハドレー、ジル・ドナルドソン、ゾン・マレイ、ウィル・ライト、バイロン・キース、ジョー・ドミンゲス、スティーヴ・ダンヒル、たちである。

南北戦争終結後のテキサス。町々には無法者たちがはびこっていて、ダラスの町も同様であった。そんなダラスに、ボストンの旧家の息子・マーティンが新保安官として、婚約者であり、スペイン人の牧場主の娘のトニアと再会出来る喜びを抱いて赴任してきた。到着して直ぐに、ちょっとしたことからマーティンは、南軍の元ゲリラ隊長だったお尋ねものブライド・ホリスターと知り合い、彼を保安官に仕立てなければならなくなった。ホリスターは、町の山師・マーロウ兄弟に家を壊され、当局に抗議するも南部人への偏見から迫害視され、独力で悪に対抗しようとしていたためだった。で、マーティンはホリスターと共にトニアの家に行く。久しぶりに会ったトニアだったが、この時彼女はホリスターに強く惹かれてしまった。マーロウ兄弟とホリスターの対立は激しくなっていき、ホリスターが負傷するが、その夜、ホリスターはマーロウ兄弟の1人・ブライアントを倒した。が、もう1人のマーロウ兄弟のウィルが密告してホリスターは逮捕されてしまう。そしてウィルはトニアの父に大金を強要した。その金を受け取ろうとした時、ホリスターが牢から脱して駈けつけ、決闘となった。激しい戦いは、弾が尽きたウィルをホリスターが捕らえ、保安官に引き渡された。マーティンは、ホリスター赦免を当局に申請し、それが認められた書類が届くと、それをホリスターに私、今ではホリスターを愛しているトニアを諦め、新しい鉄道建設のために町を去っていった。

キャラクターがはっきりしており、西部劇らしい展開と決闘、銃撃戦が堪能できる作品である。展開としてもオーソドックスであるが、よき時代の作品ということを考えたらこんな所ですかね。まあ、娯楽作品と言うことでは、十分楽しめる作品である。

 

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