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ケータイ刑事銭形海32話(3rd.6話)[裏ネタ編]PART 9 [ケータイ刑事]

銭形海」の第32話(3rd.6話)「時を超えた指紋!? ~タイムスリップ殺人事件」の裏ネタ編の増補は今回限りです。で、ちゃんが犯人に気づいたのは海老沢の言ったこれだったことから「一人称」について、これをした人がいると気づいた「代筆」について、再来年のこれが出てきたことから「流行」について、「鑑識メモ」に柴田さんのこれが登場したことから「三世」について、この格好をしていたことから「カウボーイ」について記します。

また、この物語について過去に記した記事(MBS放送時に記した[改訂版])は「ここをクリック」してご覧下さい。BS-i(当時)での本放送時に記した記事へのリンクもあります。また、この物語についての過去に記した裏ネタ編は2008/11/8付です。

一人称」:人称の一つであって、(話者)自身のこと、または(話者)本人を含む仲間の集団(「我々」が該当することになる。)のことを指す。

自分自身(複数形もある)を指す言葉としては、実に様々な言葉がある。「私」「自分」「僕」「我」「我輩」などや「私たち」「自分たち」「僕たち」「我々」「我ら」などはそれらの中でも良く使われる言葉である。それ以外にも「拙者」「わらわ」「予」をはじめ、本人自身を指す言葉は多数あるが、ここではそういう具体例は、これ以上は省略することにする。

尚、原語によっては、一人称を指す言葉は1つしかないという原語もある(例えば英語では「I」と「We」が単数/複数の一人称代名詞であり、これのみである。)が、そういう原語の方が文法的には合理的ですね。が、日本語や中国語のように、表意文字である漢字を使っていると、一目で一人称でもどういう一人称なのかまで分かるという解釈する上でのメリットがあるので、どちらが便利なのかはまた他に議論が必要である...

英語では「The First Person」、ドイツ語では「Die Erste Person」、フランス語では「La Première Personne」、イタリア語では「La Prima Persona」、スペイン語では「La Primera Persona」、ポルトガル語では「A Primeira Pessoa」、中国語では「第一人稱」と言う。

代筆」:本人に成り代わって、他人が描くこと、またはそうやって書かれたもののことを言う。「代書(だいしょ)」と言うこともある。

尚、書かれたものが小説、エッセイ、脚本、記事などのように、公に発表されるものである場合は、それを代わって書いた人のことを「ゴーストライター」ということがある。(あくまでも、ゴーストライターは表に出ずに、その作品は本人の名前で出版されることになる。)

手紙(特にラブレター)では、代筆をするということが(昔は)よく見られ、文才がある人、または字のきれいな人が持てはやされた時代がありましたね。(そういう人は「代筆」をよくやっていたものでした。)

英語では「Vicarious Writing」、ドイツ語では「Mitempfundenes Schreiben」、フランス語では「Écriture Délégué」、イタリア語では「Scrittura Vicario」、スペイン語では「Escritura Delegada」、ポルトガル語では「Escritura Vicária」、中国語では「代書」と言う。

流行」:文字通りの「流れ行くこと」という意味と、ある現象(特に病原菌による病気)が世間一般に行き渡って広がっていくこと、特定の思想、衣服、製品、趣味や嗜好などが社会に広く行われるようになること、はやることを言う。

元々のはやるということでは、「流行性肝炎」として特定の病気の患者が爆発的に増えることを指していて、疫病などの悪いことが広がることを指していた。(現在でも、毎年冬になるとインフルエンザなどの病気が流行しているが、これが本来の「流行」の意味である。)それが、それ以外の物事でも、病気と同様に広く行われるようになること、広がっていくことも「流行」と言うようになった。(その現象が同じということですね。)

物事が流行るには、それが生み出される「潜在期」、それを受け入れる人たちが生まれる「発生期」、同調する人が増えて広がっていく「成長期」、広く知られるようになって伸びが鈍くなっていく「成熟期」、飽きられてきて次第にそれを用いる人が減っていく「衰退期」、誰も用いなくなって消えることになる「消滅期」に分けられる。(「受け入れる人」を「患者数」と置き換えると、流行性肝炎などの流行病にも当てはまる。)尚、「衰退期」は遭っても「消滅期」が無くてそれが定着することになるものもある。(定着したものは「文化」になる。また疫病でもその病原菌が死滅していなければ、定着したことになる。)

尚、英語では、病気の場合と物の場合で単語の使い分けがされていて、「The Fashion」「The Fad」「The Craze」または「Boom」などと言い、ドイツ語では「Die Mode」、フランス語では「Le Mode」または「Vogue」、イタリア語では「La Maniera」、スペイン語では「La Moda」、ポルトガル語では「A Moda」、中国語では「流行」と言う。

三世」:父・子・孫の三世代のこと、初代から数えて三代目のこと、または、同名の君主の場合は最初から数えて3番目の人のことを言う。(君主の例としては、フランスのルイ○世やナポレオン三世などが有名ですね。また、古代エジプトやイギリスでも見られる。)

この物語では、「父・子・孫」の三世代を経て三代目ということで、柴田束志さんの孫ということですね。

尚、仏教用語の場合は「さんぜ」と読み、「過去世・現在世・未来世」のことを指し、意味が全く異なることになる。

英語では「Third」と言うが、海外移民に於いて移民世代の三世代目に当たる日系三世の場合は「Sansei」という。(この場合は他の原語でも同じである。)また、中国語では「三世」と言う。

カウボーイ」:畜産業に従事している牧場労働者のことである。「牧童」と言うこともある。尚、女性の場合は「カウガール」と言う。しかし、特に断り無しに「カウボーイ」と言うと、アメリカ西部の牧場で、馬に乗って牛の世話をする牛飼男、牧夫のことを指して言う。→西部劇ではガンマンと共にカウボーイは当たり前のように登場する。(特にカウボーイは、野性的な男、自由な男というイメージが定着している。)

その一方で、イギリス英語では「ならず者」という俗語としての意味もある。(これも西部劇によく見られる一面でもある。)

アメリカ西部を象徴するイメージが定着しているが、全盛期は19世紀であって、特に19世紀後半はアメリカ南部、中西部から東部、または西部へと牛の群を輸送する労働者を指すようになり、やがてそれらの人が定住して作った牧場の労働者のことを指すようになった。20世紀になると、ニューフロンティアが無くなり、西部開拓時代が終焉し、それと共に牛の群の輸送と言うことが鉄道などが担うようになり、カウボーイも衰退していき、牧場での牛飼としてのカウボーイが生き残ることになった。

英語、ドイツ語、イタリア語では「Cowboy」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Cow-boy」、スペイン語では「Vaquero」、ポルトガル語では「Vaqueiro」、中国語では「騎馬牧者」と言う。

 

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