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神様のイタズラ #1 [ドラマ]

blank_page 久しぶりとなる丹羽P作品だが、かつてのような面白さを感じさせるものが弱くなって、丸くなってしまったという印象だけで、丹羽Pの凋落を改めて感じさせたものでした。

また、丹羽P作品は、「配信」ということに力を入れている所があるが、配信の方では全4話が既に行われている(2/28まで)のだが、そうなると「放送の方がなおざりに…」ということになってしまうという過去の失敗例を繰り返していて、過去の栄光からの脱却ができていないですね。(やはり、放送に合わせて、1話ずつ、配信を追加していくことにすべき。)

また、ネット配信について「世界先行配信」と言っているが、国境の無いネットの世界では、アクセスがあれば世界中に配信されることになるのは当たり前であって、宣伝文句にわざわざ「世界」という言葉を入れるのは同化と思うのですがね...

「大型新人だ」と言っている久保田紗友には、それらしく感じる所もあるのだが、「恋する日曜日」(特に第3シリーズ)や「東京少女」に起用して出てきた何人かの方が、よりスケールの大きさを感じたのですがね...→実際、2008年に丹羽Pは雑誌「セブンティーン」とのコラボ企画の「セブンティーンサカスコレクション」(当時は「銭形海」までで、7代目・銭形命(岡本あずさ)はまだという時期でした。)で、セブンティーンモデルとして出ていた、剛力彩芽、赤谷奈緒子、上原奈美、荒木七菜香、南條有香、松澤茜、武井咲、岡本あずさ、石橋杏奈、佐藤ありさ、大政絢、山本佑美、有末麻祐子、滝沢カレン、大石参月と接している。大政絢は銭形海として起用した後であるが、岡本あずさと有末麻祐子は「恋とオシャレと男のコ」で後に起用したが、女優としてそれなりに活躍している石橋杏奈や、現在「ゴリ押し」で何かとアンチも多い剛力彩芽、武井咲については丹羽Pの眼鏡に適わなかったのか、ザルの目から抜けたのか、ということをしている。当時は彼女たちはまだ殆ど無名であっただけに、7代目ケータイ刑事をはじめとして、拾うことも出来たのですがね...(いや、武井や剛力は「ゴリ押し」で出ているだけで、丹羽Pは「ダメだこりゃ」と判断したのかも知れませんが...)

ということで、完全に丹羽Pの神通力も随分とさび付いてしまって、過去のものと言ってもよくなっていますね。(「昔の名前でやってます」という印象の方が強くなった。)丹羽P作品は2000年代には勢いがあったが、2010年代には一昔前のものになったと言っていいでしょう。もう一花をという所まで、今回のドラマは行かなかったですし...

で、物語の方は、主人公の女子中学生が、他人と入れ替わり、それによって色々と知ることになる、というものである。作品の雰囲気としたら、「東京少女」(強いて言うと、『セピア編』)と言ったら良いですね。

しかし、この「入れ替わりネタ」は、よくあるものであって、ネタとしては今更、というものである。(実際、「東京少女」でも草刈麻由主演で『入れ替わり少女』という物語がありました。)よほど、物語上の工夫があるとか、映像表現に独特の手法をもタイルとかしない限り、もはや「出し殻」と同じであって、訴求ポイントがないと、どうでもいいもので終わってしまう。

主演の久保田紗友を「大型新人だ」と言っているが、かつての丹羽P作品でデビューした(若手)女優たちと比べて、それほどなのか?と感じられなかったのですが...(とは言っても、良いものを持っていることは分かりましたけど...)

初回の物語は、ヤクザのお兄さんと入れ替わる、というものだが、この設定は「入れ替わりネタ」としては定番ネタの一つである。それだけに、物語の展開はほぼ予想通りで、「想定内」だったというものでした。ラストで元に戻る所は、ちょっと唐突過ぎたと感じられ、さらに一工夫も二工夫も欲しいところでした。

ただ、そんな中でも、ヤクザの兄ちゃんにとっては、なかなか味なことをしていましたけど...(それだけに、良い所もあるのに、全体としてはうまくまとめ切れていないで、残念でした。)

また、物語の方は、ギャグの色が無く、シリアス調でまとめていたが、井口監督ということを考えると、物足りなさを感じることになりました。

尚、第2話は、ペットとして飼っているインコと入れ替わり、第3話では憧れの男子生徒と入れ替わり、第4話では祖母と入れ替わる物語である。(配信で全て見たが)いずれの物語もそれなりに良い所はあるが、第1話と同様に、うまくまとめられていないということで、途中までは80点はいける物語が75点で終わってしまい「残念でした...」というものばかりでした。同時に、「丹羽」P作品も過去のもの」ということを改めて感じさせるものでした。(来週以降は、放送にあわせては記すことはしない。)

とは言っても、配信は今月限りであることを考えると、BSでの放送は保存版を作るためには必要、といったところですね。(後にDVD/BD化されるでしょうが...)

↓ 久保田紗友 関係(しかし、ゴミでしかないkobo用では...)

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