FORCE MD'S『LOVE LETTERS』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1984年に発表された彼らのデビュー・アルバムである。現在は3人組になっている(現役グループとして活動を続けている。)が、当時は5人組の黒人であって、ニュー・ジャック・スウィングのグループとして知られている。彼らとしては本アルバムは特にヒットを記録した訳ではないが、'80's後半に花開くニュー・ジャック・スウィングの創世記を知る上では貴重なアルバムの一つと言うことになる。
収録曲は以下の全8曲である。『Be Mine, Girl』『Don't Make Me Dance (All Night Long)』『Tears』『Let Me Love You』『Itchin' for A Scratch』『Forgive Me, Girl』『Let's Stay Together』『I Just Wanna Love You』。
お薦め曲は『Tears』『Let Me Love You』『I Just Wanna Love You』という所をチョイスしておく。
彼らの代表曲は、1985年に発表された2nd.アルバムからのヒット曲である『Tender Love』であって、何人かがカヴァーしてヒットを記録していることもあって、有名であるが、本アルバムに関しては余知られていないのが残念な所である。しかし、それなりの可能性を秘めている所を示していて、まだ荒削りな所もあるものの、聴かせる所と楽しませてくれる所はしっかりと同居しているアルバムとなっている。
彼らのアルバムを聴く場合、真っ先にということにはならないものの、彼らの原点となるアルバムでもあるだけに、しっかりと聴いておきたい所である。
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