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「D.A.R.Y.L.」 [映画(洋画)]

表題の作品は1985年のアメリカ映画「ダリル」である。日本での劇場公開は1986年2月であった。尚、ビデオ化された時に「ダリル/秘められた巨大な謎を追って」という邦題に変更されている。SFアクション作品である。

作品データを記しておくと、時間は96分、監督はサイモン・ウィンサー、脚本はデヴィッド・アンブローズ、アラン・スコット、ジェフリー・エリスの3人、撮影はフランク・ワッツ、音楽はマーヴィン・ハムリッシュである。そして出演は、バレット・オリヴァー、メアリー・ベス・ハート、マイケル・マッキーン、キャスリン・ウォーカー、コリーン・キャンプ、ジョセフ・ソマー、スティーヴ・ライアン、ダニー・コーキル、デヴィッド・ウォール、ロン・フレイジャー、エイミー・リンカー、たちである。

ヘリに追われてた車が崖下に転落した。その直前に、その車から1人の少年が脱出していて、その少年は保護された。その少年はダリルという10歳の少年でアリ、過去の記憶を失っていた。そんな彼は、身元が判明するまで、谷間の町・バトチントンに住む建築技師のアンディとジョイス夫妻の所に預けられることになった。夫婦は子供が居なかったため、たいへん喜んだ。普通の生活をするダリルは学校で直ぐに友達が出来、抜群の成績とスポーツ能力を発揮して、スーパー少年という所を見せていた。そんなダリルが野球の試合で大活躍し、それが新聞記事になると、ダリルの本当の両親と名乗る男女がやってきた。が、アンディ夫妻は胡散臭さを感じていた。しかし、ダリルは、アンディ夫婦や友達に別れを告げて、本当の両親いう男女についていった。で、ジェット機に乗り、到着したのは厳重に警備されたタスコム研究所という場所だった。そして、ダリルの両親と名乗ったのは、コンピュータ専門の科学者のジェフリーとエレンだった。そして、その研究所にはペンタゴンから派遣されたグレイクリフ将軍が待っていた。実は、ダリルはペンタゴンが開発したアンドロイドであって、「DARYL」とは、「Data Analyzing Robot Youth Lifeform(データ分析ロボット少年生命体)」の略であり、ダリルは人間では無かったのだった。が、ダリルが一人の人間と同じ感情を持ち始めたことから、ペンタゴンはダリルを抹殺しようとしていて、ダリルは脱出したのだった。が、ジェフリーとエレンはダリルを助けて逃がすことを決めた。で、ダリル抹殺したと見せかけて車に隠して脱出し、ジェット機で逃亡させた。ソレニ気づかれると、迎撃ミサイルガ発射サレ、ダリルの乗ったジェット機は間もなくミサイルに撃墜された。で、ペンタゴンは、ダリルは破壊されて消滅したと判断した。が、ダリルはジェット機から脱出していて、湖に落ち、学校の親友たちに助けられていた。で、再びアンディ夫妻の元で平凡な日常生活を始めたのだった。

物語としたら、上手く纏まりすぎていて、それなりに楽しめるのであるが、面白みというものが今一つ発揮されておらず、ちょっと退屈な感じがする。ネタとしては、膨らませれば面白くなるであめう部分があるだけに、大作になり損ねた作品と言ったら良いでしょうかね。

ただ、後に本作のような物語が生まれているところを見ると、10数年、生まれたのが早かったと言ったら良いですかね。また、現在のCG技術などでリメイクしたら面白そうな作品になるのではないかという気がするのだが...→ただ、最近のリメイク流行にはちょっとうんざり気味ではありますが...

 

↓DVD化されておらず、ビデオです。

ダリル [VHS]

ダリル [VHS]

  • 出版社/メーカー: RCAコロンビア・ピクチャーズ・ビデオ
  • メディア: VHS

D.A.R.Y.L. [VHS] [Import]

D.A.R.Y.L. [VHS] [Import]

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: VHS

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