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「007/DIAMONDS ARE FOREVER」 [映画(洋画)]

007シリーズ第21作「CASINO ROYALE」が12/1に公開になるが、それに向けて、これまでのシリーズ全20作を7月からDVDで改めて見ている。(シリーズ40周年記念のDVD-BOX+「ダイ・アナザー・デイ」。一応、特典映像の方も改めて見ているので、1本を見るのに3時間半から4時間という時間が必要となる。尚、今度は全20作のアルティメット・コレクションのBOX(スーツケースに収納)が発売されるのですね。全作吹き替え版もあるということで、一応は「アルティメット」と感じます。(が、40周年のBOXを持っているので、流石に購入の方は...)で、今回は初代ボンドが復帰し、スペクターとの戦いに決着が付くシリーズ第7作の「ダイヤモンドは永遠に」です。

尚、007シリーズに関してはHPの方に資料として作っていますので、そちらもご覧頂ければ幸いである。(ここをクリックしてください。)尚、各作品については「作品解説」と「脱線メモ」という2本立てで記していますが、前者は筆者が書いたもの、後者は年間に映画を600本以上見るという友人のG氏が書いたものです。

「DIAMONDS ARE FOREVER」これは1971年に製作されたシリーズ第7作であるが、フレミングの原作小説は1956年に第4作として書かれたものである。本作は、前作「女王陛下の007」から続く形で物語として始まるが、原作小説の世界ではこちらの方が先に執筆されたものであり、当然のことながら連続したものではない。(こういう所はそれぞれを読んでみてください。)

監督は「ゴールドフィンガー」以来のガイ・ハミルトンが戻ってきて、脚本はリチャード・メイバウムとトム・マンキーウィッツ、ボンドは初代のショーン・コネリーが巨額の出演料で、本作だけということで復帰し、6本目のボンドとなる。ボンドガールのティファニー・ケース(ティファニーで生まれたからこの名が付いたという設定ですが、遊び心があります。→こういう遊び心は「ケータイ刑事」シリーズが受け継いでいます。)にはジル・セント・ジョン(当時の彼女は、時の大統領補佐官・キッシンジャーの愛人と言われていたが、これにはちょっと面白いエピソードがあります。映画ではティファニーはボンドとの情事で終わりますが、原作小説ではボンドと同棲した後、政府高官と結婚します。それを演じる彼女は政府高官の愛人というのは、現実・小説・映画の3つの世界が入り乱れています。)、スペクターのボス・ブロフェルドにはチャールズ・グレイが3代目ブロフェルドとして登場する。また、ナタリー・ウッドの妹であるラナ・ウッドやジミー・ディーンが加わり、M、Q、マネーペニーはお馴染みのバーナード・リー、デズモンド・リュウェリン、ロイス・マックスウェルが顔を揃える。主題歌を歌うのは、「ゴールドフィンガー」以来二度目のお務めとなるシャーリー・バッシーが映画タイトルと同名曲をパワフルに熱唱している。

本作の見所は、車のチェイスとラストの石油採掘プラントでの決戦ということになる。特に前者の方は、ラスベガスの街でのチェイス(ここに出てくる片輪走行は後の各種乗物の曲乗りに繋がることになる。)や月面車(場所は砂漠ですが...)のチェイスということで、それぞれ派手なチェイスを見せていて、次作以降は秘密兵器と共により派手で大がかりなものに発展していくことになる。

物語は、妻・トレーシー(テレサ)を殺されたボンドが復讐のためにブロフェルドを執拗に追い続け、妻の敵を取る。(が、それは替え玉だった。)で、新たな任務に就くボンド。その任務とは、アメリカに大量のダイヤモンドが密輸されていて、そのまま消えてしまったというものだった。調査を進める内にボンドは、事件の背後にブロフェルドの野望を掴む。それは人工衛星にダイヤを利用したレーザー光線兵器を搭載し、地上の都市を攻撃することで世界征服を果たすというものであった。

私的な恨みから始まるストーリーですが、このシリーズの持つ大きなスケールの物語となるのは当然です。が、冒頭の部分だけはコネリーではなくレイゼンビーにボンドを演じてもらった方が良かったと筆者は思います。

次作「死ぬのは奴らだ」からは、3代目となるロジャー・ムーアにボンドがバトンタッチされますが、スペクターとの戦いに決着が付いたことで、物語の方は派手な秘密兵器を使った娯楽アクション作品へと重きが置かれるようになっていきます。ということで、本作「ダイヤモンドは永遠に」は一つの時代の終焉を飾る作品でもありました。

 

007/ダイヤモンドは永遠に 特別編

007/ダイヤモンドは永遠に 特別編

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2003/02/26
  • メディア: DVD

007/ダイアモンドは永遠に

何故か「ダイヤ」ではなく「ダイア」になっているサントラです。

007/ダイアモンドは永遠に

  • アーティスト: サントラ, シャーリー・バッシー
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 1996/02/07
  • メディア: CD
007 製作40周年記念限定BOX

007 製作40周年記念限定BOX

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/08/20
  • メディア: DVD

007 アルティメット・コレクション BOX

007 アルティメット・コレクション BOX

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: DVD


JOHN LENNON『IMAGINE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは、ビートルズ解散の翌年である1971年に発表されたソロ・アルバムである。今でこそ時代に残る「名盤」として語られているが、発表当時のセールスやチャートの方は、JOHNの名前を考えたらさっぱりと言っていいようなものであった。つまり、本アルバムはセールスやチャートを賑わさなくても、「名盤」というのはある、ということを教えてくれている。また、本アルバムは何度もリマスターされ、その都度再リリースされるという琴を繰り返しているアルバムであり、ゴールド・ディスクをはじめ、色々と出ているので、オーディオ・マニア(音楽マニアではない)にとっては、その音質を比較する楽しみがあるアルバムでもある。(同時に、技術の進歩も感じることが出来る。但し、新たにリリースされたものの方が音の艶が悪い、ということもある。)

本アルバムについては、1980年のジョンの死から、一段と語られることが増え、現在まで多くが語られたアルバムである。ということで、色々な意見が述べられているアルバムである。(ここではそれらをいちいち取り上げることは行わない。)ただ、これからJOHNを聴こうという方に対して一言だけ。色々と語られていることを鵜呑みにしないで、まずは自分の耳で聴いて、それから判断してもらいたい、と言うことである。

収録されているのは以下の10曲である。『Imagine』『Crippled Inside』『Jealous Guy』『It's So Hard』『I Don't Wanna Be A Soldier』『Gimme Some Truth』『Oh My Love』『How Do You Sleep?』『How?』『Oh Yoko!』。

アルバム・タイトル・ナンバーである『Imagine』は「名曲」として今でも色んな場で流されていて耳にする機会が多い(カヴァーまで含めると、どれだけ耳に入ってくることか...)という名曲であり、『Jealous Guy』や『Oh My Love』はラブ・ソングとして広く知られている、というように、有名なスタンダード・ナンバーから、ポールに当てつけた『How Do You Sleep?』、意見が分かれる『Oh Yoko!』まで。多くの議論が成されている曲が続いているが、まずはじっくりと聴いて、それから自分なりの判断をしていただきたいところである。

本アルバムは、洋楽を聴く人には聴いておかなければならないアルバムとなっている。そして、議論は今後も続いていくことだろう。議論をすることは良いことであり、それを否定する気は全くないが、一つだけ忘れないでもらいたいことがある。「MUSIC、音楽」とは「音を楽しむもの」であるということである。議論ばかりに終始しないでもらいたい所である。(特に、本アルバムについては、議論が多すぎると感じます...)

※同じアルバムですが、いくつかピックアップします。(マスターが違っています。)

 

Imagine

Imagine

  • アーティスト: John Lennon
  • 出版社/メーカー: CAPITOL
  • 発売日: 2000/04/11
  • メディア: CD

Imagine

Imagine

  • アーティスト: John Lennon
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
  • 発売日: 1990/10/17
  • メディア: CD

Imagine

Imagine

  • アーティスト: John Lennon
  • 出版社/メーカー: Mobile Fidelity Koch
  • 発売日: 2003/08/26
  • メディア: CD

ケータイ刑事銭形泪35話(2nd.22話)[改訂版]前編 [ケータイ刑事]

BS-iでの再放送も高村さん登場の最後の物語となりました。が、「銭形雷・2nd.」も高村さんが登場しているので、現在BS-iで放送中は全て高村さんが登場という状況になっていました。(高村さん、とりあえずはお疲れ様でした。残り4回は「アナザーストーリー」ということでシベ超刑事となります。今回の物語は、「相棒を射殺せよ! ~催眠術殺人事件」であるが、この物語は「・26話」「・13話」「・1st.13話」に続いて、相棒との別れがあるということで、感動の物語にもなっている物語でもある。(この辺りは、黒川芽以さん黒ハートの高い演技力が炸裂していて、たっぷりと見せてくれます。先日のNHKの再放送「鏡は眠らない」(これは黒川さん黒ハートのドラマ・デヴュー作です。)で、デヴュー時から高い演技力を備えていると言うことを再確認することになった(3話が急遽放送延期になり、修正/カットが行われたのだが、これは時勢もあるものの、黒川さん黒ハートの迫真の演技があったということになる。(そうでなければ「生々しい」という声は上がらない)で、これは女優としたら勲章ということになります。)が、本当に黒川さん黒ハートの演技力というのは凄いです。)とにかく、「ケータイ刑事」の第二のぴかぴか(新しい)黄金コンビである泪&高村というコンビのクライマックスにふさわしいハイクオリティな物語であり、数多くの「傑作エピソード」がある「銭形泪」の中でも「傑作」と言われる物語である。(これだから「銭形泪」(特に2nd.シリーズ)は「大傑作」といわれるのである。全シリーズを通して「銭形泪・2nd.」が一番面白い。)

で、今回の物語にまたまた登場するのが「海王星団」である。これで3度目となる。ジャンル女優でその名が知られている三輪ひとみさんがゲストです。(この当時は「忍風戦隊ハリケンジャー」の御前様が...、と感じることになりましたが、現在では「仮面ライダーカブト」でその道に突き進んでいるだけに、今回の早島琴というのは、彼女のキャリアでも一つの分岐点になったというところでしょうか。)更に、これまで陰で支えていた長い白スカーフの公安の公安(きみやす)警部補の苗字も判明するということで、これも見逃すことは出来ません。(まあ、これはあり得ないだろうと予想した苗字だったというのは、やっぱり「ケー刑事」です。で、「THE MOVIE」では佐藤二朗さんはこの役で出演していました。)

また、海王星団ということで、彼らが使う暗号というのが最近の話題である「惑星」に関係している。「冥王星」が惑星から外されて「矮惑星」になり、惑星の数が8つになるということで、今後、この物語が「欠番になる」ということは無いだろうが、今後は説明のテロップが入ることになる可能性がある。そうなったら、現在リリースされているDVD BOX(BOX2とBOX3)はそれが入っていないということで、お宝映像になるのでしょうか?(そうなったらなったで、「銭形泪」は更に新たな伝説を放つことになりますね... (既に「銭形泪」(特に2nd.シリーズ)は「ケー刑事」シリーズの最高傑作として伝説になっていますが...))

尚、この記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、この物語に関しては過去に一度記しているためである。(が、感想のみといった簡単なものです。その記事をご覧戴くのであれば、ここをクリックして下さい。)今回、BS-iの再放送に合わせて、大幅に追加を行ったため、このようにしました。(でも、書き直しと言っても良いものです。)更に「前編」としたのは、調子に乗って記していると、あまりにも長くなりすぎてしまい、通常回の文章量の倍に達しようとなったため、AパートとBパートで分けることにしたためである。(今回の物語は、このAパートとBパートの時間の差が大きくなかったため、そうしました。時には、Bパートが6、7分ということもありますからね...)また、これから後の残り4話(36~39話、(2nd,23~26話・アナザーストーリー))についても、過去に一度記しているので、それをベースに「[改訂版]」として記すことにします。ということで、いつものようにいつもの如く、(いつも以上の)長文&(今更の)ネタバレありで、本編に行きます。

警視庁。高村さんが語学の勉強でヘッドホンをして「スパシーバ」と発音練習をしている。そこにわーい(嬉しい顔)笑顔の泪ちゃんがやってくると「高村さん、もう練習すればするほど、下手になっていますよ、発音。今のなんて全然英語に聞こえなかったし...」と、いきなりの先制口撃です。が、机の上にあったテキストに目が入った泪ちゃんはそれを手にすると「えっ、ロシア語?」と驚き「どうして急に?」とその理由を尋ねる。これに高村さんは「まあちょっとした気分転換」と軽く流す。すると「スパシーバって何ですか?」と泪ちゃんが尋ねてくる。「まあ、いいじゃないですか」と教えてくれない高村さんに「ねぇ、教えて下さいよ」と泪ちゃん。(で、ここで教えてくれなかったら「うぇ~ん」が待っている。)しかし高村さんは「ところで銭形くん」と話題を変えてしまう。

で、高村さんが言い出したのは「僕と君もパートナーになって久しい。そろそろニックネームで呼んでくれる?」ということであった。高村さんは「バーボン刑事」と呼んで欲しいのであった。が、泪ちゃんは高村さんに背中を見せると「嫌です」とはっきりと断った。「どうしてそんなに頑なに拒むの?」と高村さんが尋ねると、「だってこう、「何とか刑事」って呼ぶのって、何か二昔前ぐらいの発想で、ダサくないですか」と泪ちゃん。(なるほど、全く感覚が違いますね。それならば「太陽にほえろ!」についてどう思っているのか、聞きたくなります。が、口上では「ケータイ刑事」と泪ちゃん言っていますが...(口上は「人呼んで」と言うことなので、自分では言ってないと言うのでしょうね...)→泪ちゃんにこういうツッコミを入れると、言いくるめられるか、「うぇ~んたらーっ(汗)」とやられてこちらに勝ち目はないと思いますが...)

しかし高村さんは「一生のお願い」と言って何とか「バーボン刑事」と言って欲しい様子。が、これに泪ちゃんは「だったら高村さんも言って下さいよ。「ありがとう」。いつも助けているのに一度も言ってくれてないですか」と手厳しい。高村さんは「そうだっけ?」と惚けた顔をしました。(でも、何度かは高村さんが泪ちゃんを助けたこともありましたよ。でも、そんな言葉が無くても通じ合っているのがパートナーだと思いますし、泪ちゃんと高村さんの間にはそれがあると思いますが...)

そうしていると、「警視庁から入電中」と泪ちゃんの携帯に事件を知らせるメールが届く。で、携帯(P900iですが、これを使うのは今回が最後となる泪ちゃんです。)を開く。事件は、港区赤坂のイベントホールで殺人予告事件発生。ホールで行われているのは、美人催眠術師として有名な早島琴(はやしま・こと→「はやし・まこと」と区切る位置を変えると「林誠人」となります。(こういう遊びがある「ケー刑事」ですから、いつも人名の読みの所は、苗字と名前の間に「・」を入れて区切っています。(他には「しばたたろう」(しばた・たろう/しば・たたろう)というのがあります。))今回の脚本は渡邉睦月さんですが、林さんとの間のバトルは続いています。)のショー、ということで、直ちに現場に急行せよ。

現場に到着した泪ちゃんと高村さん。ステージの上では早島琴(これを演じているのは、ホラー作品などに多く出演していて、更には「ハリケンジャー」の御前様を演じた三輪ひとみさんです。正義の味方の御前様が悪に染まったのはどうして???なんてことを思ったのですが、現在三輪さんは「仮面ライダーカブト」で幹部ワーム・間宮麗奈を演じています。が、早島琴があるから、こちらの変身はそんなに違和感はない。)が催眠術のショーを行っていた。舞台の真ん中に椅子があり、一人の男が座っていて、早島琴がペンダント振り子のように男の前で振っていて「お前はウジ虫以下の人間だ」と言って催眠術を掛けようとしている。「私はウジ虫以下の人間です」と男は術に掛かって口にする。続けて早島琴は「お前はだんだん昔に戻る。1年前、10年前、2000年前、3000年前。お前はだんだん猿になる」と術を掛ける。すると男は椅子から立ち上がり「キキーッ」と猿の声を上げて、猿のような振る舞いでステージの上を走り回る。「お前はもう人間ではない。さっさと猿山にお帰り」とは早島琴が言うと、男はステージを降りて姿が消えました。で、場内は拍手が起こる。

早島琴は「さあ、次に私の催眠に掛かりたい方はいるかしら」と客席に向かって言うと、客席にいる観客はこぞって手を挙げる。が、そんな中、最前列の中央にいる男(右手にはムービーカメラを手にしている)が元気よく「はい、はい」とどうしても掛けてもらいたいという意気込みでいる。が、その男を見た泪ちゃんは「んっ?柴田さんだ」と気づきました。は八島琴は「そちらのメガネの方」と言って柴田さんを指名する。すると柴田さんは大喜びでステージに駆け上がった。で、ステージ上で早島琴に対して敬礼をして「柴田太郎、36歳、独身、…」と自己紹介を始めるが、声の方はガチガチに震えていて緊張している。で、それを見見た高村さんは「何やってんだ。全く理解できない」とばっさりと切って捨てるが、泪ちゃんは「いゃ~あ、柴田さんは奥が深いです。理解しようなんて思わない方がいいですね~」(確かに泪ちゃんの言うように、柴田さんは色んなことに関心を示し、色んなことのマニアでもあり、知識も豊富ですからね。)

その柴田さんがステージ上の椅子に座り、早島琴が「これを見なさい」と言って柴田さんの目の前でペンダントを振り子のように降り始め、催眠術をかけ始める。「お前はだんだん不真面目になる」という早島琴の催眠術を掛ける声が響く。「不良になる」すると柴田さんは突然椅子から立ち上がりヤンキー座りをして「何見てんだよ。見てんじゃねえ、殺すぞ、ボケー」とすっかり人が変わった。高村さんはしかめっ面をしているが、泪ちゃんは実に楽しそうにそれを見ている。(今回も表情豊かな泪ちゃんの様々な表情がたっぷりと堪能できます。)津告げて早島琴は柴田さんの目の前でペンダントを振り「女を泣かす」と言う。すると柴田さんは立ち上がり、浮気がばれて開き直る男となり「やりました。やったよ。浮気なんて男の本能みたいなもんなんだ、それをいちいち…」と完全に人格が変わる。更に早島琴は「転落の人生」と言うと、柴田さんはその場に膝をついて「誰か、お米を恵んで下さい。…」とちょっと大袈裟な芝居がかったような言葉を語り出す。で「白いお米が食いたいんじゃ~」と、完全に変貌する。で、早島琴は満足そうな笑みを浮かべて「もういい、元に戻れ」と言うと柴田さんは正気に戻る。で「素敵なメガネの方に拍手を」と早島琴が観客に言って、拍手の中柴田さんは舞台を降りていきました。(柴田太郎ショーはここで終わりです。)

舞台袖に歩いていった柴田さんはそこで泪ちゃんと高村さんの姿を見て「泪ちゃんに高村さん」と言葉を漏らすが「何してるんですか、こんな所で...?」と泪ちゃんが尋ねる。柴田さんは「何って、実は僕、早島琴の追っかけ第一号なんですよ。彼女のショーは全て録画している。…」と言い始める。(やっぱり、柴田さんって本当に多趣味で色々とハマりやすいですね。)で、「まあ、言うなれば、彼女の魅力という催眠術に…」と続けるが、もはや泪ちゃんは相手にしないでそのまま舞台の方に歩いていく。で、高村さんも泪ちゃんについていき、柴田さんは途中から無視されました。(柴田さん、泪ちゃん相手にはこのパターンがすっかり板に付き、「THE MOVIE」でもそういう所を見せてくれました。)

泪ちゃんは舞台の中央に歩み寄ると「すいません、警察です」と言って警察手帳を見せる。続いて高村さんが「殺人予告の通報があったものですから」と語る。すると早島琴は「はい、通報したのは私です」と答える。で、泪ちゃんが「事情を話して下さい」と言うと、早島琴は語り始める。(でも、ショーはまだ終わっていないはず...)「ショーの最後に私はこの会場内の誰かに催眠を掛けるつもりでいます。人を殺せ、という催眠を」ということで、こういう言葉を聞くと、正義感の強い泪ちゃんは「どうしてそんなことを?」と尋ねる。が、早島琴は悪びれるところもなく「だって、ありきたりの催眠ではつまらないでしょう。私はもっとセンセーショナルなことをしたい。催眠術の可能性を世の中に知らしめてやりたい」と、自らの野望を口にする。すると「そんなことのために誰かを人殺しにするなんて、絶対に許さないexclamation×2」と泪ちゃん。(やっぱりこういう台詞は正義感が強い正義の味方ならではの言葉です。)が、高村さんは「馬鹿馬鹿しい」と言うと「銭形くん、帰るぞ。こんな茶番につきあっている暇はない」と撤収を口にする。早島琴は「茶番?」と受けるが「催眠術なんて、僕は信じない。さっきの猿の人だってやらせでしょう」とばっさりと切り捨てるし「柴田くん、君もグルだろう」とその矛先は柴田さんにも向きました。が、これに早島琴は逆襲に出る。「そこまでおっしゃるのなら、あなたがご自分で証明なさったら」と、高村さんに催眠術を掛けることを提案する。「ええ、構いませんよ」と軽く受ける高村さん。「そのかわりあなたのインチキがバレる。良いんですね」と自信満々の高村さん。が、泪ちゃんは「ちょっと、高村さん」と暴走に待ったを掛けようとするが「大丈夫だよ、銭形くん。あんな振り子に騙されないよ」と矢でも鉄砲でも持ってこい、と高村さんは自信満々でステージ中央の椅子に座ると「さあ、どっからもいらっしゃい」

早島琴は高村さんの右後ろにたち、ペンダントの振り子を高村さんの顔の前に構えると、催眠術をかけ始める。ペンダントは左右に揺れ始め「眠くなる。瞼が落ちていく...」早島琴は高村さんの耳元で声を低くして催眠術を掛ける。「お前はだんだん自分ではなくなっていく。お前はだんだん刑事ではなくなっていく。お前はスナイパー、冷酷に人を殺すスナイパー」と、先ほど言ったように、高村さんに人を殺せという催眠を掛けた。さして「お前の標的はこの男」と言って写真を高村さんに見せる。舞台横にいる泪ちゃんはその写真を覗こうとするが、早島琴はあっという間にその写真を燃やしてしまって、高村さん以外には見せないようにした。そして高村さんの耳元で「お前は一時間以内に男を撃ち殺す」と囁く。すると高村さんは「俺はスナイパー」と呟く。(いつもは「僕」という高村さんが「俺」と言うのは、本当に催眠術に掛かったのか?)泪ちゃんはそれに気づいて「高村さん」と声を掛けるが届かない。早島琴は最後に高村さんの耳元で何かを囁くと、右目でウインクをした。すると高村さんはゆっくりと椅子から立ち上がった。それと同時にステージの照明が消え、再び照明が点いた時には、ステージの上から高村さんと早島琴の姿は消えていた。

泪ちゃんは慌ててステージの上に登り「高村さん、何処?」とステージの置く、更には舞台袖、客席を見渡して高村さんを捜す。柴田さんも泪ちゃんに続いてステージの上で泪ちゃんと反対側のステージ裏や舞台袖を見て高村さんを捜す。が、見当たらなかった。で、柴田さんが外を指さし、外に出ることにした。

地下にあるイベントホールの入口から泪ちゃんと柴田さんが駆けながら出てくる。「どうしよう...」と流石の泪ちゃんも困った様子でいる。「高村さん、本当に誰かを殺す気じゃあ...」と高村さんのことを心配する。その頃高村さんは町の中、歩道橋の上を「あの男を殺す。俺はスナイパー」と言いながらゆっくりと歩いていた。

泪ちゃんと柴田さんはイベントホールのステージ上に戻り、捜査を開始した。柴田さんは「一体誰の写真だったんだろうね?」と口に漏らすが、泪ちゃんも分からない。で、泪ちゃんは「早島琴の連絡先を教えて下さい」と柴田さんに言う。(こういう場合、柴田さんが追っかけ第一号ということは知っていて当然と思います。)が、柴田さんの答えは「彼女はプロフィールを一切公開していない。謎の美人催眠術師、正体を知っている者は誰もいないんだ」ということで、知りませんでした。で、がっかりしたように「そんなぁ...」と泪ちゃん。で、泪ちゃんはステージの後ろに鏡が駆けられているのに気づくと、その鏡の前に歩み寄る。そして目を閉じてから「潤む、悪の雫」(この鏡はそんなに大きな鏡ではありませんが、「鏡」「黒川さん」とくれば1997年のドラマ「鏡は眠らない」が思い出される。このドラマは黒川さん黒ハートのドラマ・デヴュー作であり、撮影時9歳だった黒川さんが凄い演技を見せてくれます。ちょうどこの度、NHKで再放送されましたが、殺人シーンの表現が生々しい、ということで、第3話の放送が急遽一日延期され、手直しが行われたという、あの作品です。で、少女が包丁で人を刺すシーンが問題になりましたが、その少女を演じたのが黒川さん黒ハート、刺される男は佐藤B作さん、回想シーンということで、回想するのは野波麻帆さんです。(野波さんの少女時代が黒川さん黒ハートです。→この二人、誕生日が実は同じ日です。(年は違いますが...)2004年の映画「問題のない私たち」では、主人公の少女を黒川さん黒ハートが、その少女を目の敵にする女性教師を野波さんが演じるということで、不思議な縁があります。尚、ここでも黒川さん黒ハートの迫真の演技は凄い!)「ケー刑事」スタッフのことですから、それぐらいのことはちゃんと考えていて、この鏡を使った「潤む、悪の雫」を使ったのでしょうね...)

しかし泪ちゃんはちゃんと考えていた。「柴田さん、ビデオ見せて下さい」と言って柴田さんが撮影していたビデオを見ようというのであった。で、直ぐにビデオカメラを使って再生を始める柴田さん。高村さんが早島琴に催眠術を掛けられている様子が再生される。早島琴が「この男」と言って高村さんに写真を見せるところで「止めて」と泪ちゃん。そこからゆっくり見ていくと、早島琴が写真に火を付ける直前に写真の人物が分かるように写っていた。で、「至急分析を」と泪ちゃんは柴田さんに指示しました。(やっぱり、泪ちゃんは上司です。)

警視庁に戻った泪ちゃんと柴田さん。分析(これを行っているのは、公安の公安(きみやす)警部補ではないですか...)が出来、「出来ました」ということでその結果を見ると、写真に写っていたのは荒畑任五郎(あらはた・にんごろう→この名前は当然「古畑任三郎」をもじったものである)であった。(荒畑については「・1st.13話」と「・2nd.13話」を見ましょう。尚、今回の物語はこれらの物語と三部作ということになり、これが「ケー刑事」ではあまりにも有名(続く「」や「」でもこの名前が出てくる。)な「海王星団」の物語と言うことになります。→当然、これらを見ていたらこの後の暗号も直ぐに分かることになります。尚、この海王星団の物語は、「銭形泪」の第1 & 2クールのラストの物語ですから、高村さんも五代さんも、二人とも絡んだことになります。)公安警部補の話では、荒畑は最近、やっと少しずつ海王星団の秘密をしゃべるようになったという。で、「殺されちゃうと困っちゃうなぁ~」と、ジロー節は忘れていません。で、泪ちゃんは柴田さんに「お願いがあります」と言ってあることを依頼した。

荒畑が収容されている刑務所。「荒畑に会いたい」と高村さんがやってきて、警察手帳を看守に見せる。高村さんが警察の人間であることを確認した看守は「どうぞ」と言って高村さんを通す。で、高村さんは荒畑の所にやってきた、で「・2nd.13話」の時と比べると、監視体制が緩くなったものの、荒畑は映画「羊たちの沈黙」のレクター教授を意識した椅子に座っていた。で、高村さんは銃を構えると「荒畑任五郎、お前を殺す」と言って銃を撃とうとする。ここで今までは背を向けていた椅子がゆっくりと回り、椅子に座っている男がその顔を見せる。そこにいたのは荒畑任五郎ではなく、柴田太郎であった。

柴田さんは正面を向くと右手を上に上げ、手錠のミニチュアが付いた振り子を出し、左右に揺すりながら「あなたはだんだん元に戻~る、元に戻~る」と、催眠術を解こうとするが、高村さんはゆっくりと迫ってくる。で震えながら「高村さん、僕です」と言うが、それでも高村さんは変わらない。で「泪ちゃ~ん」と助けを求める声を上げるるすると泪ちゃんが荒畑を連れてゆっくりと姿を現した。(公安警部補の話では改心した様ですが、一対一になったら体力的に泪ちゃんは適わないでしょうから、こういうことをするなんて、泪ちゃん度胸はありますね。が、だからこそ「正義の味方」なんですが...)そして「高村さん、撃っちゃダメ」と泪ちゃん。が、高村さんは反応しない。で、荒畑が「外せ、いいから外せ」と言う。(彼は両手を前で縛られている)が、泪ちゃんは「えっ?」と漏らし、どうしようかと動かない。「あの女が掛けた催眠なら私でも解ける」と荒畑は言う。で、泪ちゃんも意を決して荒畑を縛っているロープを解く。(柴田さんは今にも撃たれる、と怯えている。)すると「振り子」と荒畑は柴田さんに要求する。柴田さんは素早く手にしていた振り子を投げて荒畑に渡す。振り子を受け取った荒畑は、数歩歩んでいくと「高村くん、荒畑はこっちだよ」と言って高村さんを振り向かせると、直ぐに振り子を高村さんの目の前で振り始める。続いて右手でパチーンとやると、高村さんの催眠は解け、その場に膝をつく。

泪ちゃんは心配して直ぐに「高村さん、大丈夫ですか?」と言って駆け寄る。泪ちゃんの顔を見た高村さんは「銭形くん、どうしてここに?」と訳が分からないでいた。で、泪ちゃんは高村さんに説明をした。「そんな、アンビリーバブルな...催眠術掛かっていたの?」と高村さん。これに「うん」と小さく頷く泪ちゃん。柴田さんは「監視カメラのテープ」と言って、先ほどの様子を撮影したビデオを見せる。高村さんはその映像を見て「これ、僕?カッコイイじゃない」と漏らすが、こう言うところは高村さんです。泪ちゃんは「呆れた」という表情をするが、すかさず「催眠が解けたから良かったものの、もうちょっとで高村さん、殺人犯になるところだったんですよ」と窘める泪ちゃん。しかし高村さんはビデオの映像を指さして「この銃の構え方、もう少し斜め45度だったらさ、007っぽくない?」って、懲りない人です。(でも、「・2nd.10話」や、「・2nd.」第三クールのOP映像で高村さんは007を意識しているだけに、ここでは別の妄想が生まれます。→2010年過ぎの映画「007」の新作で、日本を舞台にした物語で、日本側の情報部員として銭形姉妹に登場願いたいというものである。何人出すかということもあるが、銭形愛、泪、舞、零の四姉妹をその役名のまま、あおいちゃん黒ハート芽以ちゃん黒ハート真希ちゃん揺れるハート夏帆ちゃんハートたち(複数ハート)に演じてもらう。ということで、ボンド・ガール姉妹とするのである。設定は、銭形警視総監が秘密裏に作った情報部員に銭形姉妹が異動しているということにする。また、銭形警視総監は丹波哲郎さんに演じてもらい、実は銭形警視総監はタイガー田中(「007は二度死ぬ」で日本の秘密情報部のボス、丹波さんが演じた。)とは兄弟(タイガーは養子に出たとすればいい。)であり、この伝で愛ちゃんのスコットランドヤード留学をさせた、NASAに行った、と言うことにすればいい。尚、丹波さんは「Gメン'75」では黒木警視(途中で警視正に昇進)を演じているから、悪くない人選だと思いますが... ただ、近年は「霊界」とコンタクトしているのがちょっと...)

荒畑が「ここまでしてこの私を星くずにしたいのか...」と呟く。かつては首謀者であった荒畑であるが、警察に捕まったことで組織から切り捨てられたことを痛感しています。で、泪ちゃんが「アジトの場所を教えてください。今度こそ、海王星団を一網打尽にするために」と荒畑に言う。が、荒畑は何も答えない。泪ちゃんは続ける。「このままだと、あなたは一生命を狙われ続けることになりますよ」すると荒畑は「分かった。協力しよう」と言う。(泪ちゃん、上手いということも出来ますが、人の操縦術に関しては長けた才能があるようですね。黒川さん黒ハートの台詞回しも迫力あります。)しかし荒畑は「しかし奴らは用心深い。アジトも転々としていて決して一ヶ所には留まってはいない」と言い、現在のアジトの場所は知らなかった。が、「今現在のアジトを知るためには...」とその方法を口にする。

泪ちゃんと高村さんは近くの公園にやってきていた。泪ちゃんはポップコーンの袋を手に持って、鳩にポップコーンを与えていた。高村さんはベンチに座っていて、一応はポップコーンをまいている。が、「国家転覆を狙う組織の伝達手段が伝書鳩?」とちょっと呆れ顔でいる。が、泪ちゃんは「ハイテクの時代だからこそ、あえてローテク、意外と盲点をついていますよね」と一理はありますが...→伝書鳩とそこら辺にいるド鳩は全く違います。伝書鳩(レース鳩もこちらに入る)は基本的には自分の巣箱の中でしか餌を食べることを知らず、公園なんかに降りることはしません。(公園に降りても餌が食べられるという認識がない。)そのため、自分の巣に戻るという帰巣本能が高くなっています。よって、決められた場所に飛んでいくことが出来るのです。が、ド鳩は基本的には何処でも餌を食べられるということを知っているため、帰巣本能は特になく、餌を求めて何処にでも飛んで行きますが、餌が得られる場所でない限り、同じ場所に何度も行くなんてしません。ド鳩はいくら訓練しても伝書鳩にすることは出来ません。(伝書鳩にするには、卵からかえった時から餌は巣箱でしか与えないようにして育てることが必要です。よって、公園にやってくるようなド鳩を使っている様では、海王星団の通信網というのは大したことはありません。(IQ180の泪ちゃんならば、こういう鳩の習性は知っていると思いますが...)→荒畑は「ド鳩を使っている」と言ったのでしょうね。

高村さんは「こんなたくさんの鳩の中から一羽捜すなんて、僕みたいなダンディのすることじゃないね~」と文句を口にする。が、これに泪ちゃんは「もう文句ばかり言ってないで、一緒に探して下さいよ」と言うも、高村さんはポップコーンを自分の口に運んでいた。で、それを見た泪ちゃんはいつもの作戦に。まずは高村さんに背中を向け(これは基本)、大袈裟に「うぇ~んたらーっ(汗)」と泣き始め、「高村さんが殺人犯になるのを、止めてあげたのに、うぇ~んたらーっ(汗)」(でも、泪ちゃんも、泣きながらポップコーンを自分の口に運んでいました。)すると、高村さんはベンチから立ち上がり泪ちゃんの側にやってきて「はいはい、分かりました。捜せば良いんでしょう、捜せば」と言って泪ちゃんの言いなりです。で、泪ちゃんは「やったねわーい(嬉しい顔)」と笑顔を見せるのですが、今回はここが少し違います。嘘泣きたらーっ(汗)でしたと言って高村さんの方を振り返る泪ちゃんだったが、高村さんが「あれっ?いたじゃん」と捜していた鳩を見つけてしまったのでした。(泪ちゃんは、ちょっとキョトンという表情をしています。→IQ180の泪ちゃんでも、高村さんは意のままになっても、動物はそうはいかないということですね。)で、その鳩の所に駆け寄る二人。

高村さんが鳩を捕まえた。その鳩は白い鳩であり、まさに「平和を象徴する鳩」である。それが国家転覆を企む「海王星団」が使うなんて、笑わせてくれます。で、その鳩の足にメッセージを書いた紙が縛り付けられていた。→伝書鳩というのは、足に書簡を入れる筒をはめているのですが...こんなことをしていると、途中で紛失しても知りません。ということで、「海王星団」って、恐ろしいことを口にしている割には抜けている所が大いにあります。これだったら、誰でもボスになれるかも知れませんね。(別に、ボスになりたいとは思いませんが...)

で、泪ちゃんがそのメッセージが書かれた紙を鳩の足から外し、直ぐに広げる。が、変な顔をする泪ちゃん。そこに書かれていたのは「のかむいらびおるうにせくいじ-8」という文面だった。で、泪ちゃんは「横棒と8」を含めて意味が分からない。で、高村さんが「海王星団は数字は使わなかった。変わりに星の名前を当てはめていたな。」(これは「・1st.13話」を見たら分かります。尚、星というのは、最近話題となっている惑星です。)と言い、「太陽を「0」として、水金地火木土天…」しかし、ここで詰まってしまい「海冥」と泪ちゃんが言ってくれる。が、ただ言うだけでないのが泪ちゃんで「いい加減、覚えてくださいよ」と笑いながら言う。が、高村さんは「覚えられないから止めたんだよ、彼らも」とまたまた適当なことを言う。→「冥王星」が惑星から外されると「水金地火木土天海」ということになるが、これだったらあと一つなので、高村さん、覚えてください。が、海王星団は「9」を表すことが出来なくなるだけに、困りますね。(矮惑星の代表と言うことで「冥王星」を使い、これを「9」ということにする、というようにすれば今までと変わらずに使えます。)尚、惑星の見直しは2006年のことで、この物語は2004年に作られたものですから、こういうことはどうしようもありません。現時点では良いでしょうが、数年後になると、テロップで「この作品が作られた後に惑星の定義が見直されて、「冥王星」は現在は惑星ではなく「矮惑星」とされています」と言うようなテロップが挿入されますかね。(そうなったら、現在リリースされているDVD-BOXは、そのテロップが入っていない、ということで、価値が出てプレミアが付くかも知れませんね。)また、この物語を欠番にする、という方法も考えられますが、そうすると「・2nd.13&22話」を欠番にということにしないといけなくなります。が、そこまでする必要性は感じませんし、テロップ挿入が妥当かと思います。(ということで、「銭形泪」のDVD-BOX2と3は、今の内に複数購入しておくというのもいいかもしれません。)

泪ちゃんは「水金地火木土天海冥」と口に出してメッセージを眺める。で「海王星のこと」と言うと、このメッセージが解読できました。で、「謎は解けたよ、ワトソンくん」が、高村さんは「暗号よりもワトソンって誰?そっちが気になる...」と、これはいつものことですから、泪ちゃんは相手にしませんでした。

ここでAパートが終了。時間的にはドラマ本編が始まって13分ちょっとである。(ここで切れるとなると、Bパートは11分弱である。)今までならば、このぐらいの文章量で1話を書いていた(舞、零、雷だったら、これよりも少なくて1話を完成させていた。)が、今回はまだ半分ということで、このままではいつもの倍になる。もともと「銭形泪」は長文となっているが、このままではあまりにも今回が突出してしまうので、「前編」ということにして、一旦ここで切ることにする。この後の続きとなる「Bパート」更に「鑑識メモ」については、「後編」として1日後にUPすることにします。→9/6 0:00 UPしました。(ここをクリックして下さい。)

「To Be Continued」
 

 

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
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ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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↓これを飼わないと逮捕されます。
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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↓「海王星団」ということですから...
遠い惑星―木星・土星・天王星・海王星・冥王星

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  • 作者: 瀬川 昌男
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海王星の発見

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  • 出版社/メーカー: 小峰書店
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海王星―青い惑星

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↓「催眠術」ということで...
催眠術のかけ方―初心者からプロまで今日から使える

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いつのまにか心を操縦する技術―催眠術をかけずに暗示を入れる究極の心理技法

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  • 作者: 前田 大輔
  • 出版社/メーカー: アスカエフプロダクツ
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相手を思いのままに操る 催眠・術

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映画「問題のない私たち」

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 ↓「荒畑任五郎」のネタに関して
警部補 古畑任三郎 1st DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
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古畑任三郎 2nd season DVD-BOX

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  • 発売日: 2004/04/21
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古畑任三郎 3rd season DVD-BOX

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古畑任三郎FINAL DVD-BOX

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羊たちの沈黙 アルティメット・コレクション

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/06/21
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↓「007」関係
007 アルティメット・コレクション BOX

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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007 製作40周年記念限定BOX

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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↓丹波哲郎氏
007/007は二度死ぬ 特別編

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2003/02/26
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Gメン’75~BEST SELECT BOX~

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Gメン’75 FOREVER BOX

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↓「鳩」関係
伝書鳩―もうひとつのIT

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レース鳩0777 [少年向け:コミックセット]

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ハトの大研究―古代から人とともに生きてきた鳥

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  • 作者: 関口 シュン, 国松 俊英
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