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GORDON LIGHTFOOT『SUNDOWN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1974年に発表された彼の11枚目のアルバムである。カナダ出身のカントリー/フォーク系のシンガーソングライターであり、本国カナダでは半世紀以上にわたってヒット曲を放ち続けている大御所シンガーである。(70才を過ぎた現在も現役で、2012年には8年ぶりに発表したアルバムが大ヒットを記録して、存在感を示している。)本アルバムは、そんな彼のアルバムの中で、唯一のアメリカでもNo.1ヒットとなったアルバムである。(カナダでは複数のアルバムがNo.1を獲得していて、本アルバムも当然のようにNo.1の座を獲得している。)ちなみに、Billboardでは2收連続の1位を獲得し、1974年のBillboard年間アルバム・チャートでは14位にランクインしている。

収録曲は以下の全10曲である。『Somewhere U.S.A.』『High And Dry』『Seven Island Suite』『Circle Of Steel』『Is There Anyone Home』『The Watchman's Gone』『Sundown』『Carefree Highway』『The List』『Too Late For Prayin'』。

この中からシングル・カットされたのは2曲である。1st.シングルの『Sundown』は本国カナダとアメリカでは1位を獲得(カナダでは2曲目の1位獲得曲、アメリカでは1收のみだったものの唯一の全米No.1ソングとなった。)する大ヒットとなり、豪州では4位、イギリスでは33位を記録している。また、1974年のBillboard年間シングル・チャートでは28位にランクインしている。続いて2nd.シングルの『Carefree Highway』はカナダで11位、アメリカで10位も豪州で74位を記録している。

お薦め曲は、彼の代表曲となった大ヒット曲であり、かつアルバム・タイトル・ナンバーでもある『Sundown』、ヒット・シングルの『Carefree Highway』、更に『Somewhere U.S.A.』『Circle Of Steel』『Is There Anyone Home』という所をピックアップしておく。

カントリー/フォーク系となると、日本ではどうしてもマイナーな部類に入ってしまって、北米(勿論、カナダとアメリカのことです。)では大ヒットしていても、日本では知られていないということが当たり前のようになっているが残念な所である。ただ、彼の大人の魅力に満ちたボーカルは、カントリー/フォークということを忘れて「男性ボーカル」としても十分なクオリティを持っているだけに、ボーカルものがお好きな方であれば、かなり気に入るのではないかと思われるものを聴かせてくれている。しかも、伊逹に全米No.1ヒットを記録した訳ではなく、アルバムとしての完成度、クオリティが高いのは言うまでも無い。

発表から40年近くが経過しようとしているが、色褪せた感じもないだけに、一度は聴いておいたらというアルバムの一つである。それにしても、カナダ出身のシンガー(ソングライター)は、日本での知名度が低くても、クオリティ/レベルが高い人が多いですね...(そのギャップが、カナダで人気を集める要素と日本で受け入れられる要素との違いなんでしょうね...)

Sundown

Sundown

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Warner Bros / Wea
  • 発売日: 1987/04/15
  • メディア: CD



Sundown

Sundown

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Wounded Bird Records
  • 発売日: 2010/06/08
  • メディア: CD


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