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FREDDY CANNON『THE EXPLOSIVE FREDDY CANNON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1959年に発表された彼の1st.アルバムであり、かつ、唯一の全英No.1ヒットとアルバムである。ロック創生期の'50's終盤から'60's前半にいくつかのヒット曲を放っているが、特にデビュー時の勢いは凄まじいものがあった。但し、彼はロックンロールの創世記の立役者としてではなく、兵役で歌手活動が出来なかったE・プレスリーに代わる白人ロックンローラーと言うポジションであった。本アルバムは、そんな時期にすされて、ヒットを記録したアルバムであって、イギリスで1位を獲得している。(が、イギリスでは本アルバムだけの一発屋に近い状況になっている...)

収録曲は以下の全12曲である。『Boston (My Home Town)』『Kansas City』『Sweet Georgia Brown』『Way Down Yonder In New Orleans』『St Louis Blues』『Indiana』『Chattanoogie Shoe Shine Boy』『Deep In The Heart Of Texas』『California Here I Come』『Okefenokee』『Carolina In The Morning』『Tallahassie Lassie』。

この中からシングル・カットされたのは全部で5曲である。(但し、アメリカでは4曲であるが、イギリスでは3曲であった。)1st.シングルの『Tallahassie Lassie』はアメリカで6位、イギリスで17位を記録している。『Okefenokee』はアメリカのみの2nd.シングルで、43位を記録している。続いて『Way Down Yonder In New Orleans』がリリースされて、英米共に3位を記録して、彼のシングル曲では最大のヒットになった。『Chattanoogie Shoe Shine Boy』はアメリカのみのリリースで34位を記録し、『California Here I Come』はイギリスのみのリリースで33位を記録している。

お薦め曲は、彼の代表曲である『Way Down Yonder In New Orleans』『Tallahassie Lassie』というシングル曲と、『Kansas City』『Sweet Georgia Brown』『Deep In The Heart Of Texas』という所をピックアップしておく。

ロックンロールに特化した内容であって、テンポの良さがでているアルバムである。この点では気持ち良いのだが、アルバム全体を突っ走っているため、緩急が欲しいとも思ってしまう所でもある。(ベスト・アルバムであれば、そういう選曲もありとは思うが、通常のスタジオ・アルバムであれば、一辺倒というのはどうかと...)

とは言っても、本アルバムは、当時としては珍しいロックンロール一色ということで、これはこれで宜しいかと...

 

Explosive Freddy Cannon

Explosive Freddy Cannon

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hallmark UK
  • 発売日: 2011/02/22
  • メディア: CD


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