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「DAVID E GOLIA」 [映画(洋画)]

表題の作品は1959年のイタリア映画「ダビデとゴライアス」である。英語タイトルは「DAVID AND GOLIATH」、日本での劇場公開は1961年11月であった。旧約聖書の「ダビデとゴリアテ」を元にしたスペクタクル作品である。(日本では今一つ、受けにくい所ではありますが...)特に本作ではO・ウェルズに注目である。

作品データを記しておくと、時間は91分、監督はリシャール・ポティエとフェルディナンド・バルディの2人、脚本はウンベルト・スカルペリ、アンブロジオ・モルテーニ、ジーノ・マンジーニ、エミンモ・サルビの4人、撮影はカルロ・フィオーレ、音楽はカルロ・イノチェンチである。そして出演は、オーソン・ウェルズ、エレオノラ・ロッシ・ドラゴ、イーヴォ・ペイヤー、マッシモ・セラート、ジュリア・ルビーニ、エドワード・ヒルトン、クロノス、たちである。

イスラエルの王・サウルは、次第に暴君へと変貌していった。そんな中、き、予言者サミュエルが現れて、「やがて若く聡名な男が現れて、サウル王に代るだろう」と予言した。その予言された若者というのは、ベッレヘムに住むユダヤ人一家の息子・ダビデだった。そんな彼が16歳になり、サミュエルの言葉に従って、サウル王を訪ねると、侍従武官に任ぜられた。ダビデは直ぐに能力を発揮して、王宮で重きをなすようになり、王の娘・ミカルに惹かれることになった。その頃、イスラエルは、残忍な王・アシュドットに率いられたペリシテ人との争いが激しくなり、苦労していた。王の相談役・アブネルは以前からダビデを快く思っていなかったこともあって、密かに通じていた王妃メラブを介して、ダビデをペリシテ人との講和の使いとして派遣するように進言した。これには、ペリシテ軍の剛腕を持つゴライアスに殺されると見込んでのことだった。ダビデは王の命を受けて使者として赴いた。そして、ダビデの石投げの術はゴライアスの力を凌いでいて、ペリシテ軍との戦いを勝利に導くことになった。民はダビデの帰還を大歓迎して迎えたが、快く思っていないアブネルは、ダビデを抹殺しようとして策を打つ。が、ダビデはそれも打ち破り、ミカルと結婚することとなったのだった。

「ダビデとゴリアテ」については旧約聖書で広く知られているものの、日本では名前は知っていても内容までは...ということも多いだけに、その物語を知ろうとすると、分かりやすい作品であるといえる。特に本作では、数多い登場人物をある程度絞っていること、時間的にも1時間半ということで、見やすく仕上げられている。

物語について詳しくという方は旧約聖書を読めば良いのであって、日本のように宗教に関してそれほど深くない所では、入門者向けとして本作を見るということで宜しいかと...

 

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