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THE OUTSIDERS(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1983年の映画「アウトサイダー」である。(この作品はスーザン・E・ヒントンの原作小説をフランシス・F・コッポラ監督が製作と監督を務め、当時の若手の星(当時「Y. A.スター(Young Adalt Star)」と言われていて、後に「ブラッド・パック」とも言われるようになった。いずれもが'60's前半生まれというフレッシュなスター候補生でした。)という俳優陣を集めた青春ドラマである。何せ、出演している顔ぶれを考えると、実に凄い顔ぶれてある。(もし、現在、この顔ぶれを集めようとすると、ギャラだけでも当時の何倍、何十倍もかかることでしょう...)キャサリン・ローウェルの脚本をフランシス・F・コッポラ監督がメガホンを取り、カーマイン・コッポラが音楽を担当している。出演は、C・トーマス・ハウエル、マット・ディロン、ダイアン・レイン、レイフ・ギャレット、ラルフ・マッチオ、パトリック・スウェイズ、ロブ・ロウ、エミリオ・エステベス、トム・クルーズ、ダレル・ダルトン、グレン・ウィスロー、ミシェル・メイリンク、トム・ウェイツ、ゲイラード・サーテイン、ソフィア・コッポラ、ヘザー・ランゲンカンプたちである。(改めて、凄い顔ぶれである。)

サントラ盤に収録されているのは以下の全12曲である。『Stay Gold』『Fate Theme (Dallas Tragic Music)』『Country Theme - Brothers Theme (Reunion)』『Cherry Says Goodbye - Ponyboys And Brothers』『Dalla's Death Scene』『Fire In The Deserted Church』『Sunrise - Stay Gold [Instrumental]』『Flight And Fight In The Park』『Bob Is Dead』『Train To Deserted Church - Passing Time』『Go To Rumble - Rumble (Gang Fistfight)』『Outside In [Vocal Version]』。

この中からは、何と言ってもSTEVIE WONDERが歌う主題歌である『Stay Gold』が秀逸である。哀愁漂うこのメロディが物語の雰囲気にマッチしているが、このメロディのインストもまた素晴らしい。映画の方は青春ドラマということで、誰もが経験したであろう「青春の葛藤」を描いているということで、誰もが共感できる作品であるが、サントラ盤(音楽)の方もほろ苦い青春時代の悩みを表現していて、どちらも甲乙付けがたい内容である。また、現在ではあまりにもビッグ・ネームとなった俳優陣が並んでいると言うことで、こういう所にも青春時代から人間としての成長も確かな物があるということが感じられる。原作小説も「青春のバイブル」として愛読され続けているものであるが、映画もサントラ盤も同様で「青春のバイブル」として語り継いでいきたいものである。あの時を思い出すように、改めて(映画を)ご覧になり、(サントラ盤を)聴きましょう!

 

Outsiders

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Silva Screen
  • 発売日: 1995/08/01
  • メディア: CD

↑サントラ盤 | 映画DVD ↓

アウトサイダー

アウトサイダー

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/02/25
  • メディア: DVD

 


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「CASINO ROYALE」 [映画(洋画)]

6代目ボンドを迎えた007シリーズ最新作であるシリーズ第21作の「CASINO ROYALE」が12/1に公開になるが、今回は番外編である1967年の「カジノ・ロワイヤル」ということです。(番外編扱いなので「007」という文字はタイトルには入れないこととします。(シリーズ21作の方は「007/CASINO ROYALE」と記すことにする。))

尚、007シリーズに関してはHPの方に資料(番外作品も扱っています。)として作っていますので、そちらもご覧頂ければ幸いである。(ここをクリックしてください。)尚、各作品については「作品解説」と「脱線メモ」という2本立てで記していますが、前者は筆者が書いたもの、後者は年間に映画を600本以上見るという友人のG氏が書いたものです。

「CASINO ROYALE」はI.フレミングが1953年に発表した初の007作品である。この作品は「007」シリーズのイオン・プロダクションではなくK・フェルドマンの手によって作られた作品です。当初はシリアス作品として、イオン・プロとの共同製作も考えたフェルドマンでしたが、結局はパロディ番外編として映画化されることになりました。権利の関係でイオン・プロがこれを製作することが出来なかったのですが、この度、ようやくこれがイオン・プロが製作することになりました。

この作品はとんでもない作品であり、何と、7人のジェームズ・ボンド(本物ではなく「影武者ボンド」ということです。)が登場し、徹底したお笑いコメディ作品となっている。物語も、MI-6の諜報部員を引退したボンドは、ジェームズ卿として以前とは打って変わった生活を送っていたが、各国の諜報機関のトップが復活してほしいと訪れてくる。それは敵同士でも休戦して結束しなければならない強敵が現れたためであった。で、ボンドが何人も登場することになった。また、ラストのパイ投げなど、本当に笑うに笑えぬコメディの怪作となっているのも特徴である。本家「007」シリーズのファンにすれば否定される方もいらっしゃるようですが、こういう作品でも笑ってしまう余裕をもって見た戴きたい作品です。

監督はジョン・ヒューストン、ケン・ヒューズ、ヴァル・グエスト、ロバート・パリッシュ、ジョセフ・マグラスと5人がクレジットされていて、フェルドマンは「監督の分業制を採用した」と語っているが、実は次々と監督を交代しただけなのです。脚本も満足なものがないのに同時に3つのスタジオで撮影するなど、怪作が誕生する背景はこういう無謀とも思える製作体制にありました。現在ならばこういう製作方法は絶対にあり得ないことですが、これも60年代ののんびりした時代だからこそ生まれたのでしょう。脚本はウォルフ・マンコビッツ、ジョン・ロウ、マイケル・セイヤーズ、ウディ・アレンが書き、音楽はバート・バカラックが担当している。当然のことながら、お馴染みの「ボンドのテーマ」は使われていない。

出演はピーター・セラーズ、ウディ・アレン、デビッド・ニーブン、ウルスラ・アンドレス、オーソン・ウェルズ、デボラ・カー、ウィリアム・ホールデン、ジョアンナ・プティット、テレンス・クーパー、ジョン・ヒューストンたちであるが、「ドクター・ノオ」のボンドガールであるウルスラ・アンドレスが出演しているというのは嬉しいところである。(ハニーチャイル・ライダーではありません。)この顔ぶれを見ると、実に豪華なキャストということになる。

作品の方も、スパイ・アクションという「007」シリーズの雰囲気ではなく、全編ノリノリのコメディ仕立てであり、雰囲気が全く違うが、こういう作品も有りである。大いに笑って楽しみましょう。(また、同じ原作であるシリーズ第21作目と比べてみるのも面白いかも...)

 

 

Casino Royale: An Original Soundtrack Recording

Casino Royale: An Original Soundtrack Recording

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Varese Sarabande
  • 発売日: 1990/09/14
  • メディア: CD

 

カジノ・ロワイヤル

カジノ・ロワイヤル

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/10/27
  • メディア: DVD


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鉄板少女アカネ!!#7 [ドラマ]

今回もバレーボール中継の延長で、放送が30分繰り下がったアカネ。これまでのツッコミネタが底をついたということで、どうするかと思っていた所で新展開ということで、やってくれます、ドリマックス。しかも、今回は料理対決が始まるまでということで、横浜編の前編という解釈も出来る。7話になって前後編をやるなんて、やっぱり「恋日・ニュータイプ」を意識しているのか?

前回の信州から今回は横浜へ。OPはいつものアカネの夢で、いきなり赤ちゃんがいる。ということで、心太と若夫婦になった夢を見ているアカネ。それにしても、赤ちゃんのためにお好み焼きを作っても、いくら何でもまだ食べられないでしょう... ということで、このボケはやっぱり「銭形舞」のボケでもある。ということで、やっぱり銭形モードで行くことにしました。

夢から覚めたアカネはいきなり心太の胸の中にいる。で、それに気づいたアカネは心太を突き放すと言うことで、お約束はしっかり守ってくれる。(が、コスプレがないと寂しい...)

横浜・中華街で父捜しを始めたアカネだったが、心太は食べることが目的で肉まんを。が、「美味しい物を探しに来たんじゃない」ということで、不器用な恋愛モードが前面に...

伊勢海老を送ってきた住所の店は大海老飯店(だいかいろうはんてん)だった。→この字だったら「おおえび・はんてん」と読むのが普通でしょうが、それを「だいかいろう・はんてん」と読ませるところはやっぱりドリマックス、銭形モードです。で、その店は超有名な伊勢海老料理だった。

その店にやってきたアカネは、店員から父・鉄馬のことを知っていると言うことで、社長に会わせてくれ、と直談判。そして社長に会いに行く。で、女社長がアカネの前に現れるが、エレナ様もそこに現れる。エレナ様も鉄馬に会いに来たのだった。女社長はエレナ様を無視して、アカネに「父と一緒に暮らしいてる」と衝撃発言を告げる。で、アカネは父を捜して家の中を捜すが、鉄馬はいなかった。

その頃、エレナ様はお金で動かそうとするが、女社長は「お金の問題ではない、彼は料理の世界から足を洗った」と、第二の衝撃発言を。アカネは女社長に「父に会わせてくれ」と食い下がる。で、アカネが伊勢海老料理で鉄馬の心を動かせたら会って良い、宇ことになるが、ここでエレナ様が「ちょっと待った!」と介入する。(完全に、今までのアカネとエレナ様が入れ替わっている。)で、女社長は、伊勢海老料理の勝負をして、勝った方が鉄馬に会う、という勝負を提案する。で、エレナ様とアカネは勝負をすることになる。が「今までとは根本的に違う料理人を用意するわ」とエレナ様。→やっぱり今までとは違いますね。が、エレナ様が介入するのなら、ついでに「熱くて悪いか!」も言って欲しかった...

しかし、女社長の言葉に動揺するアカネ。更に、父に会うのに勝負をしなければならないということで悩むアカネ。しかも自信がない様子。(う~ん、ここまで大きく展開を変えるものですかね~?)

横浜と言うことなので、東京から近いと言うことで、ちゆき(東京)に戻ったアカネ。ということで、4話の例があるが、旅先での対決ではなく、東京(自宅)からの出張対決ということで、警視庁から事件現場に急行していた舞ちゃんのようになりました。

「スモークの伊勢海老豆豉炒め」「海老のチリソース炒め」「海老団子のマヨネーズ風味」を試しに作るアカネ。が、どれも採用とはならない。→それならば、伊勢海老でえびせんを作り、そこにマヨネーズを添えて、「海老フライ」というミックス・テイストを作るというのは如何?(えびせんも鉄板で作れるはずですから...ちなみに、このアイデアはお姉ちゃまの11話「そんな執事に騙されて殺人事件」から頂きましたが、お姉ちゃまだったら許してくれるでしょう...)

女社長がアカネを訪ねてちゆきにやってきた。「二人だけで話をしたい」ということで川辺に行ったアカネ。この川辺って、舞ちゃん(お姉ちゃま、妹、従姉妹も同じ)がしょっちゅう歩いていたところですね。(流石は同じドリマックス製作のドラマである。ロケ地も同じ所を使っている...)

で、父からの手紙を渡される。その手紙を見て以来、アカネの様子がおかしくなった。「勝負はいい」ということで女の子らしい所を見せるアカネ。それは手紙に「勝負に勝ったら会うが、戻るつもりはない」と書かれていたことで、自分を見失ったのだった。心太はアカネを励まそうとするが、アカネには通じず、箸って何処かに行ってしまうアカネ。そんなアカネを捜す心太は夜になって、鉄輪塊の中にいたアカネを発見。そこから心太は過去を打ち明け、恋愛ドラマモードになり、再びやる気を取り戻すアカネ。(で、「アカネ風スモーク伊勢海老」を完成させる。)

今までならば、ここで対決の日になるが、今回はここから恋愛ドラマに本格的に突入。相手に気持ちを伝えられないもどかしい恋の物語を繰り広げるが、アカネが「好きだから、心太さんのこと、好きだから」と遂にアカネの方から告白しました。(だけど、「料理対決」ということでは脇道が本道になっちゃった... が、これがドンデンに繋がることに...)

料理対決の日、心太が迎えに来ない。黒金がちゆきに現れ、黒金が運転する鉄輪塊で対決会場に向かった。アカネが到着するとエレナ様が「今日は最高の料理人をお目に掛けるわ」ということで、何か仕掛けているエレナ様。勝負が始まることになり、エレナ様が「あなたが対戦するのはこの男よ」と言って現れたのは心太だった。それを見たアカネはショックで呆然となる。また黒金も心太に食ってかかるも、取り押さえられてしまう。気持ちの整理が付かないアカネ。が、勝負開始が告げられた...

こうなると、心太はエレナ様に操られたのか、それとも心太が「借金」と言っていたが、それをチャラにするということで引っ張ったのか、いずれにしてもエレナ様の作戦はエグイ。ということで、ここで「」エレナ様」を石川五右衛門一族28代目の「石川小百合」と考えると、銭形本家(零ちゃん)に従姉妹(雷ちゃん)が操られて対決することになるという「ケータイ刑事THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀~決闘!ゴルゴダの森」(2007/3/10公開です。)を意識していると考えられなくもない...(ここでは舞ちゃんに挑むと言うことになりますが...)

次回は今回の続きの物語で、まずは横浜対決の後編から。でも、「恋日・ニュータイプ」の7&8話が展開がゆっくりしていて、一気に怒濤の見せ場に持って行ったのとリンクさせたように、「対決」での展開をゆっくりさせ、そして(ドンデンから)怒濤の展開に持って行くというように合わせるなんて...(別に合わせるなんて考えていないでしょうが...?)

 

鉄板少女アカネ!! (出演 堀北真希、塚本高史)

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD

↓やっぱりこれを。(「ケー刑事」編)

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

↓やっぱりこれを。(横浜編)

横浜中華街オフィシャルガイドブック〈2005‐06〉

横浜中華街オフィシャルガイドブック〈2005‐06〉

  • 作者: 横浜中華街発展会協同組合
  • 出版社/メーカー: 生活情報センター
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本

るるぶ横浜中華街みなとみらい (’06~’07)

るるぶ横浜中華街みなとみらい (’06~’07)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 大型本

タビリエ 横浜・中華街

タビリエ 横浜・中華街

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: JTBパブリッシング
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本

横浜―中華街・みなとみらい (’07)

横浜―中華街・みなとみらい (’07)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 大型本

↓「伊勢海老料理」関係

伊勢海老―高橋忠之のフランス料理 (1983年)

  • 作者: 高橋 忠之
  • 出版社/メーカー: 柴田書店
  • 発売日: 1983/11
  • メディア: -

オマール海老大全―古典料理と最新の技法が一冊で学べる

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 旭屋出版
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 大型本


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