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ISLEY BROTHERS『GO FOR YOUR GUNS』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1977年に発表されたアルバムである。彼らはその名の通り兄弟によるグループであり、ソウルフルでノリの良いファンキーなナンバーを展開するグループである。('70'sの時代では、彼らのようなファンキーにサウンドを奏でるグループが次々と登場したものです。)本アルバムのサウンドもファンキーなものであるが、彼らのサウンドにはロックの血潮がしっかりとあるのもまた特徴である。で、本アルバムもしっヵりとヒットを記録し、1977年のBillboard年間アルバム・チャートでは42位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位6位を記録している。(本アルバムは彼らの全盛期を過ぎた作品とも言われることもあるが、チャートの動きやヒットのスケールを考えると、少なくとも本アルバムまでは全盛期に含めるべきアルバムである。)

収録されているのは以下の全7曲である。『The Pride, Part. 1 & 2』『Footsteps In The Dark, Part. 1 & 2』『Tell Me When You Need It Again, Part. 1 & 2』『Climbin' Up The Ladder, Part. 1 & 2』『Voyage To Atlantis』『Livin' In The Life』『Go For Your Guns』。

何と言っても、オープニングの『The Pride, Part. 1 & 2』でいきなりファンキーな世界に誘い込まれるが、ノリが良く、それでいてソウルフルなサウンドは、いかにも'70'sサウンドといったものである。で、これに続いて1曲挟んだ後の『Tell Me When You Need It Again, Part. 1 & 2』『Climbin' Up The Ladder, Part. 1 & 2』と、曲名はいずれも「Part 1 & 2」となっているが、これらのいずれもがノリが良く、楽しくなってくるものである。それでいて『Footsteps In The Dark, Part. 1 & 2』は一転してのバラード・ナンバーであり、ファンキー色一色に染まっていない所もまた味がある所である。

'70'sサウンドの代表的なものの一つとしてファンキーでグルーブ感豊かなノリの良いサウンド(所謂'70'sブラコン/ソウルとも言われるもの)があるが、そういう'70'sらしいサウンドを求めるのであれば、本アルバムはお薦めである。また、アルバムとしてのクオリティも高いので、'70'sサウンドがお好きな方であれば必ず聴いてもらいたいアルバムである。また、'70'sのEW & Fがお好きな方にもお薦めしたいアルバムである。

 

Go for Your Guns

Go for Your Guns

  • アーティスト: The Isley Brothers
  • 出版社/メーカー: T Neck
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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RYUKENDO #50 [特撮]

大魔王グレンゴーストを倒したと思ったら、Dr.ウォームと一体化して等身大サイズとなって甦ったグレンゴースト。ということで、今回もたっぷりと魅せてくれる物語。で、BGMは勝利ということでJACKSONSのアルバム「VICTORY」としてみました。

等身大サイズのグレンゴーストに立ち向かうゴッドリュウケンドー、マグナリュウガンオー、リュウジンオー。しかし、グレンゴーストは強い。ゴッドリュウケンドーは最強モードになってグレンゴーストを吹っ飛ばそうとするが、モードチェンジをしようとするところにグレンゴーストの攻撃を喰らって吹っ飛ばされてしまう。また、マグナリュウガンオーとリュウジンオーもグレンゴーストの強さの前に歯が立たず、捉えられて張付にされてしまう。(新たなジャマンガ城の人柱にすると告げるグレンゴースト)

意識を取り戻した剣二はSHOT基地にいた。目の前には小町がいたが、不動と白波がどうなったかは分からなかった。更に、大魔王の魔力によって、人々はツカイマの姿に変えられていく。剣二は黙っていられず、天地の制止も聞かずに町に飛び出していく。

剣二の前にツカイマが現れる。で、変身して撃退しようとした剣二だったが、ゲキリュウケンが、これは姿を変えられた町の人たちだと言い、それを制する。で、逃げることしかできない剣二は自分のふがいなさを痛感する。

そんな剣二は、かおりさんの花屋を訪れる。が、剣二の前に現れたのはツカイマだった。しかし、「気持ちをしっかり持っていれば...」と言い、完全にツカイマにはなりきっておらず、かおりの姿になり、心の不安を剣二に訴える。が、ツカイマの姿になると剣二に襲いかかる。剣二はやむなく気絶させることで対処した。

グレンゴーストの魔力により、全人類の9割が魔物化していた。不動は魔法爆発を起こしてグレンゴーストと差し違える覚悟と言うことを口にするが、白波が待ったを掛ける。で「諦めてどうする」と励ます。

その頃、剣二もどうしたらいいのか途方に暮れていたが、ゲキリュウケンの様子がおかしくなる。で、人間体の言葉を思い出すと反応が無くなる。が、剣二の前にマスターリュウケンドーが現れ、「大魔王を倒す最後の手段があるぞ」と告げる。それはパワースポットでアルティメットキーを使うというもので、そうすれば魔弾戦士はその力を吸収して最大限パワーアップできると言うものだった。しかしこの方法にはとてつもない大きな危険が伴っていて、それはパワースポットが活性化することで大魔王も巨大な力を手に入れてしまうということだった。で、マスターリュウケンドーは剣二に問う。「世界中を危険にさらすが、それでも大魔王に戦いを挑む勇気があるのか?」これに剣二は「正直怖い」と言うも「けど、みんなの笑顔を取り戻すために、俺は命がけで戦う」と答える。するとマスターリュウケンドーは「剣二、お前は今、真の戦士となった」と言うと姿を消した。で、ゲキリュウケンが再び目覚め、剣二はパワースポットに向かった。

で、その様子を耳にしていたかおりさんが姿を変えたツカイマは涙を流し、かおりさんの姿に一時的に戻った。

パワースポットに到着した剣二はアルティメットキーを使ってアルティメット・リュウケンドーに変身する。で、力を得ることが出来た。で、その力が不動と白波にも伝わり、それを感じた二人は張付の十字架から脱出し、アルティメット・リュウガンオー、アルティメット・リュウジンオーとなる。が、グレンゴーストも力を得て、最終形態に脱皮してしまう。(その力は強大で、SHOT基地の中にいる瀬戸山もがツカイマになってしまう。)

それでもアルティメット・リュウケンドーは立ち向かっていき、三位一体・究極魔弾斬りを繰り出すが、全く通じない。剣二は何度でも出す決意でいたが、そこにリュウガンオーとリュウジンオーが姿を現す。で、ゲキリュウケンが口にする。太古の戦いで大魔王が強くなるのを恐れて使わなかったため、アルティメット化したのは一人だけだったが、今はアルティメット化した3人の魔弾戦士と獣王たちがいる。ということで、3人の究極魔弾戦士が力を合わせて立ち向かう。で、究極の九位一体必殺技を繰り出し、九位一体究極魔弾斬りで遂にグレンゴースト・究極形態を打ち倒した。大魔王は完全消滅し、ツカイマになった人たちも元の姿に戻り、めでたしめでたし。

が、これで物語は終了ではなく、次回はジャークムーンが復活ということで、まだまだ物語は続きます。(こちらは大晦日が最終回なので、あと2回あります。)

でも、初回からひたすらパワーアップし続けた魔弾戦士。最終決戦で敵も強力になるということで、東西冷戦の対立で互いに力を強力にしていく様とダブりました。(東西冷戦では、東側陣営が破綻して内部崩壊していきましたが、いま考えると虚しさだけが残るパワーアップの連続に写ります。)

 

Victory

Victory

  • アーティスト: The Jacksons
  • 出版社/メーカー: Sony Mid-Price
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

↓これから発売です。

魔弾戦記リュウケンドー9

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

魔弾戦記リュウケンドー10

魔弾戦記リュウケンドー10

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2007/01/27
  • メディア: DVD

↓これらも叩き売りコーナーにまもなく入ります。

ミクロマン ミクロアクション 魔弾戦記リュウケンドー リュウガンオー

ミクロマン ミクロアクション 魔弾戦記リュウケンドー リュウガンオー

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ミクロマン ミクロアクション 魔弾戦記リュウケンドー リュウジンオー

ミクロマン ミクロアクション 魔弾戦記リュウケンドー リュウジンオー

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

魔弾戦記リュウケンドー 超獣王ライジンリュウ  R-A12

魔弾戦記リュウケンドー 超獣王ライジンリュウ R-A12

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

魔弾戦記リュウケンドー アクションヒーロープロ リュウケンドー

魔弾戦記リュウケンドー アクションヒーロープロ リュウケンドー

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

魔弾戦記 リュウケンドー マダンキーホルダー

魔弾戦記 リュウケンドー マダンキーホルダー

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

魔弾戦記 リュウケンドー ジャークムーン R-H03

魔弾戦記 リュウケンドー ジャークムーン R-H03

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

ミクロマン 魔弾戦記リュウケンドー  遣い魔

ミクロマン 魔弾戦記リュウケンドー 遣い魔

  • 出版社/メーカー: タカラ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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Masked Rider KABUTO #45 [特撮]

御大脚本ということで何も期待しない物語。(穴だらけで、救いようのない物語でした。)そんな中、唯一の光が「銭形愛・18話」の福本/「銭形雷・1st.5話」の波野がネイティブとして登場。(が、今回は顔見せだけで...)あとは、もうどうでもいいというお粗末な物語へ加速しました。で、今回は福本のあの呆けたキャラに捧ぐと言うことでオノ・アヤコさんの「彼女の情景」(「銭形愛」の主題歌)をBGMにしました。(ここではミニ・アルバム「Jericho...」をピックアップしますが、シングル「青い鳥が逃げた」のカップリング曲でもあり、「ケータイ刑事」のサントラ盤にも収録されている。)

前回のラストから始まり、ビーファイター・カブトがワーム軍団を殲滅、ひよりは擬態天道に襲われる。(トドメを刺さないのは、物語が終わってしまうから?→やっぱり中途半端で、ご都合主義がここにもある。)分身した乃木が擬態天道に声を掛ける。で「アルマゲドン」って、名称こそちがうものの、やっぱりあのライダーの物語にする気である。

天道は倒れているひよりを発見、病院(三田中央病院)へ。で、車椅子に乗ったひよりを屋上に連れて行き、話を聞こうとする天道だったが、ひよりは語らず「僕が悪いんだ。僕が弱いから。僕がわがままだから。全部僕のせいなんだ」と自分を責めるだけ。

岬も入院した坊ちゃまを見舞う。で、しばらく顔を見せなかったじいやが飛び込んでくる。(まだ出番、あったんですね。今まで何していたの?)

睦と三島の元に根岸という男が姿を現す。「根岸さん」と言って頭を下げている睦。そこに天道が姿を見せ、紹介する睦。しかし天道は俺様キャラを発揮、根岸は「ファンになっても良いですか?」ということで、福本と同じ変なキャラでした。

街ではワームが現れ、大暴れ。駆けつけた加賀美は変身してワームに立ち向かう。影山もワームに立ち向かおうとするが、矢車は「俺がバカだった」と言って、大リーグボール要請ギブスをはめている所を影山に見せ、「俺を罰した」と口にした。→それならそれこそ東京から離れてしまえばいいのに...

回復した坊ちゃまは「クリスマス」ということで、姉と一緒だった去年のクリスマスを思い出していた。でも、じいやは病院食にナイフとフォークを用意し、坊ちゃまに食べさせようとするという変人ブリを発揮。そこに見舞いに姿を見せた岬。更に天道が現れ、坊ちゃまをゼクトにスカウトする。

サルでは、蓮華が駄洒落料理を天道に出す。クリスマス用のスペシャル料理で「栗」と「鱒」って、氷河期到来の寒さです。そこに坊ちゃまをゼクトに入れたことに反発する加賀美が飛び込んでくる。「猫の手も借りたい時だ」と言う岬に「問題大有りですよ」と加賀美は「アイツの正体はね...」と口にするが、それから先は口に出さず、「どうなっても知らないからな」と物別れで飛び出す。

坊ちゃまはアリコマンドに挨拶。で「ミサキーヌを守ること」も使命だと訓示し「ミサキーヌを守る会の結成を宣言する」と言い、大満足でいる。で、階段で足を踏み外した岬をアリコマンドが助ける。そこに坊ちゃま登場。今日中に返さないといけないビデオを返すために、レンタル店の閉店を阻止せよ、と命じる。→もう無茶苦茶。だけど、岬にも問題有り。非常事態で猫の手も借りたい時と言っていたのに、レンタルビデオだなんて、何を考えているんだ?

昼夜の区別無く人々を襲うワームにライダーたちは立ち向かう。(ドレイクも登場したが、大介は登場せず。ここにもご都合主義が...)

更に、岬もワームに襲われる。が、坊ちゃまが颯爽と登場しワームを蹴散らす。で、ズボンの裾をまくって川に落ちた岬の靴を捜すように指示を出す。靴はなかなか見つからず、アリコマンドは坊ちゃまに反旗を翻し「ついていけません」と坊ちゃまの元を去っていく。(これって当然。そもそも川に入る方がおかしい)が、岬は悪い気はしていなかった。で、靴を見つけた坊ちゃまは、クリスマス・デートを申し込むと、それを受ける岬。それからの坊ちゃまはクリスマス・プレゼントの手編みのマフラーを作り始めるが、結局はじいが...(これは予想通りでしかない。)

矢車と影山に会った天道と加賀美。「お前たちも手を貸せ」と天道が言うが、大リーグボール要請ギブスを見せて拒否。で、「一瞬でも奴らを宛にした俺がバカだった」と天道。

坊ちゃまとデートすることを知った加賀美は岬に食ってかかる。「この緊急事態にデートなんかじゃない」と言うのは最もだが、坊ちゃまの正体は口に出来ない。が、その後、岬の行動を監視する加賀美も何を考えているのやら...

デート当日、寝坊した坊ちゃまは大慌て。渋滞に巻き込まれると、車を降りると走って行く。が、途中で乃木が姿を現し、カッシスワーム・グラディウスの姿になり襲いかかる。坊ちゃまもサソードに変身し、バトル開始。が、カッシスワーム・グラディウスに吹っ飛ばされて歩道橋から転落。すると光に包まれる。それを三田の儀は坊ちゃまの正体を見抜き、それ以上の攻撃はしなかった。

その頃、天道の前にも(もう一体の)乃木が現れ、こちらも変身しバトル開始。ハイパーキャストオフで雑魚ワームを一蹴した。

岬の待つ場所に現れた坊ちゃまだったが、ふらふらしている。で、苦しみだし、スコルピオワームの姿になり、岬に襲いかかった。(で、以下次回へ)

坊ちゃまの正体を遂に岬が知ることになったという進展以外は、またもここに来て風呂敷を広げただけの内容のない物語でした。(福本、もとい根岸も何のために登場したのか?)で、次回は年内最後の放送です。(残りも4回

 

Jericho...

Jericho...

  • アーティスト: オノ・アヤコ
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2003/07/09
  • メディア: CD

青い鳥が逃げた

青い鳥が逃げた

  • アーティスト: オノ・アヤコ, コモリタミノル, 渡辺なつみ, 小野綾子
  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2002/11/13
  • メディア: CD
ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

 ↓福本 はこちら

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

↓波野はこちら

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

↓こっちの方がまだ面白い...

ビーファイターカブト VOL.5

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2007/03/21
  • メディア: DVD

↓これを坊ちゃまに...

棒針で編むはじめてのマフラー

棒針で編むはじめてのマフラー

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 雄鷄社
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本

↓「大リーグボール要請ギブス」はこれですね

巨人の星コンプリートBOX Vol.1

巨人の星コンプリートBOX Vol.1

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/09/08
  • メディア: DVD

巨人の星コンプリートBOX Vol.2

巨人の星コンプリートBOX Vol.2

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/09/08
  • メディア: DVD

巨人の星コンプリートBOX Vol.3

巨人の星コンプリートBOX Vol.3

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2006/09/08
  • メディア: DVD

巨人の星 コレクターズボックス 青雲編 Vol.3

巨人の星 コレクターズボックス 青雲編 Vol.3

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 2001/07/20
  • メディア: DVD

↓ついでにこれらも

アルマゲドン

アルマゲドン

  • 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: DVD

仮面ライダー555 Vol.13

仮面ライダー555 Vol.13

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2004/09/21
  • メディア: DVD

仮面ライダー龍騎 Vol.12

仮面ライダー龍騎 Vol.12

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2003/11/21
  • メディア: DVD


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Boukenger task42 [特撮]

前回徹底的に破れたボウケンジャーということを受けた物語だったが、今回はあっさりと決着が付いてしまったお話でした。(やっぱり次回は年内最後の放送(大晦日は放送はお休みです。)であり、更にはクリスマスということで、クリスマスネタに走るという営業戦略が...)せっかく盛り上がっているだけに、これではあんまりにも都合が良すぎて興ざめてしまう...例年のこととはいうものの、物語がしっかりしているだけに特にクリスマス・ネタに走る必要はないし、残り回数を考えても、ここでクエスターと完全決着をつけるのは早いと思いますが...(でも、亡霊となってもう一度出現するということは十分に考えられる...) で、BGMはKAANAのMAXI SINGLE「Dear Sweet Love~夜明けと落日に~」ということでクエスターに捧げることにしました。

こてんぱんに敗れたボウケンジャーは5人ともが負傷し、基地に戻って治療中、更に、アルティメットダイボウケンとダイボイジャーは大破、ズバーンはしばらく行動不能、シルバーくんは石化、ということでMr.ボイスは「命令違反」のことを口にする。→結構根に持つ奴ですね。Mr.ボイスは... でもあれだけやられて「大破」ということは、爆発して粉々になったということではないですね。

で、ゴーゴービークルの修理で大わらわの牧野。チーフの指示は「ビークルの修理を待つ。それまでは総員待機だ」。

映士は幼少時に育った家出母・ケイと食事をしているが、仲間達のことが頭をよぎっていた。で、玄関にいる映士を呼び止めるケイ。映士は一緒に戻る方法があるかも知れないと言うが、ケイは戻れない、一緒にここにいて、と映士にすがりつくが...

クエスターは街にホムンクルスで乗り込み大暴れ。ボウケンジャーはなすすべもない。チーフは何かをPCでチェックすると、「牧野先生の様子を見てくる」と言い残して出て行くが、さくら姉さんはチーフの様子がおかしいことを感じていた。

サイレンビルダーが出動。ホムンクルスに立ち向かう。操縦していたのはチーフだった。で、さくら姉さんは先ほどチーフがPCで調べていたことが気になり、チェックする。

ホムンクルスの攻撃を何とかかわしているレッドだったが、やはり力の差があり、攻撃は通じず、ピンチに。戦力差は歴然ということをレッドは痛感するが、それでも諦めていなかった。で、ホムンクルスを山間部におびき出す。その時、調べていたさくら姉さんはチーフの考えが分かった。で慌ててチーフに連絡を取ろうとするが、レッドはその無線を切り、自爆スイッチを用意する。さくら姉さんはそのことが分かっていて、必死で叫ぶが応答はない。(あの冷静なさくら姉さんが取り乱すのだから、これはチーフ・ラブの範疇ではないですね)

ホムンクルスとサイレンビルダーの戦闘を見ている風のシズカは「クエスターなんてやられちゃえばいいのに」と言いながらも「でも、ボウケンジャーを応援するのも何か複雑...」というのは正直な所ですね。また、「あのホムンクルス、先々邪魔になる」とリュウオーンは口にするが、やっぱりガジャが全てを持って行く発言「願わくば、互いにつぶし合ってくれればよいのだが...」で締めてくれる。やっぱり同じことを考えているそれぞれの組織の考え方は違っていて、手を組んだとしても内部崩壊するというのは明らかです。

レッドは臨界点を越えるのを待っていた。で、決着をつけようとして組み合うサイレンビルダーとホムンクルス。で、レッドはネオ・パラレル・エンジンを臨界点まで加速させ、自爆することを口にする。で、スイッチに手を伸ばす。

「止めてください、チーフ!」とさくら姉さんの声がする。4人は4台のゴーゴービークルで駆けつけてきた。(「大破」というのに、応急処置とはいうもののもう動くなんて、軽傷だったとしか思えませんが...)で、色々とチーフのことを口にするみんな。でも、やっぱりさくら姉さんの言葉だけは他の3人よりもずっと重みがある。「私たちはチームのはずです」で、結局自爆は止めて「みんなで力を合わせて戦う」ということにしたチーフ。(戦隊の基本は「みんなで力を合わせて戦う」であって、一人のヒーローじゃないんですよね。)

で、反撃に出るボウケンジャーだったが、やはり歯が立たない。そんな中、ゴーゴービークルの全ての応急修理が完了と牧野から連絡が入る。応急処置と言うことでアルティメット・ダイボウケンにはなれないとはいうものの、もう動くなんて、やっぱり「大破」というのは嘘ですね。(年末進行スケジュールに合わせるご都合主義という展開でもある...)

映士は元の世界に戻る決意をし、それをケイに告げる。そして「いつかまた会いに来る」とも言う。決意を口にする映士だったが、ケイは「行かせない」と言うとその正体を現した。ケイはオウガだった。で、映士の家は幻で、それが消え、砂漠に経っている映士とオウガ。

ダイボウケン、ダイタンケン、サイレンビルダーのトリオでホムンクルスに立ち向かうボウケンジャー。(だから、あの敗北は何だったの?何処が「大破」というの?)が、やはりホムンクルスには通じなかった。

映士とオウガのバトルの中、本当のケイの声が響き、映士の前に錫杖が出現する。で、それを手にした映士はオウガにトドメを刺して魂滅した。で、元の世界(基地)に戻り、石化した姿から元に戻った。

ホムンクルスに追い込まれるボウケンジャー。クエスターはトドメを刺そうとするが、そこにゴーゴーボイジャーに乗ったシルバーが助けにやってきた。で、6人揃ったということで、総攻撃を開始するボウケンジャー。次々と必殺技を繰り出し。ボイジャーダイボウケンでホムンクルスに突進していき、更に、ズバーンを加えた必殺技でホムンクルスを粉砕した。(でも、ズバーンの修理(?)も都合良すぎない?)

ガイとレイはメルクリウスの器を持って脱出し、新たなホムンクルスを作り、再度ボウケンジャーに挑もうとするが、ボウケンジャーが底に駆けつける。で、決着をつけるということで、6人は変身。(久しぶりのたっぷりと見せる)名乗りからバトル開始。シルバーがガイと、他の5人はレイと対決。シルバーはサガスナイパーでガイを貫き、ガイは大爆発。続いてデュアルクラッシャーを喰らったレイも大爆発。で、クエスターは滅んだ。

プレシャスも回収した一同だったが、映士はガイとレイの墓を作る。で、「クエスターを倒したんですね」と蒼太が口にするも「だが、まだ終わった訳じゃない」とチーフは締めました。

前中後編という三部作という形でクライマックス編に突入したものの、その締めくくりがこれではねぇ... (まあ、戦隊らしいと言ってしまえばそれまでですが...)ということで、今回は「先輩戦隊に捧ぐ」は認定しないことにしました。

次回は年末(年始)恒例のネタで、クリスマス・ネタの物語。で、「アギト」の真魚ちゃんがゲスト。ということはクライマックスに繋がるドラマからは少し離れたものになるだろうし、やっぱり戦隊の物語が大きく動いて一気に突き進むのは年が変わってからのようですね。

30戦隊大全集の39回目(「歴史上の初」を扱った「スペシャルファイル」の9回目)は「初の3号ロボ」ということで、「ジェットマン」のテトラボーイの紹介。更に、操縦しなくても動くと言うことで、「オーレンジャー」のタックルボーイ、「ゴーゴーファイブ」のライナーボーイ、「タイムレンジャー」のタイムシャドウの名前が出てくる。で、その後は「ジェットマン」10話に出てきたカップ・ラーメン「陽気なアコちゃん」を食べる一同。(しかも、子機もに「陽気なアコちゃん」が流れる。)→このカップ麺、1個10円だったんですよね。(でも、これを食べると...)→コアなネタを出してきたものです。そう言えば、この時に登場したゴッドラーメンって、楽しいキャラでした。(尚、この物語は御大脚本ではありませんでした。)

 

Dear Sweet Love~夜明けと落日に~

Dear Sweet Love~夜明けと落日に~

  • アーティスト: KAANA, GORE-TEX, DJ WATARAI, DABO
  • 出版社/メーカー: 東芝EMI
  • 発売日: 2001/01/17
  • メディア: CD

↓今週の30戦隊

鳥人戦隊ジェットマン VOL.1

鳥人戦隊ジェットマン VOL.1

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/06/21
  • メディア: DVD

「鳥人戦隊ジェットマン」コンプリート・ソングコレクション

「鳥人戦隊ジェットマン」コンプリート・ソングコレクション

  • アーティスト: TVサントラ, 影山ヒロノブ, 若松俊秀, 森の木児童合唱団, 副島俊直, SHINES
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1997/04/19
  • メディア: CD

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 鳥人戦隊ジェットマン

<スーパー戦隊シリーズ 30作記念 主題歌コレクション> 鳥人戦隊ジェットマン

  • アーティスト: 影山ヒロノブ, 荒木とよひさ, つのごうじ, 山本健司
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/22
  • メディア: CD

↓玩具をいくつか。(年が明けると在庫を抱えるお店は叩き売りに入ります。)

轟轟戦隊ボウケンジャー 超絶轟轟合体DX ダイボイジャー

轟轟戦隊ボウケンジャー 超絶轟轟合体DX ダイボイジャー

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体 DXダイボウケン

轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体 DXダイボウケン

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

轟轟戦隊ボウケンジャー 大剣人ズバーン

轟轟戦隊ボウケンジャー 大剣人ズバーン

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体 DXサイレンビルダー

轟轟戦隊ボウケンジャー 轟轟合体 DXサイレンビルダー

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー

轟轟戦隊ボウケンジャー 超回転武装デュアルクラッシャー

轟轟戦隊ボウケンジャー 超回転武装デュアルクラッシャー

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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恋日・ニュータイプ11話 [ドラマ]

第11話となる今回の物語は「初恋を成就せよ!」という物語で、ユリと下良が登場する物語(下良の初恋物語)である。全13話の本作であるが、今回の登場で、ユリと下良は一応過半数に登場したことになった。(でも、1クールで終わるには、あまりにももったいない物語である。)で、今回は下良が主役と言ってもいい物語でもある。そんな中、多々野ユリは前髪を少し切っていました。そんなに大きく雰囲気が変わるということはありませんが...

今回は「ユリ&下良」が登場する物語なので、冒頭は「多々野ユリ、16歳、超能力者。だが、彼女はまだ自分の能力に気がついていない。下良隆三、ハイパーサイエンス研究所所長。彼は自分に超能力がないことを隠している胡散臭い男である。これは、そんな二人が究極の超能力者・みのるの持つ莫大な財産を譲り受けようと悪戦苦闘する、おかしくもほろ苦い、ハイパーサイエンス・ドラマである」というナレーションで始まり、OP主題歌「片翼の神」がこれに続き、そして本編となる。それではいつものように、長文&ネタバレありで本編に行きます。

ハイパーサイエンス研究所。下良が「まさかこんなことになるなんて、不思議なことも...」と言ってネクタイを選ぶ作業をしている中、ユリは下良に届いた中学の同窓会の案内を見ていた。(12/10に須走中学校で行われる。)で、下良の母校は、小山町立須走(すばしり)中学校で、昭和46年度卒業生ということが判明しました。(つまり、下良が生まれたのは、昭和31年4月2日から昭和32年4月1日の間と言うことになる。→今年(2006年)に50歳になったと思われる。(早生まれだったら49歳になった。))で、下良は「ただの同窓会じゃないぞ、天使と再会できるんだ」と言って浮かれている。というのは、男子学生のあこがれの的だった白川光代(しらかわ・みつよ)に会えるというのである。ユリは「もしかして、下良さんの初恋の人?」と尋ねるが、その通りだった。が、下良は「どうしてそれが分かったの?既に君は私の心を読んでしまったな」と言うが、ユリは「誰だって分かりますよ」と言いました。(超能力が無くても、下良の浮かれ方を見たら分かります。)

そうしていると「わしじゃ、わしじゃ」とスタンプおじさん(今回、ユリは何も言いませんでしたが...)からの着信があった。ユリが携帯に出ると「わしじゃ。今回のミッションを送るから、しかとお聞き。終わり」といつもの通り。で、ユリがそのミッションを聴くが、下良は聴こうともしなかった。で「来ました」とユリが言うも、「今日はよろしく」と下良はミッションを相手にしなかった。ユリが「ミッションは?」と尋ねるも「天使の方が大事なの」と下良。「でも、行き先同じじゃないですか。須走中学の同窓会で困っている人がいるって」とユリ。これに下良は「何だって?」と言ってメガネを外しました。(で、ここでサブタイトル。今回はユリ&下良の物語なので、バックの絵の具の色は当然「」でした。)

同窓会が行われる須走中学校にやってきた二人。下良は校舎を見て「すっかり変わっちゃったなぁ~」と感慨深げでいるが、ユリは「35年も経ってるんですよ。変わって当然じゃないですか」とおっしゃるとおりです。(下良も「まあな」と一応は冷静のようです。)そうしていると「もしかして、下良くん?」という声がかかる。で、校庭の方を振り返る下良。すると視線の先にいたのは白川光代だった。「やっぱり、下良くんだ。懐かしい...」と言って下良の側にやってくる光代。下良は変わらない光代の美しさに照れて光代に「綺麗だ」と口にしました。

そんなやりとりの中、光代がユリに気づき「あら、娘さん?」と尋ねるが「まさか、アシスタントなんだよ」と言う下良。(銭形愛ちゃん&ちゃんだったら、何度か「五代さんの」ということを言ったことがありましたが、ユリはそうは言わないんですね。)で、ハイパーサイエンス研究所の所長をやっていると言うことを語る。「立派になったのねぇ」と言う光代に、ユリが「ユリです」、続いて下良が「下良です」と言うと、光代は「ユリ・ゲラー?いやあ、懐かしい~」と言いましたが、「ユリ・ゲラー」と言うのが出てきたのは久しぶりです。ユリは光代に「天使さんですよね?」と尋ね、下良が「光代さんは天使だって、ねぇ下良さん」と言うユリに「余計なことは言うなよ」と下良。(こういう場合は、まあお約束でもありますし、まあ良いでしょう。)

三人は校舎の中に入り、階段を上っている。そんな中、ユリが下良に「困っている人って、光代さんじゃないんですか」とそっと言うと、下良も「いや、私も今、そう思ってたんだけど、聴いてみようか」と言い、光代に尋ねた。すると、光代は、高校生の息子が難病で、(ここで下良は、光代に高校生の息子がいると言うことにショックを受けるが、ユリが「35年経っているんですよ。色々あるに決まってるじゃないですか」と、こういう所はしっかりしています。が、下良の言う「頭では分かっているんだけど、気持ちがね...」と言うのも理解できます。)外国でなければ手術が受けられず、その手術費用として3000万円が必要だという。離婚した現在、なかなかお金が貯まらず、また、急がないと息子の命が...ということで、焦っていた。マンションを売ったりしたが、あと500万がどうしても足りないということだった。

そんな中、音楽室に行った3人。そこには(音楽室だったら当然ですが)グランドピアノがあり、光代は「ねえ、弾いて」と下良に言う。ユリは「下良さん、ピアノ弾くんですか?」と言うと光代が「プロ級だ」と言う。「そんなことはない」と言う下良だったが、学生時代の話をして、「(下良から)たくさん励ましたもらったなぁ」と光代。その言葉で下良はピアノに向い、引き始める。(いやぁ、下良にそんな才能があったとは...)で、下良がピアノを祖いていると、何人かの下良の同級生たちが音楽室に入ってくる。で、久しぶりの再会ということになる。(でも、どう見ても男性陣の一人は同級生には見えないのですが...(恩師と考えたら若い感じがするし...でも、大卒直ぐの先生だったら、10歳も離れていないから、そういう解釈も出来ないこともありませんが...))

ハイパーサイエンス研究所に戻ってきたユリと下良。下良は光代のために500万というお金を工面するとして、あるものを捜していた。ユリも「だけど500万なんていう大金、どうやって用意するんですか?」と尋ねる。が、「あったぞ」と言って下良が取り出したのは特許証だった。(特許第306061S号、発明の名称「テンカゴメ~ン」というものでした。→特許番号が7桁で「3」から始まるのはそれらしいのですが、特許番号にアルファベットは含まれないのですが...)これは火を使わなくても点火できるライターの特許証で、これを売ってお金を作ろうと考えたのだった。で、ユリが「待ってください。それって、下良さんのインチキ・グッズの中で、唯一ちゃんとした発明品じゃないですか」「とにかくその特許は研究所の大切な収入源です」と止めるが、下良は「他に言い方はないのか」「光代さんは困っているんだ、放っておけないよ」と言い、売りに行きました。

後日、その特許を売り、お金を作った下良は、ある喫茶店に光代を呼び出した。(ユリも同行している。→ということは、納得したということでしょうね。)で、封筒に入れた金を光代に渡す下良。「400万ある。残りは工面して渡すから」と言う下良。(500万にはならなかったのでした。)光代は「どうしたの、このお金?」と尋ねるが「いいんだよ」と訳を言わない下良。「ちゃんと言ってよ」と光代。で、ユリが「発明品の特許を売ったんです」と説明する。「そんな大事なものを...」と言う光代に「また新しい発明をする楽しみが出来たんだ」と言う下良。光代は「ダメ、受け取れないわ」と言ってお金を返すが、「いいよいいよ」「使ってよ」と下良は何度もお金を受け取るように言う。で、結局光代はそのお金を受け取った。でも「今度も研究所の方にご挨拶に伺うわ」と言ってお礼を言って別れ、足早に去っていく。この時、イヤリングを落とした光代。それに気づいたユリは「あっ、落ちましたよ」と言うが、光代はそれに気づかず去ってしまった。で、下良がそのイヤリングを拾い、ユリはそれを見ると「結構、高そうですね」と口に出す。が、下良は「そうなの、女物だからよく分からない」ということだった。で、今度、光代が研究所に来たときに返すことにして、そのイヤリングをユリに渡す。

イヤリングを手にしたユリは、その瞬間にサイコメトリーで残留思念を読み取った。ユリが見たのは、ホテルで男と乾杯をしている真っ赤な服を着ている光代が「息子の手術代があと700万足りないの」と言っている所、更に、別の男には和服姿で「息子の手術代があと300万足りないの」と言っているところだった。下良が「どうした?」と尋ねると「今の見えませんでした?」と言うユリ。下良は「今のって?」と問うが「ううん、何でもないんです」とそれ以上のことは言わないユリでした。下良は「研究所に戻るぞ」と言い、帰って行くが、ユリは光代が消えた方向を見て、疑惑を持ちました。(ここでAパート終了。経過時間は13分半を回った所で、Bパートは12分弱ということになります。)

後日、ハイパーサイエンス研究所。下良は花束を抱えて、頭の中は光代のことで一杯になっていた。「どうしたんですか、それ?」と尋ねるユリに「光代さんが来るんだよ」と答える下良。(完全に我を忘れています。)一方ユリはあの時見えた光代の姿は下良も見えてたはずだが、どうして黙っているのか分からなかった。で、もしかして、光代のためにわざと黙っていると考える。が、これは本当に正しいことなのか疑問にも感じていた。(ユリは今でも下良が超能力者で、自分には超能力がないと思っていますからね...)そうしていると、玄関チャイムが鳴り、光代がやってきた。迎えに出る下良に「来ちゃった」と言う光代。で、「どうぞ」と中に入れる。で、まずは「これ、俺から」と言って手にしていた花束を光代に渡す下良。光代は「綺麗、ありがとう」と言ってお礼を言い、続いて「これ、食べてくれない」と言って作ってきた弁当が入ったバスケットを下良に渡す。

光代が作った料理を目の前にして、それを口に運ぶ下良。ユリもどうぞ、と言われて食べると「おいしいです。」で、下良は「多々野くん、君も光代さんに習って手料理の一つぐらい覚えなさい」と調子の良いことを口にする。で、「こうなるとワインちょっとでも飲みたくなっちゃったな」と漏らす下良。光代が「私、買ってきます」と言うが「お客様はここで待っていて」と言って、下良は立ち上がって鼻歌を歌いながらワインを取りに席を外した。で、ユリと光代の二人がこの場に残った形となった。

女二人になると、光代がユリに切り出した。「で、どうなのかしら?」「何がですか?」とユリが尋ねると「決まってるじゃないの、残りのお金よ」と光代。で、下良のことだからちゃんとやっていると思っている光代だったが、ユリはポケットから光代が落としたイヤリングを取り出し、「これ、こないだお忘れになったんで」と言ってイヤリングを返そうとする。で、光代はユリの側に移動して「ありがとう」と言ってイヤリングを受け取る。ユリは「かなり高価なものですね」と切り出すと「そうねぇ。だから?」と光代の表情が一変する。「どうして売らないのかなぁって?息子さんの手術代の足しになると思うんですけど...」と言うユリに「何が言いたいの?」と尋ねる光代。「別に...」と答えるユリだったが「あんた、何処まで知ってるのよ」とキツイ口調になる光代。が、「まあいいわ」とそれ以上は言わず「いくつ、年?」と話題を変える。「16ですけど」と答えるユリに「恋愛したこと無いでしょう」と言いだし、「恋愛は勝ち負けよ。恋をする人間とされる人間の」ということで、本性を現しました。(下良は今恋をしていて、今幸せなはずと言う光代。)

そうしていると下良が赤ワインと白ワインの瓶を抱えて戻ってきた。で、光代は元の猫を被った姿に戻る。で「赤ワイン」と光代がいい、下良が開けようとする。ユリは未成年と言うことでジュース(こういう所はやっぱりしっかりしています。)いうことで、冷蔵庫にあるからと言う下良の言葉で立ち上がり、それを取りに行くユリ。(「グラスもね」と注文する下良。)で、途中で振り返って下良の様子を見るユリだったが、下良は浮かれているだけだった。

夜になり、光代は帰り、下良が光代を駅まで送ってきたと言って戻ってきた。で「来週の火曜と水曜、休んじゃっていいからね」と言う下良。「どうしてですか?」とユリは尋ねるが、下良は光代と温泉に行く約束をしたという答えだった。で、このままいけば結婚をということを考える下良は、「超能力一筋に生きてきた私も、とうとう身を固める日が...」と言って「頑張って残りの金を作っちゃうぞ」と宣言する。それを耳にしたユリは「下良さん!」と言って立ち上がり、下良を睨みつける。で「どうしてですか。どうして黙っているんですか?」と問う。下良は「何のこと?」と言って分からない様子だったが、「知ってるんですよね、光代さんのこと」とユリ。すると「そりゃあ知ってるよ」と返す下良。しかしユリは「彼女が詐欺師だってことも」と遂に口にした。が「何をバカなことを言ってるんだ、君は...」と下良は相手にしない。で、ユリは「こないだ、アクセサリーを拾った時、下良さん、サイコメトリーしたじゃないですか。私、あの時、伝染して見えちゃったんです」と言い、光代が多くの男からお金を受け取っていること、もしかしたら息子さんなんて本当はいないのかも、と口にする。が、下良は「いい加減にしろよ。君だって、言って良いことと悪いことがある」と言って怒りました。で、「飲み直してくる」と言って出て行きました。→この部分は、今後の物語の伏線にもなるはずだと思います。

夜の街を歩いている下良。ふと立ち止まると、キャッシングの店の看板が目に入る。で、少し考えるが、その看板の店に入っていく。で、下良が店に入っていくところをコート姿の男がチェックしていました。(更に、スーツ姿の男がもう一人コート姿の男の後ろにしました。)

小山町立須走中学校。音楽室でピアノを演奏している下良、側にいるユリ。そこに光代が姿を現す。で「その曲も好きだったなぁ」と言う光代は下良の側にやってくる。立ち上がった下良はスーツの内ポケットから封筒を取り出すと「残りの100万」と言ってその封筒を光代に渡す。光代は「有り難う、本当に感謝するわ」と言って下良の手を握る。で「あのねぇ、光代さん...」と下良は話を切り出そうとするが、「ゴメンね、あんまり時間がないの。息子の見舞いに行かなければならないから...」と光代は言うと、お金の封筒を手にして逃げるように音楽室から出て行こうとする。下良は「嘘だよな。騙してなんかいないよね」と尋ねる。一瞬の間があるが、光代は振り返ると「当たり前でしょう」と笑顔を下良に見せる。で、音楽室から出て行こうとする。


が、「そこまでだ」と言う男が光代の前に現れた。下良は「何なんですかあなた達は?」と尋ねると、コート姿の男は警察手帳を見せて「城南署のものです。あなたの後をつけさせてもらいました。この女と接触すると思われましたんでね」と言う。で「えっ?」と驚く下良。コート姿の男は光代から封筒を奪うと「このお金は証拠品として預からせてもらいます」と言うと、「白川光代、連続詐欺容疑で逮捕する」と言って光代を逮捕した。で、もう一人のスーツ姿の男が光代に手錠を掛けた。すると光代の形相が変わり、下良を睨みつけ「騙したのね。分かってて呼び出したんでしょう」と下良に八つ当たり。が、下良は「何でだよ、何でそんなに変わっちまったんだよ。僕の知っている君は...」と言うも「止めてよ、本当に変わらないね、下良くんは。おめでたい人」と言い残すと、刑事が光代を連行していった。で、下良はただ呆然とそれを見ているだけだった。

ハイパーサイエンス研究所に戻ったユリと下良。ユリは雑巾を手にしてお掃除をしているが、下良は瞑想していた。で、それを見たユリが「大丈夫ですか?」と声を掛けると、立ち上がった下良は「全然大丈夫、元気いっぱい!」と強がりを口にする。そこに「わしじゃ、わしじゃ」とみのるの着ボイスで携帯が鳴る。で、ユリが出ると「わしじゃ。それもまた人生。ポン!。終わり」ということでした。で、ユリがスタンプカードを開くと、5つ目のスタンプが押されました。が、それを見たユリは「どうしてスタンプが付くの?光代さん、逮捕されちゃったのに...人助けになんてなってないはずなのに...」と口にするそれを耳にした下良は「もしかしたら、光代さんは間違った方向に行ってしまった自分を誰かに止めて欲しかったのかも知れないよ」と言う。(この辺りは16歳のユリと50歳の下良の人生経験の差ですね。)で、ユリに「辛気くさい顔しないの、いくよ」と言うと、黄色いマラカスを手にした下良が「ユリちゃん」と言い、ユリは赤と緑のマラカスを手に「いただきマンボ!」そして画面には「Mission complete」の文字。

今回の物語は、下良が中心の物語だったが、やはりほろ苦さのある物語でした。が、残りのことを考えると(次回はユリ&下良は登場しない物語と思われる。)、ユリが下良の超能力に疑問を持つという伏線もありましたし、最終回に一波乱ありそうな準備はしてありました。また、現在入院中で全治三ヶ月というユリのお父さんもそろそろ退院になりますからね。

途中の3分間のCMの「3ミニッツ・ストーリー ~天使の棲む街」の方も、今回は新キャラ(黒い天使)が登場しましたが、こちらもあと2回で結末を迎えるはずですが、こちらもクライマックスを迎えるにしては残りの回数が少ないぞ...

次回の物語は「魔女のクリスマス」という物語であり、前回登場した津木野ユリが再度登場する物語である。(怜奈先生も登場する。怜奈とコンビを結成したようです。)それにしても、内藤怜奈も津木野ユリもそうだが、そのコンビというのも1クールは十分に物語が作れるキャラであるだけに、あと2回で終了するなんて本当に惜しい。(が、「恋する日曜日」の第3シーズンというのも大歓迎なのですが...)また、怜奈先生と津木野ユリというコンビで動くところを見ると、「ケータイ刑事」で、銭形の相棒となる刑事が女性刑事というのも見たくなりました。(でも、他の刑事ドラマでそれなりの活躍のある女性刑事となると、そう多くはいないですし...)

今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)今回の問題は「下良の初恋の相手とは?」と言う問題ものでした。選択肢は「中学校の同級生」「大学の同級生」「小学校の先生」「大学の先生」の4つ。(正解は「中学の同級生」です。それにしても、下良くんの初恋は遅かった方なんですね。)

みのる超能力教室。「今日も超能力テストの続きじゃ」ということで、テーブルに置かれたトランプの一番上の一枚を手にして「このカードの中身を当ててもらおうか」と言うみのる。で「前回はうっかり寝てしまったけど、今回は大丈夫よ」と自信満々でいる。が、すかさずコックリとなるみのる。そこに「わしじゃ、わしじゃ」の着ボイスで携帯が鳴る。で、みのるは「ほら、目覚まし掛けて大正解」と自慢げに言いました。(でも、結局「超能力テスト」は実施されませんでした。)尚、みのるが目覚ましに使った携帯はF902iSで、色はゴールドフロストです。

(今回はこの後のCMは「飲酒運転撲滅キャンペーン」ではありませんでした。)

 

↓本作品とは違う正統派の「恋日」です。(「恋日」第2シーズンの作品です。)

恋する日曜日 ラブソング コレクション DVD BOX

  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2007/02/07
  • メディア: DVD

 ↓「同窓会」ということで

同窓会 DVD-BOX

同窓会 DVD-BOX

  • 出版社/メーカー: バップ
  • 発売日: 2003/10/22
  • メディア: DVD

同窓会

同窓会

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 2005/06/03
  • メディア: DVD
同窓会~Dear My Friends~

同窓会~Dear My Friends~

  • アーティスト: 岡本真夜, 島田昌典, 岩瀬聡志
  • 出版社/メーカー: エイベックス イオ
  • 発売日: 2006/10/25
  • メディア: CD
 
↓「初恋」ということで
初恋

初恋

  • アーティスト: 矢井田瞳, 村田昭
  • 出版社/メーカー: 青空レコード
  • 発売日: 2006/11/01
  • メディア: CD
初恋~浅き夢みし

初恋~浅き夢みし

  • アーティスト: 村下孝蔵, 水谷公生
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1990/10/15
  • メディア: CD

初恋

  • アーティスト: 村下孝蔵
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1989/03/20
  • メディア: CD
初恋 プレミアム・エディション

初恋 プレミアム・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: DVD
初恋 スタンダード・エディション

初恋 スタンダード・エディション

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/11/24
  • メディア: DVD
オードリー・ヘプバーンの初恋

オードリー・ヘプバーンの初恋

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2004/06/25
  • メディア: DVD
ルーカスの初恋メモリー

ルーカスの初恋メモリー

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/08/18
  • メディア: DVD
 
↓「特許」ということで
産業財産権四法対照法文集〈平成19年度版〉

産業財産権四法対照法文集〈平成19年度版〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: PATECH企画
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: -
特許・実用新案出願のしかた

特許・実用新案出願のしかた

  • 作者: 塩野谷 英城
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
標準 特許法

標準 特許法

  • 作者: 高林 龍
  • 出版社/メーカー: 有斐閣
  • 発売日: 2005/12
  • メディア: 単行本
誰が本当の発明者か

誰が本当の発明者か

  • 作者: 志村 幸雄
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2006/08/18
  • メディア: 新書
↓「詐欺師」ということで
詐欺師ハンドブック―基礎編から応用編まで

詐欺師ハンドブック―基礎編から応用編まで

  • 作者: ジョエル レヴィ
  • 出版社/メーカー: トランスワールドジャパン
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
詐欺師入門―騙しの天才たち その華麗なる手口

詐欺師入門―騙しの天才たち その華麗なる手口

  • 作者: デヴィッド・W. モラー
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 1999/09
  • メディア: 単行本
華麗なる騙しのテクニック 世界No.1の詐欺師が教える

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  • 作者: フランク・W・アバグネイル
  • 出版社/メーカー: アスペクト
  • 発売日: 2003/12/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方―人はこうして騙される

詐欺師と虚業家の華麗な稼ぎ方―人はこうして騙される

  • 作者: 山崎 和邦
  • 出版社/メーカー: 中経出版
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本
NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち

NINE QUEENS 華麗なる詐欺師たち

  • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
  • 発売日: 2006/04/28
  • メディア: DVD

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HEART『DREAMBOAT ANNIE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1976年に発表された彼女たちのデヴュー・アルバムである。デヴュー・アルバムであって完成度が高いアルバムであり、直ぐにブレークしたのも納得の内容である。サウンドは'70'sサウンドが全開であるが、現在でも色褪せることのないものであり、とても聴きやすいものである。また、静と動のバランスもよく、ヒットしたのも頷けるものである。本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートで最高位7位を記録し、1976年の年間アルバム・チャートでは49位、翌1977年の年間アルバム・チャートでは22位にランクインするロング・ヒットを記録している。

収録されているのは以下の全10曲である。『Magic Man』『Dreamboat Annie (Fantasy Child)』『Crazy On You』『Soul Of The Sea』『Dreamboat Annie』『White Lightning & Wine』『(Love Me Like Music) I'll Be Your Song』『Sing Child』『How Deep It Goes』『Dreamboat Annie (Reprise)』。

本アルバムは、アルバム・タイトル・ナンバーである『Dreamboat Annie』を軸にしているが、この曲がまた聴きやすい曲であり、とろけてしまいそうになる。筆者のお薦め曲は、複数の形で収録されている『Dreamboat Annie』と『Magic Man』と『Crazy On You』。とにかく、静と動の鼓動が絶妙で、上手くまとめ上げられている。

HEARTと言えば、アン&ナンシーの姉妹が看板であるが、本アルバムでは二人だけでなくメンバー全員の結束感も強く、それがコンセプト・アルバムとしての構成にも好影響を与えている。後の大ヒット曲も数多くあるHEARTであるが、その原点である本アルバムは忘れることの出来ないアルバムである。じっくりと聴いてもらいたいアルバムである。

 

Dreamboat Annie

Dreamboat Annie

  • アーティスト: Heart
  • 出版社/メーカー: EMI-Capitol Special Markets
  • 発売日: 1995/06/16
  • メディア: CD


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