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「THE EARTHLING」 [映画(洋画)]

表題の作品は1981年のアメリカ映画「アドベンチャー・ロード」である。日本での劇場公開は1982年8月であった。日本では'82年3月に公開された「リトル・プリンス」で人気を得た子役R・シュロイダーが出演していることで話題になった作品である。(実際は本作の方が先に製作されているが、日本公開は順番が逆になった。)名優・W・ホールデンとR・シュロイダーとの交流を描いた作品である。(W・ホールデンは遺作となる「S.O.B.」の1つ前に出演した作品でもある。)

作品データを記しておくと、時間は102分、監督はピーター・コリンソン、脚本はラニー・コトラー、撮影はドン・マカルパイン、音楽はディック・デ・ベネディクティスである。そして出演は、ウィリアム・ホールデン、リッキー・シュローダー、ジャック・トンプソン、オリヴィア・ハメット、アルウィン・カーツ、パット・エヴィソン、たちである。

不治の心臓病にかかり、死に場所を求めていた老人は、25年ぶりに故郷であるオーストラリアの山奥を目指して旅立った。その地は自分の産まれた土地であると同時に両親の墓がある土地でもあった。そんな彼は、旅の途中で、トレーラーの交通事故現場で、その事故で両親を亡くした少年に出会う。老人は最初は少年に冷たかった。それは大自然の中でも一人で生きていく術を教えるためでもあった。が、旅の中で、魚の取り方、ワラビーの取り方などを教えていき、交流していくことになる。そして、遂に老人の故郷に辿り着き、底は野生動物が多く生きる場所であった。両親の墓参りを行った老人だったが、まもなく死んでしまい、少年は老人の墓を作り、老人から教えられた生きる術を心に刻み、人里に向かって行った。

老人と少年の心温まる交流を描いた作品であると同時に、オーストラリアの広大な自然を舞台にした作品でもあって、これでもかというほどのお涙頂戴というネタが用意された作品である。が、そういうことを分かっていても「やっぱり」ということになる作品である。

現在ではソフトに恵まれていないのが残念なところである作品である。何せ、R・シュロイダーと、手・ホールデンの遺作の1つ前の作品で、動物も出てくるということで、ある程度のヒットは当たり前という作品なんですがね...(が、余りにもそういう予想があるだけに、逆に嫌われるのかも..)

 

↓ビデオですが... 

アドベンチャー・ロード [VHS]

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↓輸入版のビデオですが...

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