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ケータイ刑事銭形雷15話[改訂版] [ケータイ刑事]

最初に特報から。1/28(日)の朝9:30から、BS-iで「ケータイ刑事THE MOVIE2・ナビ」が放送されます。(10時からは「銭形零」の再放送です。)2月になってから放送されると思っていましたが、突如空いた放送枠に飛び込みで放送されるというのは嬉しいことです。また、2月の「ショートフィルム道」の再放送の枠(第3日曜の24:00から、2月は18日です。)では「黒川芽以STYLE」ということで、泪フィギュアのDVDに収録されているものが放送ということです。(急な変更で差し変わる可能性もありますが...)現在、このDVDは入手困難なだけに、これは貴重です。

ここからは雷ちゃんの方に戻ります。今回の物語は第15話「幻の女子高生刑事と共に追う謎! ~スカイフィッシュは実在した殺人事件」である。今回の物語には最初にナレーションが入るが、「セミドキュメンタリー・タッチ」ということで、雰囲気としたら「・13話」の1シーン・ノーカットのような雰囲気が何処かにある物語でもある。(1シーン・ノーカットではありません。念のため)第2クールに突入してパワーアップした「銭形雷」であるが、一つは放送枠が日曜から土曜に移動になったこと、もう一つは劇場版「ケータイ刑事THE MOVIE」の方も一段落ということで、いよいよ力が入ってきました。(第1クールの終盤は少しお休みに近い感じがありましたからね...)

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行っているためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように長文&(今更ながらの)ネタバレありで、本編に行きます。

OP主題歌が終了すると、今回の内容についての案内が入る。「今回のケータイ刑事は大袈裟なセミドキュメンタリータッチで放送します!」と赤い文字のテロップが入り、TBSの浦口直樹アナウンサーがナレーターを務めている。それに続いて日本が赤く塗られた世界地図が出て、日本がアップになり、続いて神奈川県横浜市青葉区緑山が赤く塗られた地図に変わり、緑山が時代に取り残された最後の「秘境」として紹介される。(でも、その場所というのはTBSの「緑山スタジオ」である。)→港区赤坂だけではなく「緑山」にまで時空の歪みは広がっています。

「前人未踏の地には多くの謎が隠されている」ということで、ノリは「川口浩探検隊」である。「緑山オープンスタジオ。決して生きて帰ることが出来ないと言われるこの魔の山に、一体何が潜んでいるのか」と、いよいよ「水曜スペシャル」の世界である。で、取材クルー(撮影隊)が車で現地に向かっていて、車には三角の小旗が付いているが、そこに書かれている文字は「氷曜スペシャル」(「水曜スペシャル」ではない。→一体何曜日?でも、これが「ケー刑事」のパロディ精神である。)

現地に到着したのは探検隊隊長の川渕浩(かわぶち・ひろし。完全に「川口浩探検隊」が元ネタである。これが分からない方は、これを受け継いだ「藤岡弘、探検隊」や「宮内洋探検隊」と言えばお分かり頂けるであろう。)とそのスタッフたちであった。で、現地に到着した探検隊は「緑山に生息するという伝説の天才女子高校生刑事の謎に迫るため、決死の取材を敢行した」って、取材内容はどうも適当なものという感じが見え見えである。で、山に入っていく探検隊の面々。

雷ちゃんはトミーの後についていって、山道を歩いているが「もう、どこまで歩くんですか?焼き芋3本でここまで来たのに...」と文句を言っている。(久しぶりに銭形家のお嬢様の好物である「焼き芋」ネタの登場です。でも、3本で来るなんて、雷ちゃんも買収されやすいようですね。)で、歩き疲れたようで、「これ以上歩くなら、5本は下さいね、5本」とトミーに言う。(あれ、雷ちゃんも「大食い」になっているのですか?これは「食欲モンスター」と言われたちゃんのようになっていますよ...)で、トミーは立ち止まると背広の内ポケットから手紙を取り出し「伝説の刑事・岡野富夫への取材があるんだ。もう少し我慢しなさい」と雷ちゃんを宥めるが、手紙は雷ちゃんの手に渡っていて、封筒を開いた雷ちゃんは声を出して読む。「伝説の刑事であるあなたの取材をしたく、緑山オープンまで来られたし。銭形雷様」で、「これって、私への招待じゃないですか。岡野さんは付き添いって...」ということで、いつものようなやりとりをしている雷ちゃんとトミーだったが、川渕隊長以下の探検隊メンバーがこっそりと二人に近づいてくると、二人の背後から緑色をした網をかける。(「赤い網」だったらちゃんに確保される犯人になる...)で、ナレーションが入り「我々は遂に伝説の女子高生刑事の捕獲に成功した。」探検隊のメンバーは、まるで猛獣でも捕獲したかのような態度でいる。

その網を外されると、雷ちゃんは「一体何なんですか?」と問う。すると、川渕隊長を中心にして探検隊のメンバーが整列し、隊長が「すいませんでした。我を我は川渕浩探検隊。緑山の山奥に住むという幻の女子高生刑事を追ってここまで来ました」と事情を話し、敬礼をする。すると「カット」の声が響いて、ドリマックス・プロデューサーの小板洋司(こいた・ようじ)がやっきて、「私がプロデューサの小板です」と挨拶をする。(ドリマックスは本作の製作を行っている会社であり、雷ちゃんとは顔なじみということで、)「ドリマックスの小板さん、どういうことですか?」と尋ねるが、更に音声スタッフのデカ長、カメラマンの大西、照明の大村という顔ぶれ(OPのスタッフの名前の所でちゃんと出ています。)がいることに気づいた雷ちゃんは「ケータイ刑事スタッフが、何で?」と、零ちゃん風の惚けた表情をみせる雷ちゃん。(もはや完全に内輪ネタとなっているが、こういう所はケー刑事・ワールド全開です。)

で、小板プロデューサーはストーリーを説明する。探検隊は幻の女子高生刑事・銭形雷様を発見、川渕浩さんと感動の対面を果たし、更に山奥に潜むと言われているスカイフィッシュの謎を雷様と共に暴き出す、という企画を立てたということだった。(あれ?「雷ちゃんが刑事であることは誰も知らない」じゃなかったの?更に「」と付けて呼ぶのはやっぱり「」だと思うのですが...)尚、画面ではここで「スカイフィッシュ」の説明が入る。→世界中至る所で発見されている未確認生物であり、人間の肉眼では確認できないほどの速さで垂直に飛ぶ、と説明する川渕。で、トミーも嬉しそうな表情になって「UFO並びにUMA・未確認生物の発見は人類の新たな挑戦なんだよ」と雷ちゃんに言うと「冒険探検クラブ2級の血が騒ぐなぁ~」と言って、その資格証を雷ちゃんに見せるトミー。が、雷ちゃんはいつものように呆れ顔をするも、今回は何かが違います。「まあ、一緒に探してもいいですが、焼き芋増えますからね」とトミーに言うと、笑顔で「7本」と言ってスキップ。→これでは完全にちゃんの大食いキャラになっちゃいます。

雷ちゃんとトミーは探検隊のメンバーと一緒になって山道を進んでいく。ナレーションがる。「幻の女子高校生刑事と感動の遭遇をした我々取材班を待ち受けていたのは、想像を絶する恐怖だった」探検隊の一行が目にしたのは、木の枝からぶら下がっている猛毒を持つヘビだった。トミーは「危ない、銭形くん、噛まれたらどうする」と言って雷ちゃんの前に立つが、雷ちゃんは「ゴムじゃないですか」と口にする。しかし、川渕隊長はナイフを手にして格闘しようとする。(→それにしても、今更クールな所を装ってもダメですよ、雷ちゃん。ノリが悪いと言われるだけです。こういう「やらせ演出」が「探検隊」のノリですからね...)

が、そこに「あんたら、そこで何をやっているの?」と、おばちゃんの声がする。(このおばちゃん、緑山スタジオの職員です)がナレーションは「我々取材班は村人から新たな情報を聞きつけた」(このノリはやっぱり「川口浩探検隊」である。)で、「IDカードを持っているのは誰?」とおばちゃんは隊長に詰め寄り、更に本館の警備室に連れて行こうとして隊長とちょっともみ合いになる。ここでナレーションが「村人はその谷の話を聞くと興奮してきた。この山には、未確認生物・スカイフィッシュが待ち受けていたのであった。その時!」(→12話と13話の活弁の回で、音声を変えるだけで全く違う展開に進めることが出来ることが確認されたが、早速それを実践しています。)で、警備室に連れていかれようとしている川渕隊長の目の前に空からスカイフィッシュが落ちてきた。(って、ゴムの玩具です。)で、慌てる一同。隊長とトミーは木の枝を手にして落ちてきたスカイフィッシュを潰そうと格闘を始める。「その時、我々取材班の前に予期せぬ事件が起こった」とナレーションが入り、「痛い!」という声がして袖無しシャツのおっちゃん(実は三原監督本人)が現れ、「ケータイ刑事の三原監督が魚に指を噛まれていた」というナレーションの通りになっていた。(でも、どう見てもルアーなんですけど...)→このノリは「・2nd.6話」が思い出されます。

で、雷ちゃんが「三原監督、どうしてここに?」と問う。三原監督は「殺人魚だ、この奥の沼でやられました...」と言いながら雷ちゃんの方にやってくる。で、「スカイフィッシュが生息するその森には恐ろしい殺人魚フライングキラーがいたのだ」とナレーション。これに川渕隊長が「毒を吸い出してやる」と言って三原監督の指を口にくわえ、毒をチューチューと吸い出す。終わると三原監督は「雷ちゃん、毒を出して、チューチューして」と言って雷ちゃんに迫るが、「嫌です!」ときっぱり断る雷ちゃん。で、三原監督の指はネズミ取りの罠がどんっ(衝撃)パッチン!→ここは内輪のお祭りでした。

更に先に進む探検隊。隊長が「見ろ!遺跡だ!」と声を上げた。で一同は「おおっー!」と感動の声を上げる。ナレーションも「取材班は森の向こうに遺跡を発見した。遺跡の向こうにスカイフィッシュの谷はあるのか」と入る。が、雷ちゃんは「遺跡って、たけし城の跡でしょう」とカメラ目線で口にする。(こういう場合、ミーハーなちゃんだったらノリノリになるのに、やっぱり冷めている雷ちゃんですね...)

発見した遺跡の洞窟(実はただのマンホールです)に入った一行。歩を進めていると雷ちゃんが突然「痛っ!」と声を上げる。で、「どうした?」と駆け寄るみんな。が、「靴擦れしちゃった」と言う雷ちゃんだった。しかしこれに川渕隊長はヘビの玩具をそっと取り出すと、「みんな!ウラリコブラだ!雷ちゃんがウラリコブラに襲われたぞ」と叫び、盛り上げようとする。(ここではゴムの蛇ですが、「ケー刑事」&「毒」と言えば「ウラリ」であって、それが名前に入っている動物はお馴染みです。)が、「違います!靴擦れしただけです」と改めて言う雷ちゃん。(やっぱりノリが悪い。)が、川渕隊長はそんな雷ちゃんの言葉が聞こえなかったものとして、「気をつけろ!こいつは毒ガスを出すぞ!」と叫ぶ。→「毒ガス」って、そんなヘビっているの?)で、探検隊のメンバーは毒ガスにやられたと言って全員その場に倒れてしまい、隊長もウラリコブラを必死に押さえつけている(だけど、首に一周巻いている)ものの、ピンチ。トミーがそれを助けようとする。で、「雷ちゃん、こいつに噛まれると熱出すぞ。ここは日本じゃない!」と口にする。(こういうことを言っているならば、全然ピンチではありません)これにカメラ目線で「日本です!」と雷ちゃん。(本当に冗談が通じないノリが悪い雷ちゃんです。)

緑山限定 マリモ弁当」が用意されている。しかもこの弁当の包紙には「警視庁御用達」と記されている。で、雷ちゃんは「いただきます」と言って洞窟の外で昼食タイム。トミーは既に食べ始めていて「いけますね」と言っている。ということで、探検隊は昼食を取っていた。(→「マリモ弁当」って、「・2nd.39話」や「・1st.1話」に出てきた「マリモ」ネタがここにも登場です。)更に、この弁当には「マリモ羊羹」までもが入っていました。

食事が済むと雷ちゃんはトミーに「岡野さん、お昼も食べたし、もう帰りましょうよ」と言うが、トミーは「何を言っているんだよ。大人心が分からない子供だねぇ。これからだよ、これからいよいよ川渕さんがスカイフィッシュと遭遇するんだから」と諭す。→こういう所は番組の意図までもちゃんと分かっているトミーです。(というように解釈しましょう。本当は、冒険クラブ2級という資格の自分に酔っているだけなんでしょうが...)で「さあ、いくぞ」と言うも、川渕が「ここからは危険ですので我々だけで行きます」と言ってトミーと雷ちゃんをこの場に置いて、探検隊だけで先に進もうとする。トミーは「私、冒険探検クラブ2級なんですけど...」と言って資格証を見せようとするも、川渕たちは走って出発してしまいました。

先を進む探検隊。「果たしてスカイフィッシュは我々の前にその恐ろしい姿を現すのだろうか?」とナレーションが入る。その頃、雷ちゃんとトミーは小板プロデューサと一緒にいて、トミーと小板はモニターを見ているが、雷ちゃんは「氷曜スペシャル」と書かれた三角の小旗を手に持って、相変わらずつまらなそうな表情をしていました。

先を急ぐ探検隊だったが、川渕隊長は「ここからは危険だ、俺一人で行く」と言って、隊員たちを残して一人で先に進んでいく。少し進むと、何かを発見したようで「あれは何だ!」と叫ぶ。(まさに「川口浩探検隊」が何かを発見した時の様に力が入った台詞回しです。)が、突然「やられた...」と言って苦しみ出す。そんな隊長に、何故か日の光が当たると「スカイフィッシュだ...」と声を上げて、川渕はその崖から転落してしまった。その様子の一部始終をモニターで見ていた雷ちゃんは驚いて心配げな表情を見せる。で、小板は現場に走っていった。小板がやってくるとカメラマンが川渕が落ちた崖下の方を指さす。小板は「何てことだ、救急車を呼べ!」と素早く指示を出し、隊員の二人が救急車を呼びに走っていく。また、雷ちゃんとトミーもやってきて、崖下を見つめているが、そこに「警視庁から入電中」という着ボイスで雷ちゃんの携帯に入電が入る。横浜市緑山スタジオで変死体事件発生。死亡したのは川渕浩。直ちに捜査を開始せよ、ということで捜査が始まる。(→雷ちゃんの携帯に入電があったと言うことは、ここは携帯の圏内ということになる。それなら、走って救急車を呼びに行かなくても携帯から救急車を呼べばいいと思うのですが...)

川渕の転落現場。小板と探検隊のメンバーが見ている中、柴田束志が検死作業を行っている。そこに雷ちゃんとトミーがやってくると、束志は報告をする。「全身打撲、頸椎を打ったのが直接的な死因ですね」と語る。で、川渕の遺体を確かめる雷ちゃんは、川渕の首筋に切り傷を見つける。束志が「切り傷ですね。たった今できた傷だと思われます」と言う。雷ちゃんは小板に対して「ここに来る時、何かキラキラするものを見ませんでしたか」と尋ねるが「いえ、そんなものは見ませんでしたが」と応える小板。雷ちゃんは「上から見たとき、確かに何かが光っていました」と言うが、「それがスカイフィッシュだ。一瞬にして現れて消えていったんだ」と言う小板。雷ちゃんは「そんなぁ?」と言うが、その通りで、小板の言う通りだったら、いくら何でも俊敏すぎませんかねぇ~。

小板は探検隊のメンバーに対して「ようし、撮影を再開するぞ」と言い、事件現場から離れてい濃うとする。で、「果たして川渕浩の死はスカイフィッシュの仕業なのか?」というナレーションが入るが、雷ちゃんが「そんな訳ないでしょう。もうドキュメントは終わり。これからはいつもの感じで行きます」と宣言する。→「ドキュメント」という認識だけはあった雷ちゃんですが、それだったらもっと弾けて欲しかった所です。だから「冷めている」と言われるんです...

雷ちゃんは「小板さん、捜査が終わるまで撮影は中断してください」と小板に言うが、「俺はドリマックスの小板だぞ」と拒否するが、雷ちゃんは警察手帳を見せて「捜査の邪魔です。公務執行妨害で逮捕しますよ」と告げる。(目に迫力があります)その雷ちゃんの目を見た小板は「分かりました。撤収します」と言うと、探検隊のメンバーの中に入っていった。(やっぱり警察権力の前ではねぇ...)雷ちゃんはその様子を目にすると、唇に人差し指を当て、それを前に突き出し「よどむ、悪の天気

事件現場を調べている雷ちゃんとトミー。そこに主題歌るんるん「明日吹く風」の着メロで雷ちゃんの携帯が鳴り、携帯電話電話に出る雷ちゃん。(プッシュトークであり、束志からだった。でも、ここは普通の電話(TV電話)でいいと思いますが、スポンサーに配慮した機能のデモですね。)束志は「雷ちゃん、ちょっと気になることが...」と告げる。(前回は「銭形警視正」と言たが、今回は「雷ちゃん」と言いますが、ここだけがまだぶれているところです。)束志は「知人の証言によると、川渕さんは蕎麦アレルギーであることが分かったんです」と言う。症状は様々だが、消化器から体内に入ると、酷い時は意識障害を起こすという。(そこまでの症状となると、これは生死に関係しますね...)で、トミーに弁当の残りを調べるように、またスタッフも全員集合と指示を出す雷ちゃん。(こういう所はやっぱり上司です。)

残飯の中から弁当を再現するトミー。「東京大学法学部卒業の私の仕事は完璧だ」と自画自賛している。で、雷ちゃんが小板に「このお弁当を発注したのはあなたですよね」と確認する。小板は「そうだよ。僕はこのマリモ弁当以外頼まない主義なんだ」と応える。これに雷ちゃんは「でも今日の弁当はいつも入っていないが一品だけあったんです」というと、弁当からマリモ羊羹を取って「マリモ羊羹」と告げる。この羊羹は蕎麦粉が入った羊羹だった。(「マリモ」というネタを仕込んであると思ったら、やっぱり事件に関係していましたね。)これに小板は「制作の中尾美香子がいつも弁当の品が足りない足りないと言うんで、今日は僕が弁当屋に言って一品増やしてもらったんだ」と言う。(中尾さんの名前を出すのも内輪ネタですね。でも、中尾さんの名前は今回のOPテロップにはありません。でも、BS-i作品では「番組宣伝」担当の方です。)

雷ちゃんは「あなたは川渕さんに蕎麦アレルギーがあることを知っていながら、川渕さんにこの羊羹を勧めたんじゃないですか?食事の後はあの危険な谷の上でロケでした。食事時間の後にあのロケ場所を設定しておけば、川渕さんのお腹の中で爆弾時限装置が働くように蕎麦成分のアレルギーのショック症状を起こす。こうすれば離れた所から殺害は可能です」と告げて小板を問いつめる。が、これに小板は「仮に川渕がマリモ羊羹を食べていたとして、ロケ終了後にアレルギー症状が出たって意味がないだろう。お嬢ちゃん。そんな不確実な方法で殺人をする人なんているんですかね?」と反論する。更に、(タイミング良く)柴田からのphone to電話が入り、「川渕の胃から蕎麦成分は検出されなかった。」と告げる。(川渕はマリモ羊羹を食べていなかった。)それを聞いた小板は「ほら、惜しかったね。川渕は私が殺したんじゃない。スカイフィッシュに襲われて谷底に転落したんだ」と言うと、マリモ羊羹を雷ちゃんの上着のポケットに入れると席を外した。

じっと小板を見ている雷ちゃんに、トミーは悔しそうに手を叩き、手袋を外すと「銭形くん、こういうことだってあるさ。そう気落ちしていないで、ねっ」と雷ちゃんを慰めようとする。しかし雷ちゃんは「私、気落ちなんかしていませんよ。犯人は絶対小板さんですから」と言ってマリモ羊羹をトミーに渡し、何処かに行こうとする。「何処へ行くの?」と尋ねるトミーに「現場百回、捜査の基本です」と言って笑顔で敬礼する雷ちゃん。(可愛い!)

再度、川渕の転落現場にやってきた雷ちゃんとトミー。指をかざして「気温15度、湿度40%」と測定する雷ちゃん。(これは雷ちゃんの特技ですね。)雷ちゃんは事件の時の太陽の位置はこの谷の南西で、今は4月だからということで「おかしいなぁ~」と口にする。あの時、光が反射したが、どう考えても光の入射角がおかしいと言う雷ちゃん。しかしトミーは「それこそがスカイフィッシュだよ」と言う。で雷ちゃんは「まだそんなことを言ってるんですか」と呆れ顔。(本当にトミーは変わりません。)そこに、またもるんるん「明日吹く風」の着メロで柴田からの携帯電話電話が入る。川渕のナイフの刃から彼自身の血痕が発見されたという報告だった。で、川渕の首筋にあった傷とも一致した。トミーは「ますます分からなくなってきたぞ~」と言って混乱するが、雷ちゃんは黙ってじっくりと考える。その時、太陽の光が何かに反射して雷ちゃんの顔に当たり、それに手をかざして遮ろうとする雷ちゃん。で、その時に閃いたようで、「緑山スタジオの機材置き場に鏡の変わりになるようなものはありますかね?」とトミーに尋ねる雷ちゃん。

緑山スタジオの機材置き場にやってきた雷ちゃんとトミー。「ここは地底人の秘密基地なのか?」と言うトミーに「もういい加減にしてくださいちっ(怒った顔)」と言う雷ちゃん。「はい」と素直なトミーだったが、トミーもあの柴田太郎に匹敵するマニアですね。雷ちゃんはそこで機材の整理をしているスタッフに「すいません。こちらの機材で鏡に変わるものってありませんか?」と尋ねる。これに「今日はミラー持ってきてましたけど」と返す。すると「見せて欲しいんです」と雷ちゃん。で、それを持ってくるスタッフさん。それはハーフミラー板であり、表面がシワクチャになっていた。普段は使わないものだが、前日に小板から急な発注があったという。で、雷ちゃんは「ちょっといいですか。失礼します」と言うと、シワクチャになっている表面のミラーシートを一気にはがす。これに慌てるトミーだったが、そこにはシワのない綺麗なミラーシートになり、「どういうことなの?」と雷ちゃんに尋ねるも「いずれ分かりますよ」と言う雷ちゃん。更に、壁際にあるロッカーに張ってある「川渕浩探検隊」の撮影スケジュールを見て、4/9(日)(この物語は4/8(土)に放送になりましたが、撮影時はおそらく4/9(日)の放送になることだったと思われる。)のスケジュールは「ロケ・緑山オープンスタジオ ※天候・晴れ狙い」と合ったことから「謎は解けたよ、ワトソンくん」言い終わるとVサインを披露。→益々ちゃんのようなキャラになった雷ちゃんです。(ここでAバート終了ですが、経過時間は18分半弱ということで、Bパートは7分ちょっとということになります。)

夜になり、川渕が落ちた崖下に張ってある網を回収しようとしている人物がいる。で、その人物は網をビニール袋に回収して緑山スタジオ戻ってくると、それをゴミ集積所へ持ってくる。が、緑山スタジオの職員のおばちゃんに見つかり「こんな時間にゴミ捨てて、本当にしょうがないねぇ。変なマスクして」とお小言を食らう。が、おばちゃんが消えると目出し帽を脱ぐ男。それはプロデューサの小板だった。そこに雷鳴が轟くと「雷鳴轟く積乱雲。…」と雷ちゃんの口上が始まり、「私の稲妻でしびれなさい!」から稲妻が落とされる。笑顔を浮かべる雷ちゃんは「やっぱりアナタが犯人でしたね、小板さん」と言うが、煙を噴いた小板は「利かないね」と言う。で、「嘘っ...」と雷ちゃん。小板はゆっくりと雷ちゃんの方に歩んでくるが、数歩歩いたところでその場に倒れる。それを見た雷ちゃんは右手で小さくガッツポーズ手(グー)。(お茶目な雷ちゃんです。)小板は「後から来るぜ...」と漏らす。

雷ちゃんは「そこに捨てたネットが一つの根拠です」と言って推理を語り始める。「そしてもう一つは」と言うと、トミーが「これだ」と言って手にハーフミラー板を持っている。川渕の首筋の傷に惑わされたが、あれは川渕が自分で付けた傷だった。(要するにいつもの「やらせ演出」でした。)で、打ち合わせでは(川渕が)谷底に飛び込む所まで見せて、下にセーフティネットを張っておくという約束だった。で、川渕はネットがあることを確認したから打ち合わせ通り谷底に飛び込んだ。が、それは罠で、川渕が見たのはネットの幻影だった。(ミラーにネットを写したもの)早朝に先乗りした小板がネットとミラーシートを張り、罠を仕掛けておいた。また、ミラーの存在を隠すために太陽の光も利用した。(この根拠がまたまた自虐ネタで面白い。)撮影スケジュールにある「晴れ狙い」というのがおかしく、「ドリマックスは予算がないので、いつも雨天決行のはず。それなのにこの日に限って天気を限定したのは太陽の光をどうしてもミラーに反射させたかったからですよね」と雷ちゃん。

太陽の光で目がくらんだ川渕はミラーシートに写ったネットを一瞬確認しただけで飛び込んでしまった。更に川渕は元アクション俳優なので、カットがかかるまでは絶対に動きを止めないという心理を利用した。(確かに、川渕を発見したとき「カット」と言う声は無かったです。)また、あの時乱反射していた光はスカイフィッシュではなくシートの残骸だった。いち早く谷底に降りて行った小板はミラーシートを回収し、それを機材室に隠した。雷ちゃんの説明が終わると、小板はその場に腰を下ろした。で、トミーが川渕を殺した動機を問う。

川渕は「番組を降りる」と言い出したのだった。もっと視聴率が取れる占い番組に移ると言ったので、小板は考えた。それは、川渕浩が探検の末に命を落とし、番組内で追い求めていたスカイフィッシュの手によって、ということならば視聴率が取れると読んだのだった。で、そのあとは雷ちゃんにやってもらおうと考えていた。で、トミーたちを目撃者にして完全犯罪を目論んだのだった。で、トミーが小板を逮捕した。→「視聴率至上主義」のテレビ業界に一石を投じるネタですが、こういうものはやはり地上波では出来ないですよね。(流石はBSデジタル放送である。)

雷ちゃんは小板に言う。「照明助手の萩田さんは、ミラーにしわを付けてしまうなんて、初歩的なミスを犯す人ではありません。あなたの誤算は、今回のスタッフの中に「ケータイ刑事」にも携わったことのある優秀な人がいると知らなかったことですね」ということで、「ケー刑事」のスタッフさんをしっかりと持ち上げることも忘れません。(この辺りは、今回の脚本を書いたのが佐々木浩久監督ということもあるのでしょうね)

事件解決後、緑山スタジオを後にする雷ちゃんとトミー。ナレーションは「探検隊」調のもので「こうして川渕浩探検隊隊長殺害事件の謎は、銭形雷の活躍によって解決された。だが、緑山オープンスタジオに残る謎は残されたままだ。暗黒のジャングルの中で見た巨大遺跡は一体いつの時代に建設されたものなのか。そしてウラリコブラによって噛まれた雷の足は?」と続く。が、ここで雷ちゃんが振り返り、カメラ目線で「もう、ドキュメントはなしです、「ケータイ刑事 銭形雷」はドラマなんですから」とアピールする雷ちゃん。しかしトミーは「氷曜スペシャル」のステッカーを胸に貼っていて「私はね、この秘境の地・緑山をもう少し探検したくなった」と言うと、雷ちゃんに署に戻って一週間の休暇願を出しといてくれ、と頼み、緑山スタジオの中に戻って言ってしまう。呆れ顔の雷ちゃんは「約束の焼き芋、まだじゃないですか...」とむくれ顔。(でも、最後はわーい(嬉しい顔)笑顔を見せてくれました。)

雷ちゃんのキャラは、1st.1話から迷走して、随分と変わりましたが、今回で完全にちゃんに近づくことになりました。(まあ、弾けたということも出来ますが...)が、雷ちゃんのキャラはこれでようやく初期の呪縛から脱し、この路線で進んでいくことになります。この物語のBS-iでの放送当時は、2nd.シリーズのこともまだでしたが、2nd.シリーズのことを考えると、ちゃん化したのもそれに備えてのことのようにも思えます。(やっぱり「ケー刑事」はちゃんの存在が偉大ということです。)

尚、今回の物語では、内輪ネタということが多々出てきたため、賛否両論巻き起こるものなのですが、そういう声は殆ど無かったですね。やはり「・2nd.6話」では行きすぎたということをしっかりと学習していて、歯止めを掛けてあったのが良かったですね。逆に、今回の物語では、雷ちゃんが一番浮いた存在になっていて、これがまた面白いところでした。

次回は、第16話「推理王は誰だ? ~名探偵の助手殺人事件」である。普通は「推理王」にスポットを当てるだろうが、そうしないで「助手」というのも「ケー刑事」らしいところである。で、ボームズの助手、ボロンコの奥さんが登場するのだが、ミセス・ボロンコを演じている滝本ゆにさんがまた良い味を出してくれます。そして、「ケー刑事」ではOPのナレーションで有名な林和義さんもゲスト出演している。ということで、次回もとても楽しい物語です。

鑑識メモ。今回は実名でスタッフ大集合ということで、再度それらの名前を語る柴田束志。(井口監督が束志の肩をもんでいる...)で、「柴田束志VS大堀こういちの一人二役」ということを口にするけど、誰もまともに聴いていないようで...→「VS」の一人二役を見たいのは、誰でも「銭形雷VS小出早織揺れるハート」だと思うでしょう... それにしても鑑識メモまでもが「・2nd.6話」のノリの物語でありました。

 

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

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  • 出版社/メーカー:
  • メディア: おもちゃ&ホビー
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
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ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
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↓「黒川芽以STYLE」はこちらですが、現在は入手は困難な状況です。
ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (冬服タイプ)

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  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
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ケータイ刑事銭形泪・黒川芽以style (夏服タイプ)

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  • 出版社/メーカー: トライディア
  • 発売日: 2006/02/03
  • メディア: -
 
↓今回の元ネタ
水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊~野性の脅威・猛獣編~ 初回限定版DVD BOX

水曜スペシャル「川口浩 探検シリーズ」 川口浩探検隊~野性の脅威・猛獣編~ 初回限定版DVD BOX

  • 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
  • 発売日: 2006/03/29
  • メディア: DVD

未確認飛行生物UFC「スカイフィッシュ」

  • 作者: 並木 伸一郎
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2004/08/31
  • メディア: 新書
↓「殺人魚」ということで
殺人魚フライングキラー

殺人魚フライングキラー

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2007/02/16
  • メディア: DVD
 
↓「秘境」ということで
世界遺産夢紀行―大いなる秘境

世界遺産夢紀行―大いなる秘境

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2003/01
  • メディア: 大型本
世界秘境地図―どんな国?どうやって旅する?

世界秘境地図―どんな国?どうやって旅する?

  • 作者: インターナショナルワークス
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2004/07
  • メディア: 単行本
秘境

秘境

  • 作者: 谷口 雅宣
  • 出版社/メーカー: 日本教文社
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本
日本の秘境―人跡未踏?の秘境を訪ねる

日本の秘境―人跡未踏?の秘境を訪ねる

  • 作者: 大内 尚樹
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: ムック
誰でも行ける世界の秘境

誰でも行ける世界の秘境

  • 作者: 藤木 高嶺
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞社
  • 発売日: 1999/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓(ここが「秘境」なんですかねぇ?)

緑・青葉区―都筑区

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 昭文社
  • 発売日: 1993/10
  • メディア: -
↓今回のBGMにピッタリの「ゆけ!ゆけ!川口浩!!」が収録されています。
ベスト~エエトコドリ!

ベスト~エエトコドリ!

  • アーティスト: 嘉門達夫
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1996/08/21
  • メディア: CD
↓三原監督作品をいくつか
スキトモ

スキトモ

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD
あしたは きっと…

あしたは きっと…

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2001/09/21
  • メディア: DVD
モリノキオク (小野真弓初主演)

モリノキオク (小野真弓初主演)

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/02/26
  • メディア: DVD
↓こういう蛇は出てきませんでした。
ディスクアニマル05 ヘビ

ディスクアニマル05 ヘビ

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
RH28 仮面ライダー王蛇

RH28 仮面ライダー王蛇

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • メディア: おもちゃ&ホビー
↓一応これもピックアップしておきます。

風雲!たけし城 珍プレイ!好プ

  • 出版社/メーカー: ビデオメーカー
  • 発売日: 1991/04/25
  • メディア: ビデオ
↓これは大事な問題でもあります。
アレルギー体質は“口呼吸”が原因だった―ぜんそく・アトピー・花粉症

アレルギー体質は“口呼吸”が原因だった―ぜんそく・アトピー・花粉症

  • 作者: 西原 克成
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2001/08
  • メディア: 新書
化学物質過敏症―忍び寄る現代病の早期発見と治療

化学物質過敏症―忍び寄る現代病の早期発見と治療

  • 作者: 宮田 幹夫
  • 出版社/メーカー: 保健同人社
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本
アレルギー・免疫学シークレット

アレルギー・免疫学シークレット

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: メディカルサイエンスインターナショナル
  • 発売日: 2006/11
  • メディア: 単行本
テレビ―「やらせ」と「情報操作」

テレビ―「やらせ」と「情報操作」

  • 作者: 渡辺 武達
  • 出版社/メーカー: 三省堂
  • 発売日: 2001/03
  • メディア: 単行本

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GINO VANNELLI『NIGHTWALKER』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1980年に発表された彼の7th.アルバムである。本アルバムには、彼の代表曲の一つである名バラードの『Living Inside Myself』が収録されているということで、彼のキャリアの中でも必ず取り上げられるアルバムである。じっくりと聴かせてくれるボーカルと、エッジの切れた心地よいサウンドをたっぷりと聴かせてくれる名盤である。ということで、本アルバムは当然のように大ヒットを記録して、1981年のBillboard年間アルバム・チャートでも61位にランクインし、レギュラー・チャートでは最高位15位を記録している。

収録されている曲は以下の全8曲である。『Nightwalker』『Seek And You Will Find』『Put The Weight On My Shoulders』『I Believe』『Santa Rosa』『Living Inside Myself』『Stay With Me』『Sally (She Says The Sweetest Things)』。

この中からは、やはり『Living Inside Myself』である。この曲はBillboardのシングル・チャートで最高位6位を記録すると共に、1981年の年間シングル・チャートでも34位にランクインする大ヒット曲である。じっくりと、しかも情感豊かにたっぷりと聴かせてくれている一曲で、大人の鑑賞に堪える名曲である。その他の曲も秀作であり、『Nightwalker』』『I Believe』『Stay With Me』といった所もお薦めである。

前作「BROTHER TO BROTHER」が大ヒットしたことでA.O.R.の世界でもその名をしっかりとアピールした彼であるが、'80'sを迎えて、より濃密なボーカルを聴かせてくれるアルバムを生み出してくれた。A.O.R.と言っても、ちょっと毛色の違うA.O.R.であるが、ボーカルがお好きな方は前作と一味違う本アルバムもお気に入りになるだろう。彼を聴くのであれば、前作と共に本アルバムもじっくりと聴いてもらいたい所である。

 

Nightwalker

Nightwalker

  • アーティスト: Gino Vannelli
  • 出版社/メーカー: Arista
  • 発売日: 1999/01/05
  • メディア: CD


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GREG KIHN BAND『ROCKIHNROLL』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1981年に発表されたアルバムである。彼らはサンフランシスコ出身のバンドであり、1983年のアルバム「KIHNSPIRACY」と全米2位までチャートを上がった『Jeopardy』でブレークするが、本作はその大ヒットアルバムの前のアルバムであり、浮上のきっかけを掴んだアルバムである。シンセサイザーを取り入れて、聴きやすいサウンドを聴かせてくれている。また、本アルバムは、1981年のBillboard年間アルバム・チャートで58位、レギュラー・チャートでは最高位32位を記録して、彼らの名前も知られるようになった。(ここからブレークへの道が広がった。)

収録曲は以下の全10曲である。『Valerie』『The Breakup Song (They Don't Write 'Em)』『Womankind』『Can't Stop Hurtin' Myself』『Trouble In Paradise』『Sheila』『Nothing's Gonna Change』『Girl Most Likely』『When The Music Starts』『True Confessions』。

この中からは、『The Breakup Song (They Don't Write 'Em)』がシングル・カットされてヒットを記録し、Billboardのシングル・チャートでは最高位15位、1981年の年間シングル・チャートでは47位にランクインしている。(次に繋がるスマッシュ・ヒットとなった。)

筆者のお薦め曲は、シングル・ヒットした『The Breakup Song』も悪くはないのだが、そちらよりも『Womankind』『Can't Stop Hurtin' Myself』『Girl Most Likely』『True Confessions』というところをお薦めする。まだ、大ブレークする前ということで、意外と知られていないが、なかなか聴かせてくれる心地よいサウンドに満ちている。

同じウエスト・コーストでも、ロスとは違ったベイ・エリアであるシスコのスピリットに満ちたロックを聴かせてくれていて、これがなかなか良い味を出している。ということで、知名度が低いと言うことであまり注目されることがない本アルバムであるが、後のブレークを予感させるだけのものは詰まっている。'80'sロックのお好きな方であれば、一度はチェックしましょう。

 

Rockihnroll

  • アーティスト: Greg Kihn Band
  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 1994/07/21
  • メディア: CD


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やっぱり6代目ケータイ刑事? [ケータイ刑事]

佐々木浩久監督のブログ(1/23の記事)に、ちょっと気になることが書かれていた。「本当は4月からの新シリーズの頭を撮ることになっていたので…」とある。ということは、現在放送中の「恋する日曜日」の3rd.は1クールということで、3月末で終了と見て間違いないでしょう。(「恋日・ナビ」で、丹羽Pが「本数がない」と言っていたことから、1クールではないか?と感じましたが...)

この枠で「新シリーズ」と言えば、考えられるのは、やはり「ケータイ刑事」である。(「恋日・ニュータイプ」の2nd.とか、着目を変えた「恋日・4th.」や「文學の唄」のような「恋日」の新シリーズということも考えられるが、そうなると「恋日」が3作連続するということになるだけに、疑問符がつく。更に、「ケー刑事」でも「恋日」でもない全くの新シリーズという可能性も否定できませんが...)

また、「銭形雷・2nd.11話」の中で、雷ちゃんが「妹が...」と言っていただけに、6代目が誕生しないということはまずあり得ないでしょう。(当然、雷ちゃんも四姉妹でしょうから、8代目までは生まれるでしょう。)

更に、3/10からは「ケータイ刑事THE MOVIE 2」が劇場公開となる。このラストで6代目を匂わせておいて、4月から放送開始となって、颯爽とデヴューというのは大いに考えられることである。何せ、去年の「ケータイ刑事THE MOVIE」でも、ラストに次のケータイ刑事(つまり「銭形雷」)を匂わせていたが、劇場公開時には既にBS-iで「銭形雷」の放送は始まっていた。この点だけがちょっとケチが付けられる所であった。→こういう所は丹羽Pのことだから、ちゃんと考えるというのは当たり前である。

更に、大政絢さんのブログで、1/21に「あと何日かしたら大ニュース!?」という記事(1/21)で、「もう少しで今年の春のビックニュースをお知らせ出来ると思います(=^▽^=)」と記されてある。大政さんは「恋日・ニュータイプ」で「ケー刑事」のテストのような形(12話)で出演していたような所があるだけに、6代目の有力候補であることは疑う余地がない。

ということから、まもなく、4月から6代目ケータイ刑事」ということが発表されるのではないでしょうか?(大政さんは1991年の2月生まれ(筆者が7代目として目を付けている北乃きいさんが91年3月生まれであり、同じ学年)ということなので、夏帆ちゃんが91年6月生まれなので、学年は1つ上で、4月から高2となる。→(あおいちゃん)、(芽以ちゃん)の二人とほぼ同じ時期にケー刑事ということになる。)

尚、大政さんが6代目となったら、4代目の夏帆ちゃん、5代目の早織ちゃんに続いて、3代続けて同じ事務所からということになります。でも、クイーン女優の宝積さんをはじめ、「MOVIE 2」でもそうだし、この事務所とBS-i(丹羽P)との絆も強いですからねぇ~。

ここに記したのは、あくまでも推論であり、こういうことを考えていられる間の方が正直楽しいのですけどねぇ~。(でも、6代目が誕生するのは大歓迎です。)まあ、2月の下旬以降に発表されるのを待つということになりますけど...

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2003/05/22
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
  • メディア: DVD
ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/02/23
  • メディア: DVD

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