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「ケータイ刑事」と「007」の驚くべき類似点(その263) [ケータイ刑事]

今回のテーマは「客船でのお楽しみ」です。で、取り上げる物語は、「ケータイ刑事」からは「・3rd.10話」と「・3rd,11話」、「007」からは「ダイヤモンドは永遠に」です。

ケータイ刑事」:「・3rd.10話」「・3rd.11話」。10話が「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~事件編」、11話が「シリーズ最後の舞台!!ついに公開!後悔しないよ!死の航海! ~超豪華客船キングアンドリウⅡ世号殺人事件 ~捜査編」という非常に長いタイトルの物語である。が、簡単に言ってしまえば「冬舞台の前編」と「冬舞台の中編」(冬舞台は3話に分けて放送されました。)ということになる。(10話はその導入部であって事件が起こり、11話ではその捜査を進めていくという物語である。尚、次の12話が「解決編」である。)

松山さんは「日焼けキング」として、柴田束志さんは「逆立ちキング」として、ちゃんはそれにつきあう形で超豪華客船キングアンドリウⅡ世号に乗り込み、その船内にある劇場にいた。キングを集めたイベントが行われるということになっていたが、そこに超能力クイーンの磯崎絵里子が現れて、「テープカットをすればこの船に災いが起こります」と告げた。が、それを無視してテープカットが行われ、参加していたキングの一人が殺された。(で、ちゃんたちは直ちに捜査を開始した。)

磯崎は超能力で未来予知をしたと語るが、「超能力者バスターズ」が現れて、磯崎の超能力はインチキということを暴こうとするが、磯崎は「この会場にいる全ての皆さんの心を見通してご覧に入れましょう」と言って、超能力を披露使用としたショー形式のことを始めた。が、それがインチキであることを暴こうとしていた超能力者バスターズの1人・平目が倒れて、そのまま死んでしまった。(第二の被害者となった。また、ということで、10話は終わりとなって「つづく」となって11話へ)

柴田さんの鑑識作業が行われ、死因が毒殺と出た。そして磯崎が疑われるが、彼女は超能力で彼の死を念じただけだと主張し、「超能力で人を殺しても罪には問われないって知ってます?」と反撃に出た。で、松山さんは、磯崎が氷で出来た毒針を使って殺したと言い出すが、ちゃんがあっさりとそれを否定した。そして、まもなく、ちゃんは平目の殺害トリックに気づいた。が、十分な説明が出来ずに、逆に磯崎の玩具にされてしまった。

すると、超能力者バスターズの片割れである昇天斎が「そろそろ真打ちの出番なのかねぇ」と言って口を出した。そして磯崎が偽物の超能力者と言うことを暴こうとする。で、「全ての超常現象はマジックでも起こすことが出来る」と言う考えに沿って、磯崎の超能力が本物なら、マジックと同じことが出来るはずだと主張し、自分がこれからマジックを行い、それと同じことを超能力でやってもらう、と言う勝負を挑んだ。磯崎はその勝負を受けた。

昇天斎のマジックの用意が調い、中空の箱の中でマネキンを組み立て、これから命を吹き込む、と言った。(マネキンが動くようになる、というマジックです。)すると、磯崎は「良いこと思いついたの」と言い、昇天斎の後に同じことを行ってもつまらないので、自分は「その吹き込んだ命に邪悪な心を宿らせる」と宣言した。で、昇天斎のマジックが進む中、磯崎は超能力でマネキンに魂を吹き込んだ。で、扉を閉めてパフォーマンスをした昇天斎は、ちゃんに扉を開けるように言った。で、ちゃんが箱の扉を開けると。マネキンが動き出した。ちゃんは「嘘っ」と驚いていた。

動き出したマネキンは、そこに透明のガラス壁があるというパントマイムをしてから箱の外に出てきて、ムーンウォークなどを披露した。昇天斎が手を伸ばして、動き出したマネキンと握手をしようとしたが、マネキンはそんな昇天斎を羽交い締めにすると、隠し持っていた銃を昇天斎に突きつけたのだった。

磯崎は「邪悪な心を吹き込んだと」と言い、ステージからマネキンと昇天斎が沈んでいき、マネキンは発砲し、昇天斎は射殺されてしまった。(第三の被害者となった。)

その後、マネキンはバラバラになった状態で発見された。(11話の物語はここまでで「つづく」となって12話の解決編へ)

事件が起こっているが、ショーが行われているということで、お楽しみが行われながら、事件が起こり、その捜査も進んでいくという形の物語となっている。で、この調子で12話の解決編に突入し、ちゃんが事件謎を見事に解き、真犯人は逮捕されて事件は解決することなった。(12話については今回は触れないので、真犯人や事件のトリックについてはここでは記さないこととします。)

007」:「ダイヤモンドは永遠に」。1971年のシリーズ第7作であり、初代ボンドが第5作以来に復帰した、初代の6本目となった作品である。物語としては、2代目となった前作を受けての物語であり、同時に、映画シリーズではスペクターの完結編ということになった。

ブロフェルドを倒して任務完了(同時に、妻・テレサの仇も取ったことになった。)となったボンドは、ティファニー(=ボンドガール)と共に豪華客船での旅に出た。が、その客船には、ブロフェルドに雇われていた殺し屋のウィントとキッド(2人はホモという関係でもあった。)が生き残っていて、ボンドとティファ二ーの命を狙っていた。

2人は客船の給仕に化けて、ボンドの部屋に料理を運んできた。豪華な料理が運ばれてきたということで、ボンドとティファニーはそれを楽しむことになり、お楽しみの時間を迎えることになった。この時、給仕はボンドに対して、「ウイラード・ホワイト(長年監禁されていたのをボンドに救出された。)の好意」と説明していた。そして、フルコースとなっているその豪華な料理と共に、ケーキ(実は爆弾が仕掛けられている「ケーキ爆弾」である。)を運んできた。

豪華な食事が届いたと言うことで、ボンドはティファニーは食事を始めようとする。で、給仕はワインを取り出してグラスに注ごうとした。ボンドはワインに関する知識も豊富ということもあって、ソムリエ(に化けている)ウィントに色々とワインのことを尋ねるが、ウィントの答えは的外れな物であって、素人というレベルであったことで、ボンドが問い詰めると、素直に謝罪した。

また、ウィントはキツい匂いのアフターシェーブが好みであったが、この時、ボンドはその独特の匂いに気づいたため、ソムリエは偽物であって、殺し屋のウィントが化けていることを見抜いた。で、直ちにバトルが始まった。

ボンドは、まずはキッドにブランデーを浴びせかけた。キッドは料理の仕上げで火を使おうとするが、ブランデーを全身に浴びたことで、ボンドにそれを利用されて、全身が火だるまになって焼死した。

また、ウィントはウィントでボンドに襲ってくるが、ボンドはケーキの下に作動している時限爆弾があることに気づくと、その爆弾をウィントの上着の裾にくくりつけ、そして海に突き落とした。爆弾を持ったまま海に落ちていくウィントは、爆弾を外すことも出来ずに、海面に到達する直前に時限爆弾が爆発して爆死した。

こうして、襲ってきた殺し屋を撃退したボンドは、改めてティファニーと食事をするということになった。そのティファニーは、大量のダイヤモンドを使っているブロフェルドが開発したレーザー砲を搭載していて、現在は地球の周回軌道上にある人工衛星の代やのことを考えていて、「どうしたら、あのダイヤを取り戻すことが出来るの???」と漏らしていた。ボンドは、その問には答えることが出来ず、頭を悩ますことになるが、いつものようにティファニーとベッドインということに...

共通点は、「豪華客船での船旅」をしているところで、主人公(銭形/ボンド)のいるところで事件が起こり(「ケータイ刑事」ではちゃんはたまたまそこにいただけで、「007」ではボンドがターゲットでしたが...)、複数の人物が死んでいる(「007」ではボンドが始末をしていますが...)ということである。

一方、相違点としては、「ケータイ刑事」では、船内の劇場で起こっていることだったため、客席に多くの乗客たち(実際、この物語は舞台劇だったので、客席には舞台劇の観客が大勢集まっている。)がいる中で起こった出来事であり、多くの人たちの「お楽しみ」ということになったが、「007」では、あくまでもボンドとティファニーの船室内で起こったことであるため、一般の乗客は起こった出来事に関しては全く知らないということ、及びあくまでもボンドとティファニーのお楽しみであったということ、また「ケータイ刑事」では主人公・銭形は事件に巻き込まれ、それを解決したという立場であるが、「007」では主人公・ボンドが襲われたということで、事件の積極的中心人物であったということである。

次回も今回と同様に「ある物(できごと)」をテーマにして記す予定です。何が登場するのかはお楽しみに。

 

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