ケータイ刑事銭形愛23話[裏ネタ編]PART 10 [ケータイ刑事]
「銭形愛」の23話「姿なき犯罪者 ~凡才柳沢教授の生活」の「裏ネタ編」の増補は今回限りです。で、この事件の被害者/加害者はこれであったことから「二重人格」について、「研究家」について、復活するとこれを始めたことから「ラジオ体操」について、ここに脅迫状が届いていたことから「ポスト」について、ここに毒を仕込まれたことから「歯磨き粉」について記します。尚、「二重人格」は「愛・23話[裏ネタ編]PART 1」で記したものをベースにして加筆しました。
また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/6/20、22、24、26、27、28付です。
「二重人格」:1人の人間の内に、全く異なる2つの人格があって、それが交互に入れ替わって現れる症状のことをいう。また、3人以上の人格が現れる場合もあって、その場合は「多重人格」と言う。(「二重人格」は「多重人格」の中の1つということになる。)近年では、「二重人格」だけでなく「多重人格」のことを「解離性同一性障害」または「統合失調症」などと呼ぶこともある。
強い心的外傷から逃れようとする結果、解離が起こって個人の同一性が損なわれる疾患であり、神経症の一つであるが、その原因、発生メカニズムは完全に解明されてはいない。(治療法に付いても確立していない。)
尚、よくある誤解が、この症状は小説「ジキル博士とハイド氏」があまりにも有名なため、架空の病気だという考えがあるということである。架空の者ではなく、実際にある病気であり、これに近いような症状がある場合は、精神科や神経科を受診することである。
英語では「Double Personality」、ドイツ語では「Doppelte Persönlichkeit」、フランス語では「Double Personnalité」、イタリア語では「Personalità Duplice」、スペイン語では「Personalidad Doble」、ポルトガル語では「Personalidade Dobro」、中国語では「」雙重人格と言う。
「研究家」:何らかの研究を行っていることのことを言う。尚、「学者」「研究者」と呼ばれる人は、(何らかの)学問を対象にした研究を行う人を指すが、「研究家」と呼ばれる人は、学問を研究する人だけでなく、日常のものや趣味の対象物などのように、学問になっていない物事を対象に調べていたりする人のことも含まれる。
よって「学者」になるには大学や研究機関に入り、職業として研究を行う必要があるが、「研究家」になるには、趣味として楽しんでいる物事を対象にすれば誰でも研究家になることが出来る。(「○○研究家」と言うのは、ある意味では云ったもの勝ちというところがありますからね。(「○○学者」とは、職業であることもあって、簡単にはなれない。))
近年打破、誰でも評論家であり、研究家である、とも言われているが、こういうところは現代らしいところである。(オタクなども、一応「研究家」ということになりますね。)
英語、ドイツ語では「Student」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Étudiant」、イタリア語では「Studente」、スペイン語では「Estudiante」、ポルトガル語では「Estudante」、中国語では「學者」と言う。
「ラジオ体操」:保険体操の1つである。国民の体力向上、健康の保持、増進を目的として行われるものであって、ラジオ放送によって伴奏を流し、それを利用して体操をする。ラジオを用いたことから「ラジオ体操」と呼ばれるようになった。
日本では1928年に始まった(最初の放送は、日本放送協会大阪中央放送局である。)が、1922年にアメリカ・ボストンの放送局が放送し、各国で導入されている。
現在は「ラジオ体操第一」と「ラジオ体操第二」があるが、当初は「ラジオ体操第三」まであった。また、放送が始まったころのものと現在のものとは別物であって、現在のものは「第一/第二」共に3代目のものである。(第一は1951年、第二は1952年に制定されて、それから変わっていないので、60年にわたって使われていることになる。)
尚、特に断り無しに「ラジオ体操」と言うと、「ラジオ体操第一」のことを指すのが暗黙の了解となっている。
英語では「Radio Exercises」または「Radio calisthenics」、ドイツ語では「Funke Ausübungen」、フランス語では「Exercices de la Radio」、イタリア語では「Esercizi di Radio」、スペイン語では「Ejercicios de la Radio」、ポルトガル語では「Exercícios de Rádio」、中国語では「廣播體操」と言う。
「ポスト」:複数の意味があるが、日常会話で使われる場合は「郵便ポスト」のことを指すのが最も多い。それ以外の意味としては、「部署」「地位」「標柱」「支柱」という意味と、「次の」と言う意味の接頭語として使われる。この物語では「郵便ポスト」の意味である。
但し、「郵便ポスト」と言うと、正確には「郵便差出箱」と呼ばれる、郵便を投函するためのもののことであるが、現代では、各家庭にある「郵便配達箱」のことも「ポスト」と呼んでいる。これは各家庭にもあるものであって、身近なものである。(郵便だけでなく、新聞やメール便の配達、宅配便の不在通知、広告ビラなどの届けものを入れる場所としても利用されている。)
英語では「Post」、ドイツ語では「Posten」、フランス語では「poteau」、イタリア語では「Posto」、スペイン語、ポルトガル語では「Poste」(但し、発音は異なる。)、中国語では「郵箱」と言う。
「歯磨き粉」:歯を磨くときに使用するものである。「歯磨剤(しまざい)」と呼ぶこともある。粉末のものと練状のものとがある。現在ではチューブに入ったペースト状のものが一般的になっているが、元々は粉末状のものが使われていたことから「歯磨き粉」というように「粉」が名称に付いていて、ペースト状のものが主流になった現在でも、「粉」ではないものの、かつての名称である「歯磨き粉」と呼ばれ続けている。
成分は、炭酸カルシウム、リン酸カルシウムなどを主成分としたものに、研磨剤、発泡剤、保湿剤、結合材と香料が混ぜられている。また、近年ではそれ以外にいくつかの薬用成分も含まれているものもある。
歴史的には、古代エジプトで使用されていたことが分かっているが、歯磨き粉というものは一般的ではなかった。(歯を磨くことは行われていたが、ブラシと水だけで行われるのが一般的であった。)歯磨き粉が使われるようになったのは19世紀になってからであって、粉末状のものが使われるようになった。尚、ペースト状のものは19世紀の終わり頃に登場しているが、広く使われる用になったのは1920年頃であり、以後はペースト状のものが広く使われるようになった。
英語では「Tooth Powder」、ドイツ語では「Zahnpulver」、フランス語では「Poudre de la Dent」、イタリア語では「Polvere di Dente」、スペイン語では「Polvo del Diente」、ポルトガル語では「Pó de Dente」、中国語では「牙粉」または「牙膏粉」と言う。
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