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「D.C. CAB」 [映画(洋画)]

表題の作品は1983年のアメリカ映画「D.C.キャブ」である。日本での劇場公開は1984年12月であった。ワシントンD.C.にあるオンボロ・タクシー会社を舞台にしたコメディ作品である。強烈な個性の持ち主が集まった強烈な作品である。

作品データを記しておくと、時間は100分、監督はジョエル・シューマカー、脚本はジョエル・シューマカーとトッパー・カルーの2人、撮影はディーン・カンディ、音楽はジョルジオ・モロダーである。そして出演は、アダム・ボールドウィン、チャーリー・バーネット、ミスター・T、アイリーン・キャラ、ゲイリー・ビジー、アン・デ・サルヴォ、リーフ・エリクソン、マックス・ゲイル、ビル・マー、ポール・ロドリゲス、ピーター・バーバリアン、デヴィッド・バーバリアン、ジョン・ディール、ホセ・ペレス、ジル・シュエレン、ティモシー・ケリー、マーシャ・ウォーフィールド、たちである。

ワシントンD.C.のタクシー会社D.C.キャブには個性豊かな運転手たちが働いていたが、会社の方はオンボロで、経営は厳しい状況で、経理担当の社長夫人・マーナは不満がいっぱいで、たまるものがたまっていた。その会社に社長・ハロルドの戦友の息子・アルバートが入社してきた。彼はタクシー会社の社長になることを夢見ていた。見習いとして先輩の車に同乗し、やがてタクシー運転手としての免許が下り、タクシー運転手として独り立ちとなった。そんなある日、タクシーに有名なヴァイオリニストが楽器を置き忘れるという事件が発生した。そのヴァイオリンを見つけたのはDCキャブのボロ車をねぐらにしているミスター・リズムで、見つけた賞金として1万ドルが授与された。ハロルド社長はその金を皆で分けて、全員が出費者となって会社を再健しようと提案したが、マーナはその金を銀行に預金して誰にも渡さないとして強硬手段に出た。で、従業員の心はバラバラになってしまった。で、アルバートが、自分で貯めた8000ドルを出して、みんなに協力を要請した。また、ある日、アルバートは、某国大使の子供2人と共に誘拐されるという事件が起こった。警察は、アルバートに共犯の嫌疑をかけていた。仲間の運転手たちは、3人を救うために独自の調査を開始した。そんな時、アルバートから電話連絡が入り、「ブルース・リーが…」と伝えた。これは場所のヒントとなって、みんなはワシントンD.C.でブルース・リー主演の映画を上映しているドライヴ・イン劇場の近くに誘拐団のアジトを発見した。そして協力して踏み込み、3人を無事に救出した。これによってD.C.キャブの面々は、一躍英雄として讃えられることになり、会社の方は一気に立て直すことが出来たのだった。

コメディ映画であるが、事件に巻き込まれ、それを解決して英雄になる、というアメリカン・サクセス・ストーリーということで、ストーリーの方には何かとツッコミ所があって、楽しいのだが、何も考えずに楽しめる作品ということでも気軽に見られる作品である。また、登場人物が余りに濃く、それだけでも何をやらかしてくれるのか、期待してしまい、それに応えてくれるのも楽しく、嬉しい所である。

ストーリーとしてはあって無いようなものであるが、気分が落ち込んでいるときなどに見ると、元気が出てくる作品であるだけに、本作のような脳天気な作品もたまには宜しいかと...

 

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