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GOLDEN EARRING『GOLDEN EARRING』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1970年に発表された彼らの6枚目のアルバムである。(1st.アルバムがセルフ・タイトルというのはよくあることであるが、6枚目のアルバムになってセルフ・タイトルのアルバムを発表したという所が、如何にも大物らしい所を感じさせてくれますね。)また、本アルバムは彼らのキャリアに於いて大きな記念となるアルバムでもある。というのは、本国オランダで初めて1位を獲得したアルバムだからである。(これまでに彼らは、7枚のオリジナル・アルバムと1枚のライヴ・アルバムの8枚のアルバムがオランダで1位の座を獲得している。)

収録曲は以下の全9曲である。『Yellow And Blue』『The Loner』『This Is The Time Of The Year』『Big Tree, Blue Sea』『The Wall Of Dolls』『Back Home』『See See』『I'm Going To Send My Pigeons To The Sky』『As Long As The Wind Blows』。

この中からシングル・カットされたのは『Back Home』である。オランダでは1位(通算で2曲目のNo.1獲得曲となった。)を獲得する大ヒットになった。また、これまでの彼らのシングル曲は、オランダ以外の国ではチャートインを果たしていなかったが、この曲はスイスで6位、(西)ドイツで15位を記録していて、遂に本国オランダ以外でもチャートに名を残すことになった。

お薦め曲は、ヒット・シングルの『Back Home』、そして『Yellow And Blue』、更に6分前後の大作である『Big Tree, Blue Sea』と『I'm Going To Send My Pigeons To The Sky』をピックアップしておく。

アルバム・ジャケットの方は'60'sの雰囲気が残っているが、サウンドの方は'60'sのものではなく、'70'sという新しい時代に突入したものと成っていて、所謂'70'sハードロックというものになっていて、UKを中心とした欧州ロックとは一味違ったものが出ていて、そこが面白く、楽しめる所である。

オランダのロックというと、日本では余り知られていないのも事実であるが、彼らのように半世紀にもなるキャリアを重ねているバンドには、やはりそれだけのものがあるだけに、しっかりと聴いておきたいアルバムの一つである。('70'sのオランダ・ロックを代表するアルバムの一つであるのは言うまでも無いですし...)

Golden Earring

Golden Earring

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Red Bullet
  • 発売日: 2001/11/20
  • メディア: CD



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