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ケータイ刑事銭形愛24話[裏ネタ編]PART 8 [ケータイ刑事]

銭形愛」の24話「白い麻雀牌殺人事件 ~死のダブル役満」の「裏ネタ編」の増補の4回目となる今回は、事件の鍵になっていた事柄から「みかん」について、「くしゃみ」について、「全自動卓」について、「磁石」について記します。尚、「みかん」は「・16話(2nd.3話)[裏ネタ編]PART 3」で、「くしゃみ」は「・2話[裏ネタ編]PART 7」で、「全自動卓」は「・24話[裏ネタ編]PART 2」で、「磁石」は「・9話[裏ネタ編]PART 4」で記したものをベースにして、それぞれ加筆しました。

また、この物語について過去に記した記事は「ここをクリック」してご覧下さい。また、この物語に対する過去に記した裏ネタ編は2009/6/29、30、7/1、2付です。

みかん」:漢字では「蜜柑」と記す。また、カタカナ表記の「ミカン」という表記も一般的に使用されるため、ひらがな表記を含めて複数の表記が一般的に用いられている。尚、漢字表記の「蜜柑」というのは、甘い味がする柑橘類であることからこのように表記されるようになった。(ちなみに「柑橘類」とは、ミカン科ミカン亜科のミカン連(カンキツ連)とミカン属(カンキツ属)の総称である。)

ミカン科に属する樹木の内、特にミカン亜科ミカン属の樹、またその果実の総称のことである。樹木は常緑低木であり、高さは3m程度まで生育する。葉の形状は長卵形のものや披針形のものがある。果実はよい香りがするものであって、食用になる。また、水分が豊富であり、果実を絞ってジュースとして飲用されることも多い。また、その果実には甘酸味がある。更に、果実の皮は薬用として使用されたり、香料として使用される。

柑橘類の起源はインド東北部・アッサム地方とされていて、インドシナ半島や中国に伝わっていった。中国では古くから栽培されていて、食用とされていた。(それが更に各地に広がっていくことになった。)日本では、当初は食用としての利用はされることなく、果実の皮を薬用として使用していた。

古い時期から中国と交易のあった熊本に小ミカンが入り、これが熊本みかんの基礎となる。これが朝廷などに献上され、15世紀に紀州に移植されて大規模な栽培が始まる。これが地元に広まって「キシュウミカン」と呼ばれるようになる。尚、これが将軍職を退いて駿府城に隠居した徳川家康に献上されて、家康が植えたものが静岡みかんの起源とされている。

江戸時代は、みかんは「種がない」ということから(子供が出来ないということに繋がり)嫌われていたのだが、やがて「種がない=食べやすい」ということになって評価が変わり、また、果実の甘い味も評判となったことから需要が増え、細々と続けられていた栽培も次第に広がっていくことになった。そして明治中期には温州みかんの栽培に力が注がれることになった。そして「温州みかん」がみかんの代名詞となって、一般に普及した。→普通に「みかん」と言うと「温州みかん」のことを指すのはこのためである。また、「温州」というのは中国の地名である。当初は中国原産と思われていたが、それは誤りであって、鹿児島が原産地である。(そのため、英語では「Satsuma」と言う。)

栽培に関しては、比較的暖かい土地で栽培されていて、日本では関東以南で栽培されている。特に和歌山、愛媛、静岡はその代表的な栽培地として知られていて、この3つの県だけで日本のみかんの生産高の約半分を占めている。

温州みかんは柑橘類の中でも比較的寒さに強い種でもあって、幅広い土地で生産されている。花は毎年5月から6月頃に白い色をした5弁の花が咲く。花が咲いた後は果実の生育期に入るため、花が咲くと人工受粉などが行われ、大事に育てられる。夏を経て、秋から初頭にかけて果実は成長し、扁球形の緑色をした果実となる。やがて果実は熟していくに従って、緑から黄色みを帯び、やがて橙黄色に変色する。(橙色になると、完全に熟していて食べ頃となる。)品種によって、多少の時期のずれがあるが、果実の収穫期は、早い品種で10月ごろからで、11月、12月がおおむね収穫期となる。(中には年が明けてから収穫期という品種もある。)→11月になったので、今年の収穫のみかんがいよいよ市場に出てきますね。

尚、みかんの花は夏に咲くが、やはり花よりも果実の方がメインであることもあって、「みかん」」はその果実が出回る時期、すなわち冬の季語である。

英語では「Satsuma」「Mikan」「Mandarin Orange」「Tangerin Orange」などの言い方がある。(尚、これらは「Mandarin」「Tangerin」「Orange」(それぞれ1つの単語の場合)とは別品種である。)また、ドイツ語では「Mandarinenorange」、フランス語では「Orange Mandarine」、イタリア語では「Arancia di Mandarino」、スペイン語では「Naranja Mandarina」、ポルトガル語では「Laranja de Mandarim」、中国語では「橘子」と言う。

くしゃみ」:漢字で記すと「」(画数が多いので、大きく表示しおきます。)となる。しかしこの漢字は難読漢字であり、かつ、常用漢字でもなく、第二水準の漢字であるため、普通はひらがな表記をするのが一般的になっている。(そのため、難読漢字の問題として出題されることは少ない。)

鼻粘膜の刺激によって起こる激しい呼気運動のことであって、呼吸器が起こす反射的な運動でもある。鼻腔内にウイルスや埃などが侵入した場合、それらの侵入物を排除するために、激しい呼気を起こして体外に排出しようとするために起こるものである。風邪をひいた時、アレルギー性鼻炎の場合などでは、ウイルスや花粉を体外に排出するために、これが頻繁に起こることになる。

また、強い光を見た場合や急激に視界が明るくなった場合にも起こることがあって、視神経とも関係しているとされている。(光が原因となって起こるくしゃみについては詳しくは分かっていない所があって、そのメカニズムはまだ解明されていない。)

尚、くしゃみの擬声語は様々なものがあって、言語が異なると全く違うものとなっている。日本語でも「ハックション」「ハクション」「クシュン」などいくつかの擬声語があるが、言語が異なると全く違う言葉となっている。が、不思議なことであるのだが、全く似ているとは感じられない擬声語であっても、実際にくしゃみをする場合には、それが上手く表現されているように聞こえるのだから、言葉って面白いものである。

尚、俳句の世界では「くしゃみ」をはじめ、同義語である「嚔(くさみ)」「くしやみ」「はなひる」は全て冬の季語である。これは、冬になると風邪をひくことが多くなり、冬では日常的に見られることになるためである。尚、昔はアレルギー性鼻炎については全く知られていなかったのをはじめ、花粉の飛散量も少なかったものとされていて、認識されていなかったこともあって、春先のスギをはじめ、初夏にかけてのヒノキ、秋のブタクサなどの花粉が原因で起こるものは、それらは全て夏風邪と思われていたため、くしゃみというと全て風邪が原因で、冬のものと考えられていた。

また、日本では、他人に噂されているとくしゃみが出る、と考えられていた。(医学的な説明は全くなく、迷信の一つである。)また、その時のくしゃみの回数で、他人がしている噂の内容がどういうものかという解釈もされていた。(「一そしり二笑い三惚れ四風邪」と言われていて、1回だったら批判されていて、2回だったら笑われていて、3回だったら惚れられていて、4回だったら風邪を引いている、というものである。)しかし、これらは全て医学的な説明が出来ないものであって、言い伝えであり、迷信である。尚、地域によっては、1回だと褒められていて、2回だと憎まれている、と解釈する所もある。(3、4回は同じで、惚れられている/風邪を引いている、である。)

英語では「Sneeze」、ドイツ語では「Niesen」、フランス語では「Éternuement」、イタリア語では「Starnuto」、スペイン語では「Estornudo」、ポルトガル語では「Espirrando」、中国語では「噴嚏」と言う。

全自動卓」:麻雀の牌を自動的にかき混ぜ、それを並べてセットアップする機能の付いた麻雀専用の卓のことである。ボタンを押すと卓の上にある牌を全て回収し、自動的に牌をセットしてくれるので、雀荘では必需品として利用されている。(逆に、これを置いていない雀荘を探す方が、現在では困難となっている。)

メリットとしては、プレイヤーが牌を並べるという作業から解放されるため、ゲームに集中しやすくなるということがある。また、雀荘としては、省力化出来るため1プレイの効率が良くなり、回転が速くなるというメリットがある。

また、もう一つ大きいのは、これによって不正行為の機会が減ることになり、公平なゲームが出来るというが大きいとされている。というのは、牌を積み上げる時、特定のプレイヤーが意図的に牌を並べることが不正に繋がることがあるが、全自動卓はその機会を封じ込めることが出来ることになる。これは人手によらずにプレーの準備ができる「全自動卓」の思わぬメリットであった。(とは言っても、プレイ中にイカサマを働く輩はいるようで、別の方法を考え出しますが...)但し、登場した当初は、牌を十分にかき混ぜることができず、前のプレイでの役の影響が多少は残っているということもあった。→こういう所は直ぐに改善されるものであって、現在ではそのようなことはほぼ無くなっている。

尚、「全自動」と言うものだけでなく、「半自動」というものもあって、多少はプレイヤーの手を必要とする麻雀卓も存在している。→かき混ぜは機械が行うが、積むことはプレイヤーが行うというものであり、「マグシャン」「オートジャン」という名前で発売されている。

英語では「All Automatic Tables」、ドイツ語では「Alle Automatischen Tische」、フランス語では「Tables Tout Automatiques」、イタリア語では「Ogni arma Automatica Propone」、スペイン語では「Mesas Todo Automáticas」、ポルトガル語では「Todas as Mesas Automáticas」、中国語では「全自動桌」と言う。

磁石」:鉄粉(磁性体)を惹きつける程度の磁気を帯びた物体のことである。これには「永久磁石」と呼ばれる磁石としての性質を、外部から磁場や電流の供給を受けずに保持し続けるものと、「電磁石」と呼ばれるように外部から電流を供給した時にだけ磁石としての性質を持つものとがある。

永久磁石として知られるものはアルニコ磁石、フェライト磁石、ネオジム磁石などがある。(現在は、安価なフェライト磁石が一般的な磁石として知られている。)

磁石単体としては、金属にメモを貼る際に使うというのが一般的であるが、目に見えないものの身近な所にあるものとしては、スピーカー、モーターなどに組み込まれている。また、ハードディスク、ビデオ/オーディオテープなどの磁気記録メディアも磁石の固まりと言うことが出来る。

一方、電磁石の方は、電気回路で色々と使われていて、電源のリレー回路(これは数多くの電気器機、電子器機に使われている。)があるため、気がつかないものの、身近なところにあるものである。

その磁石には、N極とS極の2つの磁極がある。これらの2つ磁極は単独では存在することはなく、対になっていて、磁石の両端がそれぞれN極とS極になる。また、その磁石を途中で2つに切断しても、切断後の小さくなった磁石でも、N極とS極がそれぞれ存在する。また、同じ極同士は反発しあい、同じ極同士は引きつけ合う。

また、地球も磁石であって、現在は北極地方にS極、南極地方にN極がある。(方位磁石は「N極」が北を指すが、これはS極があるためである。)また、地球のN/S極はそれぞれ南極点/北極点とはずれた位置にあり、また、年間に僅かであるが移動している。→2010年の北磁極は北緯85.0度、西経132.6度に、南磁極は南緯64.4度、東経137.3度にあるが、西暦1900年には、北磁極は北緯70.5度、西経96.2度に、南磁極は南緯71.7度、東経148.3度にあった。

英語、ドイツ語では「Magnet」(但し、発音は異なる。)、フランス語では「Aimant」、イタリア語では「Magnete」、スペイン語では「Imán」、ポルトガル語では「Ímã」、中国語では「磁鐵」と言う。

 

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