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THE OMEN(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1976年の映画「オーメン」のサントラ盤である。今年(2006年)の6月6日にリメイク版が公開されたのは記憶に新しいところである。(666の日に公開された。)本作は'70's後半にオカルト映画がブームになった時期があったが、「エクソシスト」と共にそのブームを代表する作品であり、3部作として続編が作られ、また、装いも新たに「オーメン4」も製作され、今年のリメイク版と合わせると全部で5作製作されている。監督はリチャード・ドナー、脚本はデヴィッド・セルツァー、音楽はジェリー・ゴールドスミス(アカデミー賞・オリジナル作曲賞を受賞している。)であり、出演はグレゴリー・ペック、リー・レミック、ハーヴェイ・スティーヴンス、パトリック・トラウトン、デヴィッド・ワーナー、ビリー・ホワイトローたちである。その残虐なシーンのために公開当時、劇場で失神者が出たという話は有名である。

「ヨハネの黙示録」にあるハルマゲドンをヒントにした物語である。アメリカの外交官であるロバートは死産した子供に変わってある赤ん坊をもらい受けるが、その赤ん坊は6月6日午前6時に生まれ、頭に「666」の痣がある悪魔の子・ダミアンであった。そのダミアンの正体を暴こうとする者たちは次々と悪魔の使い手の手によって殺されていく...

収録されているのは以下の全12曲である。『Ave Santani』『New Ambassador』『Killer's Storm』『Sad Message』『Demise Of Mrs. Baylock』『Don't Let Him』『Piper Dreams』『Faill』『Safari Park』『Dog's Attack』『Homecoming』『Altar』。

恐怖のレベルを上げるだけの恐ろしさがあるテーマ曲を始め、いずれの曲もが映画の雰囲気を盛り上げてくれるものばかりであり、聴いていてもたまらなくなってくる。また、スケールの大きさを感じる曲もあり、オカルトの世界を見事に表現していて、嬉しいところでもある。映画の方を見ると怖い作品であるが、サントラ盤を聴くだけでもその恐怖を感じることが出来る。やはりこういう作品では音楽が重要であると言うことを感じさせてくれるが、それに応えるだけのものとなっている。部屋を真っ暗にして聴くと、その恐怖感が一段と出てくるので、真夏の夜に聴くにはピッタリである。(が、夏でなくても、恐怖体験をしたいのであればいつでも構いませんが...)映画と共に聴いてもらいたいサントラ盤である。でも、心臓が弱い方は敬遠された方がいいのは言うまでもありませんが...

 

The Omen: Original Motion Picture Soundtrack

The Omen: Original Motion Picture Soundtrack

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1990/10/01
  • メディア: CD

オーメン コンプリート・コレクション

オーメン コンプリート・コレクション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/03
  • メディア: DVD
オーメン666

オーメン666

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/03
  • メディア: DVD
オーメン 製作30周年記念 コレクターズ・エディション

オーメン 製作30周年記念 コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/03
  • メディア: DVD

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RYUKENDO #46 [特撮]

最終決戦に向かっていよいよという形になった物語。今回はDr.ウォームが久々に存在感を見せている。(言い意味でも悪い意味でも...)で、BGMはそんなDr.ウォームに捧げたいと言うことで、No! Galersのシングル「情けない自分に乾杯」としてみました。

ロッククリムゾンが倒されたことで新たな黄金のキーを得た剣二。そのキーをめぐって解析を進めるSHOT。が、謎が解けるまで使うな、ということで一騒動。それにしても、相変わらずお気楽なSHOTですね...

一方、ジャマンガでは、ブラッディとレディーゴールドの体内には金色の鍵が体内にあったが、Dr.ウォームにはその鍵がなかった。で、「ハズレだった」とのけ者扱いにされる。更に、そのチェックを少しためらったことからブラッディに「キーがないと分かっていたな」と突っ込まれて、狼狽える。で、その黄金のキーについて語る。それは太古、魔弾戦士が使っていた究極のキーであった。(全部で3本あるということは、リュウガンオーとリュウジンオーにもあるということですかね...)で、3つに分けて強き魔物の体内で保管されていた。これを聞いたブラッディとレディゴールドはつけあがり、Dr.ウォームを不届き者とされてしまい、完全に下っ端扱いに。→これって、よくある敵組織内部の叛乱というやつですね。

のされてしまったDr.ウォームは夢の中で天使の輪を付けたロッククリムゾンから「俺の弔いをして欲しい」と頼まれ、それを引き受ける。更に「魔弾戦士を呼んで欲しい」ということで、Dr.ウォームの道化話が進んでいく。

魔的反応があり、SHOT基地内で変身する白波。それを見て「カッコイイ!」と言っている天地。更に剣二と不動も変身し、喜んでいる天地。こんなんでよく隊長が務まりますね...(こんな上司の下では働きたくない...)

Dr.ウォームがロッククリムゾンの弔いのためにあけぼの町に現れた。出動した剣二たちはそこでロッククリムゾンの弔いの儀に魔弾戦士を招待する。それを見ていたブラッディとレディゴールドはDr.ウォームが裏切るのではないかという疑惑、更に自分たちの弱点を知っていて、それを魔弾戦士に伝えるのではないかという疑惑を持つ。

そんな中、弔いの儀が始まるが、白波は「罠」と決めつけている。(が、これは当然ですね。)剣二たちは返り討ちにするということで行動開始。

その頃、ブラッディはスナイパーとしてガンダーロイドを生み出した。(これって「超人機メタルダー」(待望のDVD BOXが2007/2/21に発売になります。)のトップガンダーを改造したもののように見えます。)これで魔弾戦士の暗殺を企むが、「狙う相手は魔弾戦士だけではない」とブラッディ。言わなくても「4人目のターゲット」というのは分かります。

参列するリュウケンドーたち。剣二は結構良いことを口にする。(人と魔物を分け隔てない)それに感動するDr.ウォーム。が、ガンダーロイドに気がつくDr.ウォーム。ガンダーロイドは狙撃を始めるが、それをかわすリュウケンドーたち。が、撃たれたのはDr.ウォームだった。(「流れ弾か」と判断するリュウガンオー)直ぐに反撃に出ることに。

Dr.ウォームは撃たれたが、ロッククリムゾンの遺品が守ってくれて、無事だった。それを知った李ディゴールドは「暗殺失敗」と思うも、ブラッディは作戦変更で、Dr.ウォームの本心を探ることに。
マグナリュウガンオーがガンダーロイドを料理している間に、リュウケンドーとリュウジンオーは協力してメカニムーンを相手に粉砕する。(でも、逃げたようですね。)

で、Dr.ウォームを追い、問いつめる。が、ブラッディとレディゴールドも現れ、Dr.ウォームは追いつめられる。そんな中でDr.ウォームは意を決してロッククリムゾンの銘板を割った。

ということで、これから一波乱も二波乱もありそうなジャマンガです。

情けない自分に乾杯

  • アーティスト: No! Galers
  • 出版社/メーカー: アンティノスレコード
  • 発売日: 1995/09/21
  • メディア: CD

超人機メタルダーBOX【初回生産限定】

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2007/02/21
  • メディア: DVD

↓参考まで

「お葬式」の日本史―いまに伝わる弔いのしきたりと死生観

「お葬式」の日本史―いまに伝わる弔いのしきたりと死生観

  • 作者: 新谷 尚紀
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2003/07
  • メディア: 新書

現代葬儀考―お葬式とお墓はだれのため?

現代葬儀考―お葬式とお墓はだれのため?

  • 作者: 柿田 睦夫
  • 出版社/メーカー: 新日本出版社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本

葬儀と法要 あいさつ・手紙事典

葬儀と法要 あいさつ・手紙事典

  • 作者: 八田 洋
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 単行本

図解 ひと目でわかる―葬儀・法要マナー事典

図解 ひと目でわかる―葬儀・法要マナー事典

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 1994/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


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Masked Rider KABUTO #41 [特撮]

一区切りついて、クライマックスに向けた物語が始まった今回の物語。だが、ここのところのライダーの物語を組み合わせた物語に持っていきたいようで、救いようがない状況に突き進んでいく。もはや「ライダー休止」に入るしか救いようがない状態ですね。こうなるとBGMの方も我が道を行くことにする。で、選んだのはROD STEWARTのリリースされたばかりのカヴァー・アルバム「STILL THE SAME...」としました。(往年の良い曲がたっぷりということで、このアルバム、良いですね。そんな中、女ロッド・スチュワートと言われたBONNIE TYLORの「It's A Heartache」を取り上げている所が何とも言えない!→お薦めのアルバムです。)

久しぶりのアリコマンド部隊。ゼクトがワームの擬態能力を奪うというアンチミミック弾の開発に成功し、それを使ってワームの殲滅作戦に出た。が、完成品はまだ3発しかない。が、これを使えばワームとの戦いに幕を下ろせると言うことで、投入を決断する。→突然、こんなものが出たら、今までの話は何だったんでしょうか?それにしても、偶然出来たものということにして、数量限定なんて、技術力が高いのか低いのか...

ワーム殲滅作戦で、運送業者に化けて一部の人間を避難させる加賀美、岬、田所。が、加賀美は「何故この人たちだけ?」と疑問を持つ。(これは加賀美叛乱に向けた定石ですね)で、早速ワームがそのトラックを襲い、反撃に出る加賀美はガタックに変身。そんな中、トラックが運んでいるのはネイティブということが分かり、そのネイティブの一人が加賀美を差して「アイツはトップの息子だ」と言ったことで、加賀美は動揺してしまう。追い打ちを掛けるように、そこに現れた新たな幹部・乃木によって、ネイティブは次々とやられ、岬も負傷、ガタックも軽くあしらわれてしまう。そんな中、加賀美は田所に疑惑の目を向けることになる。(これも加賀美叛乱への定石)

サル。蓮華が作った料理(一応、これを今週のお料理教室とする。天道の納豆と豆腐では、単に皿に盛って出しただけですから...)金ピラごぼうが出てくる。(語呂合わせなんだろうが、金の鯱を出すなんて、「ケータイ刑事 銭形零」の2nd.9&10話があるだけに、寒い寒い!)それを食べる坊ちゃまは「今度銀ピカごほうも食してみたい」と、もはや末期的です。そこに負傷した岬を連れた加賀美が飛び込んでくるが、岬を蓮華に託して出て行こうとする加賀美に坊ちゃまが食いつく。「世界で一番大切な恋人を置いて何処へ行く?」。これに「あれは芝居だったんだ」とばらしてしまう加賀美に坊ちゃまは恋愛モード復活へ。

警視庁に乗り込んだ加賀美は父に無理矢理あって話をしたいと言うが、取り押さえられてしまう。(これも加賀美叛乱の定石ですね)

サルにベッドを運び込んだ坊ちゃまは岬の横で一夜を過ごし、目覚める。→もはやどうでもいいような坊ちゃまの暴走ぶりのワンマンショーへ。天道が朝食だ、と料理を出すが、「ミサキーヌが食べる前に俺が毒味を」と言う。納豆(ナッ・テュー)を見て「これ、腐っているぞ」、豆腐(テュー・フ)を見て「変わったヨーグルトだな」と言い、豆腐に砂糖をかけて口に運ぶ。(これだったら、スポンジを高野豆腐と言って出しても口に運ぶでしょうね。)更に納豆にも砂糖をかけようとするが、岬がその前に奪い、納豆を食べ、「もう私につきまとわないで」と、坊ちゃまにトドメを刺すが、これは当然ですね。

目覚めた加賀美の前に父がいた、そこで陸は色々と秘密を話す。35年前に初めてネイティブと接触し、その時から全ては決まっていたことだと知った加賀美。「自分はなんのために生まれてきたのか」と疑問を持ち、父の前から走り去っていく。(苦悩する加賀美というのも、叛乱に向けた定石ですね。)

その話を天道にした加賀美。天道もうすうす感じていたようで、7年前の渋谷隕石よりも前に、おそらく35年前にも隕石が落ちていて、ネイティブはそこから生まれ、ネイティブと接触した人類は契約をした。また、ネイティブがマスクドライダーシステムを作り、人類はワームからネイティブを守る組織・ゼクトを作った。そして天道にベルトを託したのはネイティブだったと分かる。→一気に謎を語ってしまうとなると、今までの話は何だったの?

加賀美は「ネイティブと言ってもワームはワームだ」。天道は「ワームを倒すことに変わりはない」と言うが、納得できない加賀美。そこに田所が現れ、新たな作戦を伝えて加賀美にも参加命令を出すが、「俺はもう、ゼクトの命令なんかききたくありません」と加賀美。これに説得をしないで「俺は、人類を救うためなら命をかけてワームと戦う。例え一人になってもな」と言い残して出て行く田所。

岬の口から直接ふられた坊ちゃまに接近したホッパー兄弟。(キック、パンチとくれば、ライダーチョップが残っているだけに、坊ちゃまをチョップホッパーにしてしまったらいいのに...)で、変身したキック&パンチホッパーVSサソードのバトル開始。が、簡単に吹っ飛ばされるサソード。変身を解除した坊ちゃまに「お前も俺の弟になれ」と矢車。→チョップホッパー誕生か?

天道は睦の元に行き、父がライダーシステムに関係していて、睦がその意思を継いだということを知る。→一応、これでライダーシステムに関係する謎は解消。(ひよりに関する謎があるものの、いつ最終回となってもいいような状況にしちゃいましたね)

ワーム殲滅作戦が始まった。「信じられる人のため」と言って加賀美はそれに参加する。が、乃木は事前にそれを察知していて先手を打ってきた。それに気づいた田所は「作戦中止だ」と叫ぶが、時は既に遅く、アンチミミック弾は発射されてしまった。そして田所もネイティブだった。(→いよいよ「555」の世界に入っていきますね。で、人類の大半はネイティブだったなんていう最悪の展開になるのか?)

で、ショックの加賀美は戦意喪失、雑魚ワームの攻撃にボロボロにされる。それを助けようとするネイティブ・田所。しかし加賀美はもはや崩壊寸前。乃木が現れ、ガタックに襲いかかり、一方的にぶちのめすと、加賀美は変身解除してぶっ倒れてしまう。人間の姿に戻った田所が加賀美に手を差しのべるが、加賀美はこれに反発。田所は加賀美のことを岬に託すが...

そこに天道が登場。カブトに変身すると、乃木とバトル開始。乃木もカッシスワームになり、カブトとバトルを繰り広げるも、互角。で、ハイパークロックアップで勝負を付けようとしたカブトだったが、カッシスワームは時間を止めてカブトに一撃を与えた。そして吹っ飛ぶカブト...

クロックアップならともかく、時間を止めるとなると、もはや反則も甚だしい。これを使うのだったら、バトルの意味が全くなってしまい、負ける方がおかしい。もはや「カブト」の物語は救いようがない次元にまで落ちてしまいました。

 

Still the Same: Great Rock Classics of Our Time

Still the Same: Great Rock Classics of Our Time

  • アーティスト: Rod Stewart
  • 出版社/メーカー: J-Records
  • 発売日: 2006/10/10
  • メディア: CD

↓今週のお料理教室

ごぼう、里いも、はす、大根

ごぼう、里いも、はす、大根

  • 作者: 静岡市生活改善グループ連絡協議会
  • 出版社/メーカー: 静岡新聞社
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 単行本

健康食にんじん・ごぼう

  • 作者: 高橋 由美子, 山口 文芳
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 1988/08
  • メディア: 単行本
番外扱いでこれらも...
納豆大全―愛すべき伝統食品の謎を解く

納豆大全―愛すべき伝統食品の謎を解く

  • 作者: 町田 忍
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2002/11
  • メディア: 文庫
お豆腐屋さんが教える簡単手づくり豆腐

お豆腐屋さんが教える簡単手づくり豆腐

  • 作者: 石川 伸
  • 出版社/メーカー: 家の光協会
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 単行本
しょうたとなっとう

しょうたとなっとう

  • 作者: 星川 ひろ子, 星川 治雄
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 大型本
豆腐でおうちゃくダイエット―シンプル・マクロビオティック

豆腐でおうちゃくダイエット―シンプル・マクロビオティック

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: オレンジページ
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 大型本

↓金の鯱を使うなら、この9&10話を見習ってもらいたいところです。

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

↓これを見ておけばカブトの結末は見なくても済む?

仮面ライダー555 Vol.12

仮面ライダー555 Vol.12

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/09/21
  • メディア: DVD

仮面ライダー555 Vol.13

仮面ライダー555 Vol.13

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/09/21
  • メディア: DVD
決定版 全仮面ライダーパーフェクト超百科

決定版 全仮面ライダーパーフェクト超百科

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/06/27
  • メディア: 大型本


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Boukenger task38 [特撮]

今回の物語は、風のシズカのコスプレとブルーくんの物語。更に、戦隊では定番のセーラー服の少女まで登場する。でも、ブルーくんって主役回なのに他に食われてばかりで... 今回のBGMはいくつか登場した風のシズカのコスプレが歴代戦隊ヒロインを思わせてくれたことから、戦隊ヒロインの歌を集めた「桃色闘志」としました。

カレーをチーフに食べさせているズバーン。カレーと言えば戦隊ではキレンジャー以来のお馴染みの食べ物であるが、チーフがそれを受け継ぐなんて、やってくれますね。

そんなところに牧野が蒼太に「お客様」と言って連れてきたのは未夢と名乗るセーラー服の少女だった。蒼太は「ここに入れちゃ...」、さくら姉さんも「安易にセキュリティを通過させるのはどうかと...」と、キャラが出ていますね。牧野は蒼太の妹と思ったと言うが、そんなことは蒼太をスカウトした時に調査済みでは無いの?

未夢は蒼太に「一緒に住みたいと言われて...」と言うが、全く覚えのない蒼太。11月10日の夜と言われて電子手帳を取り出して確認するも、やはり思い出せない。未夢は街に出れば思い出すと言って蒼太を誘うが、チーフが「許可する」。さくら姉さんは未夢の何かに反応があるとして、ハザードレベルを調べていたが、やっぱりこういう所はさくら姉さんですね。単なる冷やかしに走らない...

ダークシャドウでは、風のシズカが鍛錬に出たということで、ゲッコウは「自覚が出てきたか」と評価をしたようですが、その頃風のシズカは、プレシャス・虹の反物を使って、一人でボウケンジャーを倒すことを決意していた。

街に出た蒼太と未夢。ごく普通のデート・コースの定番であるプリクラのツーショットからクレープというのは、本当に普通ですね。が、犬を見たことから怯える未夢。(ちゃんとした伏線がありましたね)で、ごく普通のデートをしている蒼太は、飲み物を買ってくると言って、未夢と一旦離れる。自販機でジュースを買った蒼太の前に風のシズカが現れ、虹の反物を使って変身。(反物がリボンのように舞い、風のシズカを巻くようにって、「この世にはびこる悪の舞。…」という口上が自然と聞こえてきそうで...)

風のシズカは、史上最速の早撃ちガンマン(この帽子はチェンジマン、衣装は歴代戦隊ヒロインの多くが着ていましたね)になり、攻撃開始。変身して応戦したブルーだったが、不覚を取ってしまう。更に風のシズカは地球一のカンフーガール(これは「ファイブマン」のレミ、「ダイレンジャー」のリンですね。(他にもいますが...))となり、バトル再開。今度もブルーを吹っ飛ばす。更に、今度はスケバン刑事(地球一の女子高生)で「ヤキ入れてやる」ということで、ヨーヨーでブルーを捉える。そして銀河最強のナースとなり、注射攻撃へ。ブルーは追いつめられてピンチになるも、そこに未夢が飛び出してきて、猫の姿になると風のシズカに襲いかかり、顔をひっかいてブルーを救う、これに腹を立てた風のシズカは、ダンプカーに変身して猫をひき殺そうとする。ブルーは飛び出して猫を救うが、ダンプカーにはねられて吹っ飛ばされて、変身を解除してしまい、気絶してしまう。そこにダンプカーが突っ込んでくるが、間一髪、シルバーが助けに入る。

基地に戻ったが、映士は猫から未夢の姿になるところを見た、といい、未夢を問いつめる。すると未夢は事情を説明する。(蒼太に助けられた三毛猫だった。)そして、七色の布の力で人間の姿になれたのだった。で、それはプレシャス・虹の反物ということが分かる。そこに、風のシズカからの挑戦状が届き、(ブルーを除いた)5人は出動する。

風のシズカの指定した場所に行くと、首を長くして待っていた風のシズカは、虹の反物を使って最強のスーパーくノ一戦士になり、バトル開始。が、今までの風のシズカとは桁違いの強さで、ボウケンジャーたちを追いつめる。

その頃、未夢は一大決意をして蒼太のために出来ることをしようとして、出て行こうとするが、それに気づいた蒼太が待ったを掛ける。が、虹の反物には一ヶ所だけ穴があり、そこが弱点となると考えた未夢のの気持ちを理解した蒼太。

スーパーくノ一戦士はボウケンジャーを追い込んでいて、レッドにトドメを刺そうとしていた。が、そこに蒼太が参戦。変身して攻撃するも、攻撃は全く通じない。で、追いつめられるブルー。が、土壇場でドリルクラッシャーの一撃で形勢逆転。未夢が猫の姿となり、スーパーくノ一戦士の臭いを嗅いで穴を発見し、プリクラ・シールを貼ってその場所を知らせる。そして、ブルーがそのポイントを攻撃する。

それに巨大化して対抗するスーパーくノ一戦士。修理が終わった10号までのゴーゴービークルが出動して、アルティメットダイボウケンで立ち向かうボウケンジャー。サイレンビルダーとの連携、更にズバーンが加わって粉砕する。(でも、風のシズカは生きていて敗走しました。)虹の反物は未夢が拾い、ボウケンジャーがそれを無事に回収した。そして蒼太は三毛猫の未夢を飼うことにしたのだった。

今回は、本文中に記した「チェンジマン」「ゴレンジャー」「ファイブマン」「ダイレンジャー」に捧ぐということにしておきます。が、反物をリボンと見立てての「銭形舞」というのも見逃せません。尚、右利きの「スケバン刑事」は3代目・風間唯は許容範囲内ですが、それ以外はやっぱりエセバッタモンに見えてしまう...

今回のゲストで、未夢を演じた秦みずほさん。少し前の戦隊だったら、この時期にゲスト出演したら、来年の戦隊でメンバー入りという可能性が大いに考えられたのですが、最近はそういうことはまずない。既に来年の戦隊のキャスティングは決定している時期となっているが、果たして?(演技もまだまだだけど、戦隊で1年鍛えられたら伸びる...)

30戦隊大全集の35回目(「歴史上の初」を扱った「スペシャルファイル」の5回目)は「初の6人目のヒーロー」ということで、まずは「マスクマン」のX1マスクから。確かに6人目の変身戦士ということでは、「マスクマン・プロトタイプ」ということで登場したこのX1マスクが初ということになりますが、「変身しない」ということにすれば「ゴレンジャー」の時に協力者という形で出ているのをはじめ、「バイオマン」では35話で、これも協力者という形でサブタイトル「6番目の男」という物語まである。(まあ、戦隊戦士であれば「変身する」というのがあってこそですが...)レギュラーという形の6番目は「ジュウレンジャー」のドラゴンレンジャーが最初ですが、最初は敵側に加わっていました。尚、この時バックに流れていた曲「ショットボンバー全力集中」は「マスクマン」の音楽の中では主題歌よりも有名な曲かも知れない。というのは、劇場版の「マスクマン」ではこれが主題歌になっていたし、この曲のインスト・バージョンがTBS系の「どうぶつ奇想天外」の中で使われています。

 

 

「桃色闘志」スーパー戦隊ヒロインソング・パーフェクトコレクション

  • アーティスト: TVサントラ, 堀江美都子, ユウリ(勝村美香), 巽マツリ(坂口望二香), 朝川ひろこ, 大木理紗
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2001/05/19
  • メディア: CD

スーパー戦隊ヒロイン写真集―スーパー戦隊15周年記念

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1993/07
  • メディア: 大型本
スーパーヒロイン図鑑1 戦隊シリーズ+ライバル篇

スーパーヒロイン図鑑1 戦隊シリーズ+ライバル篇

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2001/10/21
  • メディア: DVD

スーパーヒロイン図鑑3 戦隊シリーズ篇2+メタル&アイドル篇

スーパーヒロイン図鑑3 戦隊シリーズ篇2+メタル&アイドル篇

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2002/02/21
  • メディア: DVD

↓「この世にはびこる悪の舞。」と言えば

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD

↓筆者が許容できる唯一の右利き・スケバン刑事

スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇(1)

スケバン刑事3 少女忍法帖伝奇(1)

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/08/06
  • メディア: DVD

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲

スケバン刑事 風間三姉妹の逆襲

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/06/21
  • メディア: DVD

↓今週の30戦隊

「光戦隊マスクマン」コンプリート・ソングコレクション 戦隊11

「光戦隊マスクマン」コンプリート・ソングコレクション 戦隊11

  • アーティスト: TVサントラ, 影山ヒロノブ, SHINES, ジ・アングラーズ, 山野さと子, こおろぎ’73, ミラクル・ボンバーズ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/12/28
  • メディア: CD

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 光戦隊マスクマン

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 光戦隊マスクマン

  • アーティスト: 売野雅勇, 藤田大土, 影山ヒロノブ
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD

「恐竜戦隊ジュウレンジャー」コンプリート・ソングコレクション 戦隊16

「恐竜戦隊ジュウレンジャー」コンプリート・ソングコレクション 戦隊16

  • アーティスト: TVサントラ, 佐藤健太, 曽我町子, 平石豊茂美, Ju-project, 斎藤小百合
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/07/19
  • メディア: CD

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 恐竜戦隊ジュウレンジャー

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 恐竜戦隊ジュウレンジャー

  • アーティスト: つのごうじ, そのべかずのり, 山本健司, 佐藤健太, ピタゴラス 佐藤健太, ピタゴラス
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD


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恋日・ニュータイプ7話 [ドラマ]

第7話となる今回の物語は「故郷を守れ! 前編」という物語で、またもユリ下良は登場しない物語である。(こういう方が、複数の人がスタンプラリーに参加しているということで競い合っているということが強くなって、物語の幅が広がってとてもいいですね。また、オムニバス集という「恋日」らしさもあります。)で、今回登場する超能力者は7人目のスタンプラリーに参加することになる内藤怜奈(ないとう・れな)で、演じるのは小山田サユリさんである。小山田さんは、「恋日」の第1シーズン、第2シーズン、文學の唄のそれぞれに出演していて、今回「ニュータイプ」にも出演ということによって、唯一の「恋日」4シーズンの全てに出演と言うことになります。(ちなみに、関西では、MBSが2日前(正しくは44時間前)の16日深夜に、小山田さん出演の「恋日」の第2シーズンの6話「誰より好きなのに」を放送したばかりです。)

また、「ニュータイプ」では初の前後編の物語ということで、その前編はと言うことだったが、みのるが今まで以上に出しゃばっている以外は進展の遅い物語でした。(ちょうど「銭形雷」の2nd.12&13話のオペラ編を見ているような感じでした。)

今回は、ユリ&下良が出ないので、冒頭のナレーションは無く、OP主題歌からのスタート、また、サブタイトルのバックの絵の具の色は「」ということで、やはりユリの時の赤とは異なる色でした。それではいつものように、長文&ネタバレ(特に今回は大きなネタはありませんでしたが...)ありで本編に行きます。

某高校の校長室。ある生徒の母親が「うちの子は大事な受験を控えているのです」とクレームを付けている。この母親はクラブ活動だ、何だと、意味のない行事につきあわさせて、というクレームである。で、こういう場合、校長はお決まりのように「お母さんのおっしゃる通りで...」と言っていて、呼ばれている教師の方がやり玉に挙げられる。「担任の先生が予備校を休むようにそそのかした」と言う母親によって責められる担任の先生。「学校の楽しさを知ってもらいたくて...」と言うが、こういう場合は何を言ってもクレームを付けられるだけであって、「学校に楽しさなんて必要あるんですか」と教育ママゴンは、学校が勉強を教えてくれないから予備校に...、とまで口にする始末。で、担任の先生はイライラが募り、目の前にあった花瓶をサイコキネシス(念動力)で割ってしまう。

その担任の先生は、内藤怜奈(ないとう・れな)という女性教師であり、怜奈のナレーションで「サイコキネシス、念動力、まあ呼び名はともかく、物心付いたときからこの不思議な力と共に生きてきた。だけど、そんな力、何の役にも立たないし、むしろ邪魔なだけ。少なくともあの日まで私はそう思っていた」と開ける。そんな怜奈は自宅マンションに帰ってきて、ポストの中を取りだし、宣伝のチラシをその場にあるゴミ箱に捨てている。で、その中にみのるからのはがきがあった。(東京都馬路区(ばろっく)ということで、ユリたちの住んでいる手霊波市(てれぱし)とは別の所です。)当然のように、裏には何も書かれていない(そう見える)が、怜奈は「みのるの館」という文字が読めた。(ここでサブタイトル。今回のバックの絵の具の色は「青」でした。)

みのるの館。みのるが怜奈を相手に話をしている。(内容は、1話で、ユリと下良がみのるの館を訪れた時と同じ。)「送ったハガキは普通の人間には見えないインクで書いてある。」「わしはインチキ、エセ、バッタもんと言われる人たちを含めて超能力者全てにこのハガキを送った。」と、あの台詞が3度目の登場です。「じゃが、ここに来たのはお主で7人目じゃ。それだけ世間にはニセモノが多いということじゃ」に続いて超能力者スタンプラリーの説明を始めるみのるは説明を終えるとスタンプカードと曲がったスプーンのストラップの付いた携帯電話(今回渡したのはN902iXのシグナスホワイトであった。→みのるって、DoCoMoの代理店業務もしているのでしょうか?)を渡すと「それでは健闘を祈る。一日一善」と言ってから消える。怜奈は「消えた」と口にして驚くが、直ぐに「わしじゃ、わしじゃ」と携帯が鳴る。で携帯に出る怜奈。「わしじゃ、今回のミッションを送るから、しかとお聞き。終わり」とミッションはいつもの調子のみのる。が今回が初めての怜奈は「終わりって、まだ何も言っていないじゃん」と口にするが、鐘の音が聞こえてきて、テレパシーでミッションが伝えられる。で、「山神村(やまがみむら)、小学校に困っている人」と口にする怜奈。

電車に乗って山神村に向かう怜奈。ある田舎の駅で降りる。彼女は、人助け、財産のどちらにも余り興味はなかったが、あの時の自分は酷く疲れていて、何処かに逃げ場を捜していたのかもしれない、と振り返っているが、休みを利用してミッションに参加することにして山神村にやってきたのだった。そして村の小学校にやってきた。

「こんにちは」と言って中にはいるが、返事はない。「おじゃまします」と言ってスリッパに履き替えて中に入っていく怜奈は職員室の扉を開けると「失礼します」と言って中にはいるが、誰もいない。そこに一人の少女が職員室を覗くのに気がついた怜奈は「こんにちわ」と声を掛ける。が、その少女(サチコ)は後ずさりするだけで何も言わない。で、その少女の方に近寄っていく怜奈。廊下に出ると「あなたね、困っている人って」と言う。が、少女は何も答えずに走って教室の方に行く。で、後を追う怜奈。

少女は教室に入っていき、それを見た怜奈は、その教室の扉を開けて中に入ろうとするが、扉には黒板消しが挟まれていて、それが怜奈の頭に落ちる。それを見た子供たち(教室にはサチコと、男の子が二人(シンゴ、マサオ)の3人がいた)は笑う。それで「何がおかしいのよ」と切れる怜奈。が、高校の教師でもある怜奈は直ぐに我を取り戻して「ごめんね」と言う。すると、廊下から「あのう、どちら様ですか」と怜奈に尋ねる声がした。その声の主を見た怜奈は直ぐに良いわけを言おうとするが、声の主は田辺という男で、「困りますね、ここは立ち入り禁止なんですよ」と言う。が、怜奈は「今、子供たちが」と言って教室を改めてみるが、そこには誰もいなかった。用件を尋ねる田辺に「困ってません?」と言う怜奈。これに「困ってますよ、あなたが勝手にお入りになるから...」と皮肉たっぷりに返す田辺。怜奈は「先生方は?」と問うが、この学校は廃校になったためいないということで、怜奈を小学校の敷地から追い出し、門の前を封鎖する。怜奈は田辺に「学校の方じゃないんですか?」と尋ねるが「違いますよ」と言う返事。それで「じゃあどなたですか?」と問うと、「そいつは疫病神じゃよ」と言う老人(村田)が、門の向いの木立の側にいて、言う。田辺はこの学校や山を切り崩してゴルフ場を建設しようとしている業者の人間だった。老人は山神様が怒ると言うような昔ながらの村人であった。「近代化、開発」と言う田辺とは対立していたのだった。で、田辺は「この薄汚い学校を取り壊します、まずはそれからですよ」と言うと去っていく。

そのやりとりを見ていた怜奈に村田が「あんた、この辺の人じゃないなあ」と言うと「はい、東京から来ました」と答える。で、怜奈は事情を聴く。で、事情を飲み込んだ怜奈だった。花を手にしていた村田は話を終えると何処かに行こうとする。怜奈は「お墓参りですか?」と尋ねると「まあ、そのようなもんじゃ」と言って村田は去っていった。

怜奈は学校の門のの前に立っている子供たちの側に駆け寄ると、「聴いたわ、学校、無くなっちゃうんだってね」と語りかける。これに頷く3人。で「困っているの、あなたたちだったんだね」とみのるのミッションが分かった怜奈は「そんなに学校好き?」と子供たちに尋ねると、3人は大きく頷く。「どうして?」と再び問うと「決まってるでしょう、楽しいからよ」とサチコ。(冒頭の校長室のシーンが生きてきますね。)そんな子供たちは「行こう」と行って再び学校に入っていこうとする。怜奈は「怒られちゃうよ」と言うが「大丈夫だよ」と行って駆けていく子供たち。怜奈はそんな子供たちを見ていて、自分も学校に入っていく。そして、草の生えた肯定で子供たちとドッチボールをする。更に鉄棒をするサチコ、タイヤ飛びをするシンゴとマサオ。が、いつしか日も傾き始めていて、腕時計を見た怜奈は「あっ、もう、こんな時間。そろそろ帰らないと、お父さんとお母さん、心配するよ」と言う。ちょっと寂しそうな表情をするサチコだったが「さよなら」と怜奈に言い、シンゴとマサオも「さよなら」と言うと、3人は走って帰っていきました。それを見送る怜奈だったが、みのるのミッションにどう対応したらいいのか分からなくなってしまった。

タイヤ飛びのタイヤにことを降ろした怜奈は空を見上げるが、「うわっ」と言って驚いて尻もちをついてしまう。というのは、空にみのるの顔が現れたためだった。みのるは「わしじゃ」と言うが「ビックリした~」と怜奈に「困っている人は見つかったかな」と尋ねる。(ユリたちにはこのようなことをしなかったみのるですが、どうして怜奈に対しては色々とちょっかいを出すのでしょうか?有紀にもちょっかいは出さなかったみのるですが、ひょっとしたらみのるは怜奈に気があるのでしょうか?)

怜奈は「本当にあの子たちを助けるためには、学校の取り壊しをストップさせるしかないと思うんです。でも、それって私にはちょっと荷が重すぎて...どうしたらいいでしょうか?」とみのるにアドバイスを求める。しかしみのるは「自分で答えを見つけることじゃ。悩むのもまた人生」と言うと、空から顔が消えた。

困惑する怜奈は学校を出て川辺にやってきた。豊かな自然を目の当たりにして、色々と考える怜奈は、大きな木の根本に腰を下ろすと、その場に寝ころび、空を見上げる。怜奈の目には木々の緑が入るが、疲れもあるのか、いつしか寝てしまった怜奈。目を覚ました時には既に薄暗くなっていた。川辺に目をやった怜奈は何かを見つけたようで、起きあがり、川辺の方へと歩を進めていく。(ここでAパート終了、経過時間は16分半強。→Bパートの物語は9分弱ということになります。)

怜奈が目にしたもの、それは蛍だった。数多くの蛍が飛んでいる姿を目にした怜奈は落ち着いた気持ちになっていた。そんな怜奈に「綺麗じゃろう」と言う声がかかる。それは村田だった。村田は「蛍は死んだ者の魂を運ぶと言われている。毎年、この光を見に来るのがなによりの楽しみじゃ」と言っているが、それも今年で最後だという。それは、森も山もじきになくなってしまうからだった。で、怜奈は蛍の姿に見とれてしまう。が、突然「あっ、大変」と怜奈はあることに気づいた。「どうした?」と尋ねる村田に「帰りのバス」と言う怜奈だったが、「そんなもん、とうに終わってしまってるわ」と村田。「どうしよう...」と途方に暮れる怜奈だったが、その夜は村田の家に泊めてもらえることになった。

村田の家。村田は怜奈を娘の部屋に案内し、そこを使ってくれ、と言う。村田の娘はとうの昔にこの村を出て行き、連絡一つよこしたことが無く、今は何処にいるか知らないと言うことだった。そんな怜奈のお腹が突然鳴り、村田は「今、何かこさえてやる」と言って料理を作ってくれた。

村田の作った鍋料理を食べた怜奈。「ごちそうさま、凄く美味しかったけど、何のお肉ですか?」と尋ねると「聞かん方がええ」と言うと笑いだし「冗談じゃよ、ただのイノシシじゃよ、ワシが仕留めた」ということでした。で、猟銃を見せて笑う村田。が、突然村田は心臓を押さえて苦しみだす。怜奈は「いやだ、おじいちゃん、また。何やってんの?」と最初は冗談かと思ったが、冗談ではないと気づくと「おじいちゃん、大丈夫?しっかりして」と介抱する。で「心臓じゃ、ワシも年でな...」と言う村田に「薬は?何処にあるの?」と問う。薬のあるところを指さす村田。で、「ちょっと待ってて」と言って怜奈は薬を捜す。この時怜奈は猟銃の弾が入った箱を見つけるが、村田は「こら!それ、触るな」(今回の物語は、これは特に繋がらなかったが、後編で何かに繋がるはずなので、しっかりとチェックしておきます。)直ぐに「ごめんなさい」と怜奈。で、薬を見つけて村田に飲ませる。

薬を飲んだことで「少し楽になった、ありがとう」と村田。それでホッとする怜奈。が、村田はそんな怜奈に「あんた、本当はこの村に何しに来たんじゃ」と問う。更に「悪い人間でないことぐらい、見りゃ分かる。悪い人間というのは、小山を切り崩そうとするような連中のことじゃ」とも言う。怜奈は少し考えると「お茶、入れますね」と言って席を外した。

夜、村田の娘の部屋で、蒲団に入って寝ている怜奈。そこに「わしじゃ、わしじゃ」というみのるの声がした。寝ぼけ眼で怜奈は携帯に手を伸ばす。で、携帯を開くが、着信は無かった。で、再び寝ようとする怜奈だったが、今度は「ここじゃ、ここじゃ」とみのるの声がする。で、その声を捜す怜奈に「ここじゃ、ここじゃ」と次第に大きな声になっていくみのる。で、みのるは怜奈の寝ている蒲団の脇にあぐらをかいて座っていた。(当然、左手には杖を持っている。)みのるの姿を確認した怜奈は「ちょっと、何やってるんですか?」これに「天災ワシは忘れた頃にやってくる」と言うみのる。(でも、ユリの場合はそうでしたっけ?)怜奈は「あのぅ、口、動いてないんですけど...」と突っ込む。すると「ワシは今、テレパシーでお前に話しかけておる」ということだった。で、「テレパシーというのはじゃなぁ...」と説明を始めようとするみのるだったが、「それぐらいは知っているじゃろう」と言い、怜奈は「切れないでください」と突っ込む。これに「切れてないわ」と言うみのるは「それよりじゃな、お前はぐっすり寝てる場合じゃないよ。もうすぐ大変なことが起こるんじゃ」と続ける。「大変なこと?」と問う怜奈だったが「せいぜい精進せえ、ドロン」と言うと姿が消えるみのる。(このように忠告をしに来るなんて、今までにはなかったみのるですが、どうしてここまで怜奈に親切なんでしょうか?ユリや有紀の最初のミッションの時にもみのるはこういうことはしませんでしたが...)

怜奈は「また消えた」と呟くが、これで3度目ですから、気持ちも分からないでもないですが... そんな怜奈は村田のことが気になって「おじいちゃん?」と村田を捜し始める。が、村田は家にはいなかった。で、靴を履いて外に出て行って捜そうとする。家の表を捜す怜奈は、表から帰ってくる村田の姿を見つける。で「おじいちゃん」と言いながら駆け寄る。村田は「土砂崩れだ。祟りじゃ。山神様の祟りに違いない」と言う。「祟り?」と怜奈は状況が分からなかったが、山の方で大きな音がしたのを耳にした怜奈が山の方を見ると... で、「Mission continues」の文字が出て、次回に続く。

今回の物語は、「起承転結」の中でも「起」と「承」に入っただけという物語であった。が、過去の「恋日」でも前後編の物語は複数有り、今回の物語と同じような形で後編に続くと言うことがあっただけに、特に心配することはない。(某変身ヒーロー作品の次回に無理矢理引っ張る形よりはずっといい。)こういう所も「恋日」らしい所であり、もはや「恋する日曜日」がタイトルにあることに違和感はありません。(でも、もう少し進めて「転」も少しは描いて欲しいところでもありますが...)が、ここのところ、切ない物語が続いていただけに、今回はそういう点では一息と言ったところでした。

次回の物語は「故郷を守れ! 後編」で、今回の続きである。一気に物語が展開しそうですが、今回はそうとう出しゃばったみのるが気になる所です。(でも、来週の放送前に、改めて今回の前編を見て、続けてみた方が良さそうに思います。)

今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)今回の問題は「内藤怜奈の職業は?」と言う問題である。選択肢は「女優」「弁護士」「医者」「教師」の4つ。(正解は「教師」ですが、今回もネタが仕込まれていない易しい問題でした。)

みのる超能力教室。いつものように椅子に座っているみのる。「わしじゃ」と言ってから「今日は念動力を見せよう」と言って机の上にボールがあるのを手を触れずに動かすという。で、念じ始める。(息でも吹きかけて動かすのかと思っていたら)画面で左側にボールが動き出し、机の上から消える。で「ハハハハハ、どうじゃ」と自慢げなみのるだったが、そのボールが再度右の方から動いてきた。それを見たみのるは「ありゃ?」(いつもインチキなみのるの超能力です...)

この後、ユリの「わしじゃ、わしじゃ」の着ボイスDLのお知らせに続いて、次の番組までの15秒のCMに、今回も「飲酒運転撲滅キャンペーン」が流れたが、前回と同様に銭形泪ちゃんこと黒川芽以さんバージョンでした。(このキャンペーンに参加している10人は「ケータイ刑事」関係者が大半を占めているものの、銭形姉妹で参加しているのはちゃん(黒川さん)だけということで、この放送枠ではやっぱり最もふさわしいということなんでしょうね。五代さん(山下さん)、柴田太郎さん(金剛地さん)、岡野さん(国広さん)も参加していますが、やっぱり「銭形」となると格が上になるということですね。)ということで、今週も最後にこのメッセージを。「ダメ!飲酒運転!」

↓今回の超能力に関して

超能力仙道最奥義奇跡のスーパービジョン―透視力・念動力あらゆる超能力を最強にする驚異の秘術

  • 作者: 高藤 聡一郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 1987/05
  • メディア: 新書

↓「恋日」の第2シーズンのDVD-BOXが発売になります。

恋する日曜日 TVシリーズ DVD BOX

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD

↓第1シーズン(厳選集ですが...)はこちら

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

恋する日曜日 プレミアムDVD-BOX

  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2004/11/05
  • メディア: DVD

↓こちらは劇場版です。

恋する日曜日

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  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/01/11
  • メディア: DVD

↓蛍ということで...

きれいな水でホタルをとばそう―自分で作るビオトープ

きれいな水でホタルをとばそう―自分で作るビオトープ

  • 作者: 村上 光正, 木下 一成
  • 出版社/メーカー: パワー社
  • 発売日: 2006/03
  • メディア: 単行本

だれでもできるホタル復活大作戦―ぼくらの町にホタルがもどってきた

だれでもできるホタル復活大作戦―ぼくらの町にホタルがもどってきた

  • 作者: 大場 信義
  • 出版社/メーカー: 合同出版
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本

ホタル、こい!―ホタルの光を科学する

ホタル、こい!―ホタルの光を科学する

  • 作者: 阿部 宣男
  • 出版社/メーカー: アサヒビール
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本

↓こういう問題を考えましょう

野生生物からの告発―乱開発が追いつめる

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: リサイクル文化社
  • 発売日: 1993/06
  • メディア: 単行本

恐るべきゴルフ場汚染―生態系を破壊するリゾート開発と農薬禍

  • 作者: 谷山 鉄郎
  • 出版社/メーカー: 合同出版
  • 発売日: 1990/04
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ふるさと崩壊―リゾート・ゴルフ場乱開発の構図

  • 作者: リゾートゴルフ場問題全国連絡会
  • 出版社/メーカー: リサイクル文化社
  • 発売日: 1992/06
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里山をまもる―水戸・ゴルフ場開発阻止の記録

  • 作者: 水戸市の自然と水を守る会
  • 出版社/メーカー: 自治体研究社
  • 発売日: 1991/11
  • メディア: 単行本

↓イノシシ関係

イノシシから田畑を守る―おもしろ生態とかしこい防ぎ方

イノシシから田畑を守る―おもしろ生態とかしこい防ぎ方

  • 作者: 江口 祐輔
  • 出版社/メーカー: 農山漁村文化協会
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本

 

↓黒川芽以さんのオリジナル・アルバムは1/17発売です。

natural heart(初回限定盤)(DVD付)

  • アーティスト: 黒川芽以
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/01/17
  • メディア: CD

natural heart

  • アーティスト: 黒川芽以
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2007/01/17
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD


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TAXI DRIVER(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1976年の映画「タクシー・ドライバー」のサントラ盤である。この映画はマーティン・スコセッシ監督、ポール・シュレイダー脚本、ロバート・デ・ニーロ主演の作品であり、社会派ドラマである。また、音楽を担当したバーナード・ハーマンの遺作でもある。そして、当時14歳だったジョディ・フォスターがアカデミー助演女優賞にノミネートされたことでも知られている作品である。(受賞はならず。また、主演のデ・ニーロも主演男優賞にノミネートされている。(こちらも受賞はならず))共演はシビル・シェパード、ピーター・ボイル、ジョディ・フォスター、アルバート・ブルックス、ハーヴェイ・カイテル、ジョー・スピネルたちである。

物語は、ニューヨークの夜を走るベトナム帰りのタクシードライバー・トラヴィス・ビックルは現代都市にうごめく不条理を感じていた。彼は大統領候補の選挙事務所に勤めるベッツィと親しくなるが、彼女をポルノ映画館に誘ったことで絶交されてしまう。そんな彼は、闇ルートから銃を入手して自己鍛錬を始め、不条理を解決するためのある計画を実行に移すが...

収録されているのは以下の全10曲である。『Theme From Taxi Driver』『.44 Magnum Is A Monster』『Sport And Irs』『God's Lonely Man』『All The Animals Come Out At Night』『Theme From Taxi Driver』『I Work The Whole City』『Betsy In A White Dress』『Days Do Not End』『Reprise: Theme From Taxi Driver』。

音楽は、'70'sのニューヨークを感じさせる素晴らしいものであり、繊細であり、心理描写もされていて、名作と言われる映画の音楽集としてふさわしいものである。じっくりと味わうと共に、バーナード・ハーマンの奏でる素晴らしい世界に浸ってもらいたい所である。

 

Taxi Driver: Original Motion Picture Soundtrack

Taxi Driver: Original Motion Picture Soundtrack

  • アーティスト: Bernard Herrmann
  • 出版社/メーカー: Varese
  • 発売日: 1990/09/14
  • メディア: CD

タクシードライバー 〔SUPERBIT(TM)〕

タクシードライバー 〔SUPERBIT(TM)〕

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2005/06/22
  • メディア: DVD
タクシードライバー コレクターズ・エディション

タクシードライバー コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2003/10/22
  • メディア: DVD

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