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「DEATH HUNT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1981年のアメリカ映画「デス・ハント」である。日本では劇場未公開となったものの、実話を元にした物語で、C・ブロンソンとL・マーヴィンによる男のドラマを見せてくれる作品である。

作品データを記しておくと、時間は97分、監督はピーター・ハント、脚本はマイケル・グレイスとマーク・ヴィクターの2人、撮影はジェームズ・デヴィス、音楽はジェロルド・インメルである。そして出演は、チャールズ・ブロンソン、リー・マーヴィン、アンジー・ディキンソン、アンドリュー・スティーヴンス、カール・ウェザース、エド・ローター、スコット・ハイランズ、ヘンリー・ベックマン、ウィリアム・サンダーソン、ジョン・セダー、オーガスト・シェレンバーグ、たちである。

1931年7月、カナダのユーコン地方のフォート・マクファーソンという町に流れ着いたアルバート・ジョンソン。彼は特殊部隊にいた男であった。町で闘犬の現場を目撃すると、闘犬に熱狂していた人々を無視してその闘いを止めてしまい、死にかけた犬を持主から強引に買い取った。このことをきっかけとして、彼は町の住民たちと対立していく。更に、町では猟師たちが仕掛けた罠が何者かによって壊されるという被害届が出たことで、ジョンソンが疑われることになる。そして警察の捜査が彼のキャビンに入ろうとするが、彼は発砲し、1人の巡査を負傷させた。これまではジョンソンの行動を静観していた騎馬警官隊長のエドガー・ミレンも腰を上げた。で、彼のキャビンは警官隊に包囲されることになり、銃撃戦の末に彼は雪原に逃亡した。ジョンソンはユーコンを離れることを決意し、追跡隊を巧みにまきながら逃避行を続ける。騎馬警官隊も彼を見失ってしまい、ブッシュ・パイロットを雇い、空から彼を捜索した。そして彼を発見すると、警官隊が追撃した。そして、1932年2月、銃撃戦の末、ジョンソンは射殺された。事件の後、アルバート・ジョンソンについて、カナダとアメリカ当局は調査を行ったが、結局、彼の身元は不明のままだった...

昔気質で不器用な男の物語の物語である。こういう役を演じさせたらやっぱりブロンソンという所を発揮していて、同時にマーヴィンも持ち味を発揮している。アクションの方はそれなりであるが、カナダの大自然の厳しさを上手く描いていることもあって、色々と見所のある作品でもある。

ただ、A・ディキンソンが物語に殆ど絡んでいないことで、物語に華が無いのと、C・ブロンソンとL・マーヴィンが同一シーンに登場していないことで、作品としては華と呼べる部分が無いのが寂しいところでもありますが...

 

↓DVD化されておらず、ビデオです。

デス・ハント [VHS]

  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • メディア: VHS

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  • 出版社/メーカー: 20th Century Fox
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