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HUMAN DRAMA『FEEL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1989年に発表された彼らの1st.アルバムである。ゴシック調のサウンドを奏でた彼らの結成は1985年であったが、レコード・デビュー(しかもメジャー・レーベルであるRCAからのリリースである。)は1988年で、4曲入りのミニ・アルバムを発表した。本アルバムはそれに続く待望のフル・サイズのアルバムとして発表されたものである。(但し、ギターのみメンバー・チェンジが行われている。)プログレの延長線上に位置づけられる独特のサウンドを堪能することが出来るアルバムである。

収録曲は以下の全10曲である。『Death Of An Angel』『Never Never』『I Could Be A Killer』『Tumble』『Through My Eyes』『The Waiting Hour』『Dying In A Moment Of Splendor』『Heaven On Earth』『Old Man』『There Is Only You』。

尚、この中の『Old Man』は前年のミニ・アルバムにも収録されていた楽曲でもある。(その他の9曲はミニ・アルバムには収録されていなかった。)

お薦め曲として、『Death Of An Angel』『Never Never』『Heaven On Earth』『Old Man』の4曲をチョイスしておくことにする。

特にヒットすることもなく、セールスの法もさっぱりだったことで、彼らはRCAとの契約は本アルバムまでで解除されることになり、泣かず飛ばすという状態が本アルバムの後も暫く続くことになる彼らは、'90's中盤ごろから評価されるようになり、その時になって本アルバムも注目されるようになって評価されたという作品である。それだけに、本アルバム発表時('80's最終盤)には早すぎたサウンドであったということも出来る。(但し、'90'sらしいサウンドであるとは思えず、'70'sのプログレっぽいサウンドなんですが…)

プログレがお好きという方であれば、歓迎されるサウンドであるが、それ以外の方にも一度は耳を傾けておいてほしいと思うアルバムである。ただ、本アルバムは余りにもマイナーな存在であるだけに、入手しようと思うと、ちょっと苦労するかもしれないでしょうね...(が、そういう苦労があって入手したアルバムというのは、耳を傾けてみるとビビッとくることが多いのも事実です。)

 

 

Feel

Feel

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Hollows Hill
  • 発売日: 2008/04/08
  • メディア: CD


 


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