HANOI ROCKS『ALL THOSE WASTED YEARS』 [音楽(洋楽)]
本日12/8は、「元BEATLESのJOHN LENNONの命日」として広く語られている。それだけBEATLESの存在が偉大であったということになるのだが、それ以外でも「大物」と呼ばれる人の命日でもある。ということで、今回はJ. LENNONの影に隠れてしまった本日が命日という人のアルバムを取り上げることにする。(余り取り上げないライヴ・アルバムを取り上げます。)
尚、J. LENNON以外のミュージシャンで本日12/8が命日という人を何人かピックアップすると、以下のような人たちがいる。JOHN MILLS, Sr.、GARY THAIN、MARTY ROBBINS、NICHOLAS DINGLEY(RAZZLE)、BUCK CLAYTON、ANTÔNIO CARLOS JOBIM、RUBÉN GONZÁLEZ、DIMEBAG DARRELL、MARTHA TILTON、LUIS DÍAS。
また、俳優ではGLADYS GEORGE、SLIM PICKENS、LUTHER ADLER、HOWARD ROLLINS、MICHAEL CRAZE、GEORGIY ZHZHONOV、ROBERT PROSKY、たちがいて、日本人では青野平義、三波伸介(初代)、という人が12/8が命日である。
で、取り上げるアルバムは、NICHOLAS DINGLEY(RAZZLE)、つまりHANOI ROCKSの第一期の終焉のきっかけになった伝説のドラマーである。(ハードロック・ファンであれば、「12/8と言えばLENNONではなくてRAZZLEの命日」と言うでしょうね...ちなみに彼が没したのは1984年である。)
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表題のアルバムは1984年に発表された彼らの初めてのライヴ・アルバムである。(ライヴは1983年12月であって、RAZZLEはドラムと一部のボーカルを担当している。)
収録曲は以下の全18曲であって、約70分という収録時間となっている。『Pipeline』『Oriental Beat』『Back To Mystery City』『Motorvatin'』『Until I Get You』『Mental Beat』『Don't Never Leave Me』『Tragedy』『Malibu Beach Nightmare』『Visitor』『11th Street Kids』『Taxi Driver』『Lost In The City』『Lightin' Bar Blues』『Beer And A Cigarette』『Under My Wheels』『I Feel Alright』『Train Kept A Rollin'』。
尚、この中からお薦め曲としては何も拾うことはしないであく。1時間(約70分)を越えている収録時間ということから、たっぷりと楽しむことが出来る。ただ、本アルバムのリリース当時の彼らは広く知られた存在になっていなかったこともあって、当時はそれほど話題になった訳では無く、後から再評価されることになったライヴ盤でもある。しかし、本アルバムに耳を傾けると、彼らの熱いロック・スピリットがビシバシと伝わってくる良いライヴであって、評価されるのも当然である、と直ぐに分かるであろう。(何せ、彼らのライヴ盤では最高とまで言われるようになったアルバムである。)
ということで、HRファンであれば聴いておいて当然というライヴ盤であるだけに、しっかりと聴いておきましょう。(しかも、本日12/8はRAZZLEの命日でもありますし...)
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