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JOHN LENNON『LENNON LEGEND: THE VERY BEST OF JOHN LENNON』 [音楽(洋楽)]

本日はJOHN LENNONの命日である。あの日から26年の歳月が流れたと言うことになるが、今年もその日がやってきた。(以前は、12/8と言えば旧日本軍が真珠湾攻撃を行い、太平洋戦争が勃発した日というのが先に着ていたが、それから65年も流れた現在では、JOHNの命日という方が先に来るのが定着しちゃった感じがしないでもない...)

JOHNのアルバムはオリジナル・アルバム以外でも、ベスト盤か、コンスピレーション盤、更にはトリビュート・アルバムなど、多数のアイテムがリリースされているが、今回は1998年にリリースされたベスト盤を取り上げることにした。(熱心なファンの方であれば、JOHNのオリジナル・アルバムは全て所有しているであろうし、ベスト盤に関しては何らかのイチャモンを付けたがるでしょうから、流してください。)

BEATLES解散からも36年、JOHNも亡くなって26年という歳月が流れた現在では、(現役時代の)BEATLESを知らない世代の方が既に多くなっている。が、彼らのサウンドはその後も、いつでも頻繁に耳にすることは出来る状態が続いている。(今後もそれは変わらないであろう。)こうなってくると、「知らない」という方のために「ベスト盤」の存在というものは俄然価値を持ってくることになる。特に、本ベスト盤は20曲というように1枚のDISCに詰まるだけ詰め込んでいるということもあって、JOHNのサウンド、メッセージにこれから触れようと言う方にはピッタリである。(この後、オリジナル・アルバムの方に進んでいってもらいたいところである。)彼の代表曲が集められているのは当然のことであるが、彼のメッセージ(「愛と平和」)もしっかりと語り継がれている。

収録曲は以下の全20曲である。『Imagine』『Instant Karma!』『Mother [Single Edit]』『Jealous Guy』『Power To The People』『Cold Turkey』『Love』『Mind Games』『Whatever Gets You Thru The Night』『#9 Dream』『Stand By Me』『(Just Like) Starting Over』『Woman』『Beautiful Boy (Darling Boy)』『Watching The Wheels』『Nobody Told Me』『Borrowed Time』『Working Class Hero』『Happy Xmas (War Is Over)』『Give Peace A Chance』。

1曲目の『Imagine』から説明は不要であり、JOHNの世界にたっぷりと浸ることが出来る20曲の選曲は、曲順に関しては色々な意見があるだろうが、選曲ということでは99%の方が納得できるものであろう。オリジナル・アルバムでJOHNの曲を何度も聴いた方も、改めて聴いてみることをお勧めしたい所であるが、これからJOHNに接しようという方にも、「JOHN LENNON=平和活動家、"Love & Peace"」ということが十二分に理解できるであろう。(が、筆者は「平和活動家」の前に「音楽家」であるということを強調したいのですが...)

アルバム・タイトルにも「LEGEND」というように、今や完全に伝説の人になってしまったJOHNですが、彼が残した音楽だけは不滅だということは変わりません。じっくりと聴きましょう!

 

Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon

Lennon Legend: The Very Best Of John Lennon

  • アーティスト: John Lennon
  • 出版社/メーカー: Import
  • 発売日: 1998/02/24
  • メディア: CD


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「TO CATCH A THIEF」 [映画(洋画)]

ヒッチコック&グレース・ケリーの作品をもう1本。(といっても、3本しかありませんが...)で、残っている「泥棒成金」である。この作品は1955年年の作品で、これまではサスペンスとして扱ってきたのは「殺人」だったヒッチコックが、一味違うサスペンスを見せてくれる。また、本作ではリビエラの美しい風景をたっぷりと盛り込んでいて、リビエラの観光案内と言った要素も持ち合わせている。また、本作はサスペンスと言ってもラブ・コメの要素も併せ持っている。それにしても、グレース・ケリーは美しい...(レーニエ大公が見初めるのも当然ですね...)

この作品の原作はデビッド・ドッジであり、ジョン・マイケル・ヘイズが脚本を書き、アルフレッド・ヒッチコック監督がメガホンを取り、撮影はロバート・バークス、音楽はベンジャミン・フランケルが担当している。出演はグレース・ケリー、ケーリー・グラント、ジェシー・ロイス・ランディス、ジョン・ウィリアムズ、シャルル・ヴァネル、ブリジット・オーベールたちである。

物語は、「キャット」という異名をとっていた宝石泥棒のジョン・ロビーは、今ではリビエラに別荘を持って悠々自適に堅気の生活を平穏に送っていたが、ある日、「キャット」が再び活動を開始したというニュースが舞い込んできた。驚いた彼は、早速そのニセモノ・キャットの調査を始めるが...

本作は、ヒッチコックの絶頂期の作品でもあり、彼の演出が冴え渡っている。ストーリーもさることながら、リビエラの美しい風景、グレース・ケリーの美しさというように、映像の方は実に美しく、目の保養にはピッタリの作品である。この作品も既に発表から半世紀が経ているのですから、時の流れの速さを感じずにはいられなくなります...

 

泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション

泥棒成金 スペシャル・コレクターズ・エディション

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/02/20
  • メディア: DVD


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「REAR WINDOW」 [映画(洋画)]

表題の作品は1954年の「裏窓」である。この作品は、コーネル・ウールリッチの原作小説(短編です。)を元にして、ジョン・マイケル・ヘイズが脚本を書き、アルフレッド・ヒッチコック監督がメガホンを取ったサスペンスの傑作である。撮影はロバート・バークス、音楽はフランツ・ワックスマン、出演はジェームズ・スチュワート、グレース・ケリー、ウェンデル・コーリー、セルマ・リッター、レイモンド・バーたちである。

ヒッチコック作品に2本目の出演となったG・ケリーであるが、その美しさはここでも輝いていて、映画に花を添えるだけでなく、物語の方でもしっかりとした演技を見せている。

物語の方は、あまりにも有名であるが、簡単に記すと、足を骨折して療養中のカメラマン。彼は暇つぶしに自宅のアパートから外を覗くことを楽しみにしていた。ある日彼は、向かいのアパートのある部屋で口論をしていた妻の姿が消えたことから、夫が殺害したのではないかという疑惑を抱く。で、彼は恋人と看護人の協力を得て調査を始めるが...、というものである。

足の怪我で動くことが出来ない主人公、全編を通してのサスペンス、随所で見られるヒッチコック演出のいずれもが高次元で融合した作品であり、公開から半世紀が経た現在でも全く色褪せることのない大傑作である。とにかく、これまでも数多くのサスペンス作品は登場しているが、本作はその中でもトップ・レベルの作品であり、サスペンス・ファンであれば本作は見ておかないとモグリだと言われても当然、となる作品である。未見の方はこれからでも見ましょう!(それにしても、グレース・ケリーが美しい...)

 

裏窓

裏窓

  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
  • 発売日: 2005/07/01
  • メディア: DVD


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