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石野陽子『GOLDEN☆BEST』 [音楽(特撮/邦楽)]

表題のアルバムは2004年にリリースされたベスト・アルバムである。タイトルから分かるように、定評のある「ゴールデン☆ベスト」シリーズの一つであって、内容としては充実している。尚、彼女は、歌手としては「石野陽子」名義で活動していたので、現在の「いしのようこ」名義ではなく「石野陽子」の名前を使うことにします。

収録曲は以下の全21曲である。『テディーボーイ・ブルース』『さよならのバースデー』『ロマネスク・ヨコハマ』『天使になりたい』『雨のチャペル通り』『涙のポニーテール』『グッバイ・ブルーサーファー』『スクールリングにKISS』『失われた夏』『さよならの関係』『ロマンティック神楽坂』『五月雨は涙』『KISSまで待てない』『ジェラシーには鍵を』『100カラットの恋』『ピンクのラブソング』『恋は夢色』『抱きしめてダーリン』『シンデレラ・ガール』『はじめまして』『いくじなしの夜』。

彼女のリリースした全7曲のシングルのA面/B面曲の全てと、アルバムから厳選された曲が7曲収録されているということで、「ベストアルバム」ということでは平凡な内容であるが、彼女のシングル曲がB面曲を含めて全て網羅されているだけでない所がポイントである。(シングル7曲とB面7曲の全14曲でも「シングル・コレクション」というベスト盤として成り立つが、そこに「+α」がある所が「ゴールデン☆ベスト」シリーズと言ったところである。)で、収録時間も約75分ということなので、特に文句の付け用はない。

石野真子の妹がデビューするということで、期待が大きかったが、歌手としてはさっぱりで、ブレイクすることはなかっただけに、B級アイドルということになってしまう彼女である。(女優に転向して正解だったのは、後のキャリアを見ても分かるところである。)言葉は悪いが、歌はお世辞にも上手くはなく、姉の七光りだけだったということになってしまう。が、そういう彼女の歌を聴くことが出来るというのは、これはこれで凄いことである。

ということで、流石は「ゴールデン☆ベスト」シリーズという所を示した一つでもあり、'80'sのマイナー・アイドル・シンガーの一人として、本ベスト盤はライブラリーにあっても宜しいかと...

 

ゴールデン☆ベスト

ゴールデン☆ベスト

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: 徳間ジャパンコミュニケーションズ
  • 発売日: 2004/12/22
  • メディア: CD


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