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「ENEMIES, A LOVE STORY」 [映画(洋画)]

表題の作品は1989年のアメリカ映画「敵、ある愛の物語」である。日本での劇場公開は1990年7月であった。ノーベル賞作家デアルI・B・シンガーの原作小説の映画化作品で、結果的に3人の女と結婚してしまうことになった男の苦悩を描いた人間ドラマである。また、L・オリンとA・ヒューストンの2人が本作からアカデミー助演女優賞にダブル・ノミネートされたことも話題になった。(2人とも受賞とはならなかった。)

作品データを記しておくと、時間は120分、原作はアイザック・バシェヴィス・シンガー、製作と監督はポール・マザースキー、脚本はポール・マザースキーとロジャー・L・サイモンの2人、撮影はフレッド・マーフィ、音楽はモーリス・ジャールである。そして出演は、ロン・シルヴァー、アンジェリカ・ヒューストン、レナ・オリン、マーガレット・ソフィー・シュタイン、アラン・キング、ジュディス・マリナ、エリヤ・バスキン、リタ・カリン、フィル・リーズ、たちである。

第二次大戦終結から間もない1949年のニューヨーク・コニーアイランド。ユダヤ人でポーランド出身のハーマンは、ユダヤ人狩りで妻と子供を失ったが、彼を匿ってくれた命の恩人の女中・ヤドウィガと結婚し、渡米して平和に暮らしていた。そんな彼にはアウシュビッツの生き残りであるマーシャという女が愛人としていて、時々逢うという暮らしをしていた。ある日、そんなハーマンの前に、死んだと思っていた妻・タマラが現れた。以前からタマラとは離婚寸前だったこともあって、今はヤドウィガという妻がいることを告げる。が、ハーマンはマーシャから結婚を迫られている状況でもあった。そんなこともあって、ハーマンは苦悩するようになっていた。そんな中、ヤドウィガが妊娠し、更にマーシャが現われたことで、ヤドウィガは当惑した。マーシャはフロリダでの仕事を紹介されて、ハーマンに一緒に来て欲しいと頼む。これに苦悩するハーマンの出した選択は...

何と言っても本作は、ハーマンを取り巻く3人の個性の強い女性の共演が見所である。(A・ヒューストンの個性が余りにも強すぎますが...)戦争が背景にあるとはいうものの、結果的に「重婚」となったことからの苦悩、新しい命など、なかなか重いテーマを扱っているが、綿密な人間ドラマが見られる。また、もう一つの見所は、戦後の'40年代の街並みを再現した所であって、これもまた凄いところである。

派手な所はないが、それだけ重厚な人間ドラマを堪能できる作品である。

 

↓ビデオですが...

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