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ケータイ刑事銭形雷16話[改訂版] [ケータイ刑事]

まずは、劇場版「ケータイ刑事THE MOVIE 2」に関する新情報から。3/10の新宿トーア、3/11の動物園前シネフェスタ&シネラリーベでの舞台挨拶が決まりました。尚、現時点では時間や誰が出るということは発表されていません。あと一ヶ月ちょっと、近づいてきましたね。(MBSの放送では、去年のようにチケットプレゼントを期待していますが、今回はまだありませんでした。)

では今回の物語の方へ。第16話「推理王は誰だ? ~名探偵の助手殺人事件」であるが、この物語はちょっと曰く付きの物語でもある。というのは、これがBS-iで放送されたのは2006/4/15だったが、この時、プロ野球中継の延長によって、放送時間が10分繰り下がり、その関係のテロップが表示されたのである。今回のMBSの放送ではそう言うことはないので、余計なテロップもないのですけど...

で、物語の方は名探偵の助手が集合というもので、これも「ケー刑事」の世界ではお約束の一つであって、楽しい所です。(が、名探偵といってもパロディの名探偵の助手なので、かなり怪しい連中ですけど...)

今回のゲストは、「ケー刑事」ではすっかりお馴染みの林和義さん(実は、彼は毎回声は登場しています。主題歌の中でのナレーション「銭形雷、17歳。…」というのは林さんですから。)、そして、「雷」ではゲストとしての回数が伸びた滝本ゆにさん。(佐々木浩久監督の奥さんということもあって、声がかかるのが多いのでしょうね。)また、大堀さんは柴田束志ではなく今回はその怪しげな助手・ワドソンということで登場します。

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行っているためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように長文&(今更ながらの)ネタバレありで、本編に行きます。

警視庁。トミーが事件の推理をしている。ホワイトボードには「アラスカ準急大爆破事件」「合わせみそ殺人事件」「台湾カラテ対ハブ殺人事件」という3つの事件が記されている。(右端には「岡野天才!サイコー」ということまで赤字でしっかりと書いてある。)で、推理からズバリ犯人を言うトミー。(だけど、事件の推理をしているのにどうして雷ちゃんの姿がないの?)で、トミーが「犯人はズバリ、みそかつさんだ!」と言うと、離れた所でホワイトボードに背を向けて座っていた雷ちゃんが「そうだ、そうだ!」と言うと、手にした焼き芋を見て「やっぱりもう一本買っていこう」と言っている。(あれっ?事件の謎を解いているんじゃなかったの?)→前回から一段と「焼き芋好き」が強調された雷ちゃんですが、今回も焼き芋から離れられない雷ちゃんでした。

で、トミーは「銭形くん、いつからそこにいたんですか?」と尋ねると、雷ちゃんは「あっ、岡野さん、何やってたんですか?」と逆にトミーに尋ねる。(お互いの存在に気づいていなかったの?)すると「ご覧の通り、推理の練習ですよ」と答えるトミー。(ということは、3つの事件の謎を解いていたのではなかったのですね。)これに「練習?何を今更」とちょっと小馬鹿にしたように呟く雷ちゃん。(またまた雷ちゃんのキャラがちゃんに近づきました。)するとトミーはスキップをしながら雷ちゃんの所にやってくると「こんなものがねぇ、来ちゃったんだよ」と言って、封筒と手紙を雷ちゃんに見せる。封筒には「招待状」とあり、それは名探偵の会から送られてきたものだった。手紙を手にした雷ちゃんが文面を読んでくれる。「岡野富夫様。あなたは栄えある第1回推理王グランプリに見事ノミネートました」ということで、雷ちゃんは「何で私ではなく岡野さんなんですかね?」と、ご立腹で、ふくれっ面を見せる。(→雷ちゃんじゃなくトミーがノミネートというのにはちゃんとオチがありますよ。)トミーは腕時計を見て「もう、こんな時間だ。受賞式に遅れるといけないな」と言うと雷ちゃんの焼き芋の1本を半分に折って、それを持って「銭形くんもついてきていいよ」と言うと、会場に向かった。で、焼き芋を取られたということで慌てて立ち上がり後を追う雷ちゃんは「待ってくださいよ。返してください。食べ物の恨みは怖いですよ」と言ってトミーに着いていきました。(→本気で雷ちゃんを怒らせると稲妻を落とされて、どうなっても知りませんよ、トミーさん。)

「第1回推理王グランプリ授賞式」の会場(150人は入れるような何処かのホールである)。式典が始まった。司会を務めるのは、車椅子に乗った名探偵の会会長・吉澤秀一(よしざわ・しゅういち)であった。が、客席にいるのは、雷ちゃんと何処かの少女の二人だけで、雷ちゃんはその少女に焼き芋をあげて「食べる?食べると綺麗になるよ」と言っている。(そういえば、ちゃんは「焼き芋を食べると胸が大きくなる」と信じていましたが、雷ちゃんは「綺麗になる」と信じているんでしょうね。)そんな雷ちゃんは式典の方には興味がない様子であった。司会の吉澤はその様子が目に入るとため息をつくも、式典を進行させる。

ノミネートされた人を紹介する吉澤。エントリー・ナンバー1番、イギリスからお越し頂きました名(迷)探偵・ジャーロック・ボームズの助手・ワドソンさん(ボームズの格好をしている...)。それを見た雷ちゃんは「どう見ても日本人でしょう。て言うか柴田さんですよね」と突っ込むが、「私はリバプール生まれの…」とそれに言葉を返すワドソンだったが、途中で彼に向けられたスポットライトが消されてしまった。続いてエントリー・ナンバー2番、ロス市警が生んだ推理の鬼・刑事ボロンコのかみさんことミセス・ボロンコ(買い物かごを手にしていて、その中には長ネギが入っている「ケー刑事」ではお馴染みのごく一般的なそこら辺にいる普通の主婦にしか見えません。尚、雷ちゃんは何も言いませんでした。)続いてエントリー・ナンバー3番、警視庁からお越しの警部補の岡野富夫さん。テロップで「警部補」と出るが、「補」の文字を払いのけると、「東大法学部卒業のこの私の名推理を思えば…」といつものように長々と語り始めるも、途中で切られる。尚、客席の雷ちゃんは寝ていました。そしてエントリー・ナンバー4番、ドケチ小五郎の助手・小林中年(こばやし・ちゅうねん)。しかし、彼はその場におらず、誰もいない椅子にスポットライトが照らされた。で、「小林さん、小林さん」と小林を捜す会長。そこに「大変だ!会長、大変だ!」と叫びながら、客席の奥から舞台に駆け上がってくる男、彼は名探偵の会副会長・山崎学であり、舞台に登ろうとしたところで躓くのはお約束です。「山崎くん、何事かね?」と会長が問うと、山崎は会長の耳元で囁くように手を添えると、大きな声で「小林中年が殺された」と言う。で、驚く3人のノミネート者と雷ちゃん。すかさず雷ちゃんの携帯から「警視庁から入電中」。第1回推理王グランプリの授賞式会場で殺人事件発生。被害者は小林中年。直ちに捜査を開始せよ。

小林は会場の外で殺されていた。ということで、雷ちゃん、トミー、ワドソン、ボロンコ、吉澤、山崎が小林の死体を囲んで調べている。そこに柴田束志が登場すると、「お待たせしました、報告します」と言って検死結果の報告をする。「死因は絞殺、死亡推定時刻は午前11時、今から約1時間前となります」と報告すると消えていった。(この時、雷ちゃんはワドソンを手にしたルーペでじっくりと見ていました。)吉澤会長は「まさかこんな時にこんなことが起こるなんて...」とぼやくが、トミーが「会長、ご心配なく。ここには世界の推理王が揃っています。皆さん、授賞式は一旦お預けと言うことにして、ここはひとつ」と提案するが、ミセス・ボロンコとワドソンも直ぐに承知して、3人(トミー、ワドソン、ボロンコ)で事件を解決すると宣言する。しかも「推理王の名にかけて...」とポーズまで決める3人、威勢だけはいいんですけど...で、投げやりな口調で「心強い」という吉澤会長(目が笑っている...)は雷ちゃんに対して「助手の方もヨロシクお願いします」と言う。すると雷ちゃんは「私、助手じゃなくて…」と言い出すが、それを遮るようにトミーがしゃしゃり出て「まあまあまあ、良いじゃないか助手で、なあ、銭形くん」と言う。が、「銭形」と言う所にみんなは反応し、「銭形さんでしたか」ということで一気にスター扱いとなる雷ちゃん。「知っているんですか?」と言う雷ちゃんに対して「もちろんですよ」とトミー以外のみんな。(→やはり「銭形」の名前は広く知られているということですね。まあ、伝説の四姉妹と雷ちゃんの活躍がありますからね...)で「あなたがいてくれれば百人力だ」と言う吉澤会長。しかしトミーは「私がいれば千人力ですよ、会長。二人合わせて千百人」と、アピール(この場合は雷ちゃんが1099人だと言うことは誰もが分かっています)するも、相手にされず、山崎が吉澤の車椅子を押して建物の中に入っていこうとする。(ここで、お約束の小ネタとして、扉の前のスロープが上れなく、何度も勢いを付けて車椅子を押す山崎。やっぱりこういう所は「ケー刑事」です。)

捜査の方はトミーが主導権を握り、「まずは」犯人の足取りだなぁ」と言って方角を確かめるが、雷ちゃんが口を開き「この建物は出入り口以外、周りを全て丘と建物で囲まれています」と言うが、トミーが口を挟み「だから...、つまり...」と言うが、後が出てこない。で、雷ちゃんが「つまり、犯行に及ぶには必ずあの裏口を通る必要があるんです」と言ってくれる。で、トミーは「そう、あの裏口を」と調子を合わせるが「そうと決まれば...」と、またも後が続かない。で、雷ちゃんが「まずは封鎖できる出入り口を全て封鎖しましょう」と言うと、「私が今言おうとしたことを言うんじゃない」と調子の良いトミー。が、その後どうするのかが出てこない、で、咳をして雷ちゃんに託すという形で誤魔化しました。で、雷ちゃんが「監視カメラの映像をチェックするんです」と言う。するとトミーがまたも出しゃばり、「今ね、私の喉に引っかかって出そうになったことを助手の銭形くんが言ってくれました」と持って行こうとする。で「有り難う助手くん」と言って雷ちゃんの肩をポンと叩くが、雷ちゃんは「だから助手じゃないと言ってるのに~」とカメラ目線でアピールしました。(そんなことは言わなくても誰でも分かっていますよ、雷ちゃん。)

場所を移動して監視カメラの映像をチェックするためにビデオの再生を始める一同。時間は10:59:53から再生が始まる。「もうすぐ犯行時刻の11時です」と言う雷ちゃん。これにトミーが「よーし、犯人の顔、ばっちり拝んでやるからな~」と力が入っている。で、時間が11:00:02を過ぎた所で画面が突然真っ暗になった。トミーはテレビをたたき出すが「壊れますよ~」と雷ちゃん。で、監視カメラの所に移動した一同。雷ちゃんが「キャップがはめられてました」と言ってカメラからキャップを回収した。これを受けて、「さては犯人がやったのね」とボロンコが言うとワドソンも同意し、トミーは「用意周到だなぁ。これは計画的犯行だぞ。犯人はなかなか尻尾を出しませんよ...」と言い出する(→それぐらいのことは誰でも簡単に分かります。でも、3人とも大まじめで言っているから面白いのですけど...)そんな中、雷ちゃんは死体のあった場所から少し離れた所に何かを見つけ、そこに駆け寄り、拾い上げると「何でしょう、これ?」と言う。と、3人が直ぐに駆け寄ってくる。(この時トミーはワドソンに突き飛ばされるという小ネタもありました。)で、ボロンコがそれを見ると「あらぁ、MDバッチじゃない」と言う。(小林中年が団長を務めていた「中年探偵団」のバッチです。→「少年探偵団・BD」が元ネタというのは直ぐに分かりますが、こういう所もやっぱり「ケー刑事」です)遺体から離れた場所にMDバッチが落ちていたため、これは小林が落とした物なのか疑問に思う雷ちゃん。

が、更に別のものを発見すると「そういうことか」と言い、犯人はこの場所を通って現場に行ったということに気づいた。というのは、ここに来るまでに土が出ているところがあり、そこに2本の平行した轍を見つけたためであった。ということで、小林は別の場所で殺され、遺体を運ぶ際にMDバッチを落とした、と推理する。するとワドソンが「遺体を運ぶときは台車か何かを使って?」と言うが、「台車を使ったら犯人の足跡が付くはずよ」とボロンコ。現場には轍はあったが足跡はなかったのである。で、雷ちゃんは、犯人は車輪の付いたものに乗って移動したと考える。するとトミーが閃き、笑いながらカメラに寄ってくると、「謎は解けたよ、ジャクソンくん」そして走って建物の中に駆け込み、みんなには「付いてきたまえ」と自信満々であった。

会議室に入ってきた一同。吉澤は「私が犯人だと言うのか?」とトミーに言ってちょっと不機嫌な表情をする。「そうと決まったわけではありませんが、一応念のために、タイヤの幅を計らせていただけますか」と言って、吉澤の乗っている車椅子のタイヤの幅を計ろうとする。(トミーの考えはこれで分かりましたね。)で、ノギスを取り出したワドソンが計ると3.5cmであり、轍の幅と一致した。これに吉澤はタイヤはある程度規格が定められているものであり、それだけで犯人扱いというのは、と不満を口にする。で、トミーが犯行時間の11時に何をしていたかを尋ねる。「この部屋で推理小説を読んでいましたよ」と答える吉澤だったが、一人でいたということで証人はいなかった。で、「取り調べの準備だ!」とトミーがワドソンとボロンコに言う。すると「ラジャー」と言って、ワドソンとボロンコは部屋の端から机を移動させ始める。(この時、出前持ちがやってきてカツ丼をちゃんと置いていくというネタまでありました。(いつ注文したのでしょうか?))しかし雷ちゃんは首をかしげていて、相手にしないで、一人で外に出て、轍を調べていた。(「現場百回」ですからね。)

雷ちゃんが轍を調べていると、「銭形くん、こんな所にいたのか」といってトミーがやってくる。が、トミーの方には一切目を移さない雷ちゃん。「推理王の取り調べ、見てなくていいのか。勉強になりますよ」というトミーだったが、相手にしない雷ちゃんは「この轍、何か変なんですよね」と言う。というのは、左右で轍の深さが違っていたのだった。で、トミーが指で左右の轍の深さを測ってみる。で「確かに」とトミー。が、「そんなことより、もっと凄いものを発見したぞ」と言って、その場所から少し離れた所を指さすトミー。で、そこに移動すると、そこでは轍が平行に走っておらず、小木の手前で「X」の字のように交差していた。で、トミーは「今度こそ、謎は解けたよ、ニクソンくん」と口にすると、笑いながら会議室に走っていった。で、雷ちゃんは「ヤバイ」と言って、慌ててトミーの後を追った。

会議室。ホワイトボードには「取り調べ」と大きく書いてあり、ワドソンとボロンコが吉澤に話を聞いていた。そこにトミーが笑いながら入ってくる。するとワドソンとボロンコは立ち上がりトミーの側にやってくる。「なかなか吐きませんよ」「本当に犯人なのかしら」とトミーの考えである吉澤犯人説に疑問を投げかける。するとトミーは「会長が犯人?見当違いも甚だしいなぁ」と言いだす。そして「山崎さん」と指をさすトミーだったが、そこに雷ちゃんが駆け込んできて「岡野さん」と言って、それを制止させようする。しかしトミーは雷ちゃんに向かって「我が助手よ、向学のためによく見ておきたまえ」と自信たっぷりで、山崎の履歴を語り始める。(スーツの内ポケットから山崎の履歴書を取り出す。赤坂短期雑伎高等学校卒業(短大なら分かるけど、短期高校って何?)(S56/3)、ドリマックス引っ越センター入社(S60/4)、そこを退社(H4-5)、はぐれ大サーカス入団(H4/7)、引退(H8/5)後、名探偵の会に入会(H10/4)という経歴。)で、はぐれ大サーカスにいた頃の得意技は一輪車であり、更に、山崎は今も通勤や移動手段に一輪車を使っている(駐車場代が不要で維持費もかからないので重宝すると言ってました)ということで、山崎が小林中年を殺した犯人だという。遺体を背負って現場に向かい、遺体を置いて現場を立ち去ったということで、行きと帰りで2本の轍が出来、深さが違うことも説明できる、とトミー。これに「なるほど、流石冴えてますね、ミスター岡野」とワドソン、「うちの旦那なんかめじゃないわ」とボロンコは納得してトミーを褒め称える。でVサインまでするトミー。

が「言いがかりですよ」と山崎は反論する。どうしてわざわざそんな手の込んだことをするのか、と反論するが、「ここからは私が」とワドソンがトミーを遮り語り始める。「あなたはおそらく次期会長の座を狙っていたんでしょう」。続いてワドソンを突き飛ばしてボロンコが「あなたは会長に殺人の汚名を着せ、失脚させてしまおうと考えた。だから現場にあたかも車椅子で遺体を運んだような痕跡を残した」と続ける。そして締めはトミーで「上手く騙したつもりでしょうが、あなたは一つだけ決定的なミスを犯してしまった。それは轍が木を挟み込むようにクロスして付いていました。これは車椅子では絶対に出来ないことです」と言って自画自賛して笑うトミー。(→予想通りの推理でした。しかも3人の絶妙のコンビプレーがGOOD!)で、吉澤会長も「なるほど」とその説明に納得する。これに、山崎(おでこに「怒り」マークが...)が「僕が犯人ならねぇ、タイヤに泥が付いているはずでしょう。一輪車調べてみたらいいじゃないの」と言うが、山崎の一輪車をトミーは確保していて、それを手にして「ほら、泥が付いていますよ」、ワドソンが「3.5cm、轍の幅と完全に一致ですね」と続く。そしてトミーが「決まりですね。観念しなさい」と告げる。吉澤は「山崎くん、失望したよ」と言うと、ワドソンとボロンコによって連れて行かれる山崎。トミーは会長に「先ほどは失礼しました」と言って詫びを入れる。が、「濡れ衣が晴れて良かったです」と気にしていなかった。で、トミーが車椅子を押して会議室から出て行く。この時会長は「これにて一件落着」と口にした。で、雷ちゃんは、この一連の謎解きに一切口を出さず、山崎の一輪車をじっくりと観察していて、また吉澤会長が目の前を通っていった時には、会長の膝上にある膝掛けをじっと見つめていた。で「よどむ、悪の天気」(ここでAパート終了。経過時間は17分半弱でした。で、Bパートは8分強と言うことになります。→BS-iの放送時、野球延長の繰り下がりに対応していなければ、本編はここまでしか録画できなかったということになります。)

雷ちゃんは一人が管理室にいて、「先ほどのビデオをもう一度見てもらえますか」と頼み、再度確認する。で、犯行前と犯行後の現場に違いがあることに気づいた。で、「そうか」と声を上げると「謎は解けたよ、ワトソンくん

その頃、会長と3人の助手は式典の方を再開していた。で、舞台上に並んでいる3人。「第1回推理王グランプリは…」と、客席には誰もいないのに進行する吉澤会長。「受賞者は…」(ここで一応、音楽が流れる)「お三方全員です」と発表する。で、3人は「えっ?」で、吉澤会長はその理由を語る。偶然起きた事件に見事に対応した。そういった臨機応変な姿勢は名探偵に欠かせないものだ、ということでした。で「これからも益々推理に磨きを掛けてください」と言ってトロフィーを3人に渡そうと舞台中央に車椅子で移動し、「おめでとう」と言って渡そうとする。その時、雷雲かせ現れ、稲妻が走った。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり「私の稲妻でしびれなさい!」で稲妻が落とされたのは吉澤会長だった。で、煙を噴く会長。そしてこの時の衝撃でトロフィーがバラバラになり、それを見た3人は「トロフィーが...」とそれぞがバラバラになったトロフィーを手に持って嘆く。

雷ちゃんはそちらに気を取られることなく「あなたが真犯人ですね、吉澤会長」と言語る。3人の助手たちは「どういうこと?」で、雷ちゃんの説明が始まる。「あの轍は一輪車ではなく、やっぱり車椅子の跡だったんです」という事から始める。吉澤は当初、自分が犯人扱いされるように仕向け、その後山崎が吉澤をはめようとしているように見せかけた。が、吉澤は現場の轍が木をまたいでいたことを盾に「車椅子じゃ不可能だ」と反論する。これに「普通に考えればそうですね。でも、吉澤さんなら出来ます」と断言する雷ちゃん。すると吉澤は右足のズボンをめくり、義足であるということを示し「この通り、不自由な足でどうやって?」と問う。これに「あなたは車椅子で片輪走行をしたんです」と言う雷ちゃん。(また、突拍子も無いことを...)これに3人の助手たちも驚き、トミーは「そんなことが出来るの?」と尋ねる。で、雷ちゃんは「コツは入りますが不可能ではありませんむと言うと車椅子に乗り、片輪走行を披露する。(CG合成とはいえ、いとも簡単にやってしまう雷ちゃん。運動神経は抜群ですね。→この後、雷ちゃんの運動神経が抜群ということが役立つ物語もあります。)

で、雷ちゃんは「とまあ、私に出来るくらいですから、吉澤さんにとってはもっと簡単なはずです」と言う。これに「どうして?」とハモる3人助手たち。で、吉澤は名探偵の会を作る前、アンドリウ雑伎団(世界一過酷と言われているとのこと)にいた、と雷ちゃんは語る。で、それを素直に認める吉澤。で、修行を積んだが、大怪我をして車椅子生活になったのだった。が、「しかしねぇ、だからといって私が殺人を犯したという証拠はあるんですか?」と激しい口調になって反論する。これに「あります」ときっぱりと言い切る雷ちゃん。

雷ちゃんは監視カメラの映像を録画したビデオを見せる。まずは犯行前の映像(時刻は11:00)、続いて犯行後の映像(時刻は14:05)を見せる。で、「さっきとの違い、分かりました?」と尋ねる。で、トミーがテレビに寄ってきて画面を見ると「う~ん、分かった。このマーキングだな」と自信たっぷりに言う。(これは誰でも気づく違いですが、そういうのは「違い」とは言いません。)雷ちゃんは「それだけじゃないですよ。このをよく見て下さい」と言って、画面に映っている岩を指摘する。改めて犯行前の映像にすると、その岩は確かに無かった。で、雷ちゃんの説明は続く。小林中年はあまりにも小柄で体重が軽かったので、重しになる物が必要となり、岩を使って吉澤は狙い通りの深い轍を作った。そして遺体を放置した後、岩を何処かに隠して片輪走行で戻るはずだった。が、重しを使うことは予定外であり、その処理に思いの外に時間がかかってしまい、岩を現場にそのまま残して立ち去った。これに吉澤は「私が岩を使ったという決定的証拠はあるんですか?」と犯行を認めず、再度反論する。で「はい、その裏返しになった膝掛けです」ときっぱりと言う雷ちゃん。するとトミーが吉澤の元に駆け寄り、膝の上にあった膝掛けを手にし、広げてみる。すると膝掛けの表側には苔が付いていた。雷ちゃんは「その苔からはあの岩と同じ成文が検出されるはずです」と言う。すると「お見事、流石銭形さんだ」と負けを認める吉澤会長。

雷ちゃんは「でも、動機だけが分かりませんでした。小林中年に何か恨みでもあったんですか?」と動機を尋ねる。これに「いや、殺すのは誰でもよかったんです。彼は運が悪かっただけだ」と吉澤。吉澤には推理小説を読むぐらいしか楽しみが無く、いつか本物の探偵に挑戦したい、自分のトリックで世界中の名探偵を翻弄したいと思うようになった。しかし自信がなかったので「名探偵」ではなく(トミーたちのような)「助手のそのまた助手、それも中の下ぐらいの方々」を選んだのだった。それを聴いたトミー、ボロンコ、ワドソンはヘナヘナと力が抜けてしまった。が、そこに雷ちゃんが来たということで、「日本一、いや世界一の推理王である雷ちゃんに負けるのなら本望だ」と吉澤。(→これで雷ちゃんではなくトミーに招待状が届いた理由が分かりました。でも、いつから雷ちゃんは「推理王」になったんでしょうか?また、伝説の四姉妹はそれぞれ「クイーン」の称号を持っていますが、雷ちゃんにはありません。そういう称号を与えるつもりだったの?)→自己中毒の恐ろしい動機でした。

で、怒りのトミーは犯人逮捕の際、「小林中年殺害容疑で逮捕する」と、これはいつもの逮捕劇のように吉澤に手錠をかけるが、更に「これはミセスの分だ」「ワドソンさん、あなたの分も行きますよ」と言って3つも手錠をかけました。(ミセスの分という手錠はピンク色の手錠だけど、そんなカラフルな手錠ってあるの?どうみても玩具にしか見えないのですが...)これに喜ぶワドソンとボロンコ。しかし雷ちゃんは呆れ顔でした...

事件解決後、雷ちゃんとトミーは某朱色の電車が走る鉄道路線沿いの道を歩いている。「我ながら良い推理が出来たと思ったのになぁ~」とぼやくトミー。(確かに今までの頓珍漢な推理よりはまともな推理でしたが、犯人の仕掛けた罠に見事にはまりましたからねぇ。)で、「やはり銭形くんには適わないかぁ~」と続ける。(適うのだったら、少なくとも「警部補」に降格せずにもっと華々しい活躍をしていると思いますが...)しかし雷ちゃんは「いいじゃないですか、競い合っている訳じゃなんですし」とフォローしてくれる。しかしトミーは「君は世界一の推理王だよ、それに比べこの私は助手の助手、しかも中の下だよ」と言って、吉澤会長の言葉に相当なショックを受けていた。雷ちゃんは「私、岡野さんのことを助手だなんて思っていませんよ。」と言う。「じゃあ、何なの?」と尋ねるトミーに「岡野さんは私の大切なパートナーです」と良いことを言ってくれました。で、「パートナーか、そうだよな」と笑いながら喜んでいるトミーでした。(やっぱりトミーは単純です。しっかりとトミーの操縦法を身につけている雷ちゃんでした。)

今回の物語は「ケー刑事」ならではのパロディ精神と、お馴染みの大がかりなネタが詰まった物語でした。「車椅子の片輪走行」なんて発想は「ケー刑事」ならではですね。まあ、四輪自動車ならば片輪走行というのはアクション映画によく出てきますが、車椅子と言うのは... それにしても、雷ちゃんとトミーのポジションもようやく固まり、軌道に乗ってきました。また、この後の「銭形雷」の物語では、ワドソンとミセス・ボロンコの再登場はありませんでしたが、6代目以降の物語で再登場はあるのでしょうか?(鑑識のキャスティングにもよりますが、ミセス・ボロンコの再登場はありそうな気もします。)

次回の物語は、第17話「ミステリー作家は二度死ぬ!? ~江戸川サンポ殺人事件」である。この名前は当然、あの有名なミステリー作家の名前をもじったものであり、劇中にその作家の作品をもじった作品名も当然のように出てきます。ということで、乱歩に関して予習をしておきましょう。

鑑識メモ。「柴田束志の鑑識メモ」と出るが、直ぐに「ワドソン」という文字が「柴田束志」の上に来て、今回は「ワドソンの鑑識メモ」となった。で、雑伎団もビックリの妙技をお見せするよ、と言う。そして「このツボからヘビ出てくるよ」と言って床に置き、「ヘビ、出てくるよ、ヘビ、出てくるよ」何度も言うが、ヘビはいっこうに出てこない。「何故出てこない?」と言って左手をツボの中に入れるワドソン。「噛まれた」更に「手が抜けない」とある種のお約束のネタを披露しました。で、ワドソンはいつしかテレビ画面のものとなっていて、その画面を消されてしまいました。(でも、あの方は出てこなかったので、誰が消したの?)

 

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

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↓焼き芋大好き・シスターズ

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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↓正しく乗りましょう

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一輪車にのろう〈1〉一輪車はじめてのれた!

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  • メディア: 大型本

みんなであそぼう校内あそび〈1〉一輪車・竹馬

みんなであそぼう校内あそび〈1〉一輪車・竹馬

  • 作者: 嶋野 道弘
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ライト カラーノーパンク一輪車WB16

  • 出版社/メーカー: ライト
  • メディア: スポーツ

ライト カラー一輪車WB18

ライト カラー一輪車WB18

  • 出版社/メーカー: ライト
  • メディア: スポーツ

ライト カラー一輪車20 B/青 H9675

ライト カラー一輪車20 B/青 H9675

  • 出版社/メーカー: ライト
  • メディア: スポーツ

ミヤタ 一輪車 フラミンゴ F180

ミヤタ 一輪車 フラミンゴ F180

  • 出版社/メーカー: ミヤタ
  • メディア: スポーツ

車いす・シーティング―その理解と実践

車いす・シーティング―その理解と実践

  • 作者: 伊藤 利之, 田中 理
  • 出版社/メーカー: はる書房
  • 発売日: 2005/11
  • メディア: 単行本

↓「片輪走行」で思い出した作品。(タンクローリーの片輪走行が出てきます)

007 消されたライセンス アルティメット・エディション

007 消されたライセンス アルティメット・エディション

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: DVD

007/消されたライセンス〈特別編〉

007/消されたライセンス〈特別編〉

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2004/08/20
  • メディア: DVD

↓悪用してはいけません。(あくまで玩具です。)

手錠

手錠

  • 出版社/メーカー: アイコ
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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IRON EAGLE(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1985年の映画「アイアン・イーグル」である。本作は、ストーリーとしたら大したことはないものだが、登場する戦闘機のアクションが見所たっぷりで、シリーズ化されて、合計4作品が生まれている。(1988年の「メタル・ブルー」、1991年の「エイセス/大空の誓い」、1995年の「アイアン・イーグル4」)戦闘機のアクションと言えば「トップガン」も一応そのジャンルに入れることが出来るが、本作の方が先であり、戦闘機のちょっとしたブームを呼び起こすことになった。

映画データを記しておくと、監督はシドニー・J・フューリー、脚本はケヴィン・エルダーズとシドニー・J・フューリーの2人、撮影はアダム・グリーンバーグ、音楽はベイジル・ポールドゥリスである。そして出演は、ルイス・ゴセット・Jr.、ジェイソン・ゲドリック、デヴィッド・スーシェ、ティム・トマーソン、ラリー・B・スコット、キャロライン・ラガーフェルト、ジェリー・レヴィン、ロビー・リスト、マイケル・ボーウェン、ボビー・ジャコビー、メロラ・ハーディン、デヴィッド・グリーンリー、ショウニー・スミスたちである。

物語は、突拍子もない展開で進んでいき、映画ならではというものであるが、そこは空を舞う戦闘機(F-16)のアクションがあるので許せてしまう。(このように、大きな見所がある作品というのは徳でもある。)18歳の高校生・ダグ。彼は空軍大佐である父のようなパイロットになることを夢見ていた。ある日、ダグの父は中東でテスト飛行中に撃墜されて敵の捕虜となり、死刑判決を受けてしまった。で、父を救出するべく、ダグは父の友人たちの協力で飛行訓練をして、無断でF-16戦闘機に乗って救出に向かった...

で、サントラ盤に注目すると、なかなかカッコイイナンバーが集まっている。物語が突拍子もないものとなっているが、音楽の方は実にイカすものであり、映画本編よりもかえって楽しむことが出来るものである。

そのサントラ盤に収録されているのは以下の全10曲である。『One Vision』『Iron Eagle (Never Say Die)』『These Are The Good Times』『Maniac House』『Intense』『Hide In The Rainbow』『It's Too Late』『Road Of The Gypsy』『Love Can Make You Cry』『This Raging Fire』。

テンポ良く、カッコイイ曲というのは聴いていても気持ちが良くなってくるものである。本作に限っては、映画本編よりもサントラ盤の方を大いに堪能し、それから映画を見るということでよろしいかと...(まあ、色々な楽しみ方がありますからね...)

 

Iron Eagle

Iron Eagle

  • アーティスト: Original Soundtrack
  • 出版社/メーカー: Capitol
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD

↑サントラ盤 | 映画DVD ↓

アイアン・イーグル

アイアン・イーグル

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/09/27
  • メディア: DVD


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「IN LIKE FLINT」 [映画(洋画)]

表題の作品は1967年に製作された「電撃フリント・アタック作戦」で、これはシリーズ第2作である。(第1作は「電撃フリントGO!GO作戦」)'60'sは「007」シリーズの大ヒットを受けて、スパイ・アクション作品が多く生まれた時代であり、傑作から駄作まで、色々と生まれたが、本シリーズはそんな中でも人気が高いシリーズである。このジャンルの作品としたら王道を行く設定の作品ということで、目新しさはないが、娯楽作品としては大いに楽しませてくれる。特に、主演のJ.コバーンのキャラが生きている。

本作の監督はゴードン・ダグラス、脚本はハル・フィンバーグ、音楽はジェリー・ゴールドスミス、出演は、ジェームズ・コバーン、リー・J・コッブ、ジーン・ヘイル、アンナ・リー、アンドリュー・ダガン、ハンナ・ランディー、トッティ・エイムズ、イヴォンヌ・クレイグ、スティーヴ・イーナット、ハーブ・エデルマンたちである。

敵は世界の要人たちをすり替えて世界征服を企む女だけの組織・アマゾン団である。で、アメリカ大統領をそっくりのニセモノとすり替える。更に、事件の背後にはソ連の陰謀も隠されていたということで、スパイ映画には描かすことの出来ない東西対立というネタがベースにあり、しかもお楽しみの美女が次々と登場してくれるということで、たまらなく嬉しくなる。また、ちょっとエロティックなお遊びもあり、サービス精神旺盛なところを見せてくれる。(ということなので、真面目に考えて本作を見ると馬鹿を見る事になる。)

本作は、何も考えずに大いに楽しむための作品、つまり、娯楽映画の典型的な作品の一つである。こういう作品も時には良いもんです。が、トータルではやはり007・James Bondの魅力には勝てません...ということで、本シリーズはここで打ち止めでした。(後にTVシリーズは生まれましたが、劇場版は2本だけでした。)

 

 

電撃フリント/アタック作戦

電撃フリント/アタック作戦

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD
電撃フリント DVDスペシャルBOX

電撃フリント DVDスペシャルBOX

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • 発売日: 2003/01/24
  • メディア: DVD

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IRISH ROVERS『THE UNICORN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1967年に発表された彼らの2nd.アルバムである。彼らはカナダ出身のグループで、結成は1963年、レコード・デヴューを果たしたのは1966年ということで、結成から40年以上の歳月が流れたが、未だに現役として活動している。本アルバムは、そんな彼らの最初のヒット・アルバムでもあり、Billboardのアルバム・チャートで最高位24位、1968年の年間アルバム・チャートでは59位にランクインした。

収録されているのは以下の全11曲である。『The Unicorn』『Bonnie Kellswater』『Orange And Green』『Hiring Fair』『Bridgit Flynn』『Come In』『Goodbye Mrs. Durkin』『Pat Of Mullingar』『Wind That Shakes The Corn』『First Love In Life』『Black Velvet Band』。

この中からはやはりアルバム・タイトル・ナンバーでもある『The Unicorn』がお薦め。年間シングル・チャートのTOP 100に入るようなヒットにはならなかったが、彼らのスタイルが広く認められることになった曲でもあり、初期の彼らの代表曲でもある。また、それ以外の曲では『Orange And Green』『Goodbye Mrs. Durkin』『Black Velvet Band』といったところをお薦め曲としてピックアップしておく。いずれもが聴きやすい曲であって、心を和ませてくれる。また、如何にも'60'sらしいものであり、こういうグループが長く活動を続けているというのはいいもんですね~。

 

The Unicorn

The Unicorn

  • アーティスト: The Irish Rovers
  • 出版社/メーカー: Decca
  • 発売日: 1991/09/17
  • メディア: CD


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デビルシャドー#4 [特撮]

4話のサブタイトルは「魔神剣」であるが、物語の方は大きく動くことになった。また、主演の阿井莉沙、いい表情を見せるようになった。(やはり、主役をやると伸びるものです。)

例によって、前回までの簡単なあらすじが頭に入る。拉致された源三、木田は澪に悪魔の話をした。ということで今回の物語のスタートです。

源三に魔神剣の在処を問う榊。薔薇十字団を追放されて18年、ということから話す榊。そんな榊は源三のことを評価していた。善と悪の均衡こそが真の平和へと繋がると説いたためであった。が、那美は榊を葬ろうとしたということを恨みに思っていた。そんな榊は以前から更に力を付けたことで、今では薔薇十字団の力で葬ることが出来ない、と語り、無駄な争いはしたくない、と脅しを掛けると、改めて魔神剣の行方を問う。しかし源三は頑なに語ろうとしなかった。で、悪魔の力で源三の体の内部から痛めつける。それによって血を吐く源三。それでも魔神剣の行方を語らない。で、「少し痛い思いをしてもらいますよ」と榊は言うと、拷問している部屋を出て行った。で、榊と入れ変わって入ってきたのは佐久間だった。

源三の様子を探ろうと出掛けていった涼子を重岡が後を付けている。が、見失ってしまう。そんな重岡の背後から涼子が襲い、銃を向ける。涼子は気づいていたのだった。で、重岡は潜り込んだのは事実だと認めるが、それは榊と接触するためで、思いは涼子たちと同じだと言う。そして「信用しろ、総長の所に案内する」と告げる。が、涼子は銃を下ろさなかった。で、木田と連絡し、総長の無事が最優先と言うことで、重岡を(一応)信用して木田が合流することになる。

澪はその電話を側で聴いていて、「私も連れてって」と言うが「危険な目に会うかも知れません」と木田は言うと、「ここで待っていてください、総長は必ず連れ戻しますから」と澪と水穂を残して出掛けていった。

その頃、源三は佐久間のパンチを何発も食らって拷問されていた。佐久間は源三に噛みつくことまでするが「殺さずにいたぶるのは難しいなぁ」ということで、とにかく魔神剣の行方を吐かせようとしていた。しかし、源三は口を割らなかった。

澪は悪魔払いの道具を身につけて出掛ける準備をしていた。で、水穂がそれを止めようとする。澪は「何か胸騒ぎがする」と言って、いてもたってもいられなかった。(気持ちはよく分かります。)そんな澪の気持ちを察して水穂は「怖いな」と言うと、澪に信じていることを語る。「悪魔と戦った十字団の戦士は死んだら精霊になるらしい。悪魔を倒したら精霊たちが甦るという話だ。悪魔と戦うのは死んだお母さんを甦らせたいからなんだ」と戦う理由を語る。そんな話をしている二人の所に本城美沙が現れる。「神崎源三さんのご家族の方ですね」と切り出し、「総長の様態が悪化しまして...」と告げる。澪も水穂も本城美沙の顔を知らないということもあって、「あなたは誰なの?」と問う。「本城美沙、私も薔薇十字団の一人よ」と言って、二人を信用させてまんまと連れ出した。

木田が運転する車に重岡と涼子が乗っていて、重岡の案内で総長の下に向かっていた。が、涼子は重岡に銃を向けたままであった。木田も「本当に総長の所に向かっているのかね」と完全には信じていなかった。

佐久間が榊に報告しに来る。「なかなかしぶとい奴で、まだ吐きません」と報告する。すると榊は思念で佐久間を責める。源三は血反吐を吐いてグロッキー。そこに切人が姿を現す。で、「このままでは危険を伴う。薔薇十字団は壊滅する。そして澪も」と告げる。で、源三に動いてもらおうと呼びかけると姿を消した。

美沙の車がある建物に到着、車から降りる美沙、澪、水穂。「こんな所に本当におじいちゃんはいるの?」と疑問を口にした澪だったが「みんないるわよ」と美沙。で、美沙の後に続いて建物に入っていく。(人を本当に疑うことのない澪。この辺りが高校生ですね。)建物は寂れたもので、人の気配はありそうにないものだったが、廊下を進んでいく美沙の後に続く澪と水穂。突然、行く手の廊下が煙に包まれる。美沙は「動かないで、時期に収まるから」と平然と言うとねそのまま先に進んでいった。が煙によって視界が悪く、澪と水穂ははぐれてしまう。

その頃、重岡の案内で涼子と木田もある建物に到着し、中に入った。が、涼子は「こんな堂々と入ってきて大丈夫?」と問う。これに「ここは移転後の建物だ。今は榊たちしかいない。尋問にはうってつけの場所だ」と答える重岡。(大人の涼子は、やはり重岡を疑っています。)で、奥に進んでいく3人。で、ある部屋の前で立ち止まると「この部屋だ」と言う。で、その部屋の扉を開けて中に入る重岡、銃を構えて後に続く涼子と木田。

中に入ると、そこには榊と佐久間がいた。「話をしよう」と言う榊の言葉を受けて「騙したわね」と口にする涼子。「騙した訳じゃない。俺もここに来るのは初めてなんだ」と言う(おいおい、そんなこと言ったら、涼子の思うつぼですよ。)と、榊の方に歩み寄り「榊、私が情報を流した重岡です」と言う。(これで涼子は完全に事態を理解しちゃいました。)榊は重岡を見ると「魔神剣の情報はどこから掴んだ?」と問う。しかし、目をそらして何も答えない重岡。で「まあいい」と榊。涼子は銃を榊に向けると「総長は何処?」と問う。これに榊は源三から魔神剣の行方を聞き出して欲しいと頼む。そしてその後は仲間に加わればいい、と誘う。が、涼子はそんな話には耳を傾けない。そうしていると、突然爆発が起こったようで、建物が大きく揺れる。バランスを崩す涼子たち。やがて揺れが収まると、涼子は榊に向けて一発銃を放つ。が、手をかざした榊の前で弾は止まり、その場に落ちる。そこに入口の扉が開き、源三が凄い形相で入ってきた。

澪は煙の中、水穂を捜していた。で、配電室にやってきた。「水穂、何処なの、水穂」と何度も口にする澪。その様子を悪魔の化身が見つめていた。で、煙の中、人影に気づいた澪。ゆっくりと歩み寄ろうとする。また、その人影もゆっくりと澪の方にやってくる。で、その人影は水穂だった。が、水穂は突然澪に襲いかかった。様子がおかしい水穂に「どうしたの」と呼びかける澪。しかし水穂は再度澪に襲いかかってきた。その攻撃をかわす澪は、悪魔払いの短剣を手にした。「目を覚まして、水穂!」と呼びかける澪だったが、またまた水穂は襲ってくる。で、それを受けて澪も反撃に出る。キック一発で水穂を吹き飛ばすと「悪魔を倒してお母さんに会うんじゃなかったの?」必死に呼びかける澪。そして「どこなの、本城さん?」と叫ぶ。が、またも水穂が攻撃してくる。で、それをかわした澪は悪魔払いの呪文を唱え始める。澪の呪文によって水穂は体の自由が利かなくなり、攻撃できない状態に...

源三はついに動くことを決したようです。次回のサブタイトルは「覚醒」ということなので、いよいよ澪に力が目覚めると言うことでしょうね。現状ならば大して脅威とも思えない澪を気にする榊と切人の動向を考えたら、澪に秘められた力というのは強大なものだと思われるが、それが動き出したら、いよいよアクションを見せてくれることでしょう。これまでは説明が多かった物語ですが、やっと動き出したと言うことで、これからが楽しみです。

 

 ↓これとは全く違う表情を見せてくれます。

阿井莉沙 Na.Tsu.Ya.Su.Mi.

阿井莉沙 Na.Tsu.Ya.Su.Mi.

  • 出版社/メーカー: avexnet VISUAL
  • 発売日: 2006/07/31
  • メディア: DVD
ラブ・ハイウェイ

ラブ・ハイウェイ

  • アーティスト: 阿井莉沙
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2005/09/23
  • メディア: CD

↓神と悪魔の力の均衡ということから、こういうものを...

ヤルタ会談の意義―三大国の外交と新しい力の均衡 (1977年)

  • 作者: 遠藤 晴久
  • 出版社/メーカー: 桐原書店
  • 発売日: 1977/07
  • メディア: -

東南アジアと国際政治―70年代の力の均衡 (1976年)

  • 作者: アジア経済研究所
  • 出版社/メーカー: アジア経済研究所 アジア経済出版会
  • 発売日: 1976
  • メディア: -

実践「悪魔学入門」―紹魂の呪法で封神と出合う奇書

  • 作者: 楠瀬 啓
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 1998/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

神・人・悪魔

  • 作者: グレアム グリーン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 1987/04
  • メディア: 単行本

↓澪はこれなんでしょうね...

絶望的青春の救世主~メシア~

絶望的青春の救世主~メシア~

  • 作者: キリト(PIERROT)
  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2004/01/16
  • メディア: 単行本

救世主(メシア)は日本に現われる―地球大破局を救うのは誰か?

  • 作者: 広瀬 謙次郎
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 1983/01
  • メディア: 新書

↓こういう物語ではこのような拷問は出てきません。

刑事尋問技術

刑事尋問技術

  • 作者: 山室 惠
  • 出版社/メーカー: ぎょうせい
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本


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IAN GILLAN『GILLAN'S INN』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは2006年に発表された彼のデヴュー40周年を記念したセルフ・カヴァーアルバムである。(日本盤は今年になってリリースされたばかりである。→CD+DVDという2枚組)彼がこれまで在籍した数々のバンドでの曲、ソロとなってからの曲を全て新たに収録し直したものであり、これに豪華アーティスト達が参加している。ということで、'60'sから始まる彼の長いキャリアにおけるあの名ボーカルをたっぷりと堪能することが出来る。

尚、ここで取り上げたのはアメリカ盤であり、デュアル・ディスクということで1枚のDISCが2層になっていて、CDレイヤーとDVDレイヤーとなっているため、場所をかさばらずに済むというメリットがある。最近のアルバムは、CD+DVDという2枚組というものが増えていて、ケースが厚くなるという傾向がある(1枚ものの厚みのケースに2枚収録というのもありますけど...)が、このように1枚のDISCに収録してしまい、普通のケースと同じというのはちょっと嬉しい配慮でもある。

収録されているのは以下の全14曲である。(ここではDVDレイヤーの曲は省略する。また、日本盤には1曲のボーナス・トラックがあるようです。)『Unchain Your Brain』『Bluesy Blue Sea』『Day Late And A Dollar Short』『Hang Me Out To Dry』『Men Of War』『When A Blind Man Cries』『Sugar Plum』『Trashed』『No Worries』『Smoke On The Water』『No Laughing In Heaven』『Speed King』『Loving On Borrowed Time』『I'll Be Your Baby Tonight』。

収録曲はいずれもがお馴染みの曲であるので、改めて言う必要は無いであろう。全ての曲を収録し直したということなので、ボーカルの方は円熟味を増したものとなっていて、かつての名曲が新たなものとなっている。しかも、演奏している顔ぶれが非常に豪華と言うことで、彼の人脈の広さを改めて感じることが出来る。

ハード・ロックがお好きな方にとっては、本アルバムは必須のアルバムですね。尚、日本盤のボーナス・トラックも嬉しい所であるが、DUAL DISCというUS盤の方がコレクターとしたら嬉しい所でもある。(但し、一部のプレーヤーでは再生できない可能性もあるようなので、ご注意を。)

 

Gillan's Inn

Gillan's Inn

  • アーティスト: Ian Gillan
  • 出版社/メーカー: Immergent
  • 発売日: 2006/04/18
  • メディア: CD

↑US盤(Dual Disc) |JP盤(CD+DVD) ↓

ギランズ・イン(DVD付)

ギランズ・イン(DVD付)

  • アーティスト: イアン・ギラン, ジョー・サトリアーニ, ヤニック・ガース, ウリ・ジョン・ロート&ロニー・ジェイムズ・ディオ, スティーヴ・モーズ&ジョン・レズニック, ジェフ・ヒーリー&ジョン・ロード
  • 出版社/メーカー: BMG JAPAN
  • 発売日: 2007/01/10
  • メディア: CD


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HUMAN DRAMA『WORLD INSIDE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1992年に発表された彼らの2nd.アルバムである。彼らのサウンドというと、どことなくプログレ系のエッセンスを感じるものであって、アルバム・コンセプトに沿ったスケールの大きなサウンドを聴かせてくれているが、本アルバムではゴシック調のサウンドを展開していて、'70'sのプログレを彷彿させてくれるところが嬉しい所である。(何せ、「プログレ」というのは'80'sになると急速に衰退して、'80's後半ではほぼ絶滅してしまいましたからね...)が、彼らはアメリカ出身のグループであり、「プログレ」と言うと、やはりイギリス系というイメージがあるが、やはりアメリカのバンドらしい所もあるのが彼らのサウンドである。

収録曲は以下の全15曲である。『World Inside I: Nothing Ever Changes/The Enemy/Here I Will Stay』『World Inside II』『My Skin』『Tears』『Look Into A Stranger's Eyes』『This Tangled Web』『Winters Life』『Fascination And Fear』『Million Years』『Color Me Red』『Father Sing』『Sound Of The Rain』『Voices』『Fading Away』『Times Square』。

本アルバムでは、アルバム・タイトルにあるように、二部構成の大作であるアルバム・タイトル・ナンバーにつきる。静と動のバランス、奥行き感のあるスケールの大きなサウンド、アコースティック系を中心としたサウンドは、'70'sのプログレを彷彿させてくれる。こういうサウンドが'90'sに生まれてくるのだから、面白いところでもある。

と言って、プログレがお好きな方だけをターゲットとしている訳では無く、ヨーロッパ指向のサウンドは肩を張らずにリラックスして聴くことをさせてくれるものでもある。そして、じっくりと聴き込めば、そのおくにある味わいを更に感じることが出来る。じっくりと聴いてもらいたいアルバムである。

 

World Inside

World Inside

  • アーティスト: Human Drama
  • 出版社/メーカー: Triple X
  • 発売日: 1992/02/03
  • メディア: CD


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HUNDRA(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は、1984年のスペインとイギリスの合作である「ハンドラ」である。この作品は、セクシー・アクション作品と言われるもので、現代とはかけ離れた時代を舞台に、セクシーなお姉ちゃんが剣を武器に大活躍する娯楽作品である。特に、「アマゾネス」がこのジャンルでは有名であるが、そういう娯楽作品であること以外には特に目玉がない。ということで、一にも二にも、主演女優の魅力が頼りである。が、本作は、音楽を担当したのがあのエンニオ・モリコーネということで、「+α」がある作品である。マット・シンバーが原作、脚本、監督を務めているが、脚本はジョン・ゴフとの共作である。撮影はジョン・カブレラ、音楽はエンニオ・モリコーネというのが主なスタッフで、出演は、ローレン・ランドン、ラミロ・オリヴェロス、タマーラ、ジョン・ガファリたちである。尚、主演のローレン・ランドンは1981年の「カリフォルニア・ドールズ」という作品では女子プロレスラーを演じていて、アクションの方は心得たものである。

物語は、このジャンルの作品ではオーソドックスなものであり、取り立てて目新しさはないが、やはりツボは心得たものであって、見せるところはしっかりと見せてくれる。(まあ、これが無ければただの駄作と言うことで終わってしまいますが...)

女だけの武装集団を率いる金髪の戦士・ハンドラ。この部族には、生殖のためには男と交わるが、生まれた男児は捨てるという掟があった。(典型的なアマゾネスの掟を持った部族であり、女性だけの部族である。)そんな中、ハンドラは狩りに出掛けた間に部族のものが皆殺しにされるということが起こった。唯一人生き残った妹と一緒にハンドラは雄牛の町に出て行くが、その町は女を奴隷として扱う男が支配する町であった...

サントラ盤に収録されているのは、以下の全15曲である。『Chase』『Hundra's Love Theme』『Hundra's War Theme』『Magical Change』『Slaughter In The Village』『Chrysula, The Wise One』『By The Sea』『Wild Bunch』『You're Free』『Love Temple』『Bow To The Bull』『Hundra's Return』『Defeat』『Funny Man』『Hundra's Revenge』。

西部劇音楽で有名なモリコーネの音楽というのは、スケールが大きく、一聴の価値がある。映画の方は、このジャンルの作品のお約束となるシーンはしっかりとあるので、(一応は)安心して楽しむことが出来るものである。映画ファンであれば、本作はサントラ盤に注目して接するのが妥当なところであり、映画の方は何も考えずに楽しむ娯楽作品ということで接するのがよろしいかと...(時にはこういう映画もいいものです)

 

Hundra (1984 Film)

Hundra (1984 Film)

  • アーティスト: Ennio Morricone
  • 出版社/メーカー: Laserlight
  • 発売日: 1997/06/17
  • メディア: CD

↓DVDは出ておらず、ビデオです。

ハンドラ

  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1985/07/21
  • メディア: ビデオ


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ケータイ刑事銭形零16話(2nd.3話)[改訂版] [ケータイ刑事]

今回の物語は第16話(2nd.3話)の「時限爆弾装置の解除キーを探せ!? ~銭形零探偵団VS怪人六面相事件」である。「・2nd.5話」に「怪人十面相」として登場した怪人さんが「・1st.4話」で「怪人八面相」として再登場したが、今度は「怪人六面相」としてまたまた零ちゃんに挑戦してきたというのですから、嬉しい所です。(この後、更に「銭形雷」にも挑戦してくる怪人さん、その都度、顔がバレタ数だけ減らしてくるのだから、律儀な怪人さんです。)が、今回は以前と違っている部分が多々あります。まず、パートナーが五代さんということで、怪人さんの物語では五代さんは初めてです。また、怪人さんも、以前の失敗から学んでいる所もあって、やってくれます。

また、今回の舞台は、銭形姉妹の母校である青葉台学園初等部で、青葉台学園についても明らかになることがあります。「・1/2話」の冒頭で、青葉台学園から下校する愛ちゃんがあり、劇場版の「THE MOVIE」では泪ちゃんが進路面談を受けていましたが、シリーズ中で青葉台学園が登場したのはそれだけですから、初等部とは言っても、その一部が明らかになるというのは嬉しい所です。

ゲストの白木みのるさん、この後、「恋する日曜日・ニュータイプ」で、伝説の超能力者・みのるとしてこの枠にレギュラーとして戻ってきてくれましたが、これも嬉しいところです。

尚、本記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、「銭形零」は全話過去に一度記しているが、その時の記事をベースに加筆&修正を行ったために「[改訂版]」としています。(以前に記した記事をご覧く場合は、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、(いつもより長めの)長文&今更ながらのネタバレありで本編に行きます。

警視庁、「平面ベクトル線形結合」「ソリトンの代理」という数学関係の専門書と一緒に「細杉数代の占い大特集 ポロリ言うわよ!」(もちろん、あの人をもじっているのは分かりますよね。また、この雑誌の記事に「フォーチュンパイの秘密…」というのがある。「・1st.9話」にも「フォーチュンパイ」というのが出てきただけに、やっぱり「ケー刑事・ワールド」は繋がっています。)が置いてあり、それを手にする五代さん。が、専門書は開かず、占い本を見て「あいつもガキだね~」と言っている。柴田さんは「流行ってますからね~」と無難な反応です。で、その本を開いて「五代さんは何座でしたっけ~?」と直ぐにのめり込む柴田さんです。五代さんはテーブルの上にあるみかんを食べ始め、「山羊座」ということを口にする。(テーブルの上には箱ティッシュが置いてあるが、「警視庁備品」とマジックで書いてある。→そこまでしなくても良いと思うのですけど...)で、柴田さんが「山羊座」の占いを見て「今日はラッキーデーです。邪魔が入ることなく欲しい物が手に入るでしょう」と記事を読み上げる。で、五代さんは腕時計が手に入る(実は時計をなくしたのでした。)と思い、ニタニタ顔に。「そう上手くはいかないでしょう」と言う柴田さんの言う通りですよ。

そうしていると「お待ちどおさまです。です」と言って、鰻屋の出前持ちが入ってきた。そして、大きなお重、続いて小さいお重をテーブルの上に置く。五代さんは「お前頼んだの?と柴田さんに尋ねるが「いえ」と言う返事。すると「お代は戴いていますんで」という出前持ち。割り箸を置くと「失礼しま~す」と言って出て行った。が、二人とも頼んだ覚えがなく、柴田さんは「零ちゃんじゃないですか」と言うと、五代さんは「あいつが俺たちに」と言って零ちゃんが自分たちに奢ってくれたものと勝手に解釈した。→この展開はあの展開ですが、五代さんと柴田さんは共に初体験ですからね...

その頃、零ちゃんは空腹でお腹を鳴らしながら廊下にしゃがみ込んでいて「お昼ご飯、何食べようかなぁ」と言っていた。が、そんな零ちゃんの目の前を「忙しい、忙しい」と言いながら鰻屋の出前持ちが通っていった。で、「出前」と閃く零ちゃんでした。

五代さんと柴田さんはどっちが大きい方を食べるのかということでやりとりを始めていて、柴田さんに目を閉じさせた間に大きい方を自分のにしてしまった五代さん。(柴田さんの予感通り、こうするというのは分かっていましたが...)で、渋々小さいお重の蓋を開けた柴田さん。が、中には腕時計が入っていた。で、五代さんは「俺の誕生日プレゼント」と言ってその腕時計を柴田さんの手から奪うと同時に、お重の方も交換し「食べなさいよ」と柴田さんに大きいお重を渡す。で、五代さんは「当たるね、占いは」とご機嫌で、その腕時計を早速はめる。柴田さんは「恐るべき、星占い」と感心していました。→柴田さんのことだから、こうなると今度は占いマニアの道へと歩み出すかもしれませんね。で、五代さんは「銭形のサプライズだ」と言ってすっかりご機嫌になっている。

そこに零ちゃんがやってきて、「出前取ったんですか?」と言う。が、五代さんは「お前が取ったんだろう。鰻重の蓋を取ったらプレゼントだなんてお洒落」と言って、零ちゃんに感心する。ここで零ちゃんは鰻重を見て、大きさが違うということで「まさか、この展開は...?」と漏らし、柴田さんの所に駆け寄る。手を合わせてこれから食べようとしていた柴田さんから大きなお重を奪い、蓋を取る零ちゃん。すると中に「銭形零様」と書かれたビデオテープが入っていた。(やっぱり零ちゃんはちゃんと覚えていました。)それを見ると「やっぱり」と言う零ちゃん。「誰から?」と問う五代さんに「怪人六面相からです」と言う零ちゃん。→数が減っているということまでちゃんと分かっている零ちゃんでした。

そのビデオテープをデッキに入れて再生を始める。すると、あの高笑いと共に、まずは「私はかの有名な怪人六面相だ」と名乗り、「銭形零くん、プレゼントの腕時計ははめてみたかね」と言う。五代さんが既にはめているということで「これか?」と言う五代さんに「レレレ」と零ちゃん。すると六面相は「その腕時計は半径2kmを吹き飛ばす威力を持った時限爆弾だ」と告げる。で、零ちゃんにチャンスを与えると言って、自分と対決して勝ったら時限爆弾の解除キーの在処を教えると告げる。そして「もしも負けたらドッカンだ」と続け、五代さんは驚く。で、「本日、午後3時、銭形くんが去年までランドセルを背負って通っていた小学校へ来たまえ」と場所を指定すると再び高笑い。これに零ちゃんは「バカにしている」とオカンムリ。(でも、前回は「銭形家のみそっかす」と言っていた怪人六面相(当時は八面相)が「銭形零くん」と言ったのだから、少しは格が上がっています...)五代さんは腕時計が外れないと言ってどうしよう、と慌てているが、零ちゃんは「とにかく現場に行きましょう」と言う。が、「柴田さんは現場に来なくていいです。」と続ける零ちゃん。「BS-iの予算では、一人二役は無理なんです。後で連絡します」とその理由を言う零ちゃん。→流石は低予算作品、こういう自虐ネタは本シリーズならではのものですね。)で、お待ちかねの「警視庁から入電中」と入電が入り、怪人六面相から警視庁へ挑戦状と爆弾装置が送られる事件発生。直ちに現場に急行せよ。

現場となった青葉台学園初等部にやってきた零ちゃんと五代さん。零ちゃんは「生徒や近所の住民は既に避難しました。現場にはもう誰もいないはずです」と言う零ちゃん。→素早い対応ということも出来ますが、低予算作品のための人件費節約策の口実とも言うことができるが、流石は「ケー刑事」やってくれます。

が、五代さんは校門の前に立っている二人に気がつき「あれは?」と言う。→そうです、「怪人○面相」と言えば忘れてならない「名探偵」もとい「探偵」のあの方たち、名探偵・ボームズと名探偵・銀田一の姿があった。零ちゃんは「あなたたちの所にも挑戦状が?」と尋ねると「イエス」ということで「時限爆弾の解除キーを見つけに来ました」とボームズ、「我々もやられっぱなしでは食うに困るんです。…」と銀田一。(でも、それはあなた達が「探偵」であって事件を解決できないためですよ。)で、お約束の展開で、ボームズは「名探偵が3人も揃った」と言うが、「いえ、4人です」という五代さん。しかし零ちゃんが「私たちは刑事です。探偵ではありません」と窘める。(お姉ちゃまと同じことを言った零ちゃんですが、やっぱり姉妹ですね。)で、挑戦状が届いたかと確かめるボームズと銀田一。ビデオには「銭形零様」ということで、五代さんは勘定に入っていない、というお約束のネタを。更に時限爆弾の場所を尋ねたボームズに、「恥ずかしながらこの五代巡査部長が、怪人六面相から送られてきたこの腕時計を時限爆弾と知らずにはめてしまって...」と事情を説明する零ちゃん。すると「そんなマヌケが警視庁にいるのか」と銀田一とボームズは五代さんをバカにする。零ちゃんは「ええ、そうなんです」と五代さんを睨む。で、零ちゃんをご主人様として反省猿のポーズをする五代さん。で、銀田一は、警察を助けたとなったら汚名返上できる、ということで、これはチャンスと言い、ボームズも手柄を立てるのだ、と俄然やる気が出てきました。

みんながそういうコントをしていると「あのう、すんません」と言う声がする。すると零ちゃんの表情が変わり、嬉しそうに「あっ、校長先生」と駆け寄る。(零ちゃんの方が背が高いので、校長先生を見下ろす零ちゃん。)これに「銭形くん、銭形零ちゃん」と返す校長。で、久しぶりの再会となりました。(現れたのは青葉台学園初等部・依田(よだ)校長でした。→身長が低いこととこの名前は「スター・ウォーズ」のヨーダですね。しかも、右手の人差し指には包帯が巻かれているし、杖を手にしている所もヨーダです。)が、銀田一はすかさず「あなたが六面相ですね」と校長に言う。(これって、今までのパターンとは言うものの、いきなり言いますかねぇ?)ボームズも「包帯と杖は怪しい」と言い、銀田一が、六面相はいつも関係者のふりをして現れる、と説明する。これに依田校長は「そんなことを言っている自分だって変装している疑いではないか」と銀田一に言い返すのは流石です。(更に、ボームズにも同じことを言う。)

そうしていると、その時、五代さんの腕の時限爆弾から大きな音がした。「何だ何だ」と慌てる五代さんは時限爆弾を見ると、残り時間30分からのカウントダウンが始まった。それを見た零ちゃんは「カウントダウンしている」と漏らすが、その時、あの高笑いが響いた。「諸君、ゲームのスタートだ」と言うと、日本にあるの三宝(「・2nd.5話」のターゲット)、の三宝(「・1st.4話」のターゲット)、の三宝(今回のターゲット)にちなんで三問の難題を出題し、全問正解すれば時限爆弾の解除キーの在処を教える、制限時間は30分、と語る。で、五代さんが腕時計爆弾を見て「残り29分21秒」と言うが、こんなに細かかったですか、五代さんって?で、六面相は、「まずは理科室に行け」と指示を出した。

残り時間は26分と少し、理科室にやってきた一同。「黒板に書かれた問題を解け」と六面相の声が流れる。で、黒板には「1939」という数字が書かれている。で、一同は考え始めるが、五代さんが真っ先に「校長だったら問題の答え分かるでしょう、私の命がかかってるんだから」と言うが、「私にそんなことを言われても、分からん」と返す校長。これを受けて「このてなもんやが!」と銀田一が突っ込む。(依田校長を演じているのが白木みのるさんですからね...こういう所は流石は「ケー刑事」ですね。))五代さんは残り時間のことばかり気にしている。が、「分かった」と校長。「1939年ということは、第二次世界大戦の年です」と言う。(確かに、ドイツ軍のポーランド侵攻によって第二次大戦が始まったのは1939年です。尚、真珠湾攻撃は1941年ですが、これは「太平洋戦争」と言います。→やっぱり「ケー刑事」は勉強にもなります。)ボームズは直ぐに「それだ!」と言うが、銀田一は「第二次大戦がどうしたの?」と問う。校長は「分からないの...」と答え、結局、全く役に立たない一同。そうしていると零ちゃんが閃いたようで「待ってください」と言う。

六面相は全問正解すると解除キーのありかにたどり着けると言っていたことから、答えは場所を表していると考え、「1939」と書かれた黒板を左右に開ける。するとその裏にあった黒板には8行10列の行列が2つ、更に積分の式と行列式が書かれていて、定数kを求める問題が書かれている。(こんなの、まともに解こうとしたら数時間はかかるぞ...)ボームズは「何だこれは」、銀田一は「目眩が...」と行って完全にお手上げ、依田校長も「見なかったことにしましょう」と言って諦めるが、零ちゃんの暗算コンピューターはフル回転を始める。一方、ボームズは「分かった」と言ってその珍推理を語る。最初の「1939」から「一休さんQ」(=一休さんにカメラマンがQ)、そこから「茶室」と導く。(「・2nd.24話」で世界史を勉強している泪ちゃんに、1939年の出来事を「一休サンキュー」と柴田さんが言っていましたね...)

そこに「福島県」(中央部に湖(猪苗代湖ですね))が書かれた大きな円形のメンコ状のものが降ってくる。さらに、矢が飛んできて、五代さん、ボームズ、銀田一、校長の順におでこに矢の吸盤が当たり、それぞれ「や」「い」「ゆ」「え」と言うが、零ちゃんは身をかわし、矢を手で受け止める。「何だこれは?」と言う銀田一は「弓矢が1、2、3、4、5本」と言うと、五代さんが「分かったような気がする」と言って、説明する。「福島県、弓が五本→福島・弓五→ふくしま・ゆみこ(イチローの奥さん)」更に、イチローが最多安打の新記録を出したときのインタヴューで「妻の弓子と愛犬のイッキュウのおかげだ」と言った。「イッキュウ・サンキュウ」ということから、イチローの背番号は「51」ということで、「5階の1号教室です」と答えという。が、間髪入れずに零ちゃんが「そんな教室はありません」と一蹴し、「行きますよ」と言ってみんなを連れて行く。

零ちゃんがみんなを連れて行った場所は廊下にある創立66周年記念の銅像の前だった。で「答えはこの中です」と言う零ちゃん。そして説明を始める。青葉台学園初等部の創立は1939年で、ここにある銅像は今年(2005年です。)創立66周年(銅像のプレートには「SINCE 1933 創立66周年記念」とある。)を記念して作られたものった。(66周年って、普通は60周年とか65周年を祝うと思いますけど...まあ、6のぞろ目ということでよしとしましょう。)銅像には白い布が被せられていて、しかも鎖がしっかりと巻かれていて、鍵がかけられている。(何でこんな事してあるのでしょうか?)零ちゃんは校長に「先生、鍵を」と言って鎖を解いてもらうことにした。で、校長が鍵を開ける。その間に五代さんが零ちゃんを引っ張っていくとそっと尋ねる。「さっきの黒板の計算式、答え分かったのか?」間髪入れずに「66でした」と答える零ちゃん。(本当かなぁ?でも、あんな式、解くのは面倒だし、零ちゃんを信用します。)校長先生は「流石、銭形くん、大正解だ」と言う。→こう言うということは、答えを知っていたの?(ということは、やっぱり六面相だという疑いが...)が、五代さんも手を挙げて「じゃあ先生、僕も正解です」と言って、ここは1階、廊下ということで「イチ・ロー」とアピールする。しかし「何たるこじつけ」と一蹴してしまう校長先生でした。(銀田一も「外でフリスビーでもしていろ」と追い払う。)

で、鍵を開けて布をめくると銅像があり、その両耳にはパンの耳がついていた。「銅像の耳にパンの耳」だが、この意味が分からない一同。そこに「2問目だ」という六面相の声が響く。零ちゃんは「これが問題?」と訳が分からない。で、五代さんが親父ギャグを口にするが、銀田一がとてつもないことに気づいた。六面相の声が響いていたということは「放送室だ」ということで、放送室のある2階に行こうとする銀田一とボームズ。しかし零ちゃんは「放送室にいるわけないじゃないですか。バレバレですよ」と言うが、「トリックは案外簡単な所に隠されているものなんですよ」と銀田一、「その通り、灯台もと暗しと言うでしょう」と校長、更にボームズも加わって「そうなので~す」と言う3人。で、零ちゃんはちょっと複雑な表情を見せて「分かりました。名(ここでは絶対に「迷」と零ちゃんは思っている...)探偵のお二人がそこまで言うのなら、急ぎましょう」と言って放送室に行くことを承知した。で、みんなは放送室に向かう。(銀田一は自分の意見が通ったと言うことで大喜びしている。)

放送室の前にやってきた一同。「放送中」というランプが点灯している。みんなが中に入っていくと六面相の高笑いの声がする。が、そこに六面相の姿は無く、「残り時間は19分22秒だ」と言う声がテープに録音されていて、それが再生されていた。で、大口を開けて何も言葉が出ない銀田一だった。

放送室から出てくると、零ちゃんは「だから言ったじゃないですか、子供だましもいいところ」と銀田一を戒める。で「じゃあ、もう何も言わない」といじける銀田一。で、ボームズがフォローする。「たまにはこういうこともあるのです。」ここまでならフォローと言えるが、続けて「多摩にはニュータウンもあるのです」(で、多摩ニュータウンの説明が字幕で出る。→これが「ケー刑事」テイストです。)更に「そして失敗は聖子の娘はSAYAKA」(SAYAKAについても説明の字幕が出る。)が、五代さんは「そんなことより、あと19分を切っているんだよ、19分」と時間のことで頭がいっぱいでした。

すると今度はボームズが閃き、立ち上がると「分かった、謎は解けたよ、ワトソンくん」と言う。すると零ちゃんが素早く反応して「止めてください、それは銭形家の専売特許だと言ってるじゃないですか」(確かに前にも零ちゃんは同じことを言いました。)が、五代さんは零ちゃんにも「そんなことより、19分を切ってるんだ、19分を」と言うだけだった。こういう外野の声を無視してボームズは推理を語る。「パンはイースト菌から作られる。イーストは東、耳は端、東端の教室です」と言う。更に、五代さんも「分かった!」と言い、「パンと言えば調理実習、調理実習と言えば家庭科の教室だよ」と答えを言う。しかし校長先生は「それもちょっと単純すぎるねぇ」と聞き入れなかった。零ちゃんは少し考えてから口を開き「銅像の耳にパンの耳、学校内で耳を使う場所と言えば、音楽室」と言う。で、みんなは零ちゃんの考えに従って音楽室に向かった。

音楽室にやってきた一同。黒板には「第3問」と書いてある。ということでそれを見た零ちゃんが「正解!やっぱりここだった」と言う。校長先生は「銭形くん、よくできました。」と言う。(でも、益々校長=六面相という疑惑が...)で、零ちゃんが「はい」と言って敬礼するのが可愛い過ぎるぞ~。すると今度はボームズが「先生、私も正解です」と言い出した。というのは、この音楽室は東端の教室だったのである。しかし校長先生は腕組みをして「何たる偶然」と切り捨てた。更に五代さんも負けておらず、「先生、俺も正解です。音楽室のすぐそこに家庭科教室があります」と言って窓の方を指さす。が、「広~い中庭挟んでいます」と零ちゃんが直ぐに言う。これに「君、細かいことを言うもんじゃないよ」と言う五代さん。校長先生は「まあまあ、どんな答えでも近くまではたどり着けるもんや。例え難問といえども」と言って「間違っている」とは決して言いません。(教育者というのはこういう所がなければいけません。でも、中庭があるのだったら、10点中2点が良いところでしょうね。)校長先生の言葉を受けて零ちゃんは目を閉じて考えると「増せり、悪の数字」(ここでAパート終了。経過時間は17分を過ぎたところです。ということは、Bパートは8分半弱と言うことになります。)

残り時間は11分を切った所だった。(10:50を割りました。)音楽室にカチカチとメトロノームの音が響いている。で、五代さんが「先生。それ、止めてくださいよ」と注意する。実は校長先生がメトロノームをいじっていたのでした。五代さん、相当焦っている様子です。ボームズがギターを持って、銀田一はトライアングルを手にしていて「♪次の問題はどこ~」とシャンソン風に歌っている。(結構のんびりしている迷探偵さんです。)で、銀田一が楽譜を目にすると、「これは?」と声を上げる。で、みんなは銀田一の側に集まる。すると「スポーツ納豆」というものがあった。ボームズが「分かった!」と自信たっぷりに「給食室だ」と言う。しかし校長先生が間髪入れずに「うちは給食センターから運ばれてくるので、給食室はありません」と言う。(ボームズさん、撃沈です。)すると「8分を切った」と五代さんが腕時計爆弾を見て言う。すると銀田一はボームズにそっと近づき、「ねえねえ、ボームズくん、二人で逃げよう」と言いだした。これに「ナイス・アイデア」と返すボームズ。が、ちょっと気兼ねする銀田一。しかし零ちゃんは「いいですよ。校長先生も行ってください」と言う。校長先生は「そんな~ぁ」と心配顔をするが、銀田一とボームズは「お言葉に甘えて」と言って去っていこうとする。が、五代さんが「待ちたまえ」と言って二人を呼び止めた。「ここから半径2kmの圏外に脱出するには、時速15km/hで走らなければ無理だ。残念ながら君たち、諦めるしかないな」と言う。(あれ、いつもの五代さんらしくないぞ...)零ちゃんはそんな五代さんを睨むように見ていて、必死になって考える。校長先生は「手遅れなのか?」と言って五代さんの元にやってくる。銀田一は「こうなったら、銭形零さんと一緒に戦うよ」と言う。が、零ちゃんはそういう外野の声に耳を貸さずにひたすら考えている。銀田一、ボームズ、五代さん、校長先生も「納豆、納豆...」と口にしながら考える。

で、銀田一が「納豆と言えば...」と言うと、ボームズが「粘る」、校長先生が「臭い」と口にする。で、これらから「トイレ」と五代さん。で、一同はトイレに走っていく。男子トイレを調べる五代さん、銀田一とボームズは女子トイレを調べる。が、何もない。で、「ブッブー!」と六面相の声が響いた。五代さんは再び腕時計爆弾を見て「5分を切った」と言う。零ちゃんは「あとはあそこしかありません」と言うと走り出して校舎の外に出た。「答えは校門です」と言う零ちゃん。走りながら「何で校門なの?」と尋ねる銀田一に、やはり走りながら答える零ちゃん。「納豆」と言えば「水戸納豆」、「水戸」といえば「水戸黄門」という理屈でした。で、校長先生は「銭形くん、よくできましたよ~」

残り時間は「22秒」になっている。校門の前にやってきた零ちゃんと五代さん。再び腕時計爆弾を見て「15秒前」と叫ぶ五代さん。零ちゃんは「キーは何処?」と必死に捜す。で、校門脇の植え込みの端に1枚のチケットを発見した零ちゃんはそれを手にすると「謎は解けたよ、ワトソンくん」と同時に時間は「00:00」。爆発に備えて屈み込む男衆4人だったが、爆発は起こらなかった。そこに零ちゃんが落ち着いた口調で「皆さん、もう大丈夫です」と言って発見したチケットを見せる。それは東京から水戸への切符(指定席券)であった。(大塩鉄道のビッグソルト大塩号 8号車2番A度、¥2500 とある。→ここではお馴染みの数字である「28」をばらして使っていますね。でも「A度」って「A席」の印刷ミスですよね...尚、JRで東京から水戸までは、常磐線経由で¥2210でした。このチケットはビッグソルト大塩号の指定席券ということを考えたら、JRよりも若干割安と言えますね。)

すると、五代さんの腕時計爆弾がアラーム音を発し、時間が120分に再セットされた。「どういうこちだ?」と問うボームズに、零ちゃんは「このチケットを使って水戸まで2時間。爆弾のキーは水戸にあるということじゃないですか」と言う。で、銀田一が「急ぎましょう」と言うが、五代さんは「待て、俺一人で行く。危険すぎる。これ以上みんなには迷惑かけられない」と言うと、一人で学校の外に向かって歩き出した。すると零ちゃんは「逃げる気ですか?」と言う。で、立ち止まる五代さん。零ちゃんは問題を出す。「茨城県水戸市の一世帯当たりの年間の納豆消費量11,330g、グラム0.6円とすると年間消費額はいくらになるでしょう」という問題だったが、答えられない五代さん。で、鐘の音が響くと、銭形ストラップが飛んでくる。で、チェーンが五代さんを捕らえた。「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上が始まり「わらわの暗算、解いてみよ!」でチェーンを引く零ちゃん。すると五代さんは大回転して、その場に倒れ込む。

零ちゃんが「あなたが怪人六面相ですね」と言う。すると五代さんはゆっくりと立ち上がり「おい、銭形、何を言ってるんだ。この時計が警視庁に届けられた時、お前と俺、一緒にいたじゃないか。いつすり替わるって言うんだ」と言うが、「あなたは最初から五代さんに変装していたんです。その腕時計を着ける前、鰻屋の出前持ちが来る前に」と返す零ちゃん。五代さんは「俺が六面相とすり替わったというのなら、あの鰻屋は誰なんだ?」と尋ねるが、笑みを浮かべた零ちゃんは「五代さん」と言うと、本物の五代さんと柴田さんがその鰻屋の出前持ちを逮捕していて、側に歩いてくる。それを見て驚くボームズ、銀田一、依田校長。

本物の五代さんが「共犯者は逮捕した」と言うと「さあ、行くぞ」と言って柴田さんが連行していった。更に「それから瑠の秘宝も警察が確保しました」と零ちゃんが語る。そして「残念でしたね」と笑顔で六面相に言う零ちゃんがまた可愛い!で、六面相が変装した五代さんは「くっそ~」。零ちゃんの説明は続き、「怪人六面相の目的は、私たちを小学校から出さないこと。その30分の間に小学校の裏手の美術館にある瑠の三宝を盗み出そうとしていたんです」すると「バレテいたのか」と言葉を返すニセ五代さん。で、零ちゃんが指示をして五代さんがニセモノに手錠を掛ける。が、手錠を掛けた右手がまたも抜ける。で慌てる五代さん。零ちゃんも「また?」と驚く。(零ちゃんは一度経験しているのだから、手を打っておかなきゃ...)で、ニセの五代さんは笑い出してから顔を剥いで正体を現す。が、ここでまたも「ジャストモーメント」と言って着替え始める六面相。(これはお約束です。)マントまで羽織り、着替え終わるとすかさず飛び上がった。で、小学校の屋上に移動した。(これって、もの凄い跳躍力です。間違いなしに陸上競技の棒高跳びで世界新記録が出せますね。)

六面相は屋上から見下ろすと、零ちゃんに「何故私が六面相だと分かったのか?」と尋ねる。これに「教えません、企業秘密です」と零ちゃんは両手の指でバッテンを作って返す。すると「ドケチめ」と六面相。(こうなると、子供の喧嘩ですね...)零ちゃんは「このまま足を洗いなさい」と言うが、「そういう訳にはいかないな。私にはあと5つ顔が残っているのだよ」と言うと高笑い。そして「さらばだ、諸君。またいつか会いましょう」と言って消えてしまう。零ちゃんは「消えた...」と呟くだけでした。→次に登場するときは「怪人五面相」となって現れることになる怪人さんだが、この後零ちゃんに対して三度目の挑戦はありません。で「銭形雷・1st.24話」に登場し、雷ちゃんに挑みます。(その時、ボームズと銀田一の再登場がちょっと面白いことになっています。)

事件解決後の夜の町。零ちゃんと五代さんが歩いている。五代さんは、今日は非番だったが急に呼び出されたということをぶつくさと漏らしている。で、零ちゃんがニセモノだと言うことを直ぐに見破った理由を零ちゃんに尋ねる五代さん。これに零ちゃんは「柴田さんから、昨日は五代さんと飲みに行ったと聞いてましたから」と答える。が、「それってどういうこと?」と訳が分からない五代さんは更に問う。すると「五代さんって、飲んだ翌日って、凄くお酒臭いんです。だけど今日は凄く良い匂いがしたんですよ」と答える。更に「迷探偵たちが逃げようとした時、時速15km/hじゃないと無理だなんて、本物の五代さんがそんなに速く計算できるわけが無いじゃないですか。それで確信したんです」と説明してくれる零ちゃん。これに「待ちなさいよ、あなた、僕のこと、バカにしてません?」と返す五代さん。すると「やっぱり五代さんがいないと...私たちは名コンビですから」と零ちゃんはそれなりにフォローするが、「コンビ」の間違いだと思いますが...(お姉ちゃまのように、生意気なことを口にする零ちゃんですね。で、泪お姉ちゃまのように話を食べ物の方に持って行こうとして)「そう言えば占いに書いてあったなぁ」と占いの事を口にする。「大切な人のおめでたい日を祝ってあげると幸せになれるって」ということで「五代さん、誕生日おめでとうございます」と言う零ちゃんはお辞儀をする。これに「ありがとう」とすっかりご機嫌な五代さん。で「鰻、食べに生きましょう」と零ちゃん。ご機嫌の五代さんは「いいですね。レッツ・鰻。奢ります」ということで、零ちゃんは鰻をゲットしました。が、「本当は、祝ってあげると美味しいものにありつけると書いてあったんだけどね」と五代さんに聞こえないようにばらした零ちゃんでした。

今回の物語は、3度目の登場となった怪人さんですが、色々と学習していて、バレた顔は1つだけでした。犯罪をしようとしていると言うことは評価できませんが、過去からしっかりと学ぶと言うところだけは評価できます。やっぱりただの泥棒とは違う怪人さんでした。(まあ、同じ失敗をしないということで、このように過去から学ぶと言うことは大事なことです。→「教訓」まである「ケー刑事」、最高です!!)

次回は第17話(2nd.4話)「おっちょこちょいなミステイク ~放送事故殺人事件」ということで、TBSの「銭形泪」の放送の時に実際に起こった放送事故を元ネタとしている物語である。(1st.4話を放送するはずだったのが、2nd.4話が放送された。)というとで、「放送事故」となったら普通は大問題になるのですが、こういうところまでネタにしてしまうのは「ケー刑事」ならではです。更に、劇中ドラマとして「理想の刑事」というものが登場するが、パロディ精神も健在です。

鑑識メモ。零ちゃん出題の問題の答えを言う柴田さん。(今回の問題は簡単な計算だけということで、易しい問題でした。)「11,330グラム×0.6円で、答えは6798円でした」と機械的に一気に話した柴田さんは、「今日は零ちゃんの小学校で怪人六面相との因縁の対決。小学校と言えば縦笛」と行って縦笛を見せると「当時の私のあだ名は「縦笛の貴公子」でした」と言うと縦笛で演奏を始める。曲は「チューリップ」だったが、直ぐにメロディが外れてしまって... で、それを見ていたあの方は携帯を閉じてしまいました。

 

 

ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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↓怪人さんが登場するのはこちら
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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↓白木みのるさん関係
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全5巻

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↓その他のネタ
スター・ウォーズ トリロジー リミテッド・エディション (初回限定生産)

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スター・ウォーズ エピソードI ファントム・メナス

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スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃

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スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

スター・ウォーズ エピソード3 / シスの復讐

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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↓「鰻」に関して
ウナギのひみつ

ウナギのひみつ

  • 作者: カレン・ウォレス, マイク・ボストク, 百々 佑利子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 1996/10
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何度でも足を運びたくなるいい店好きな店―蕎麦・鮨・鰻・天ぷら・酒

何度でも足を運びたくなるいい店好きな店―蕎麦・鮨・鰻・天ぷら・酒

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本
ウナギのふしぎ―驚き!世界の鰻食文化

ウナギのふしぎ―驚き!世界の鰻食文化

  • 作者: リチャード シュヴァイド
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本
ウナギの科学―解明された謎と驚異のバイタリティ

ウナギの科学―解明された謎と驚異のバイタリティ

  • 作者: 小沢 貴和, 林 征一
  • 出版社/メーカー: 恒星社厚生閣
  • 発売日: 1999/04
  • メディア: 単行本
 
↓「1939年/第二次大戦」について
ヒトラーが勝利する世界―歴史家たちが検証する第二次大戦・60の“IF”

ヒトラーが勝利する世界―歴史家たちが検証する第二次大戦・60の“IF”

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2006/10
  • メディア: 単行本
技術戦としての第二次大戦

技術戦としての第二次大戦

  • 作者: 兵頭 二十八, 別宮 暖朗
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2005/09/09
  • メディア: 単行本
第二次大戦回顧録 抄

第二次大戦回顧録 抄

  • 作者: ウィンストン チャーチル
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2001/07
  • メディア: 文庫
恐るべき欧州戦―第二次大戦知られざる16の戦場

恐るべき欧州戦―第二次大戦知られざる16の戦場

  • 作者: 広田 厚司
  • 出版社/メーカー: 光人社
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 文庫
第二次大戦ドイツ軍最強兵器

第二次大戦ドイツ軍最強兵器

  • 作者: 原田 敬至
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本
第二次大戦駆逐艦総覧

第二次大戦駆逐艦総覧

  • 作者: M.J. ホイットレー
  • 出版社/メーカー: 大日本絵画
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
第二次大戦戦車大全集

第二次大戦戦車大全集

  • 作者: 原田 敬至
  • 出版社/メーカー: 双葉社
  • 発売日: 2006/02
  • メディア: 単行本
 
 ↓「イチロー」関係
イチロー 262のメッセージ

イチロー 262のメッセージ

  • 作者: 『夢をつかむイチロー262のメッセージ』編集委員会
  • 出版社/メーカー: ぴあ
  • 発売日: 2005/03/11
  • メディア: 単行本
イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫

イチロー思考―孤高を貫き、成功をつかむ77の工夫

  • 作者: 児玉 光雄
  • 出版社/メーカー: 東邦出版
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: 単行本
図解版 イチロー思考

図解版 イチロー思考

  • 作者: 児玉 光雄
  • 出版社/メーカー: 東邦出版
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本
イチロー―努力の天才バッター

イチロー―努力の天才バッター

  • 作者: 高原 寿夫
  • 出版社/メーカー: 旺文社
  • 発売日: 2000/07
  • メディア: 単行本
イチローイズム―僕が考えたこと、感じたこと、信じること

イチローイズム―僕が考えたこと、感じたこと、信じること

  • 作者: 石田 雄太
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2003/03
  • メディア: 単行本
ICHIRO―メジャーを震撼させた男

ICHIRO―メジャーを震撼させた男

  • 作者: ボブ シャーウィン
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 文庫
イチロー262―地元紙が伝えるメジャー新記録への軌跡

イチロー262―地元紙が伝えるメジャー新記録への軌跡

  • 作者: シアトルタイムズ記者グループ
  • 出版社/メーカー: イーストプレス
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本
 
↓その他、ネタ関係

多摩・稲城市―多摩ニュータウン

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 2000
  • メディア: 単行本

多摩ニュータウン研究

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 中央大学出版部
  • 発売日: 2004/12
  • メディア: -
Doll

Doll

  • アーティスト: SAYAKA
  • 出版社/メーカー: ソニーミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/02/23
  • メディア: CD
スクール・ウォーズ HERO

スクール・ウォーズ HERO

  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2007/01/27
  • メディア: DVD
ドラゴンヘッド

ドラゴンヘッド

  • 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
  • 発売日: 2006/06/23
  • メディア: DVD
これでわかった 水戸納豆の謎

これでわかった 水戸納豆の謎

  • 作者: 岡村 青
  • 出版社/メーカー: 東京新聞出版局
  • 発売日: 2001/01
  • メディア: 単行本

水戸光圀―黄門漫遊記の謎

  • 作者: 八切 止夫
  • 出版社/メーカー: 日本シェル出版
  • 発売日: 1983/08
  • メディア: -

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電王#1 [特撮]

とりあえずl話ということで、全く期待していない中で見ました。が、予想を通り越した酷さで、「これ、何?」という酷さだけしか残っていない。(と言うことなので、BGMも選ばず、物語の筋にツッコミを入れる気力も失せてしまった。)

まずは、これってコメディ作品なんですか?(→コメディにしたら笑えない低レベルでしたが...)それから、これって素人が制作した自主製作作品なの?(→出演者の演技力があまりにも低すぎる。演技経験が殆ど無いと言っても、目を覆いたくなるだけでした。)更に、登場人物の基本設定があまりにも極端な設定で、お笑い作品と言わずして何というのでしょうか?あまりにも行きすぎたヘタレキャラだったら、本来の対象年齢であるお子様たちもバカにして相手にしないだけである。「バカ」をやると楽しいということはあるが、「行きすぎたバカ」となると白けさせるだけである。(こんなのに「OK」を出した制作陣、何を考えているのか...スポンサーは玩具が売れれば良いとしか考えていないので、論外。)結局、大きなお友達がグッズを買ってくれることに期待ということですかねぇ。こんな姿勢では言い作品が生まれるなんてあり得ない。→それに気づかないオバカ・スタッフ。ここ数年盛り上がった特撮ヒーロー作品が縮小されていく原因の一つはここにもありますね。

演技力に関しては、演技経験が殆ど無い人が起用されるのがこの枠の特徴であり、1年間という時間を掛けて育てていくという考えがあることは分かっている。よって、初回からしばらくは目をつぶるのだが、今回のキャストはそれにしてもあまりにもレベルが低すぎる。(だからこそ、育て甲斐ははあるのでしょうが...)完全に学芸会である。低予算のC級、D級の自主製作作品の出演者の方がもっと良い演技をしていますよ。これでは見ていてもイライラが蓄積するだけであって、キャラに惹かれるということは全くなく、物語を楽しむのは不可能である。(一応、「アギト」の真魚ちゃんを引っ張ってきて、「これで許してください」と言っているように感じるだけでした。)で、こういう悪循環に入ると、それなりの役者さんなら、オファーがあっても断るでしょう。(喜んで快諾するのは京本政樹ぐらいでは?)

で、それをCGの多用による映像で誤魔化そうというのだから、これはこれでまたもドツボにハマる道を進んでいる。CGの技術は日進月歩であり、あっという間に陳腐化してしまう。で、ゴミと同じように捨てられるだけである。(ということは「電王」は単なる時間枠潰しの作品ということになる。)

売りの一つとした「電車」であるが、「銀河鉄道物語」のパクリと思っていたら、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」までもパクっていた。まあ、素人にはそれなりに受けるだろうが、放送終了と共に忘れ去られるだけの全く内容の無いもので、評価出来るような代物ではない。

そんな中で、目新しさと言えば、怪人をフルCGとして、上半身と下半身を上下入れ替えて登場させたということぐらいだろうか。(でも、これもホラー作品の世界などでは既に用いられていて、やはりパクリの一つでしかない。)

「響鬼」の30話以降、完全に狂ってしまった制作陣であるが、もはや何をやっても悪循環という泥沼から抜けられず、もがき苦しんでいるだけ。こうなると全員入れ替えても回復は無理、道は「ライダー休止」しかないですね。「最初からクライマックスだぜ!」というキャッチコピーが、この先は「見る価値なんてないですよ」と言っているように感じました。

尚、1話の怪人として「蜘蛛」にしないで「コウモリ」にしたことはそれなりに評価するが、それだけでは全く救いようがない。(5点満点では星1つも与えられないし、10点満点でも同じ。)

一応、1話と2話はセットでパイロット版という意味合いもあるので、次回まで猶予をとするが、再来週以降は離脱して、日曜の朝8時から8時半は暇になる、ということがほぼ確定しましたね。

最後にもう一言、こんな駄作を放送するなら、名作である「仮面ライダーV3」や「仮面ライダークウガ」の再放送をした方が絶対良いですね。

 

 

銀河鉄道物語 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: エスピーオー
  • 発売日: 2005/12/22
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バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー・ボックスセット

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3

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  • 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
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仮面ライダーV3 BOX

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仮面ライダー クウガ Vol.12

全12巻

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  • 出版社/メーカー: 東映
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