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CHRISTOPHER CROSS『ANOTHER PAGE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1983年に発表された彼の2nd.アルバムである。1st.アルバムでいきなりグラミー賞を獲得するという離れ業を達成した彼であったが、満を持して3年ぶりのニュー・アルバムとなった。が、この間には1981年の映画「ミスター・アーサー」(原題:ARTHUR)の主題歌を歌い、見事にアカデミー主題歌賞を受賞した『ニューヨーク・シティ・セレナーデ』(原題:Best That You Can Do)のヒットを放っている。ということで、かなり待たされたということになったが、その風貌からは全く想像できないクリアーで美しいハイトーン・ボイスは健在であった。(そのジャケットから「Mr.フラミンゴ」と言われる彼であるが、何処かに飛んでいってしまうということはなかった。)本アルバムはBillboardのレギュラー・チャートでは最高位11位を記録したが、この1983年の並み居る名盤の前では、年間アルバム・チャートではTOP 100にランクインすることは出来なかった。(とにかく、1983年は「黄金の一年」と言われるだけのことはあって、時代にその名を残す名盤がズラリと並んでいて、ちょっとやそっとでは年間チャートには残れない。)

収録されているのは以下の全10曲である。『No Time For Talk』『Baby Says No』『What Am I Supposed To Believe』『Deal 'Em Again』『Think Of Laura』『All Right』『Talking In My Sleep』『Nature Of The Game』『Long World』『Words Of Wisdom』。この中からは、『All Right』が1983年のBillboard年間シングル・チャートの70位(レギュラー・チャートでは最高位12位)と『Think Of Laura』が1984年のBillboard年間シングル・チャートの83位(レギュラー・チャートでは最高位9位)を記録するヒットとなっている。

お薦め曲としては、ポップな所があり、爽やかさを感じさせてくれる『All Right』、スケールの大きなドラマを感じさせてくれる『Words Of Wisdom』、透明感に満ちたハイトーン・ボイスをたっぷりと味わうことの出来る優しいボーカル・ナンバーで、アコースティック・サウンドの『Think Of Laura』という所を挙げておくが、他の曲でも彼のハイトーン・ボイスをたっぷりと堪能できる佳作が並んでいる。

それにしても、1st.アルバムから時間が空いたとはいうものの、2nd.アルバムで実に内容の高いアルバムを生み出したものである。(が、これだけ内容のあるアルバムが年間アルバム・チャートのTOP 100に入っていないというのだから、1983年は如何に充実していた年であったかも改めて感じさせてくれる。)本アルバムはA.O.R.の名盤という位置づけがされているが、A.O.R.というジャンルに入れてしまうのがちょっともったいなく感じるほど秀逸なボーカル・アルバムである。'80'sサウンドを聴くのであれば忘れてはならないアルバムである。

 

Another Page

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  • アーティスト: Christopher Cross
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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RYUKENDO #31 [特撮]

OPに前回のハイライトが入り、実質的に本編が30秒短くなった物語。が、主題歌の変更もあって随分と雰囲気が変わってしまいました。でも、相変わらずのお馬鹿なあけぼの警察の面々が和ませてくれる。また、今回はレディゴールドの衣装が替わり、映画「バットマン(リターンズ)」に登場したキャットウーマンを思わせてくれると言うことで、BGMは「バットマン リターンズ」のサントラとしました。

魔物を倒して集めた魔弾キーであったが、役に立たないキーを整理するということで、年安全保安局に送り届けることになった瀬戸山。(でも、キーを整理するよりも、人員を整理して、天地を追放、市子&律子をメンバーにした方が、ずっと良いように感じるのだが...)

ジャマンガの方では、そのことをレディゴールドが知っていて、新しいスーツが欲しいということで、襲撃作戦を行うことになる。って、新しいスーツをDr.ウォームにおねだりするなんて、幹部らしくなく、お遊び感覚のレディゴールドですね。

瀬戸山は任務に就くが、銀行を出た現金輸送車と同じ黒い車であったことから、ジャマンガ(子猫ちゃんということで、キャットウーマンを感じさせてくれます。)と銀行強盗はそれぞれ間違えて襲撃することになる。(いずれにしても、オマヌケなジャマンガですが、これがリュウケンドーの世界なんですよね。)で、あけぼの警察のオバカな所がまたも全開となり、ここからはオバカ合戦となる。(何か、'60'sのオバカ映画を見ている不思議な感覚になってくる。)

そんなオバカ合戦の中でも、一応幹部らしい所を見せるレディゴールド。Dr.ウォームに奪った魔弾キーを渡す前に確認しようとするのは立派なところである。で、そこで魔弾キーではなく奪ったのが現金だったと知る。

瀬戸山は必死になって魔弾キーが入ったスーツケースを守っていたが、銀行強盗に奪われてしまう。で、逃走しようとした強盗犯の前にレディゴールドの3匹の女ツカイマ(レディゴールドの僕)が現れ、魔弾キーが入ったスーツケースはレディゴールドの手に渡ってしまう。(車だけでなくスーツケースも同じだなんて、ちょっと出来すぎ...)瀬戸山は何とかレディゴールドに立ち向かおうとするが、そこにリュウジンオーが助けに現れる。で、結局は二つとも取り返してしまえということになるが、第三のスーツケースを持った男が絡んで、レディゴールドの手から離れた2つのスーツケースは第三のスーツケースと混じり合ってしまう。で、結局、第三の男、白波、レディゴールドがそれぞれ一つずつスーツケースを手にする。(この時点で、オチの予想が出来てしまった...)

白波はスーツケースを持った怪しい男として、警察に取り囲まれていた。で、その場を丸く収めようとする剣二だったが、市律コンビが銃をぶっ放すと、そのスーツケースが開き、中からは奪われた現金が出てきた。ということで、白波は現金輸送車を襲った犯人ということにされてしまう。(でも、オバカな警察をまくのは簡単なことでした。)

一方、瀬戸山は責任を感じていて、みんなに合わせる顔がないとして、自殺しようとしていた。が、そこに現れたレディゴールド一味と鉢合わせになり、運良くレディゴールドが手にしたスーツケースを取り返して逃げる。追われる瀬戸山を目にして、剣二と不動が変身して助けに入る。で、ゴッドリュウケンドーとマグナリュウガンオーが相手をして、レディゴールドの3匹の僕は倒す、瀬戸山もスーツケースを何とか守りきる。で「魔法で守りましたよ」と自慢する瀬戸山だったが、スーツケースが開くと、中身は(予想通り)サプリメントだった。第三の男はサプリメントのセールスマンだったのである。で、銀行強盗犯と入り交じり、何とか魔弾キーが入ったスーツケースを回収する剣二たち。で、剣二は強盗犯をも逮捕するというお手柄を挙げることになる。

途中でオチが読めてしまったということで、今一つと感じてしまった物語でした。そんな中、レディゴールドがキャットウーマンのようにコスチュームが替わったというのは暑い夏に向けて、少しは衣装を楽にしたということ?(でも、黒い衣装も暑いでしょうね...)

 

バットマン・リターンズ

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
  • 発売日: 1992/07/10
  • メディア: CD
The Batman Trilogy: Batman, Batman Returns, Batman Forever (1997 Studio Recording)

The Batman Trilogy: Batman, Batman Returns, Batman Forever (1997 Studio Recording)

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Varese
  • 発売日: 1997/07/01
  • メディア: CD
キャットウーマン 特別版

キャットウーマン 特別版

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/04/14
  • メディア: DVD

↓新OP主題歌

Go!リュウケンドー(DVD付)

  • アーティスト: 大槻ケンヂ
  • 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
  • 発売日: 2006/08/23
  • メディア: CD

Go!リュウケンドー

  • アーティスト: 大槻ケンヂ
  • 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
  • 発売日: 2006/08/23
  • メディア: CD


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Masked Rider KABUTO #27 [特撮]

高校野球が始まったが、本日は開会式ということで、「ライダー」はお休みとならないABCです。例年はこの時期は2回高校野球のためにお休みになって変速日程での放送になるのだが、今年は始めから1回限りということが分かっている。(雨天中止となれば、場合によっては今年は「ライダー」の放送日が変わらない可能性もあります。)以前と比べると、随分と変わったものです。(ということは、この時期に見られる、全体のストーリーから逸脱した「サイドストーリー」のような物語は生まれないかも知れませんね)尚、今年はこの時期に劇場版が公開になっているので、来週8/13は「映画を見るため」ということにすれば、放送がお休みになってくれることは歓迎、ということなので、今年は「雨乞い」はしません。(その「雨乞い」ですが、7/17に「ブラック・ジャック」の秘蔵版スペシャルの放送を願って行った所、全国でかなりの数の死者が出る豪雨とまでなってしまったということもあるので...)今回の物語は「ボウケンジャー」と共通して「セーラームーン」からのゲストということ(こっちはあっさりと殺害されてしまいましたが...)で、BGMは「ボウケンジャー」と同じ「美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム Dear My Friend」にしました。

御前様/海王星団の2代目ボス・早島琴(ウカワーム)に接近する影山。が、ビンタ一発を食らい、「人間の分際でその口の利き方は何だ」とぶっ飛ばされる。で、反撃に出ようとするが、簡単に抑えられてしまう。で「返事は?」と言われて「はい」と言ってしまうなんて、ヘタレの道を突き進む影山です。(この際、ネクサスに変身して反撃したら面白いかも。でも、それでも負けてしまいそう...)

サル、天道と加賀美がマスクドライダー計画の話をしているが、結局何も分からなかった。で、加賀美はファイルにあった自分の名前「加賀美 新」を「加賀 美新(かが・びしん)」「加 賀美新(か・がびしん)」と読む、という変なことを言い出す始末。→簡単に考えると、睦は自分に子供が生まれたら「新」という名前にすることを予め決めていたと考えるのが一番素直なところ。または、加賀美は実は35年前には生まれていて、10年ちょっとの間冷凍冬眠をしていたと考えるのが、SFファンの考え方。(その他、タイムスリップをして現代に現れたなどの考えが出来る。)もう少し、考えた発言をしてもらいたいところである。

久しぶりに登場のゴンちゃん(百合子)は自宅でいちご牛乳を口にして雑誌を見ていた。(大介と一緒にいた頃と違い、可愛くなりましたね。)で、記事は大介の記事であり、あの日々を思い出していた。で、携帯で連絡を取ろうとするも、番号変更されていて通じない。で、置き手紙をして家を出る。

三島は麗奈を呼んで、こっそりと会っていた。で、ゼクトに刃向かうライダーを排除するという目的が一致したことから手を組む。お互い「まさか人間(ワーム)と手を組むなんて」と言っているが、実はナチスの残党であるショッカーの残党だった三島は、宇宙人と手を組んだヒトラーの仲間であるワームと手を組んだというように解釈すれば、何の疑問も持たずに納得できてしまう...(で、2代目・ネクサスがその手下としてこき使われる...)お互い「利用できるものは全て利用する」と考えているなど、共通点もある両者であるだけに、意外と馬があったりして...→この考えだと「御前様」ということを排除して「海王星団・早島琴」と解釈すれば、何の不都合もないのである。

ゴンちゃんは調べて大介に入れた電話が通じる。が、電話に出たのは大介のマネージャーだった。大介はゴンちゃんと別れた後は仕事の方もさっぱりになっていて、得意客からも「次はこの人に頼んでみよう」と言われてしまう。それは新進気鋭のネフライト、もとい相良であった。(こちらは「セーラームーン」のネフライト松本博之さんですが、今日は「スーパーヒーロータイム」は「セーラームーン」からのゲスト・デーですね。)更には、マネージャーからも見限られてしまう大介だった。

坊ちゃまはいつものようにじいやの料理を食べているが、そのじいやが坊ちゃまの目の前で倒れてしまう。(なのに、坊ちゃまは意外と冷静と言うか、どうしたらいいのか分からないのか...)

ゴンちゃんがサルにやってくる。で「大介は?」って、完全に大介のことを思い出したんですね。天道たちも大介の行方は知らなかった。で「この店でバイトさせてくれないかなぁ」とゴンちゃん。でも、小学生をバイトとして使うなんて、これは完全な違法行為となってしまいます。しかも、ひよりはこの見せのオーナーでも何でもなく、一従業員だし... そうしていると、坊ちゃまが「大変だ!」と言って血相を変えて飛び込んできて「じいやが、じいやが...」って、まさか倒れたまま飛び出してきたのでしょうか?→それにしてもサルって、いつからよろず相談所になったのでしょうか?(しかも、オーナーの弓子さんは不在のままだし...)

大介の前に姿を現した相良。でもこいつはこいつで「消火器」のケースをメイク道具入れに使っている変な奴です。→どうも「カブト」の脚本家って、メイクアップ業界に偏見を持っているのでは?どう考えてもこれじゃあ、ただの変な奴にしか見えない。で、どうでもいい勝負となるが、結局引き分け。(こいつら、何がしたいのか?ただの変人でしかない!)で、その後大介が相良を襲って殺してしまう。で、その様子を目撃されていて、大介は殺人犯として追われることになる。

天道たちは坊ちゃまの家にやってきて、じいやを看護する。が、結局は「看病でも頂点に立つ男だから」と言って坊ちゃまがじいやの世話をすることに... →それならば、サルに助けを求めに行くなよ、坊ちゃま。で、ゴンちゃんが「私を雇ってよ」ということで、「いいだろう」と坊ちゃま。でも、ゴンちゃんと坊ちゃまだったら、どう考えてもゴンちゃんがご主人様になっちゃいそうです。

大介は警察に追われていた。一方、ゴンちゃんは色んなお店からの借金取りに追われていた。で、「経済的に破綻している」とゴンちゃん。また、じいやのうわごとでその事実を知ることになる坊ちゃま。→ようやく現実を知った坊ちゃまですが、「アルバイト代、大丈夫かなぁ」と言うゴンちゃんにその場は持って行かれました。

今週のお料理教室は鮎の塩焼きである。(四万十川の天然物)が、どうでもいい扱いで、天道が新聞記事で大介が手配されたことを知る山車に使われただけ。(やっぱりこういう扱いになっていくのですね...)

ホテルに身を隠した大介は天ぷら蕎麦の出前を取るが、それを届けたのは坊ちゃまだった。代金を「540円」と言った坊ちゃまは1000円を受け取るとおさらば。「おつりは?」という大介に「寄付金としてもらっておく」って、これは立派な窃盗犯です。そこに警察が現れて大介を逮捕しようとする。で、何とか逃亡する大介。で、坊ちゃまは結局おつりである460円を盗むことに成功してしまう。

大介はサルに現れる。が、天道が大介の指名手配のポスターを店内に貼っていた。「違う」と否定する大介だったが、天道は警察に通報しようとする。「市民の義務だから」って尤もなことを言う天道だが、それは冤罪だと認める天道は、警察には通報しないで自宅へ大介を連れて行く。

今回、ワームはどうしたのかと思っていたら、ようやく市民を襲うために現れる。(アキャリナワーム)でも、何か仕方なしに登場させたという印象でしかない。加賀美が現れてガタックに変身し、バトル開始。更には天道もそのバトルに参加する。で、あっさりと料理されてしまうアキャリナワーム。(これじゃあ、ショッカー戦闘員の方が強いかも...)

一方、天道家では帰宅した樹花が大介とご対面。で、樹花にメイクをする大介。しかしその大介はワームが擬態していたものだった...(ということで、以下は次回へ。でも、そんなに気にならない続き方であって...)

 ※来週の「カブト」は果たしてどうなるのか。それはABCの放送次第です。(お休みでも別に構わない。)

 

美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム Dear My Friend

美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム Dear My Friend

  • アーティスト: TVサントラ, 小枝, 武内直子, 京田誠一, 月野うさぎ(沢井美優), 田形美喜子, 高見優, 愛野美奈子(小松彩夏), 岩里祐穂, 平間あきひこ, 火野レイ(北川景子)
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD

↓「早島琴」はこちらに収録されている物語をご覧下さい(第35話)

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

↓「御前様」はこちら(今回は最終巻の12巻を)

忍風戦隊ハリケンジャー Vol.12

忍風戦隊ハリケンジャー Vol.12

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/11/21
  • メディア: DVD

↓「セーラームーン」はこちら(全12巻、途中をピックアップしました)

美少女戦士セーラームーン(5)

美少女戦士セーラームーン(5)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2004/07/23
  • メディア: DVD

↓ネクサスはこちら(一応、最終巻です)

ウルトラマンネクサス Volume 10

ウルトラマンネクサス Volume 10

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2005/10/28
  • メディア: DVD

↓今週の「お料理教室」

魚焼きグリルで早うまレシピ―決定版

魚焼きグリルで早うまレシピ―決定版

  • 作者: 貝谷 郁子
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 単行本

鮎に憑かれて六十年

  • 作者: 前 実
  • 出版社/メーカー: ジャパンクッキングセンター
  • 発売日: 1989/03
  • メディア: 単行本

味いちもんめ -焼き魚-

  • 作者: あべ 善太
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2003/10
  • メディア: ムック

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Boukenger task23 [特撮]

今回の物語はブルーくんの物語。ここのところすっかり影が薄くなっていた蒼太であるが、メインといっても影が薄いのは...?今回のゲストは「セーラームーン」でクンツァイトを演じていた窪寺昭さん。ということで、今回のBGMは「美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム Dear My Friend」としてみました。そう言えば、セーラームーン・うさぎを演じていた沢井美優さん、ナパームの爆発に動じなかったという度胸から、ボチボチ戦隊ヒロインとして帰ってこないでしょうかねぇ。(来年の戦隊あたりにででも...)

ブルー・蒼太の姿が消えた。で街に出て探している映士であったが、「どうせそこらでサボっている」と考えている。が、チーフとさくら姉さんは心配している。この辺りは、管理職となるチーフ/サブ・チーフと、平の違いでもある。映士はさりげなくボウケンチップを落として取り繕うが、まんまとそれに引っかかるブラックくん&イエローのお気楽コンビもまたキャラが出ている。で、ブルーは昔の仲間・鳥羽に捕まっていたのだった。彼の狙いは「帝国の真珠」(Task.5ですね。でも、真珠ではなくてスーパーボールに見えました。)に隠されていた戦車の設計図だった。しかもクエスター・ガイとクエスター・レイと繋がっていた。

映士は背後にクエスターの気配を感じ取っていたが、チーフにはあっさりとそのことを見抜かれてしまった。ボウケンチップには何も記録されていないばかりか、蒼太の指紋すらなかったということで、ブラックくんたちを追い払いたかっただけ、しかもそこまでするというのはアシュが関係していると、チーフには全て見抜かれていた。→やっぱりチーフですね、一匹狼・映士の操縦法をちゃんと心得ている。

クエスターはサージェスが保管しているプレシャスの保管場所を襲ってプレシャスを奪おうと考えていた。確かにこの方が手っ取り早く効率的な作戦ですね。(ダークシャドウの作戦とは全く違います。)で、蒼太の記憶からプレシャスの保管場所を引き出そうとするが、蒼太の記憶から出てきたのはサージェスの女の子たちであり、心をコントロールしていた。で、挙げ句の果てにはチーフとブラックくんの海パン姿を呼び出す有様。これも凄いと言えば凄いことです。が、鳥羽はそんな蒼太に対して、過去の話を持ち出して心の動揺を誘おうとする。それはある王族が国を追われることになった話であり、当時10歳ぐらいだったプリンセスの話だった。で、その話に動揺した蒼太はプレシャスの保管場所の記憶を出してしまう。で、クエスターの二人は自分たちで作り上げたクエスターロボで行動を開始しようとするが、元スパイの蒼太はここぞとばかりに、何とか脱出することに成功する。

後を追うクエスターの前に現れたのは映士だった。で、ボウケンシルバーに変身するが、チーフの読み通りで、変身場所を確認できたことから、その場所に向かうボウケンジャーたち。(本当にチーフは初期戦隊のレッドに見られた素晴らしい判断力をしていて、ここ最近のバカレッドとは根本的に違いますね。)→ここまでの人格者レッドとなると、もはやアカレンジャーに匹敵するということで「ゴレンジャー」に捧ぐ、とします。

蒼太は逃げようとしたが、結局は鳥羽に捕まってしまう。この辺りはやはり過去の相棒ということで、蒼太の行動が分かっていた。が、そこに助けに入ってくるシルバーは「過去とは決着をつけなきゃなんないんだ」って、自分もまだ完全に決着をつけたとは言えないと思いますが... で、新バーはクエスターと決着をつけると言い、そちらのバトルへ。蒼太は鳥羽と決着をつけることになる。が、蒼太は決着をつけるのではなく、一生過去の涙を背負って目の前にいる人や世界を守るのだと決意していた。で、鳥羽は蒼太を逃がすことにした。シルバーとクエスターが対決している中を走りすぎていく蒼太に対して「決着は付いたのか?」とシルバー。クエスターはシルバーとの戦いを止めて、プレシャスが狙いと言うことで立ち去ってしまう。ということで、「決着」に一番拘っているのは映士でした。

クエスターはクエスターロボでプレシャスが保管されている場所を襲撃する。が、間一髪、ダイボウケンが立ちはだかる。が、クエスターロボのパワーの前では歯が立たない。サイレンビルダーがシルバーがバトルに加わるが、形勢は圧倒的に不利な状況に追い込まれる。が、突然クエスターロボのコクピット内部で爆発が起こる。この隙にアルティメットダイボウケンとなり、一機の反撃でクエスターロボを撃破する。で、クエスターロボ内の爆発は鳥羽が仕掛けた爆弾であり、鳥羽が助けてくれたのだった。鳥羽は蒼太のことを理解したのだった。で、そのまま姿を消す鳥羽。

その後、襲われたプレシャス保管庫は、実はニセモノだったと判明する。で、「むかっ(怒り)許せません、私たちにまでニセの場所を教えていたなんて」とさくら姉さんがオカンムリ。Mr.ボイスは何とかはぐらかすだ、サージェスという組織、やっぱり裏がありそうな組織です。(「カブト」のゼクトもそうですが、実は悪の組織の一つだったということだったりして...)

30戦隊大全集の20回目は「激走戦隊カーレンジャー」(「カーーーーーレンジャー」と言ってくれました。)この戦隊は別名「お笑い戦隊」ということで、コミカル色の強い戦隊でした。(メインライターが、不思議少女シリーズのうらさわよしお氏ということもあって、独特の世界観を作り上げました。)で、敵の宇宙暴走族ボーゾックは、珍しく改心して、ラストはカーレンジャーと手を組んで暴走皇帝エグゾスに立ち向かっていきました。尚、ボーゾックは「史上最低の侵略者」というレッテルが貼られることになりました。また、本作からは敵の女性幹部がお父さんサービスに徹することになり、セクシー路線を爆走することになりました。(最後にはエターナル・セーラームーンのようになっちゃいますし...)で、印象に残っているのは「戦う交通安全」ということで、交通安全標語を毎回言っていました。

尚、意外と知られていないことであるが、この「カーレンジャー」の第14話から、戦隊もステレオ放送になりました。(通算1500話を越えた戦隊シリーズですが、「ステレオ放送」となったのは通算994話からであり、まだ全体の1/3なんですよね。)

※来週は、高校野球のため、「カブト」はお休みになる可能性があります。が、今年は高校野球でお休みとなる可能性があるのは来週の1回のみである。しかも、今年は8月に劇場版が公開になったので、「映画を見て下さい」という配慮と解釈する。(今年は許せるどころか、大歓迎です。)また、来週土曜深夜は「東京少女」も無いので、平和な日曜日となります。(今週はWOWOWの「スター・ウォーズ」デー、スカパー!の無料開放デーであり、「東京少女」まで前夜深夜にあったのだから、まさに「地獄の日曜日」でした。)

 

美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム Dear My Friend

美少女戦士セーラームーン オリジナルソングアルバム Dear My Friend

  • アーティスト: TVサントラ, 小枝, 武内直子, 京田誠一, 月野うさぎ(沢井美優), 田形美喜子, 高見優, 愛野美奈子(小松彩夏), 岩里祐穂, 平間あきひこ, 火野レイ(北川景子)
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/23
  • メディア: CD

↓今週の30戦隊

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 激走戦隊カーレンジャー

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 激走戦隊カーレンジャー

  • アーティスト: 高山成孝, 森雪之丞, 小路隆, 奥慶一
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD

「激走戦隊カーレンジャー」ソングコレクション

  • アーティスト: TVサントラ, 高山成孝, 速水けんたろう, 朝川ひろこ, 渕上祥人
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/06/21
  • メディア: CD

「激走戦隊カーレンジャー」ミュージックコレクション3

この頃からTVサントラも大量にリリースされるようになりました。

「激走戦隊カーレンジャー」ミュージックコレクション3

  • アーティスト: TVサントラ, 高山成孝
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/10/19
  • メディア: CD

↓実写版の「セーラームーン」全12巻+オリジナル作品2本

美少女戦士セーラームーン(1)

美少女戦士セーラームーン(1)

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2004/03/26
  • メディア: DVD

美少女戦士セーラームーン Special Act.

美少女戦士セーラームーン Special Act.

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2004/11/26
  • メディア: DVD

美少女戦士セーラームーン Act.ZERO

美少女戦士セーラームーン Act.ZERO

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2005/03/25
  • メディア: DVD

↓レッドの人格シャブリはこちらも資料となります。

スーパー戦隊画報―正義のチームワーク三十年の歩み〈第1巻〉

スーパー戦隊画報―正義のチームワーク三十年の歩み〈第1巻〉

  • 作者: スタジオ・ハードデラックス
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本

スーパー戦隊画報〈第2巻〉正義のチームワーク三十年の歩み

スーパー戦隊画報〈第2巻〉正義のチームワーク三十年の歩み

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 竹書房
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本


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東京少女~#1:東京変身少女 [ケータイ刑事]

今月8月の「ショートフィルム道」は「東京少女」の登場である。これは全6話ということで、8/5,6,13,20,9/2,3の24:00から順序放送される。また、これまでに製作・放送されたショート・ストーリーである「怪談新耳袋」「佐藤四姉妹」「スパイ道」はいずれもが1話5分のショート・ストーリーであったが、「東京少女」は1話12分ということで、BS-iのショート・ドラマとしたら少し長いということになる。(でも12分だったら、やはり「ショート・ドラマ」ですが...)また、1話12分で30分枠での放送ということは、普通に考えたら2話放送されると考えるのが普通であるが、1話だけの放送である。で、後半はメイキングの放送である。「ケータイ刑事」や「佐藤四姉妹」のDVDソフトでも「メイキング」というのが一つのお楽しみとなっているが、それを含めて放送してくれるというのは、これは嬉しいサービスですね。(ON AIRしないで、DVDソフトの特典映像にすればいいのに...→DVDソフトの売り上げが鈍るのではないかという余計な心配をしてしまいます。)でも、出し惜しみをしないこういう姿勢はいいですね。(尚、メイキングが約10分で、次回予告やタイトルを含めて本編は23分ちょっとということでした。)

尚、この記事のカテゴリーを「ケータイ刑事」としているのは、本作全6話の6人の主演を演じている人は、夏帆ちゃんは既に「ケータイ刑事」を襲名(4代目)しているが、残りの5人は間違いなく今後の6代目以降の候補であることは、丹羽プロデューサーが絡んでいることから疑う余地はない。ということなのでカテゴリー「ケータイ刑事」にしている。今回の主役の北乃きいさんは、5代目の時にも名前が挙がった一人であり、しっかりと「恋する日曜日」にも出演していて、BS-iとの繋がりもそれなりにある。で、今回の出演で、雷シスターズの三女の本命の座をまたも固めたと言っていいでしょうね。(伝説の四姉妹では、三女が2番目に登場したが、雷シスターズではやはり年齢順と読んで、7代目となると予想している。)が、これまでは対抗馬も殆ど浮かばなかったけど、「東京少女」の第6話主演の大政絢さんが北乃さんと同い年であり、しかも大政さんは、4代目・夏帆ちゃん、5代目・早織ちゃんと同じ事務所(クイーン女優の宝積さんも同じ事務所です)ということを考えたら、北乃さんの対抗馬に浮上といったところでしょうか...(?)

また、今回の物語には、「ケータイ刑事」でもお馴染みである諏訪太朗さんや滝本ゆにさんも共演している。諏訪さんは「・7話」「泪・1st.8話」「泪・2nd.14,15話」「・1st.11話」、滝本さんは「・1st.7話」「・2nd.2話」「・1st.6話」「・2nd.13話」「・1st.4,16,19話」というように「ケータイ刑事」の常連さんでもあり、二人とも「劇場版」にもしっかりと出演している。(何故か「」がスルーされている...)ということで、これは北乃さんの「ケー刑事」襲名前の一つの儀式なのでは、と思ってしまう。(まあ、これはいずれ発表されてはっきりすることでもありますが...)それにしても、今回の諏訪さんはセーラー服を着るという所まで見せていて、本当に色々と楽しませてくれます。(やっぱり、名バイプレーヤーですね。)ということで、物語のネタはカフカの「変身」であって、これは目新しいものではありませんが、とても愉快な楽しいコメディ物語でした。では物語の方へ行くことにします。

海野花(うみの・はな)は中学三年生。夜、テレビを見ているが、俳優・諏訪太朗のインタヴューが放送されている。で、それを見ている花は色々と突っ込んでいて、挙げ句の果てには「何でバカみたいに気楽に生きているおっさんがいるの?」なんてぼやいている。そこに花の父がやってきて、「明日は本命の高校入試の試験日ということで、そろそろ寝た方が良い」と告げる。で、それに従ってテレビを消して自室に戻る花はベッドへ。で、「さっきのテレビに出ていた気楽なおっさんになってみたい」と口にしながらも寝ることにした。

翌朝、目を覚ました花は、「遅れちゃう」と気にしながら洗面所に行って鏡を見ると、何と諏訪太朗になっていた。で、「うわ~!」と大あわて。が、試験に遅れると言うことで制服に着替えると、そのまま家を飛び出していき、私立薔薇園女学院の入学試験会場に向かう。が、正門の前で立ち止まってしまい、中には入れないでいる花。(何せ、姿は諏訪太朗であり、手鏡で再度姿を確認していました。)が、3年前から薔薇園女学院に合格することを目標に勉強してきて、今日は推薦入試の試験当日で、面接だけクリアすればということ、更には周りの人にはおっさんに見えるはずが無く、おかしいのは鏡と決めつけ、意を決して校内に入っていこうとする。(スキップをしながら、諏訪さん、やってくれます。)が、当然、おっさんということで構内には入れてもらえなかった。

花は本屋に行き、「日本タレント名鑑」で、このおっさんが誰なのかを調べる。で、それが「諏訪太朗」ということが分かる。で、ぼやきながら街中を歩いていると、偶然にもロケ中の諏訪太朗を見かける。(何と、セーラー服を諏訪さんが着ている!)諏訪は、監督から「女の子になりきれてない」と怒られたことをぼやいている。が、マネージャーの伊藤(滝本さん)が「まあ、色んな監督がいますからね」となかなかいいマネージャーさんです。で、娘の写真(娘一人が写っている)を取りだして、娘のためにこんなことをしているという諏訪。そこに伊藤の携帯が鳴り電話に出る。諏訪はこの間にトイレに行くと言い、その辺で済ませてくると言いその場を離れる。で、近くの木の陰で用を足そうとする諏訪に、「あのう、すいません」と声を掛ける諏訪の姿をした花。が、花は声を掛けた後のことを考えておらず、どうしようかと考える。しかし諏訪は、自分が目の前に現れたことに驚き、声を上げる。で、花は足下に落ちていた小枝を手にすると諏訪の頭を殴り、諏訪はその場で気絶してしまって倒れ込み、カツラが取れる。「何やってんだ」と花は慌てるが、カツラの中にある諏訪の娘の写真に気づき、それを見ている。そうしていると、マネージャーの伊藤が「諏訪さん~」と呼びに来る。で、仕方なく気絶している諏訪を木陰に隠す花。が、伊藤に捕まり、諏訪の姿の花は出番だと言われて撮影に連れて行かれる。

撮影が終わり、夜になり、伊藤の運転する車で自宅(当然、諏訪の自宅)に送ってもらった諏訪の姿をした花は「ここ何処?」と口にするが「何ふざけているんですか」と相手にされなかった。自宅に入った諏訪の姿をした花は、いきなり娘に「ちょっと遅いんだけど、待たせないでくれる」と文句を言われる。「どちら様でしたっけ?」と言う花だったが、「ふざけないで」と軽くあしらわれ、「2万」とお金を求められる。が、何のことか分からない花と諏訪の娘の間では話がかみ合わない。(で、ここからは、同じジャンパーを着た花と諏訪が並んで、娘の相手を。しかも二人の動作が揃っているという面白い演出が...)娘の写真をポケットから取り出す諏訪だったが、「超きもいんだけど」と言われて写真を取り上げられて破られてしまう。が、それを見た花は「何だろう、この子。凄いむかつく」と腹を立てるが、ここは「我慢しなきゃ」と耐えようとするも、「何とか言えよ」と娘に言われると、頭に来て娘の頬にビンタ一発。で、その場を去っていく花。それと入れ替わるように、頭にバッテンの絆創膏を貼り、セーラー服を着た本物の諏訪が帰ってくる。娘は父である諏訪を目にすると泣き始めるが、事情を知らない諏訪は「どうしたの?」が、セーラー服姿が不味かったと勝手に判断する諏訪だった。

花は夜の街中を逃げ出すように走っていた。が、走っている間に「あの子は私だ」ということに気づく。が、そんな花は走ってきた車にはねられてしまい、入院する羽目になってしまう。入院中、花の父は毎日病院にやってきて、久しぶりに色々と話をした親子だった。で、花は退院するが、「何の後遺症もなかったとは言いたいところだったけど...」ということで、諏訪の撮影現場にいた。

諏訪は全身黒タイツという姿で、胸には「ペ」というピンクの文字が書いてある怪しい姿をしていた。しかし「オタマジャクシになりきれていない」と監督から怒られたことをマネージャーにぼやいている。「まあ、監督も一杯一杯なんですよ」と言うマネージャーの伊藤。そんな伊藤に対して諏訪は娘とのツーショット写真を取りだして見せ、明日は娘の高校の入学式だと口にするも「明日は早朝出発のフィリピン・ロケということで、このまま空港に直行する」とマネージャーに言われる諏訪。で、花に合図を送る。花は「新しいアルバイトを見つけました」ということで、バイト代を上乗せしてもらうということで、「変身、諏訪っち」と諏訪に変身する。何と花は、事故の後、この変な力(変身能力)をコントロールできることになったのでした。で、諏訪になった花は強制的にフィリピンへ。

少女がおっさんに変身してしまうという発想の物語であるこの物語であるが、こういう物語は目新しいものではないコメディである。が、恥ずかしがっていたらコメディは死んでしまう。で、北乃さんの諏訪さんも楽しんで演じていることが伝わってきた。で、このように「楽しんで演じること」というのは「ケータイ刑事」では基本であり、これがシリーズを人気シリーズに押し上げた一因でもある。ということで、北乃きいさんは、確実にケータイ刑事襲名のステップを進んでいますね。

この後は、CMに続いて「メイキング」ということになるが、こちらについては省略します。(いずれリリースされるであろうDVDソフトを見ましょう。)尚、次の話である第2話「眺める少女」(主演は4代目・ケータイ刑事・銭形零の夏帆ちゃんです。)は8/6の24:00~ の放送です。(ということなので、そちらはまた明日。)更に、来週と再来週は日曜深夜のみの放送で、土曜深夜の次の放送は9/2の第5話となります。

 

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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怪談新耳袋 最終夜 DVD-BOX

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怪談新耳袋第4シリーズ DVD-BOX

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怪談新耳袋 1stシーズン DVD-BOX

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佐藤四姉妹 赤版

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佐藤四姉妹 白版

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↓元ネタはこれです。
変身

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  • 作者: 高橋 義孝, カフカ
  • 出版社/メーカー: 新潮社
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ケータイ刑事銭形雷32話(2nd.6話) [ケータイ刑事]

今回の物語は「轟け稲妻スパイク! ~灼熱のビーチバレー殺人事件」ということで、スポーツ・ネタである。これまでの「ケータイ刑事」でスポーツといえば、「・2nd.18話」(この物語、本日8/6の再放送で放送されました。)が野球ネタの物語であり、制服ではなくユニフォーム姿の泪ちゃんの登場はあったものの、特に野球をするということはなかった。また、「・2nd.21話」ではテニス・ルックの泪ちゃんが登場したが、こちらも特にテニスをプレイしなかった。スポーツをするということでは「・1st.3話」で零ちゃんがゴルフをするということがあったのと、「・1st.21話」で雷ちゃんがフットサン(=ミニ・サッカー)をプレイしたというぐらいである。伝説の四姉妹はどちらかというとスポーツは... といういう感じであったが、雷ちゃんはスポーツが万能のようであり、これは雷ちゃんの持ち味でもある。特に2nd.シリーズになりショート・カットになった雷ちゃんだけに、スポーツをする姿というのは登場が期待されていたが、やってくれました。で、何をしたかというと「ビーチバレー」である。ビーチバレーはバレーボールから派生したスポーツであるが、1チーム2人ということなので、こういうスポーツは「ケー刑事」向きである。(低予算作品であるだけに、出演人数を多くしたくない。)で、登場人物の名前は「アタックNo.1」というのは安易であるが、やはりこれしかないという所でもある。ということで、いつものように長文&ネタバレありで本編に行きます。

江ノ島の海岸に来ている高村さん。海を見て何かと呟いているが、雷ちゃんが「何ぶつぶつ言ってるんですか?」と窘めるが、「夏が始まる」とすっかり気分は夏休みを堪能しようという高村さん。が、雷ちゃんは「夏より脅迫状です。お仕事、お仕事」と、ここに来た目的は脅迫状が届いたという通報を受けて、その捜査のためにやってきたのでした。そんな二人に「警察の方ですか」と声を掛ける男性。(バリ島のリゾート地の現地人のような格好をしているが、彼が警察に脅迫状が届いたと通報したのだった。)

男は海岸で海の家を営んでいて、彼の店で話を聞く雷ちゃんと高村さん。彼は「バリの虜で」という様に、店は南国の雰囲気のものであった。で、男が自己紹介をして話が始まる。彼は鈴本浩介(すずもと・こうすけ→この名前は「ケー刑事」ではお馴染みの鈴木浩介監督の名前をもじっている...)という男であって、ビーチバレー大会実行委員長であった。で、彼は届いた脅迫状を雷ちゃんと高村さんに見せる。脅迫状には「大会を中止しろ。さもないと恐ろしいことが起こる。」という文面で、一文字ずつ新聞の文字を切り抜いて作られていた。(この文面を高村さんが読み上げてくれます。)で、雷ちゃんが大会がどういう大会なのかを尋ねる。すると、巻物を広げながら鈴本が説明をしてくれる。「昔から行われてきた海の家の経営者によって行われてきた、いわば場所取り大会です」ということで、勝ったチームが最も良い場所、つまり一等地に店が出せるというものだった。で、高村さんが「由緒ある闘いなんですね」と関心するが「ビーチバレーってそんなにむかしからあったかなぁ?」と雷ちゃんは首をひねる。(確かに、そんなに古くからある競技ではないですね。)が、鈴本は話を続け、雷ちゃんたちに参加してもらって警備をお願いしたい、ということでした。

高村さんは「刑事の仕事じゃないなぁ」と嫌がるが、鈴本が「ビーチバレーと言えば砂浜の花です。水着ギャルの注目の的なんですがね」と言うと「やります」と高村さんは態度をコロッと変える。これには「えっ?」と雷ちゃんは反応するが「スポーツを汚す奴を俺は許さない」と高村さんは意気込んで言うが、雷ちゃんは高村さんの魂胆をお見通しです。そうしていると「鈴本さん」と呼ぶ女性の声が砂浜の方から届く。それはビーチバレーの試合が始まるという知らせだった。で、席から立って砂浜を見る3人。声を掛けたのはこの大会の5年連続優勝者で、鮎川こずえ&竹村透であった。(この名前、言わなくても分かりますよね。あの作品をもじっているということは...)で、鈴本は雷ちゃんと高村さんを自分の店の助っ人として鮎川ペアに紹介する。が、雷ちゃんはお店の場所を決める大会に出るのはまずいということと、自分は出来ないということを鈴本に言うが、鈴本のパートナーは怪我で入院しているということと、(雷ちゃんに向かって)「あなたのような美しい方に出ていただければ...」と言うと「美しい」と言うところに反応した雷ちゃんは試合に参加することにする。(フットサンの時(「・1st.21話」)も「運動は苦手」と言っておきながらスーパープレーを見せていた雷ちゃんですから、大活躍すると思うのですが...)

水着に着替えた雷ちゃん(と言っても、ビキニでもなく、短パンに袖無しのシャツ姿です。)と高村さんのペアと、鮎川・竹村ペアの試合が始まった。(予想通り)雷ちゃんの活躍で雷ちゃんペアがリードを奪う。(まずは序盤で、8-3とリード。)が、雷ちゃんのスパイクを受けられなかった鮎川がが立ち上がれなかった。彼女はレシーブを使用として飛び込んだときに右腕を痛めたのだった。で、竹村が「タイムアウト」を要求し、医療係の中林素子(なかばやし・もとこ:元五輪選手であるあの選手の名前をもじっていることは直ぐに分かります。)が救急箱を持って鮎川の所に駆け寄る。で「一応、テーピング貼ります」ということで鮎川をコートの外に連れて行く。(これで試合は一時中断となる。)「大丈夫ですかねぇ」と心配する雷ちゃんに「大丈夫、大丈夫」と鈴本はビデオカメラを回していたのを止めてから言うと、「絶好調ですね。この調子でお願いします」と言うと、鮎川の後を追うようにビーチから消えて、海の家に入っていく。で、雷ちゃんはその様子を見て「あんまり脅迫状の心配をしていないようですね」と楽観している鈴本に対して感じたことを口にして、コートサイドにある選手席に座る。(が、何故か柴田が隣にいる。)で「本当ですね」と柴田が言うと「柴田さん、何でここにいるんですか?」と驚いたように尋ねる雷ちゃん。柴田は「ずるいですよ、私を置いてきぼりにして遊びに来るなんて...」と不満を口にするが「一応、潜入捜査なんですけど」と雷ちゃん。で、柴田も「はい、と思いまして得点係を装っています」と言うが、背中に「警視庁」と書かれたTシャツを着ていたため、「バレバレです」と雷ちゃんは背中をパチーン!そうしていると、右腕にテーピングをした鮎川がコートに戻ってくる。ということで、試合は再開される。

高村さんのサーブで始まるが、鮎川のスパイクが決まり、得点は「8-4」になる。雷ちゃんは「なんか急に相手の動きが良くなりましたねぇ」とこぼす。で、ここからは試合の流れが変わり、鮎川が次々と得点を奪っていき「8-8」に追いつく。(柴田が相手チームに得点を入れる時に悔しそうな顔をしているが、得点係は中立でなければ...)更に試合は続き、高村さんがレシーブしたボールが海の中に飛び込み、得点は「10-15」と鮎川ペアのリードが広がる。で、海に入ったボールを柴田が拾いに行く。(予備のボールは無いの?また、どうして得点係が球拾いをするの?)高村さんは「ごめんね」と言うも、手を振って大丈夫とばかりに合図を送ると、Tシャツを脱いで柴田は海に入っていく。

それを見た雷ちゃんは「大差付いちゃいましたね」とちょっと諦めムードになり高村さんに言うも高村さんは「諦めたら終わりだ」と、ここは良いことを言ってくれる。で「はい」と答える雷ちゃん。そんな二人の目には、ボールに追いついた柴田の姿が入ってくる。で、楽しそうにボールとじゃれつく柴田の姿を見て笑い声を上げる二人。柴田はボールを持って陸に戻ってこようとするが、波にボールを奪われてしまい、何か様子がおかしい。が、雷ちゃんも高村さんも笑っているだけで「遊んでいますねぇ」と言っている。が、そんな柴田の姿が一旦消えると、今度は海に浮くだけとなり、動かなくなってしまう柴田。が「えっ、嘘」と相変わらず笑っている雷ちゃんは「浮いてる、浮いてる」と柴田が遊んでいるという認識でいた。が、柴田は遊んでいるのではなく、本当に溺れていたのだった。で、助けられて砂浜に引き上げられた柴田だったが、意識不明となり、呼吸もしていなかった。で、雷ちゃんは「柴田さん、死んじゃいや」と必死になって呼びかけている。高村さんは「医療係いないの?」と言っているが、コート脇の本部席に医療係の姿はなかった。で、雷ちゃんは「高村さん、人工呼吸を」と言うが、そんなにゆっくりしていたら助かる命も助かりませんよ。で、高村さんが人工呼吸をしようと顔を近づけるが「やっぱり出来ない」と言う。で「じゃあ、私が」と雷ちゃんが人工呼吸をしようと顔を近づけるが、やはり「出来ません」となる。で、高村さんと顔を見合わせる雷ちゃん。が「やります」と言って再び人工呼吸をしようとするが、もたもたしていてやはり出来ないでいる。そこに鮎川がやってきて人工呼吸を始める。で、雷ちゃんは「気道確保」と言って、すっかり監督者に早変わり... で、息を吹き返す柴田。で、雷ちゃんは鮎川に「ありがとうございます」とお礼を言う。(結局、鮎川に任せることにした雷ちゃんですが、意外と冷血です。)

で、試合は再開し、鮎川のスパイクが決まり、15-21で鮎川・竹村ペアの勝利となり、一等地は鮎川・竹村のものと決定する。で雷ちゃんは「お店の場所、取られちゃいました。ごめんなさい」と誤るが、そこに鈴本の姿はなかった。が、そこに「警視庁から入電中」と雷ちゃんの携帯に事件を知らせるメールが届く。事件は、港区赤坂の海水浴場で変死体事件発生。死亡したのは鈴本浩介ということで、直ちに捜査を開始せよ。(ということで、この場所は江ノ島ではなく、港区赤坂の赤坂海水浴場でした。→港区赤坂に海ってありましたっけ?→やはり時空が歪んでいます。)

鈴本は海岸に埋められて死んでいた。雷ちゃんは制服姿に戻って捜査を開始するが、高村さんは「あれ、着替えちゃったの。もったいない」と素直な感想を口にするも、「捜査に水着は不謹慎です」と雷ちゃん。(でも、ここはやっぱり高村さんの意見が大多数だと思います。)そこに「報告します」と柴田がやってくるが、まずは「何ですか、その格好」と柴田の短パン・スタイルに文句を言う雷ちゃんでした。が、それを樹にせずに報告する柴田。「後頭部を角材で殴られたことによる脳挫傷。死亡推定時刻は11時頃です」ということで、その時刻は雷ちゃんたちの試合の真っ最中だった。第一発見者はスイカ割りをしようとしていた若者のグループであった。(割れたスイカが側にありました。)で、高村さんが「分かったぞ」ということで、スイカ割りのスイカと間違えられて殴られたということで、事故だと言う。が、雷ちゃんは「そんな訳ありませよ。大体どうやって仰向けで寝ている人の後頭部を殴ることが出来るんですか?」と言い、殴られてから砂の中に埋められたということで殺人だと言う。で、高村さんは直ぐに納得して「海岸封鎖」を指示する。

雷ちゃんと高村さんは、鮎川・竹村ペアに事情を聴く。で、二人は鈴本と折り合いが悪かったようですね、と切り出すが、「私たちを疑っているの?」と鮎川が逆に尋ねる。で「確認をしているだけです」と言う雷ちゃんだったが、鈴本が殺された時、試合をしていたと言う鮎川。高村さんも「僕らはアリバイの証人だよ」と言い、「ええ、そうですね」と雷ちゃんもそれを渋々と認める。

鈴本の海の家に移動した雷ちゃんと高村さんはかき氷を食べている。高村さんが「良くないよ、さっきの態度」と言って鮎川たちを犯人扱いした雷ちゃんを窘めている。が、雷ちゃんは鮎川は一度コートを離れ、鈴本もその後にコートを離れたということで、疑問を持っていた。が、「彼女がコートを離れたのはせいぜい1、2分だよ。鈴本さんを殴って埋めるなんて、絶対に不可能だよ」と高村さん。が「そうなんですよね」と雷ちゃんも同意する。そうしていると「報告します」と柴田がやってくる。(まずはかき氷を見て「いいなぁ」と口にする柴田。)が、直ぐに報告を始める。鈴本の店のゴミ箱から、文字を切り抜いた新聞紙が見つかったのだった。ということで、紙質も脅迫状と一致したことから、その新聞紙は脅迫状を作るのに使ったということが分かり、脅迫状を作ったのは鈴本だという結論に達する。で、雷ちゃん、高村さん、柴田の三人は、何故鈴本が脅迫状を作ったのか、その理由を考える。で、雷ちゃんが「私たちを呼ぶ口実だったのかも知れませんね」と言うが、結局「分かりません」ということで、事件を整理してみることになる。(柴田がコートとそこにいた人たちの駒を出し、事件のいきさつを語り始める雷ちゃん。→いつの間にそんなものを作ったの?)で、医療係がその場にいなかったということに気づき、医療係の中林に事情を聴くことにする。

中林は、鮎川の手当をした後、しばらくは救急箱の片付けをしていた、と証言する。が、その時は一人だったということで、アリバイはないと認める。で、柴田は次に事情を聴こうとして鮎川を呼ぶ。この時、中林は、何故お互いしゃべっちゃいけないのか、その理由を尋ねる。で、高村さんが「ここにいるみんなが参考人です。念のため情報の交換を防ぎます」と説明する。「どなたかしゃべりたい方がいるのですか?」と尋ねる雷ちゃんに「いえ、別に」と中林。で、鮎川がやってきたため、中林は席を外す。で、雷ちゃんが鮎川に質問をしようとするが、柴田がそれを遮り「先ほどはありがとうございました。おかげで助かりました」と、人工呼吸で助けられたことのお礼を言う。が、鮎川は「えっ?ああ...」と何のことか分からない様子だったが、何とか誤魔化す。その様子を見ていた雷ちゃんは「よどむ、悪の天気

高村さんと柴田の二人は、コートにいる水着姿の女性のことを語り合っている。年齢がどうの、ここに何しに来たの、と勝手な妄想を語り合っている。が、これに雷ちゃんが怒り、お盆で高村さんの頭を殴り、「何やってるんですか、二人とも」とお怒りモード。で、「何をって、柴田くん、刑事の眼力を伝授していたんだよ」言い訳をする高村さんだったが「覗き魔」と雷ちゃんはふくれっ面で、再度お盆で高村さんを殴ろうとするが、何とか思いとどまる。「水着に惑わされることなく…」高村さんは必死の言い訳をしようとするが、再びお盆で殴ろうとする雷ちゃん。が、またも思いとどまり、何かひらめき閃いたようで「そうか、そういうことか」で、「外見より中身」ということで「謎は解けたよ、ワトソンくん

竹村は鮎川に「本当にお前がやったんじゃないのか?」と問い質している。が「しゃべること禁止されているのよ」と鮎川は言うも、「違うわよ」と犯行を否定し、誰かに聴かれたらどうするの、ということを心配している。が、そこに「助けてください!」と雷ちゃんが駆けてくる。で「早く来てください、とにかくお願い」と慌てながら竹村と鮎川の腕を取って浜辺の方に引っ張っていく。で、浜辺にはギャラリーをはじめ、高村さんたちまでもが倒れていた。で、雷ちゃんは「凄い大津波が来て、みんな溺れちゃったんです」と言い、更に「息をしていないので人工呼吸をしてください」と鮎川を引っ張って行こうとする。(でも、大津波が来たら、それなりの音がして気づくと思いますが...)が、鮎川は「無理よ、したことないもの」と雷ちゃんの腕を振り払う。が「嘘、こずえさん、あるじゃないですか」と雷ちゃんは言うも「無いわよ」と再度口にする鮎川。で「無いんですか?」と雷ちゃんが問い質すと、雷鳴が轟く。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり、「私の稲妻でしびれなさい!」から雷が鮎川に落とされる。

鮎川は「ちょっと、何すんのよ」と怒るが、「こずえさん、あなたが鈴本さんを殺した犯人ですよね」と雷ちゃん。鮎川は試合をしていたと主張するが、「じゃあ、どうして柴田さんに人工呼吸をしたことを覚えていないんですか?」と尋ねる雷ちゃん。これに答えられない鮎川に「それはあの時コートに立っていたのがあなたじゃなかったからです」と続ける雷ちゃん。が、「何言ってるのよ」と惚ける鮎川。その時、雷ちゃんが突然悲鳴を上げる。で、鮎川も続いて悲鳴を上げる。というのは、高村さんたちが立ち上がり、ゆっくりと動き出したからであった。(みんなの動きは映画「ゾンビ」に出てくるゾンビのような動きをしている。)が「高村さん」と雷ちゃんが声を掛けると、普通の動きになり、高村さんは中林を連れて雷ちゃんの側に歩いてくる。で「何よ、生きてるじゃない」と鮎川。

雷ちゃんたちの側にやってきた高村さんは中林の方を軽く叩くと、中林は水着の上に羽織っているもののチャックを開いて水着姿を見せ「ごめん、しゃべっちゃった」と言う。で、中林が着ていた水着は鮎川の水着と同じものだった。で、雷ちゃんは「ご存知ですよね。こちら、元全日本のエースアタッカー・中林素子さんです」と言う。で、怪我の手当をした鮎川が戻ってから試合の形勢が逆転したが、それは入れ替わった中林がコートに立ったからだ、と言う雷ちゃん。で、ビーチバレーでは帽子やサングラスをするのは当たり前であり、二人の背格好は似ており、注意して見ないと入れ替わったことには気づかない。が、二人の入れ替わりに気づいた人物がいて、それは鈴本だった。だからアリバイを利用して彼を殺害した、と問いつめる。が、「待ってください」と竹村が割って入る。彼は「確かに我々は反則をしました」と入れ替わりをしたことを認める(どうしても一等地が欲しかったというのがその理由だった。)が、「それで人を殺すなんて...」と鮎川を庇おうとする。が、「もういいわよ」と鮎川は言うと「確かに鈴本は私が殺しました」と犯行を認める。が、雷ちゃんが「でも、今回の事件は鈴本さんにも罪はあります」と鮎川を庇う。というのは、鈴本は鮎川が入れ替わったことをネタにして鮎川を脅迫したのだった。一夏の稼ぎ全てを要求する鈴本にカッとなった鮎川は、側にあった角材で鈴本を殴打したのだった。我に返った鮎川は人を呼ぼうとしたが、自分は試合をしていることになっている、更にはアリバイもあるということで、死体を砂の中に埋めた。頭だけ出ていたのは、全部埋めるつもりだったが、人の気配がしたので途中で逃げたためであった。

事件解決後、高村さんと柴田の二人はまたも海岸にいる水着姿の女性の品定めをしている。で、青い水着の女性について、色々と妄想を口にする二人。そこに「高村さん、柴田さん」と言う雷ちゃんの声が届き、そちらに視線を移す二人。再び水着姿(ビーチバレーの時と同じ水着姿です)になった雷ちゃんが手を振っている。「私のこと、見えます?」と雷ちゃんは言うと、海の中に入っていき、「やっぱり見せてあげません」と海の中に首まで浸かり、水着姿を見せてはくれませんでした。(でも、水着姿と言っても、ビキニでもないし、出し惜しみをしている雷ちゃんでした。)

今週のクイズ。毎月、クイズの正解者の中から10名に、ドコモのモバイラーズ・チェック1000円分が当たるクイズ。今回の問題は「今回の事件現場は?」という問題である。選択肢は「湘南海水浴場」「赤坂海水浴場」「湘南プール」「赤坂プール」の4つ。正解は物語をちゃんと見ていれば簡単で「赤坂海水浴場」であった。(ボタンの押し間違いでもしない限り、間違うことはなて易しい問題です。)→5月に当選しているから、2度目が当たるということは無いでしょうが、応募だけはちゃんとしています。

次回予告佐藤二朗さんがまたも青葉台学園の制服姿になっている。(しかも、夏服姿です。)ということは「・2nd.8話」のノリである。また、雷ちゃんは「るんるんピカピカ、ゴロゴロ」と、不思議な歌を歌っている。ということは、次回はあの訳が分からない物語が再度登場ということなのでしょうね。(更には林和義さんも制服姿になっている。)→脚本は「ケー刑事」では4度目となる佐藤二朗さんなのでしょう。(「・1st.4話」「・2nd.18話」「・2nd.8話」が二朗さん脚本です。)また、「・2nd.8話」では、柴田家の秘密が語られたりしましたが、ひょっとしたら、柴田束志が柴田家とどういう繋がりがあるのか、秘密が語られるかもしれません。何か、腫れ物に触るというような感じを漂わせる物語になりそうな予感が...

鑑識メモ。今回はビーチバレーだったということで、柴田が「ビーチバレー上達の早道は」ということで、それは「ボールと仲良くなることが一番の早道なんです」と言い、海岸でボールとじゃれあい始めました。(こういうオチ、2度目ですね...)

 

↓泪ちゃん&零ちゃんのスポーツ・ルックが見られる物語はこちらに収録されています。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

↓やっぱりこれですね、今回は。

アタックNo.1プレミアムDVD コンプリート・コレクション

アタックNo.1プレミアムDVD コンプリート・コレクション

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2003/11/07
  • メディア: DVD

アタックNo.1 DVD-BOX

アタックNo.1 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: DVD

実戦ビーチバレーボール―最強プレーヤーに学ぶ,技術・戦術・トレーニング

実戦ビーチバレーボール―最強プレーヤーに学ぶ,技術・戦術・トレーニング

  • 作者: カーチ・キライ, バイロン・シューマン
  • 出版社/メーカー: 大修館書店
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 単行本

↓地震で大変な状況になっていますが...

バリ島〈2006~2007年版〉

バリ島〈2006~2007年版〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンドビッグ社
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本

るるぶバリ島 (’06)

るるぶバリ島 (’06)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
  • 発売日: 2005/09
  • メディア: 大型本

↓これはしっかりと学んでおきましょう。

写真でわかる人工呼吸器の使い方―電源の入れ方から、機種ごとのモードや数値の設定の仕方まで

写真でわかる人工呼吸器の使い方―電源の入れ方から、機種ごとのモードや数値の設定の仕方まで

  • 作者: 釘宮 豊城, 西村 欣也
  • 出版社/メーカー: 医学芸術社
  • 発売日: 2005/08
  • メディア: 単行本

人工呼吸ケアのすべてがわかる本

人工呼吸ケアのすべてがわかる本

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 照林社
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 単行本
災害時に役立つ!!読む救急箱―家族を救う応急手当てシチュエーション50

災害時に役立つ!!読む救急箱―家族を救う応急手当てシチュエーション50

  • 作者: 桜井 静香, 中村 正行, 下倉 淳介, 高橋 夏樹
  • 出版社/メーカー: MCプレス
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本

↓「ゾンビ」関係をいくつか。

ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

ゾンビ 米国劇場公開版 GEORGE A ROMERO’S DAWN OF THE DEAD ZOMBIE

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/07/23
  • メディア: DVD

ゾンビ伝説 (初回限定生産)

ゾンビ伝説 (初回限定生産)

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2006/07/28
  • メディア: DVD

ドーン・オブ・ザ・デッド~ゾンビ:ディレクターズ・カット・エディション~

ドーン・オブ・ザ・デッド~ゾンビ:ディレクターズ・カット・エディション~

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 1999/12/18
  • メディア: DVD

↓雷ちゃんと高村さんが食べているのを見て、これはやはり「夏の必需品」でと感じました。

氷屋さん アンティークかき氷器 シルバー D-1394

氷屋さん アンティークかき氷器 シルバー D-1394

  • 出版社/メーカー: パール金属
  • メディア: ホーム&キッチン


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