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TANYA TUCKER『COUNTRY CLASSICS, VOL.2』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2000年にリリースされたベスト盤であり、1997年にリリースされたベスト盤の続編としてリリースされたものである。(ということなので、続けて記すことにしました。)こちらのアルバムは、1972年に、当時13歳だった彼女が放ったヒット曲『Delta Dawn』から始まっているということで、「Vol.1」では「どうしてあの曲が、この曲が収録されていないの?」となっていた不満所を埋めてくれることにもなったので、嬉しいベスト盤と言うことになる。

収録されているのは以下の全20曲である。『Delta Dawn』『Down To My Last Teardrop』『Soon』『Here's Some Love』『I'll Come Back As Another Woman』『Don't Believe My Heart Can Stand Another You』『Would You Lay With Me (In A Field Of Stone)』『Call On Me』『My Arms Stay Open All Night』『Pecos Promenade』『Daddy And Home』『It Won't Be Me』『Don't Go Out』『Some Kind Of Trouble』『If Your Heart Ain't Busy Tonight』『Two Sparrows In A Hurricane』『It's A Little Too Late』『Hangin' In』『Little Things』『Tell Me About It』。

この中からは、やっぱり『Delta Dawn』があることが何よりも嬉しいところである。1997年にリリースされたベスト盤の「Vol.1」にはこれが無かったこともあって、「どうして?」ということになっており、この曲があってこそ彼女のベスト盤だということになるのですからね。で、この曲から始まって、20曲というのは実に嬉しいところである。(カントリーの場合は、平均的に曲の時間が短いと言うこともあるので、曲数はたっぷりと収録することが出来る。)ということなので、「Vol.1」とセットと考えれば、より一段と彼女の歌に浸ることが出来る。

本ベスト盤からは、『Delta Dawn』と『Don't Believe My Heart Can Stand Another You』『Daddy And Home』『It's A Little Too Late』『Tell Me About It』といった曲をお薦め曲(と言うより筆者の好きな曲と記した方が正しいかも...)として記しておく。

'70'sのカントリーで女性と言えば、妖精・OLIVIA NEWTON-JOHNの存在を忘れることは出来ないが、OLIVIAとは違う素朴なところがあるTANYAのボーカルもなかなか聴き応えがあるので、本ベスト盤は入門者には丁度良いかもしれませんね。

 

Country Classics, Vol. 2

Country Classics, Vol. 2

  • アーティスト: Tanya Tucker
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2000/08/08
  • メディア: CD


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TANYA TUCKER『COUNTRY CLASSICS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1997年にリリースされたベスト盤である。'70'sの前半はちょっとしたカントリーのブームが起こったが、そんな中で当時はティーンだった彼女の歌声はとても新鮮なものがあり、爽やかな印象を与えてくれた。本ベスト盤はそんな彼女の歌声を綴ったものであり、新鮮な気持ちにさせてくれるものである。但し、彼女の放ったあのヒット曲が収録されていないという所は不満点でもある。

収録されているのは以下の全15曲である。『Strong Enoough To Bend』『Love Me Like You Used To』『Just Another Love』『One Love At A Time』『Texas (When I Die)』『I Won't Take Less Than Your Love』『San Antonio Stroll』『Would You Lay With Me』『What's Your Mam's Name, Child』『Blood Red And Going Down』『Highway Robbery』『Walkin' Shoes』『The Jamestown Ferry』『If It Don't Come Easy』『Something』。

いずれの曲もがシンプルで、カントリーの王道を行くものであり、心を和ませてくれるものである。この中から筆者のお薦め曲をピックアップしておくと、『Love Me Like You Used To』『Texas (When I Die)』『San Antonio Stroll』『Highway Robbery』『Something』。(まあ、お薦め曲と言うよりもお気に入りの曲と言った方が正しいでしょうか...)

本ベスト盤は彼女を知るということとカントリーを知るということではちょっと通の心をくすぐる選曲ということで、カントリーがお好きな方にはお薦めの一枚である。尚、「あのヒット曲が収録されていないぞ!」というように、本ベスト盤リリース時には嘆いた方は、それから3年後に解消されることになり、「Vol.2」がリリースされることになり、現在ではそれとセットと考えれば良くなりました。

 

Country Classics

Country Classics

  • アーティスト: Tanya Tucker
  • 出版社/メーカー: EMI
  • 発売日: 2002/12/03
  • メディア: CD


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TONY BENNETT『I LEFT MY HEART IN SAN FRANCISCO』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1962年に発表されたアルバムであり、タイトル・ナンバーはポピュラー・ソングとなり、誰でも知っているというあの曲である。(邦題「霧のサンフランシスコ」)このアルバムはロングセラーとなり、Billboardのアルバム・チャートで、最高位は5位ながら、1963年の年間アルバム・チャートでは5位、1964年の年間アルバム・チャートでは20位、1965年の年間アルバム・チャートでは65位というように、3年連続して年間アルバム・チャートにランクインしている。ちなみに、1963年の年間アルバム・チャートは、前年までは「STEREO」と「MONAURAL」に別れていたが、これが統合された最初の年である。(今「モノラル」と言っても、「それ何?」と言う方が多いでしょうが...ということで、異次元の世界のような感覚もなきにしもあらずで...)

収録されているのは以下の全12曲である。『I Left My Heart In San Francisco』『Once Upon A Time』『Tender Is The Night』『Smile』『Love For Sale』『Taking A Chance On Love』『Candy Kisses』『Have I Told You Lately?』『Rules Of The Road』『Marry Young』『I'm Always Chasing Rainbows』『Best Is Yet To Come』。

やはり『I Left My Heart In San Francisco』(邦題「霧のサンフランシスコ」)は彼の代表曲ということで外せない。この名曲のために(ベスト盤ではなくて)本アルバムを入手するというのもあり得るのだから、これは致し方ないところである。それ以外の曲もお馴染みの曲であるので、特に説明は不要かであろう。とにかく、ポピュラー・ソングを聴いていれば、彼の名前を知らないのであれば、オールディーズは一体何を聴いているのか、と言われて奇人変人扱いされても当然というのが彼である。収録曲のいずれもが現代まで語り継がれ、将来にも語り継がれていく名曲ばかりである。

これらの中から、あえてお薦め曲をピックアップするということで、『Once Upon A Time』『Tender Is The Night』『Candy Kisses』『Marry Young』と言うところを選んでおくが、この選考基準は筆者の好みである。(いずれもが良い曲なので、こうなると好き好みで選ぶしかないものですから...)

本アルバムはリリースから40年以上が流れているが、今年になってリマスターされて新たにリリースされることになったのだが、'60's(前半)のアルバムがこういう形でリリースされるというのは音楽ファンとしたら実に嬉しい所である。これまではオールディーズのオムニバス盤では『I Left My Heart In San Francisco』は必ず収録されていることもあり、耳にする機会はいくらでもあったが、オリジナル・アルバムがというのは、オールディーズ・ファンとしても感涙ものである。「温故知新」とも言うが、こういうアルバムに触れることで音楽の神髄を味わってもらいたいところである。

 

I Left My Heart in San Francisco

I Left My Heart in San Francisco

  • アーティスト: Tony Bennett
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

↓リマスター盤です。

I Left My Heart in San Francisco

I Left My Heart in San Francisco

  • アーティスト: Tony Bennett
  • 出版社/メーカー: Sony
  • 発売日: 2006/08/29
  • メディア: CD

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