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「EAST OF EDEN」 [映画(洋画)]

表題の作品は1954年の映画「エデンの東」である。この作品はJ.ディーンの初主演作であると同時に、彼の代表作であるということは、あまりにも有名であり、説明の必要はないだろう。ジョン・スタインベックの原作小説を映画化した作品であるが、この小説は旧約聖書にあるカインとアベルの物語をベースにした長編作品であるが、そのエッセンスを凝縮して映画化している。また、本作の主題歌は、映画史に残る名曲としてスタンダード・ナンバーとなっていて、誰でも一度は耳にしたことがあるだろう。(それほど有名な一曲である。)

映画のデータを記しておくと、監督はエリア・カザン、脚本を書いたのはポール・オズボーン、撮影はテッド・マッコード、音楽はレナード・ローゼンマンである。そして出演は、ジェームズ・ディーン、ジュリー・ハリス、レイモンド・マッセイ、リチャード・ダヴァロス、ジョー・ヴァン・フリート、ロイス・スミス、アルバート・デッカー、バール・アイヴスたちである。尚、本作からは、ジョー・ヴァン・フリートがアカデミー助演女優賞を獲得している。(監督、主演男優、脚色賞はノミネートされたが、受賞できず。)

物語の方は、農場を経営するトラスクー家。まじめで性格も温厚で、父に可愛がられた兄アロンと、気むずかしい性格で暴れん坊で父からは冷たくされた問題児の弟キャルがいた。アロンの婚約者エイブラだけがキャルに優しく接するが、彼女は次第にキャルに惹かれていくことに...

制作から半世紀以上の歳月が流れたが、本作は不朽の名作としていつまでも残る作品である。未見の方は、とにかく見ておきましょう!

 

(何故、画像がないの?)

エデンの東

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD

↓原作小説

エデンの東(上)

エデンの東(上)

  • 作者: ジョン スタインベック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/04/21
  • メディア: 単行本
エデンの東(下)

エデンの東(下)

  • 作者: ジョン スタインベック
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2005/04/21
  • メディア: 単行本

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ENGLISH BEAT『SPECIAL BEAT SERVICE』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1982年に発表された彼らの3rd.アルバムである。とても聞きやすいポップなサウンドで明るく楽しい、これぞ'80'sサウンドというものを聞かせてくれるアルバムである。本アルバムは、Billboardのアルバム・チャートでは最高位39位を記録したが、1983年の年間アルバム・チャートでは40位にランクインするという離れ業を達成している。(最高位がTOP 40にギリギリ入ったというアルバムでは、普通ならば年間チャートではTOP 100にはランクイン出来ないのが殆どである。また、ランクインしたとしても、辛うじて100位以内というのが殆どであり、この一にランクインしたというのは偉業である。)これはロング・ヒットを記録したからに他ならないが、それは収録曲のサウンドを聴けば、その理由は分かるであろう。とにかく、楽しいながらもちょっぴりメロディアスなメロディが心地良さを与えてくれるのであり、長く愛されたと言うことである。(こういうアルバムを「隠れた名盤」というのである。)

収録されているのは以下の全12曲である。『I Confess』『Jeanette』『Sorry』『Sole Salvation』『Spar Wid Me』『Rotating Head』『Save It For Later』『She's Going』『Pato And Roger A Go Talk』『Sugar And Stress』『End Of The Party』『Ackee 123』。

この中からは、Billboardの年間シングル・チャートのTOP 100にランクインするような大ヒットは生まれていないが、『Save It For Later』『Jeanette』『I Confess』の3曲がシングル・カットされて、それぞれがそれなりのヒットを記録している。

本アルバムからの筆者のお薦め曲は、シングル・カットされた曲の中からは『Save It For Later』、それ以外の曲では『Sole Salvation』『Pato And Roger A Go Talk』『End Of The Party』という所をピックアップしておく。

聞きやすいサウンドであるので、ゃゆわゃとサウンドがお好きな方であれば違和感なく入っていくことが出来るものである。'80'sサウンドのファンであれば、是非、耳を傾けてもらいたいグループのアルバムである。

 

Special Beat Service

Special Beat Service

  • アーティスト: The English Beat
  • 出版社/メーカー: Sire/London/Rhino
  • 発売日: 1999/10/26
  • メディア: CD


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EDDIE RABBITT『HORIZON』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表した彼の6th.アルバムである。(ベスト盤1枚は除く。)彼の優しく包み込むようなボーカルは、アメリカの心を歌うものであり、じっくりと味のあるボーカルを聴かせてくれる。本アルバムでは、そんな彼に脂が乗り、彼の最高の曲が詰まったものであり、'70'sのカントリー界で名を馳せた彼であるが、'80'sになって改めて健在ぶりを示し、これまで以上に飛躍したアルバムでもある。本アルバムは、1981年のBillboard年間アルバム・チャートで41位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位19位を記録している。(最高位の割に年間チャートの順位が頑張っているのは、カントリー系のアルバムというのはTOP 10入りするようなビッグ・ヒットにならなくても、長く支持されるロング・ヒットになるためでもあり、その通りにロング・ヒットになった。)

収録されているのは以下の全10曲である。『I Love A Rainy Night』『747』『Drivin' My Life Away』『Short Road To Love』『Rockin' With My Baby』『I Need To Fall In Love』『So Deep In Your Love』『What Will I Write』『Pretty Lady』『Just The Way It Is』。

本アルバムには、彼の最大のヒット曲『I Love A Rainy Night』が収録されていて、この曲は1981年に2週間全米No.1の座(彼の曲では唯一の全米No.1ソングである。(カントリー。チャートでは1位を獲得した曲は多数有ります。))を獲得すると共に、1981年のBillboard年間シングル・チャートでも8位にランクインするビッグ・ヒットになっている。また、この曲に先駆けて、『Drivin' My Life Away』は1980年のBillboard年間シングル・チャートの85位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位5位を記録している。

筆者のお薦め曲は、当然のことながら『I Love A Rainy Night』と『Drivin' My Life Away』は欠かすわけにはいかない。じっくりと聴かせてくれる良い曲である。この他には『So Deep In Your Love』『Pretty Lady』『Just The Way It Is』という所をピック・アップしておく。

この後、'80'sの時代は、カントリー・チャートではコンスタントにヒットを放ち続けた彼であるが、1990年にアルバム「JERSEY BOY」を最後に新たな創作活動を停止した。(身内の不幸などがありました。)そんな彼は、1998年に56歳という若さで逝ってしまったが、彼の残したサウンドは永遠に残るものである。彼のサウンドを聴くにはベスト盤も多数リリースされているが、やはり彼の代表作である本アルバムは聴いてもらいたい所である。

 

↓何故か本アルバムが無いので、ベスト盤をピックアップしておきます。

All Time Greatest Hits

All Time Greatest Hits

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Warner Bros.
  • 発売日: 2005/03/15
  • メディア: CD

The Very Best of Eddie Rabbitt

The Very Best of Eddie Rabbitt

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Intersound
  • 発売日: 2005/08/09
  • メディア: CD
Greatest Country Hits

Greatest Country Hits

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Curb
  • 発売日: 1991/02/12
  • メディア: CD
Greatest Hits

Greatest Hits

  • アーティスト: Eddie Rabbitt
  • 出版社/メーカー: Cema Special Markets
  • 発売日: 1995/06/16
  • メディア: CD

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