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「DANCERS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1987年のアメリカ映画「ダンサー」である。日本での劇場公開は1988年4月であった。尚、同名邦題のフランス映画(フレッド・ギャルソン監督、1999年作品、原題は「THE DANCER」)があるが、邦題は同じであるが、原題は異なっているので、それで区別できる。(内容としても全く関係ないものである。)本作はM・バリシニコフによるバレエ作品である。

作品データを記しておくと、時間は99分、監督はハーバート・ロス、脚本はサラ・ケルノチャン、撮影はエンニオ・グァルニエリ、音楽はピノ・ドナッジオである。そして出演は、ミハイル・バリシニコフ、ジュリー・ケント、アレッサンドラ・フェリ、レスリー・ブラウン、トーマス・ロール、マリアンジェラ・メラート、たちである。

映画「ジゼル」の撮影が行われているが、それに出演するダンサーが腰を痛め、それに代わって17歳のリサ・ストラッサーがアメリカからイタリアにやってきた。この作品で演出を担当していて、同時に相手役となるアルブレヒトを演じているトニー・セルゲイエフは、リサにとって憧れの存在であった。また、リサを見たトニーはその若さと初々しさに惹かれた。しかし、トニーの女性遍歴はもの凄く、リサは、トニーには近づかない方がいいと忠告される。が、リサの中では、トニーに対する尊敬が愛情に変わっていた。撮影の日、リサは、トニーと彼の後援者であるパラディオ伯爵夫人との結婚という記事が出ていたゴシップ誌を見て、ショックを受けた。それは、映画の中のアルブレヒトと彼女が演じる村娘ジゼルとの恋物語と、自分の現状とが余りにも似ていたためでもあり、それに耐えられなくなったリサは、劇場を飛び出して生みに身を投げてしまった。リサを殺したのはお前だ、と責められるトニーだったが、撮影を続ける。そして、演じるアルブレヒトがジゼルの亡霊と会うシーンでは、リサの姿が重なり、思いを込めて演じる。そのシーンは素晴らしく、「ブラボー!」という歓声がスタッフの間から飛んだ。そして、そこにはリサの姿があった。彼女は死んではいなかった。で、トニーとリサは、互いの気持ちを確かめあい、新たな関係へとなった。

劇中映画「ジゼル」の物語と、本作のストーリーとが重なり合うという展開で進んでいくラブ・ストーリーである。劇中劇とシンクロして物語が進むというものは決して珍しくない展開である。また、本作では、劇中劇でバレエ・シーンをたっぷりと見せてくれるということで、そこが見所の一つになっている。バレエはバレエとして完成している芸術であるが、映画でバレエを取りあげたものはその割りに少ないだけに、たまにはバレエ映画も宜しいかと...

 

↓ビデオです。(LDではリリースされていたのに、DVD化されていない。)

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