DONNY OSMOND『THE DONNY OSMOND ALBUM』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1971年に発表された彼のデビュー・アルバムである。子役としての活動があり、OSMOND BROTHERSのメンバーでもある彼であるが、13歳の時にソロ・シンガーとしてもデビューしていて、そのソロ・アルバムである。チャート成績は、Billboardで最高位13位を記録し、1971年の年間アルバム・チャートでは79位にランクインしている。また、カナダでは2位を記録している。
収録曲は以下の全10曲である。『Sweet And Innocent』『I'm Your Puppet』『Hey Little Girl』『Don't Say No』『So Shy』『Lollipops, Lace And Lipstick』『Flirtin'』『Burning Bridges』『The Wild Rover (Time To Ride)』『Wake Up Little Susie』。
この中からシングル・カットされたのは2曲である。デビュー・シングルでもある『Sweet And Innocent』はBillboardで最高位7位を記録し、1971年の年間シングル・チャートでは32位にランクインしいてる。そして、2nd.シングル(別のアルバムからのシングルが2枚目のシングルとしてリリースされていて、その曲は全米No.1ヒットとなった。よって、本アルバムからの2nd.シングルは彼としては3枚目のシングルになる。)の『Hey Little Girl』はBillboardで最高位9位を記録している。
お薦め曲は、ヒット曲の『Sweet And Innocent』と『Hey Little Girl』、更に『Don't Say No』『Lollipops, Lace And Lipstick』『Wake Up Little Susie』という所をピックアップしておく。
本アルバムは、'70'sのアルバムであるが、どことなく'60'sポップスの雰囲気があるが、これは'60's終盤から'70's初頭に流行したバブルガム・ポップを基本としたアルバムという所が大きい。が、今になってみると、これが時代を感じさせるところになり、(本アルバムは'70'sに入っているが)'60's終盤から'70's初頭らしいものである。時代を知ると言うことで、資料としてみるのも宜しいかと...
ただ、本アルバムは全10曲でも時間としては28分弱という短いものである。(3分弱の曲が大半である。)この点が不満点であったが、現在では、本アルバムと同年に発表された2nd.アルバムとの「2 in 1」がリリースされているので、ある意味、お買い得になっているので、いいんじゃないですかね...(当然、全米No.1シングル曲も収録されていますし...)
↓2nd.アルバムとの「2 in 1」です。
The Donny Osmond Album/To You with Love, Donny
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: 7ts
- 発売日: 2008/05/19
- メディア: CD
Donny Osmond Album / To You With Love Donny
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Glam / 7t's
- 発売日: 2008/06/17
- メディア: CD
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