PRETENDERS『PRETENDERS』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1980年に発表された彼らの1st.アルバムである。PRETENDERSと言えば、アメリカ人で紅一点のクリッシー・ハインドとイギリス人の男性メンバーによるバンドである。クリッシー・ハインドがバンドの中心で、彼女のボーカルを巧みに引き出すメロディに乗せたロックはエネルギッシュであり、心地良さを与えてくれるものであり、ロックの王道を行くものである。で、本アルバムは高い評価を受けることになり、ヒットを記録し、1980年のBillboard年間アルバム・チャートでは19位にランクイン、レギュラー・チャートでは最高位9位を記録している。
収録されているのは以下の全12曲である。『Precious』『Phone Call』『Up The Neck』『Tattooed Love Boys』『Space Invader』『Wait』『Stop Your Sobbing』『Kid』『Private Life』『Brass In Pocket』『Lovers Of Today』『Mystery Achievement』。
この中からは、KINKSのカヴァー曲である『Stop Your Sobbing』を1st.シングルとしてリリースし、ヒットを記録した所から始まり、イギリスでNo.1の座を獲得し、日本でもヒットした『Kid』、米英でヒットして彼らの代表曲となった『Brass In Pocket』（この曲は、Billboardのシングル・チャートで最高位14位を記録し、1980年の年間シングル・チャートでは41位にランクインしている）というように、デヴューして直ぐにヒットを記録したシングルが生まれたということで、コレラの曲に注目が集まるが、筆者としてはこれらの曲も良いが、『Precious』『Phone Call』『Space Invader』をお薦め曲としてピックアップしておきたい所である。
'80'sの時代には、彼らはいくつかの大ヒット曲を放っているが、彼らの持ち味というのはクリッシーのちょっとハスキーなボーカルにパンクのエッセンスが漂うものの、王道のロックを突き進んでいくパワーのあるところであり、コレラが一番良く出ているのが本アルバムである。1st.アルバムということで、彼らの原点でもあるが、このアルバムは彼らが発表したアルバムの中では最高傑作と言うことが出来る。後のヒット・アルバムやベスト盤を聴くのであれば、その前に是非とも本アルバムを聴いていただきたい所である。それにしても、クリッシーがカッコイイ！
- アーティスト: Pretenders
- 出版社/メーカー: Warner Bros.
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
POWER STATION『THE POWER STATION』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1985年に発表されたものである。彼らは、DURAN DURANのJOHN TAYLORとANDY TAYLORがROBERT PALMERとTONY THOMPSONと組んだプロジェクトであり、骨のあるパワフルなロックを聴かせてくれる。本アルバムは1985年のBillboard年間アルバム・チャートでは31位、レギュラー・チャートでは最高位6位を記録するヒットとなったが、メンバーの顔ぶれを考えれば、これでもちょっと控えめな感じがしたものであった。（何せ、当時のDURAN DURANの人気は凄かった。また、R. PALMERがいるのですから...）
収録されているのは以下の全8曲である。『Some Like It Hot』『Murderess』『Lonely Tonight』『Communication』『Get It On (Bang A Gong)』『Go To Zero』『Harvest For The World』『Still In Your Heart』。
この中からは『Some Like It Hot』がシングル・カットされで大ヒットを記録し、1985年のBillboard年間シングル・チャートでは79位、レギュラー・チャートでは最高位6位を記録している。で、この曲から始まるパワフルなパフォーマンスは圧巻である。とにかくエネルギッシュであり、ロックの楽しさを満喫できる内容である。で、お薦め曲は『Get It On (Bang A Gong)』と『Still In Your Heart』。最後までハイテンションでパワフルなサウンドを楽しませてくれている。
現在では、既にこの顔ぶれの2人（更には、プロデュースを行ったBERNARD EDWARDSまでも）は鬼籍に入ってしまい、この顔ぶれが揃うことはあり得ないのだが、2005年になって、ボーナス・トラックの追加と共にDVDが付いた2枚組という形で新たに本アルバムがリリースされたことで、この豪華な顔ぶれのパワフルな演奏を体験できることになったのは実に嬉しい所である。ブリティッシュ・ロックの魂を堪能できる名盤である。大音量で聴いて、そのパワフルなサウンドに酔いましょう！
- アーティスト: The Power Station
- 出版社/メーカー: EMI
- 発売日: 1990/10/25
- メディア: CD
↓ボーナス・トラックの追加とDVDの2枚組です。
- アーティスト: The Power Station
- 出版社/メーカー: Capitol/EMI
- 発売日: 2005/04/26
- メディア: CD
名探偵コナン 工藤新一への挑戦状 [ドラマ]
7月に「実写映画化」と言っていたのに、結局はTVのスペシャルとなっての放送となったこの実写ドラマ。劇場公開スケジュールを色々とチェックしていたが、全く引っかからないので、どうなったかと思っていました。（まあ、無難なところですね。この内容で劇場公開したら、「金返せ映画」になっただろうと思うのは疑う余地は無いでしょう。）が、それにしても最近はアニメ作品の実写化が多いですね。もう少し考えてもらいたいところです。
オリジナル・ストーリーのドラマということ、しかも高校生の新一の物語ということだったので、大した期待はしていなかったのだが、見ている内に逆にツボにはまることになりました。何せ「これ、ケータイ刑事だ！」というドラマであったためである。
最初にTVの新作とドラマとして「名探偵コイン」というのが登場したが、それはここから始まりました。そして、園子の誘拐から船の中を捜す新一たちの様子、そしてそのトリック。これは「ケータイ刑事」における物語の進行と変わらない。そして、蘭が消えたのもしかり（停電とくれば、渡辺千穂さんの生み出した「怪人○面相」(「○」には「十」「八」「六」「5」「3」が入るが、同一人物であり、素顔がバレる度に数が減っていく。)でお馴染み）、果ては、新一が犯人が分かるきっかけになった所（西田麻衣の台詞）もそうだし、「KIDNAPPER」の綴りが違うとくれば、もうそのままである。更には容疑がかかった4人の名前もそうでした。（最後に、犯人の動機まで...）で、物語の後半の展開は完全に「ケータイ刑事」になっている。
「ケータイ刑事」でなかったのは、女子高生刑事が出てこないという所（新一は高校生だから、女子高生が男子高校生に置き換わったと言っても良いかもしれません。）と、小五郎、目暮警部、多摩川刑事と言うように大人が多数出てくること、鑑識を担うキャラがいないこと、そして学校行事が舞台となっていて、同級生を含めて高校生がぞろりと出ているということである。考えてみれば、タイトルにある「工藤新一への挑戦状」というのも「ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ～銭形姉妹への挑戦状」を思わせてくれるものである。
これだけ「ケータイ刑事」に染まっていると言うこと、そしてこの物語はオリジナル・ストーリーということなので、誰が脚本を書いたのかと思えば、渡邉睦月さんということだったので、これで何の疑いもなく完全に納得しました。
睦月さんと言えば、コナンのファンということで知られている。（今回の脚本は喜んで書いたのでしょうね。）また、「ケータイ刑事」シリーズには小学生検事正・多摩川ドイル（「銭形愛・16話」「銭形舞・11話」「銭形零・2nd.11話」「銭形雷・1st.5話」に登場。何故か「銭形泪」にだけは挑戦しませんでした。）というキャラクターがいるが、この元になっているのがコナンである。（体が小さくなったコナンを実写化すれば、コナンくんの衣装は完全に多摩川ドイルである。→これはこれで見てみたい気もしますが...）
が、「ケータイ刑事」テイストと言っても、明るくポップで独特の世界観の世界は無かった。この辺りは「名探偵コナン」という制約があったのでしょうが、睦月節も全開とはなっておらず、消化不良となってしまい、これは残念なところでした。（少なくとも、「ケータイ刑事」の方が28倍(この数字、「ケー刑事・ファン」であればピーンとくる数字です)面白いです。）でも、まあ、TVのスペシャルということだったら、こんな所ということなんでしょうかねぇ。（推理して謎を解くというドラマではなく、散りばめられたお約束とネタの数々、普通ではあり得ないトリックを楽しみ、色々と突っ込んでくださいというドラマということです。）で、やはりコナンはアニメで見たいという結論です。（実写・高校生とくればやはり「ケータイ刑事」ですね...）
↓「ケータイ刑事」シリーズ
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2003/05/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/02/25
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/06/24
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/12/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/01/27
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: O.S.T., サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2006/03/24
- メディア: DVD
名探偵コナン テーマ曲集 ～THE BEST OF DETECTIVE CONAN～
- アーティスト: 小松未歩, 坂井泉水, 稲葉浩志, AZUKI 七, 古井弘人, 池田大介, 松本孝弘, TVサントラ, ZARD, B’z, GARNET CROW, 愛内里菜
- 出版社/メーカー: ヅァインレコーズ
- 発売日: 2000/11/29
- メディア: CD
THE BEST OF DETECTIVE CONAN 2 ~名探偵コナン テーマ曲集2~ (通常盤)
- アーティスト: 倉木麻衣, 稲葉浩志, 麻越さとみ, 愛内里菜, Cybersound, 清水俊也, 徳永暁人, 尾城九龍, アニメ主題歌, B’z, 松橋未樹
- 出版社/メーカー: ビーグラムレコーズ
- 発売日: 2003/12/10
- メディア: CD
- アーティスト: TVサントラ
- 出版社/メーカー: ポリドール
- 発売日: 1997/11/27
- メディア: CD
ケータイ刑事銭形泪39話(2nd.26話・アナザーストーリー)［最終回］[改訂版]後編 [ケータイ刑事]
またも調子に乗って書いていたら、とんでもないことになったので、A/Bパートで二つに分けることにした「銭形泪」の最終回。（これが3度目の「前後編」になったので、「詳細版」の「銭形泪」は全39話の物語に対して42の記事になりました。→更にもう一度第1話から改めて記すと言うことにしたら、殆どを二つに分けようと言うことになるかも... →それだけ「銭形泪」は面白く、再度見ると、また新たな発見があり、書き出したら更に量が多くなってしまうのです。）尚、Aパートについてご覧戴くには、ここをクリックしてください。（本件タイトルに「[改訂版]」とあるのは、以前に書いた旧版があるためですが、そちらをご覧戴くのであれば、ここをクリックして下さい。）
で、Bパートは時間的には約8分ということで、時間的にはAパートの半分ですが、色々と盛りだくさんであります。（最初にこんな風に色々と能書きを書いていると、これだけでも長くなってしまうので、余計なことは止めます。(Aパートのあらすじは、なんてことはしません。)）では、アイキャッチ以降のBパートに入ることにします。
警視庁に戻った泪ちゃんと柴田さん。柴田さんは手帳を開いてそれを見ている。一方、泪ちゃんは壁（張り紙が貼ってあり、「告」ということで、「先般の、未確認生物メッシーの事件は、無事解決いたしました。関係各位の皆様の御協力、誠に有り難うございました。刑事課」と書かれている。→メッシー事件とは、前回の物語ですが、実に細かい所です。）にもたれかかって手に砂を持っている。で、その砂をいじっている泪ちゃんは、柴田さんの側に歩み寄ると「柴田さん、これ、何だと思いますか？」と左手にある砂を指さして尋ねる。柴田さんはそれを見ると「何って、砂じゃないの」と答える。泪ちゃんは一回頷くと「この砂、ゴミ処理場で作られた砂なんです」と言う。で、「今は何処の処理場でも生ゴミを土や砂に帰る設備があって、この砂はあの処理場で（作られたもの）」と説明してくれる泪ちゃん。→昔は燃やしていただけですが、現在はリサイクル社会になっているということです。で、生ゴミは肥料として再利用されます。（最近では、家庭にも生ゴミ処理機が入るようになってきましたね。）資源は有効に使い、有効に利用しましょう。こういう所も流石は「ケー刑事」です。
これに柴田さんは「あのって？」と尋ねる。すると「ほら、ガーデンから見えた...」と泪ちゃん。マスコミが押しかけた中でも、実に冷静な泪ちゃんです。すると、柴田さんも泪ちゃんが考えていることに気づいたようで、慌てた表情
になって「ちょっと待って泪ちゃん、水野さんの死体、まさかあのゴミ処理場で...?」と尋ねる。これに泪ちゃんは溜息をつくように頷いて「考えたくないけど...」と答える。で、柴田さんは驚いた表情を浮かべる。泪ちゃんは「美香子さんがあんなに自信を持って死体は見つからないと言える根拠は、もう死体は何処にも存在していないから、そうとしか考えられないんです」と、沈痛の表情を浮かべて語る。すると柴田さんは十字を切りながら「砂になっちゃったんだ、水野さん...」と言って両手を合わせて祈る格好をする。で、泪ちゃんは柴田さんの方を振り向いて「私、絶対に許せません。世界の水野さんに、そんな酷いことをしたあの人を...」と強い決意で口にする。（流石、正義感に燃える泪ちゃんです。）→この台詞、この時点では泪ちゃんの強い決意を表している台詞ですが、ょっと面白く考えてみました。（これはこの後に黒川さん
自身が演じる役に対するメッセージでもある。）というのは、NHKの朝ドラ「風のハルカ」(2005/10～2006/3放送)に繋げるのである。この作品の主人公の名前は「水野ハルカ」（ラストで結婚して「猿丸ハルカ」になりました。）であり、黒川さんはこの作品ではその主人公ハルカの妹「水野アスカ」を演じた。（最年少で文学賞を受賞し、作家として歩んでいきます。また、その処女作が映画化されたという所までしか描かれなかったが、いずれ「世界の」作家に成長するかもしれない。つまり、「世界の水野さん」の予備軍なのである。（但し、ドラマでは結婚して「浜口アスカ」になりました。(ペンネームは「水野アスカ」のままです。)）ということなので、この水野姉妹に対して何かあったら、銭形泪ちゃんが捜査に当たってくれるます。また、泪ちゃんは（世界の）アスカさんを守ってくれます。→誇大妄想はこのようにどこまでも膨らむものなのです。（でも、こういう考えを生むには、「銭形泪」が実に面白い作品であるためであり、ネタになる要素や仕掛けが物語中にたくさん散りばめられているということでもあります。）
砂時計を手にしている美香子。自宅マンションのソファに座っていて、砂時計を見ながら語る。「全ての真実は、映画の中に隠されている。そうでしょう、水野先生」で、左手に持っていた砂時計（砂はまだ全て落ちきっていない）をひっくり返して右手で持ち、それを顔に近づけようとする。
その時、泪の雫
が落ちてきて、砂時計を持っている美香子の右手に落ちる。光に包まれる美香子は慌てた表情になり、眩しいとばかりに顔を覆いそうになる。すると、銭形の古銭ストラップが飛んできて、赤い網に変わり、美香子を捉える。「泪の裏には悪の影。まんまと泣かせたつもりでも、最後はあんたが泣く番よ。その名も、人呼んでケータイ刑事・銭形泪。私の泪で溺れなさい！」というお馴染みの泪ちゃんの口上が決まる。（いつもと同じ映像なんですが、今回は一段と気持ちが入っているように見えます。）で、網を引く泪ちゃん。美香子はソファの前に倒れ込む。
泪ちゃんは階段から降りてくると、美香子に向かって語りかける。「あなたが水野さんを殺したのは分かっているんです。いい加減に白状したらどうですか、美香子さん」（いつもよりも力が入っている泪ちゃんです。しかも、殺人は絶対に許さない、という感情がいつも以上にこもっている。）が、美香子は「まだそんなこと言ってるの」と言うと立ち上がり「いい加減にして欲しいのはこっちだわ。何度も言ったはずよ。私がもし、水野先生を殺したのなら、死体を見せてって、何度も」と、あくまでも証拠を求める。これに泪ちゃんは沈痛な表情で「死体はもう、ありません。あなたが砂に変えてしまったから...」と言う。美香子は「砂に...?」と言葉を漏らす。
泪ちゃんの説明が始まる。「3日前の夜、あなたは殺害した水野さんをスーツケースに入れ、ガーデン・パーティの会場に運んだ。理由は、死体を処分するため。あのガーデンには、2日に一度、清掃車が来るんです。時間は午後5時。ちょうどあなたがパーティに出ていた時間ですよね」美香子は黙って泪ちゃんの説明を聞いているが、表情が変わる。「あなたはこっそりと会場を抜け出し、水野さんの死体を清掃車の中に捨てた。それなら、僅かな時間でも死体を処分できる。そして、清掃車でゴミ処理場に運ばれた水野さんの死体は、他の生ゴミと一緒に処分された。これが真実です。違いますか」いつもながら、泪ちゃんの推理が決まるが、今回はいつも以上に感情が入っている泪ちゃんです。すると美香子は、笑みを浮かべると「流石ね、見事な推理だわ」と泪ちゃんの推理に感服する。そして泪ちゃんの方にゆっくりと歩み寄りながら続ける。「あなたはあらゆる情報をすくい上げ、的確な論理で私を追いつめた。その洞察力、観察力、推理力、どれをとっても超一流。流石、私が見込んだ刑事だけのことはあるわ」で、泪ちゃんの横で腕組みをして泪ちゃんの顔をじっと見る。泪ちゃんは美香子から目をそらすように「あなたから褒められても、別に嬉しくありませんけど...」と冷静でいる。これに美香子は「でも、あなたは一つだけミスを犯した」と語る。再び美香子を見て「ミス？」と泪ちゃん。美香子は「もうすぐ分かるわ」と、そのミスが何かは説明してくれない。
そこに「いいもんですね～」という着ボイスで泪ちゃんの携帯
に着信があった。で、泪ちゃんは携帯をポケットから取りだして電話に出る。（当然、TV電話です。）「こんにちは、泪ちゃん」と水野先生（シベ超の閣下が敬礼していて「おまたせ」という文字のある
Tシャツ姿である。）からの電話だった。（でも、どうして泪ちゃんの携帯の番号を知っているのでしょうか？また、泪ちゃんは泪ちゃんで、いつの間にそう言う着ボイスを設定したのでしょうか？）で、泪ちゃんは驚いて「水野さん？」と問う。これに「本当に僕が砂になったと思った？」と水野先生。泪ちゃんはまだ疑っているようで「生きているんですか？水野さん」と問う。これに「むろん、明日は大切な「シベリア超特急5」のプレミア試写会だからね」と言って
笑顔を見せる水野先生。泪ちゃんは狐に摘まれたという表情で「どういうこと」と更に問う。また、柴田さんもやってきて「僕も聴きたいですね」と言う。
すると美香子が笑って「全部、お芝居よ。私と水野先生が仕掛けた...」と答える。で、泪ちゃんは「えっ～？」柴田さんも「はいっ～？」（この時の泪ちゃんの表情がまたいいですねぇ。→この辺りは、流石は黒川芽以さんです。本当に感情表現が上手い！）で、泪ちゃんの視線は柴田さんに向い、顔を見合わせ、更には笑っている美香子に向く。柴田さんはちょっと悔しそうな表情になっている。で、美香子は階段の上を向いて「丹羽さん、二朗さん」と左手を伸ばして降りてきて、というように手招きをする。すると、上の階から丹羽Pと二朗さんが拍手をしながら階段を下りてきて、「おつかれさん、泪ちゃん」と丹羽P、「まさに名バイプレーヤーにふさわしい役所、丹羽ちゃん、サンクス」と二朗さんも悦に入っている。で、泪ちゃんの横に並ぶ。すると美香子が「そう、お二人にもね、協力していただいたの。まあ、マスコミにも取り上げられたおかげで、この事件、「シベ超5」のいい宣伝になったわ」と笑顔、笑顔、笑顔。
泪ちゃんは「みんなで私たちを騙したんですか？」と、ちょっと
オカンムリ。柴田さんは頭を抱えて「やられたよ、マイク」と好対照な反応をする。で、泪ちゃんは再び携帯のTV電話画面に視線を移す。すると水野先生が最後に「ドッキリ大成功！」と言って
Vサインをする。すると泪ちゃんは
涙目になって「酷い、本当に心配したのに... 水野さんが殺されちゃったんじゃないかって、本気で心配したのに... うぇ～ん」と言って泣き始める。で「うぇ～～ん」と言って左手で泪を拭うポーズをする泪ちゃん。（これがまたまた可愛い！）これを見た水野先生は「ごめん、ごめん。泪ちゃん泣かないで」と言うが、それを聞いた泪ちゃんは泣き止んで「べーッ」っと笑って返す。（流石は泪ちゃん、転んでもただでは起きあがりません。）ということで、泪ちゃん得意の嘘泣きでした。（これはお約束ではあるとは言っても、これは本作においては清涼剤ですからね。）で、嘘泣きの後の笑顔が実に素敵な泪ちゃんです。
水野先生も「なーんだ、嘘泣き」と安心するが、その時通話中の水野先生氏が突然苦しみだす。それを目にした泪ちゃんは「水野さん？」と慌てて問いかける。が、そこに「警視庁から入電中！」という着ボイスで事件を知らせるメールが入る。（あれっ？今、泪ちゃんの携帯は通話中のはずですが...?）事件は、港区赤坂、BS-iスタジオで、日本映画界の重鎮・水野晴郎さんが毒死。殺人の恐れあり、直ちに現場に急行せよ、というものであった。（それにしても、BS-iは本当に事件が多発する放送局ですね...）で、事件を知った一同は驚いた表情をする。美香子は「嘘でしょう？」と顔が引きつり、丹羽Pは「水野先生」と目玉が飛び出しそうな表情で声を出すが、美香子が丹羽Pの方に倒れ込んでしまった。
BS-iに向かった泪ちゃんと柴田さん。「水野晴郎様」と書かれた楽屋にやってくる。ノックをしてから中に入る泪ちゃん。（ことがこととはいうものの、ちゃんと礼儀をわきまえている泪ちゃんです。）で「水野さん？」と泪ちゃん。柴田さんは「マイク？」と声を出すが、そこには誰もいなかった。楽屋の中を見回す柴田さん。一方、泪ちゃんはテーブルの上に置かれている花束に気がついた。で、その花束を手にする泪ちゃん。「んっ？」と花束にはメッセージ・カードが添えてあるのに気づく。で、そのカードを開く。そこには「ドンデンは映画の醍醐味。 水野晴郎」と書かれていた。（いつものように、こういうものがあったら、ちゃんと声を出して読んでくれます。）で、それを声に出して読んだ泪ちゃんは
「ですって」と言って柴田さんの顔を見る。すると柴田さんは「僕ら、またやられちゃったって訳？」すると泪ちゃんは笑って、「みたいですねぇ...」。で、柴田さんは「おのれ、マイク水野...」と口にするが、結局は苦笑い。（まあ、事件ではなかったということで、ホッとした二人でした。）
シベリア超特急が停車している駅にやってきた泪ちゃんと柴田さん。閣下が「任務、ご苦労」と泪ちゃんたちに語ると敬礼する。泪ちゃんと柴田さんも敬礼をするが、表情は今ひとつで、「作戦、結局失敗しちゃいました...」とちょっと体裁悪そうに言う。続いて柴田さんが「水野晴郎迎撃作戦...恐縮です」と続ける。すると泪ちゃんが「でも、閣下ってなんか、水野さんに似てますよねぇ～？」と言い、柴田さんが「水野さん本人だったりして...」と言うと笑い顔になる泪ちゃんと柴田さん。が、閣下はこれを肯定も否定もしないで「それではまた会おう、サイチェン」。（「閣下と呼び給え」と言う佐伯大尉も何も言いませんでした。）で、シベリア超特急は汽笛を響かせて出発していきました。
自転車を押しながらの泪ちゃんと柴田さんは公園を歩いている。泪ちゃんが「しかし水野さんって、本当にドンデン好きですよねぇ～」と言っている。これに（マニアの）柴田さんは「「シベ超1」の大ドンデンはハリウッドで大絶賛されたらしいよ」と言う。で、泪ちゃんは「本当ですかぁ～？」と柴田さんの言葉ですから... 柴田さんは小さく首を縦に振って頷いていました。すると「警視庁から入電中」と、泪ちゃんの携帯に事件を知らせるメールが届く。泪ちゃんはその場に立ち止まると、右手に持っていた携帯を開いて直ぐに目を通す。事件は「オリエント急行車内で男性の変死体。死体は日本映画界の重鎮・水野晴郎さんと判明。直ちにナイルに急行せよ」というものだった。→オリエント急行は東欧を走っている列車である。また、ナイルと言えばナイル川で、エジプト（北東アフリカ）である。ナイル川流域にはオリエント急行は走っていません。IQ180の泪ちゃん（歴史と化学はちょっと苦手）ならば、「オリエント急行」と「ナイル」という二つの言葉で、これもまた嘘だということを察知したのでしょうね。また、オリエント急行車内で事件発生というのであれば、現地警察が捜査に当たるものである。被害者が例え日本人だと判明しても、日本の警視庁に直ぐに捜査せよ、とはならない。（いずれ、情報提供という依頼は来るかも知れませんが...）まあ、これも泪ちゃんならば直ぐに分かるでしょう。また、「オリエント急行」と「ナイル」と言えば、アガサ・クリスティ原作の推理小説「オリエント急行殺人事件」と「ナイルに死す」（映画では「ナイル殺人事件」というタイトルになりました。）がそれぞれベースにあり、この2作品に繋がる。（「ケータイ刑事」ですから、当然、これらは頭にあるでしょうが...）で、これらの事件を解決するのは名探偵エルキュール・ポワロである。そのポワロは「泪・2nd.5話」（怪人十面相の物語です。）で、泪ちゃんが髭を付けて、コックさんスタイルになって「名探偵エルキュール・ホール」と言っていじっていました。（色々と繋がっています。）
柴田さんは疑いの顔つきをし、泪ちゃんは「分かりましたよ」という落ち着いているものの、ちょっと呆れたという表情で、笑顔を見せて「どうします？」と柴田さんの顔を見る。すると柴田さんは「無視でもいいんじゃないの」と「今度ははめられないぞ」と言いたそうに言う。が、泪ちゃんは「でも、万が一ということもあるし...一応、行っときますか」と、実に嬉しそうに笑顔を浮かべて言うと、自転車にまたがり、こぎ出しました。で、柴田さんは「えっ、る、泪ちゃん...」とちょっと慌てて言うが「ナイルだよ、そりゃあナイル」とオヤジギャグを一つ。
（そして、ここからは最後のサービス・カットへ。）自転車をこぎ出した泪ちゃんだったが、直ぐに止まり、後ろを振り向いて、笑顔を見せて
手を振ってくれる。（いや～あ、泪ちゃんの笑顔って、本当にいいものですね～）その横に閣下の顔が出てきて「いや～あ、ケータイ刑事って、本当にいいものですね～」
今回の物語は、「実は事件は起きていなかった」ということになる。で、警視庁が映画「シベ超5」の宣伝のために振り回されたということになる。これは、ここのところ不祥事が続発する警視庁や各都道府県県警に対して「しっかりしろよ」というメッセージであると同時に、そんなゴタゴタ続きの警察を上手いこと料理してくれました。→そんな所まで入れてしまうなんて、今回の「銭形泪」、本当に娯楽作品なのか？と思うほど内容があります。有終の美を飾るにしても実にクオリティが高い！
尚、「愛・25話」は五代さんの頭の中での事件ということで、これも実際に事件は起きたものではないが、「ケー刑事・ワールド」らしい所である。また、このオチは劇場版「THE MOVIE」の根本的なネタにも繋がっている。ということで、実に多くのエッセンスが詰め込まれている物語であり、「ケー刑事」史上においても重要な物語ということになる。（これだから「銭形泪」はハマルとヤバいんです、となる。）
その他、「007」ということで、少し補足すると、「オリエント急行」が登場したのは第2作の「ロシアより愛をこめて」であり、第8作の「死ぬのは奴らだ」ではこれのオマージュがあり、アメリカの大陸横断鉄道で「ロシアより愛をこめて」のオリエント急行内での格闘を再現した。シリーズ第13作の「オクトパシー」では、オリエント急行とは関係ないが、サーカス列車が登場し、シリーズ第17作の「ゴールデンアイ」にもやはり列車が登場している。また、オリエンタル急行が実際に通っている都市が舞台として登場した作品は他にもいくつかある。また、「ナイル」（エジプト）となれば、第10作の「私を愛したスパイ」では物語の舞台にもなっている。ということで、「シベリア超特急00-7」というネタの背景にも、これだけ色々なことがある。また、「ケータイ刑事」の「007」シリーズとの関わりでは、「泪・2nd」の14話から22話において、オープニングの高村さんの名前が出る所は、「007」シリーズを意識したものになっていました。更には「泪・2nd.10話」では「007」ネタが物語にも登場している。ということで、将来、歴代銭形を演じた顔ぶれが、その本家「007」シリーズで終結するという夢を持っている筆者であるが、複数ではなくて一人ということであれば、これだけ「007」シリーズを意識している「銭形泪」で泪を演じた黒川芽以さんに出演してもらいたい所である。（当然、泪ちゃんとして出てもらい、得意の嘘泣きでボンドを手玉にとってもらいたいところである。）で、愛お姉ちゃまは警視庁を辞めているので、その後、泪ちゃんがおじいちゃまの後を受けて警視総監に就任ということでよろしいかと...(愛お姉ちゃまがいなければ、歴代ケー刑事では、従姉妹の雷ちゃんを含めて、泪ちゃんが年長者ということになるので、よろしいのでは...)
次回予告は、「銭形零」の1st.シリーズの第1話が流れたということで、高村さんが巡査の制服を着て、駐車違反の取り締まりを行っている所や、零ちゃんが「高村？柴田？」と言っているところ。柴田さんが「銭形家、四人目の刺客」と言っている所があり、本放送と同様に泪ちゃんは妹・零ちゃんにバトンを渡しました。（次週からは「銭形零」ということで、やはり「[改訂版]」ということで記していく予定です。）
閣下のお言葉。今回は、かつての水曜／金曜ロードショー風に、ということで、「さあ、如何でした。今日のケータイ刑事。」という形で閣下が話し始める。で「実は私は水野晴郎さんの映画が大好きなんです」と、今回の物語のノリが続いている。「シベリア超特急シリーズが大好きなんですよ」と言うと、後ろにいた柴田さんが「だって、閣下が水野晴郎さんなんですよね」とツッコミを入れる。が、閣下は柴田さんを完全に無視して「残念なお知らせなんですが、この列車は遠い所へ旅立ちます。しばらくお目にかかれませんが、またお目にかかりましょう。さよなら」で、佐伯大尉が「柴田くん、一緒に行くぞ！」と言って柴田さんの方を叩く。すると「いや、困ります...」と泣きっ面になる柴田さんでした。
この後、最初のBS-iの放送では、泪ちゃんからの挨拶が流れたが、今回の再放送ではこれは流れませんでした。（MBSの放送の時は流れました）まあ、「再放送」ということと、この15秒の枠は、本放送の時は着ボイスのDLの案内としてあったが、再放送ではその枠が無かったですからね... が、一応それにも触れておくことにする。携帯を構えていた泪ちゃんが構えるのを止めると「ケータイ刑事 銭形泪、いつも見てくれてありがとうございました。」とこれは視聴者への挨拶である。が、律儀にこういうのがあるのがまた「ケー刑事」の良いところでもある。だからこそ、見ている方としても「いつも楽しい作品をありがとうございました。お疲れ様でした」とお返したくなります。（それだけ実に面白い作品でした。）で、泪ちゃんは続けて「泪は閣下のシベリア超特急に乗って高村さんに会いに行ってきます。」と、これからの予定を語ってくれました。（ピロシキ10年分というのをおねだりに行くというのも目的なのでは？）が、正義の味方の泪ちゃんは「でも、事件が起これば、いかなる時も現場に急行します」と言って携帯で決めポーズをしてくれる泪ちゃんでした。（やっぱり、泪ちゃんは正義の味方です。最後の言葉である「いかなる時も現場に急行します」と言うのはこれが「ケータイ刑事魂
」ですし、やっぱりしっかりしています。）そして敬礼をして「ダ・スヴィダニヤ」（ロシア語の「さようなら」）
最後にもう一度、「楽しい作品をありがとう」と出演者、スタッフの皆さんに（今更ながら改めて）言葉を贈ることにして幕とします。（それにしても、僅か8分のBパートなのに、通常では十分1話分になる長編になっちゃいました...）
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/06/24
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2004/10/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/02/25
- メディア: DVD
↓来週からは、妹・零ちゃんです。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/12/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/01/27
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 スタンダード・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/08/25
- メディア: DVD
- 作者: 宮崎 あおい, 堀北 真希, 黒川 芽以, 夏帆
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2005/03
- メディア: 単行本
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: O.S.T., サントラ, ナミ&チヨ
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
- アーティスト: 黒川芽以, 丹羽多聞アンドリウ, ASSASSIN, 遠藤浩二, 古澤衛
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2005/04/20
- メディア: CD
- アーティスト: 丹羽多聞アンドリウ, 沢田聖子, Mei Kurokawa, 遠藤浩二, 林有三, 黒川芽以
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: CD
- 出版社/メーカー: ビデオメーカー
- 発売日: 2006/09/29
- メディア: DVD
生ゴミを食べてもらうミミズ御殿の作り方―ミミズコンポスト完全マニュアル
- 作者: 中村 好男, 佐原 みどり
- 出版社/メーカー: ヴォイス
- 発売日: 2000/08
- メディア: 単行本
- 作者: 菅野 芳秀
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
- 作者: 門田 幸代
- 出版社/メーカー: 主婦と生活社
- 発売日: 2006/03
- メディア: 単行本
- 作者: 渡辺 国温
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 1998/10
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
- 作者: 八太 昭道
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1991/06
- メディア: 新書
- 作者: 左巻 健男, 金谷 健
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2004/08
- メディア: 単行本
- 作者: 津川 敬
- 出版社/メーカー: 三一書房
- 発売日: 1996/06
- メディア: 新書
- 作者: 大森 美香, NHK出版
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2005/09
- メディア: ムック
NHK連続テレビ小説「風のハルカ」オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: 本多俊之, TVサントラ
- 出版社/メーカー: ユニバーサルJ
- 発売日: 2005/11/16
- メディア: CD
ポケット脳トレ I ひらめきと推理力で解く!傑作脳トレパズル集
- 作者: 海外脳トレパズル研究会
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2006/08/11
- メディア: 新書
「論理的に考える力」が身につく本―推理・発想・空間把握力を磨く81題
- 作者: 釣 浩康
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2001/08
- メディア: 単行本
- 作者: ドナリー マーカス, パット テイラー, リンゼー・ペイジ マーカス
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2004/12
- メディア: 単行本
- 作者: 小川 明
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 1997/01
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
- 作者:
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1981/03
- メディア: 文庫
大どんでん返し―ウソのような本当の話 スポーツ・戦争・裁判…人生逆転があるからドラマチック!
- 作者:
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 1992/12
- メディア: 文庫
転んでもタダでは起きない方法―仕事・お金・男と女…ドンデン返しのマル得マニュアル
- 作者:
- 出版社/メーカー: 青春出版社
- 発売日: 1996/08
- メディア: 文庫
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2003/05/21
- メディア: DVD
あっとおどろくパズルどんでん返し
- 作者:
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 1986/06
- メディア: 単行本
WOWOW Railway Story ヨーロッパ横断4000キロ オリエント急行の旅 Part.1
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2001/09/21
- メディア: DVD
WOWOW Railway Story ヨーロッパ横断4000キロ オリエント急行の旅 Part.2
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2001/09/21
- メディア: DVD
WOWOW Railway Story ヨーロッパ横断4000キロ オリエント急行の旅 Part.3
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2001/09/21
- メディア: DVD
WOWOW Railway Story ヨーロッパ横断4000キロ オリエント急行の旅 Part.4
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2001/09/21
- メディア: DVD
世界の車窓から 世界一周鉄道の旅1(ユーラシア大陸I オリエント急行、イタリア、スイス登山鉄道の旅)
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2002/06/21
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2004/09/29
- メディア: DVD
海外鉄道シリーズ 華麗なるオリエント急行の旅 VSOE ヴェニス~パリ~ロンドン間
- 出版社/メーカー: ビデオメーカー
- 発売日: 2002/12/20
- メディア: DVD
- 作者: 桜井 寛
- 出版社/メーカー: 世界文化社
- 発売日: 2005/06
- メディア: 単行本
- 作者: 桜井 寛
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 1997/09
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2005/08/19
- メディア: DVD
- 作者: 向井 元子, E.E.エヴァンズ=プリチャード
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1997/10
- メディア: 新書
- 作者: 西村 あつこ, ナイルストーリー
- 出版社/メーカー: メイツ出版
- 発売日: 2002/10
- メディア: 単行本
- 作者: 吉村 作治
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2003/04/19
- メディア: 単行本
- 作者: 細川 智栄子, 芙~みん
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2006/06/16
- メディア: コミック
オリエント急行殺人事件 スペシャル・コレクターズ・エディション
- 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
- 発売日: 2006/02/24
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2006/01/27
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2004/11/25
- メディア: DVD
- 作者: アガサ クリスティー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
- 作者: 高松 啓二, アガサ クリスティ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1999/11
- メディア: 単行本（ソフトカバー）
- 作者: アガサ クリスティー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/10
- メディア: 文庫
- 作者: アン ハート
- 出版社/メーカー: 晶文社
- 発売日: 1998/05
- メディア: 単行本
- 作者: 楢 喜八, アガサ クリスティー
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2001/02
- メディア: 単行本
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: DVD
![名探偵ポワロ[完全版]DVD-BOX 2](http://images.amazon.com/images/P/B000AMYZNQ.01._SCMZZZZZZZ_V1124442185_.jpg "名探偵ポワロ[完全版]DVD-BOX 2")
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2005/09/23
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2006/11/22
- メディア: DVD
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2004/08/20
- メディア: DVD
- アーティスト: O.S.T., ジョン・バリー&オーケストラ, 映画主題歌, シャーリー・バッシー, カーリー・サイモン, デュラン・デュラン, シーナ・イーストン, ルイ・アームストロング
- 出版社/メーカー: 東芝EMI
- 発売日: 2003/03/05
- メディア: CD